8段階の温度調整ができる電気ケトル、ティファール アプレシア ロック コントロール エコ 0.8L KO8418JP。ネット上では「沸くのが速い」「子どもがいるので安全機能がありがたい」といった高評価の口コミが多いものの、実際のところ評判どおりなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の電気ケトルとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行っているので、電気ケトル選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
ティファール アプレシア ロック コントロール エコ 0.8L KO8418JPは保温・温度調整ができ、沸騰スピードも速い商品です。22℃の水を500mL用意して実際に沸騰させると、2分54秒でお湯が沸きました。2分ほどで沸騰した上位商品と比較すると長めですが、高評価の基準とした3分をクリア。1,250W電力を消費するだけあって、評判どおりスピーディでした。
安全性に配慮されているのも魅力。空焚き防止・ロック機能が搭載され、評判どおり子どもが誤操作してやけどをするリスクを抑えられます。蒸気レスタイプではありませんが、同社の従来モデルに比べて蒸気の量をカットしているのも利点です。ただし、沸騰時の表面温度は72.2℃と高温になるため、使用中は本体に触れないようにしましょう。
使いやすい形状も好評です。実際に水を注いだモニターは「注ぎ口が三角形で、細くお湯が出るため狙いやすい」とコメント。比較したなかには注ぎ口が大きく狙いを定めにくい商品もあったのに対し、こぼすことも少ないでしょう。太いコの字型の持ち手も安定感がありました。
タッチパネルは、押すと電子音が鳴る設計。説明が書いてあるのでスムーズに操作できました。モニターからは「誤操作が気になる」という意見もありましたが、空焚き防止機能を備えているので誤って電源が入ることはありません。給湯ボタンは硬いものの、子どものいたずら防止には有効です。
唯一気になったのは本体の重さ。モニターは「ずっしりと重い」と回答しており、満水時には手に負担がかかるかもしれません。とはいえ、温度調整・60分間の保温などの機能も充実し、スムーズにお湯を用意できるのは魅力。税込12,800円(※執筆時点・公式サイト参照)と高価格帯ですが、納得の使いやすさでした。重さが気になるなら、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
スピーディにお湯を沸かせる電気ケトル。最近では保温や温度設定ができる商品や、デザイン性の高いものも増えており、選べるバリエーションが広がっています。
今回ご紹介するアプレシア ロック コントロール エコ 0.8L KO8418JPは、8段階の温度設定機能を備えたモデルです。電気ケトルや取っ手がとれるフライパンでおなじみ、ティファールから発売されました。
温度設定は、40・60・70・80・85・90・95・100℃の8段階。お茶やコーヒーなどをベストな温度で作れます。60分の保温機能もあるので、頻繁に沸かし直す必要がありません。
本体が倒れてもお湯がこぼれにくいロックや空焚き防止機能を搭載し、安全性にも配慮しています。蒸気レス構造ではありませんが、従来品(※)と比べて蒸気量を約50%カット。やけどのリスクを抑えています。底面には水あかが付着しにくいウルトラポリッシュを採用し、こまめなお手入れなしでも清潔を保ちやすいですよ。
アプレシア コントロール 0.8L(KO72*)
ボディカラーはシックなブラック。植物由来のバイオプラスチックを約60%使用し、環境に配慮した製品です(※)。
マスバランス方式による植物由来の資源を原料とする。製品に使用されているプラスチックの総重量に対するバイオプラスチックの重量割合。
フタは取り外し可能でお手入れも簡単。注ぎ口にカバーがついており、ホコリが入りにくいのもうれしいポイントです。本体サイズは以下をご参照ください。
<本体サイズ>
今回はティファール アプレシア ロック コントロール エコ 0.8L KO8418JPを含む電気ケトル全69商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、沸騰時間の短さを検証しました。
22℃の水を500mL用意。実際に商品を使ってお湯を沸かし、あっという間に沸騰するかどうかを確認します。スイッチが切れるまでの時間を測り、短いものほど高評価としました。
1,250Wのハイパワーで、評判どおりスピーディにお湯を沸かせました。詳しい検証結果は以下のとおりです。
500mLの沸騰時間は、高評価の基準の3分を切りました。2分ほどで沸く上位商品と比べると長めですが、比較したなかには4分近くかかる商品もあったことをふまえると十分満足できる水準です。満水時の沸騰時間は評価には含みませんが、同じ容量の電気ケトルと比べて標準的でした。
比較した結果、消費電力が1,300W以上の商品はとくに素早く沸かせました。本商品も1,250Wと電力消費が多いため、素早くお湯を沸かせます。スピード重視の人は目安にしてみてください。
次に、使いやすさを検証しました。
普段から電気ケトルを使っている男女10名がモニターとなり、実際に水を注いで使用感をチェック。重さ・注ぎやすさ・操作のしやすさなどを評価しました。
使いやすさもおおむね良好です。注ぎ口はくちばしのような形状。使用したモニターは「水が細く出るため、狙ったところに注ぎやすい」とコメントしました。持ち手はコの字型です。下が開いたオープンハンドルの商品と比べて手首を動かしにくいのが欠点ですが、太めでしっかり握れて注ぐときに安定感がありました。
一方で、本体が1,270gと重たいは気になるところ。モニターからは「ずっしりと手に重さがくる」という声があがっており、水をたくさん入れた状態で持つと手に負担を感じるでしょう。「重いため軽やかに水切れできない」と感じるモニターもいました。
比較した同じティファール製品のなかには、もっと軽い商品もありました。軽さを重視する人はチェックしてくださいね。
<注ぎやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
操作はタッチパネル式で、感度は良好です。一部のモニターからは「ふと触れた場合の誤操作が不安」といった声もあがりましたが、押すとピッと音が鳴るので押したことはわかりやすいでしょう。
実際の操作もスムーズに行えました。比較したなかには記号・数字のみの説明しかない商品もありましたが、文字で説明されています。モニターからも「操作などに問題はない」と好評です。調節した温度は液晶画面にデジタルで表示され、視認性に優れていました。
本体のフタには、給湯のロックボタンだけが配置されています。モニターからは「ボタンの押し心地が硬い」という声もあがりましたが、子どもが誤って押しにくいのはメリットです。
コメントは一部抜粋
最後に、安全性の高さの検証です。
実際に商品を手に取って、安全に使えるかをチェック。ボタンロック機能・空焚き防止機能・水蒸気レス機能の有無や、沸騰させると本体の温度が熱くならないかを確認しました。
フタにボタンロック機能を搭載しているなど、安全性に関する基本の機能を備えていて、評価は上々でした。検証結果は以下のとおりです。
比較した商品にはフタを乗せるだけのものもありましたが、こちらはロックボタンが上がっていれば本体が倒れてもお湯がこぼれにくい構造です。さらに、空焚き防止機能も備えています。実際に使ったモニターからはタッチパネルの誤操作を心配する声があがりましたが、中身が空のまま電源が入ることはありません。
上位商品に多かった水蒸気レス機能ではないものの、メーカーの売りである省スチーム設計は魅力のひとつ。従来品より蒸気量は約50%削減したと謳っていて、やけどのリスクを抑えられています。
ただし、評判どおり転倒・水蒸気によるやけどのリスクは軽減されている一方で、沸騰時の本体の表面温度は72.2℃と高めでした。やけどをしにくいとされる45℃を大きく上回っています。本体が熱くなるので、子どもの手の届く範囲には置かないほうがよさそうです。
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ティファール アプレシア ロック コントロール エコ 0.8L KO8418JPは、ティファールの公式オンラインショップで購入可能。公式ショップ限定で保証が1年延長となる特典があります。
そのほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトでも販売されています。値段は取扱店舗によって異なるので、お得に買えるところを探してみてくださいね。
通常のお手入れは、水でよくすすいでから乾いた布で水分を拭きとるだけでOKです。内側に汚れが目立ってきたら、クエン酸を使ってお手入れをしましょう。
<お手入れ方法>
①水を満水まで入れ、市販のクエン酸(15g程度)を加えてかき混ぜる最後にスムーズにお湯が沸き、重さが負担になりにくい商品をご紹介します。
タイガー魔法瓶の蒸気レス電気ケトル PTQ-A100は、500mLの水を2分14秒と沸かすパワーが魅力です。蒸気がほぼ出ないうえ、ボディが二重構造で沸騰時の表面温度も約43℃と熱くなりすぎません。重量は1kg前後と重すぎず、注ぐのも楽ちん。50~100℃の間を10℃単位で温度調節が可能です。
タイガー魔法瓶の蒸気レス電気ケトル<6SAFE+>は、重さ1kgを下回る商品。500mLの水は2分19秒とスピーディに沸騰しました。ロック・本体二重構造・蒸気レスなど安全機能も充実しており、小さい子どものいる家庭にもぴったりです。温度調節機能はありませんが、手に取りやすい価格ですよ。
容量 | 1.0L |
---|---|
500mLの沸騰時間(実測値) | 2分49秒 |
注ぎ口形状 | 三角口 |
本体二重構造 | |
転倒湯漏れ防止構造 | |
フタ取り外し可能 |
良い
気になる
消費電力 | 1,300W |
---|---|
ハンドル形状 | オープンハンドル |
温度調節機能 | |
保温の設定温度 | |
1℃単位の温度設定可能 | |
カルキ抜き機能 | |
目盛り付き窓 | |
茶こし付き | |
コードの長さ | 1.3m |
幅 | 15.4cm |
奥行 | 26.4cm |
高さ | 23.0cm |
タイガー魔法瓶 PTQ-A100の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
容量 | 1.0L |
---|---|
500mLの沸騰時間(実測値) | 2分42秒 |
注ぎ口形状 | 三角口 |
本体二重構造 | |
転倒湯漏れ防止構造 | |
フタ取り外し可能 |
良い
気になる
消費電力 | 1,300W |
---|---|
ハンドル形状 | コの字型 |
温度調節機能 | |
保温の設定温度 | |
1℃単位の温度設定可能 | |
カルキ抜き機能 | |
目盛り付き窓 | |
茶こし付き | |
コードの長さ | 1.3m |
幅 | 14.8cm |
奥行 | 22.3cm |
高さ | 21.4cm |
タイガー魔法瓶 蒸気レス電気ケトル<6SAFE+> PCJ-A102をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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