CANON PIXUS TS5430を徹底レビュー!実際に使用してわかったよい点・気になる点は?
スマホと組み合わせて使うことを前提に開発されたスマホフレンドリーなインクジェットプリンター、CANON PIXUS TS5430。ネット上では「文字印刷のクオリティが高い」と評判です。しかし「インクが高くランニングコストがかかる」との口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
- ランニングコストの安さ
- 使いやすさ
- 写真印刷のきれいさ
- 文章印刷のきれいさ
- 印刷の速さ
- 静音性
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のインクジェットプリンターとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、インクジェットプリンター選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

テレビ・プロジェクターなどの映像家電や、ノートパソコンやプリンターなど家電全般の比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。キャリブレーションソフトを用いたテレビ・プロジェクターの画質測定を設計したり、ノートパソコンのベンチマークテストに取り組んだりしてきた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています

【結論】時々プリンターを使いたい人に。本体価格が安く、写真・文書印刷の品質もよい
文章もきれいに印刷。画数の多い文字も一般的によく使う11pt以上のサイズであれば潰れにくく、「文字印刷のクオリティが高い」との口コミにも頷けました。機能面でも、スマホ印刷・A4用紙の自動両面印刷・自動電源オン機能など便利な機能を搭載。モニターがあり、不具合時の対応がしやすい点も評価につながりました。
サイズがコンパクトで設置がしやすいのもメリット。給紙時のモーター音は気になるものの、稼働音は最大63.40dBとそれほどうるさくありません。カラー印刷の速度は比較した全商品の平均を上回る速さだったので、年賀状印刷に使いたい人に向いています。一方、モノクロ印刷や写真印刷はスピーディとまではいえません。
また、A4カラー印刷1枚あたり約27.4円と、比較したなかには20円以下のものもあったなか少し高め。口コミの指摘どおりランニングコストはかさみます。とはいえ、コンビニで印刷するよりは安価です。加えて、本体価格が税込13,750円(※2024年9月時点・公式サイト参照)とお手頃なのも見逃せません。
必要十分な機能が備わっており、写真・文章印刷も十分満足のいく仕上がりなので、たまにしか印刷しない人にとっては有力な候補となるでしょう。しかし印刷頻度が多い人は、よりランニングコストが安い商品を選んだほうが長い目で見るとお得です。
<おすすめな人>
- 印刷頻度は少なめだが、印刷品質は重視したい人
- 本体価格が安いモデルを探している人
- コンパクトで設置しやすい商品がほしい人
<おすすめできない人>
- プリンターの使用頻度が高く、ランニングコストを抑えたい人
mybestが選ぶおすすめはこちら!各検証No.1アイテムをご紹介
CANON PIXUS TS5430の購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
CANON PIXUS TS5430とは?

検証してわかったよい点・気になる点をもとに向いている人を詳しく解説!

検証のポイント
- ランニングコストの安さ1
ランニングコストに優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「毎日使ったとしても印刷コストが気にならない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。2024年9月30日時点の情報をもとに検証を行なっています。
- 使いやすさ2
使いやすさが十分な商品としてユーザーがとても満足できる基準を「さまざまな印刷方法・用紙に対応しており、なおかつ印刷が簡単な商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。2024年9月30日時点の情報をもとに検証を行なっています。
- 写真印刷のきれいさ3
マイベスト家電チームマネージャーである久我和真が、以下の方法で各商品の検証を行いました。2024年9月30日時点の情報をもとに検証を行なっています。
- 文書印刷のきれいさ4
きれいな文書が印刷できる商品としてユーザーがとても満足できる基準を「小さな文字や複雑な文字でも掠れや滲みがなく、読みやすい文字が印刷できている商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。2024年9月30日時点の情報をもとに検証を行なっています。
- 印刷の速さ5
印刷の速さが十分な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「印刷ボタンを押せば、待たされることなくすぐに印刷が終わる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。2024年9月30日時点の情報をもとに検証を行なっています。
- 静音性の高さ6
静音性の高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「プリント中に会話をしても印刷音が気にならない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。2024年9月30日時点の情報をもとに検証を行なっています。
すべての検証は
マイベストが行っています

CANON PIXUS TS5430のよい点は7つ!

コンビニで印刷するよりは安く済む。たまに印刷したい人におすすめ

ランニングコストはA4カラー印刷1枚あたり約27.4円と、コンビニで印刷するよりは安く抑えられます。検証項目には含みませんが、大容量インクを購入した場合のコストは1枚約20.4円とよりリーズナブルに。また、L判フチなし写真1枚あたりのコストは、標準インクで約35.2円・大容量インクで約30.2円です。
比較した半数以上の商品がA4カラー印刷1枚あたり20円以下だったなかやや高く、口コミで「ランニングコストがかかる」と指摘されていたとおりです。とはいえ、本体価格が低価格であることをふまえると許容範囲内。日ごろから大量に印刷する人には向きませんが、たまに印刷する程度の人であれば十分選択肢となるでしょう。
なお、インクカートリッジはカラー3色が一体型・ブラックのみ別で、型番はBC-361/BC-360。公式オンラインショップでの価格は以下のとおりです。
<インクカートリッジ>
- ブラック(標準容量):税込2,330円
- ブラック(大容量):税込3,540円
- 3色カラー(標準容量):税込2,600円
- 3色カラー(大容量):税込3,460円
価格は2024年9月時点・CANON PIXUS公式オンラインショップ参照
液晶モニターつきでエラーに対応しやすい。多機能ではないが、両面印刷対応で作業効率はよい

自動電源オン機能が備わっているので、手動で電源を入れる手間もかかりません。また、比較した一部商品にはなかった液晶モニターを搭載しているのも利点。タッチ操作には対応していませんが、エラーが発生した際にも表示される情報で状況を把握でき原因を特定しやすいでしょう。
一方、ハガキの自動両面印刷はできず、複数の原稿を自動的に取り込んでスキャンするADF機能も非搭載。SDカードを使っている人はデータをスマホなどに移行する手間がかかります。しかしメーカーが「スマホフレンドリー」と謳うだけあってLINE・Google Drive・OneDrive・boxなどの豊富なクラウドと連携できて便利。詳細は以下のとおりです。
- 手差しトレイ|〇
- 液晶モニター|タッチ操作できない
- 同時セットできる用紙の種類|2種類
- クラウドプリント|〇
- スマホ対応|〇
- Air Print|〇
- スマートスピーカー|〇
- QRコード|〇
- Wi-Fiダイレクトプリント|〇
- Mopria|〇
- NFC対応|×
- A4用紙対応|自動両面印刷できる
- ハガキ対応|自動両面印刷できない
- ADF対応|×
- ディスクレーベルプリント|×
- SDカードスロット|×
- 自動電源オン機能|〇
どの写真も色の再現度が高い。解像感が高く、細かな色の違いも表現できている

比較したなかには、発色が暗かったり白飛びしたりと不自然なものもあったことをふまえると、十分満足できるレベルです。年賀状の細かな模様も精細に表現できました。


紅葉の写真は枝の細かいところや影など繊細な色の違いもしっかり表現できている点が印象的。比較した商品には色褪せているように感じたり、リアルさに欠けるものもありましたが、こちらは意図した色に近いものが出力できていると感じました。
鮮やかな色合いで、発色の美しさが光る申し分ない仕上がり。年賀状や思い出の写真をきれいに残したい人には、よい候補となるでしょう。
ランニングコストの高さは気になるものの、写真印刷がきれいで本体価格も約10,000円と低価格帯です。年賀状の印刷だけしか使用しない人や、年に数回しか使用しない人はこれを選びましょう。
文書印刷もきれい。一般的によく使う文字サイズなら、ほとんど潰れない

比較したなかには文字サイズが大きくても掠れや滲みが生じたものもあったのに対し、本商品はとくに白抜き文字がきれいでした。「文字印刷のクオリティが高い」との口コミにも納得です。資料やレポートを印刷しても、文字が見にくいと感じる可能性は低いでしょう。
カラー印刷が速い。モノクロの文書印刷は比較したなかではやや遅い

一方、モノクロ印刷10枚は平均109.7秒・写真印刷5枚は平均218.7秒と、やや時間がかかる結果に。とくに写真の印刷には待ち時間が多く発生するため、印刷量が少ない人向きといえそうです。一度に大量に印刷する場合は、時間に余裕を持って作業するとよいでしょう。
稼動音の大きさは許容範囲。給紙のときはモーター音が気になった

最も音が大きいタイミングでも声を大きくすれば会話ができるでしょう。別の部屋などで使う場合であれば、あまり気にならないレベルです。
コンパクトなプリンターがほしい人におすすめ。置き場所を選びにくい

本体サイズは幅403×奥行き315×高さ148mmと、比較した商品内でもコンパクトです。置き場所を選びにくいサイズなので、ごちゃつきやすいパソコンやデスクまわりでもすっきり収納できるでしょう。
CANON PIXUS TS5430の気になった点は?

デメリットはないのか確認したところ、とくに気になる点はありませんでした。インクジェットプリンターを探している人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
CANON PIXUS TS5430の詳細情報
キヤノンPIXUS | TS5430 | TS54302021/10/14 発売
2021/10/14 発売
| インクタイプ | 一体型インクカートリッジ |
|---|---|
| 色数 | 4色 |
| プリントの最大用紙サイズ | A4 |
| ADF機能 | |
| A4カラー文書印刷コスト(標準) | 約27.4円 |
- 印刷スピード(モノクロ)
- 約109秒/10枚
- 印刷スピード(カラー)
- 約110秒/10枚
- 印刷スピード(ハガキ)
- 約218秒/5枚
- 稼動音
- 約63.4dB
- 自動両面印刷
- 対応(ハガキ非対応)
良い
- 低価格ながら、印刷品質が高い
- 静音性も優れている
- 自動電源オン機能を搭載しており、使い勝手がよい
気になる
- 比較した商品のなかではランニングコストが高い
- タッチ操作とハガキの自動両面印刷には非対応
| 幅 | 403mm |
|---|---|
| 奥行 | 315mm |
| 高さ | 148mm |
| 重量 | 約6.3kg |
| 給紙トレイ | 手差しトレイ、カセット1段 |
| 解像度 | 4800×1200dpi |
| SDカードスロットあり | |
| 自動電源オン機能 | |
| 最大給紙枚数(普通紙) | 100枚 |
| 最大給紙枚数(ハガキ) | 40枚 |
| 液晶ディスプレイ付き | |
| タッチパネル対応 | |
| クラウドプリント対応 | |
| スマートスピーカー対応 | |
| QRコード対応 | |
| ディスクレーベルプリント機能 | |
| Mopria対応 | |
| フチ無し印刷可能 | |
| Wi-Fi対応 | |
| スマホ対応 | |
| NFC対応 | |
| AirPrint対応 | |
| 消費電力 | 19W |
印刷開始までの待ち時間だけが残念


初キャノン

印刷が早いです
CANON PIXUS TS5430の価格比較
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
- 17,800円(最安)販売価格:7,800円ポイント:0円相当送料要確認
- 813,761円(+5,961円)販売価格:13,761円ポイント:0円相当送料無料ひかりTVショッピングYahoo!店(15,228件)4.58ひかりTVショッピングYahoo!店(15,228件)4.58
- 2615,950円(+8,150円)販売価格:15,950円ポイント:0円相当送料無料総合通販PREMOA Yahoo!店(10,618件)4.63総合通販PREMOA Yahoo!店(10,618件)4.63
- 2916,230円(+8,430円)販売価格:16,230円ポイント:0円相当送料無料PC&家電CaravanYU Yahoo!店(38,968件)4.39PC&家電CaravanYU Yahoo!店(38,968件)4.39
- 3416,460円(+8,660円)販売価格:16,460円ポイント:0円相当送料無料MAXZEN Direct Yahoo!店(1,014件)4.59MAXZEN Direct Yahoo!店(1,014件)4.59
- 7121,970円(+14,170円)販売価格:21,970円ポイント:0円相当送料無料DIY FACTORY ONLINE SHOP(40,367件)4.50DIY FACTORY ONLINE SHOP(40,367件)4.50
CANON PIXUS TS5430が向いていない人におすすめのインクジェットプリンターは?
ここでは、CANON PIXUS TS5430のほかにも魅力的な商品をご紹介します。ランニングコストを抑えられる商品もあるので、ぜひチェックしてくださいね。
写真印刷の美しさにこだわるなら、キヤノンのPIXUS XK120がおすすめ

カラー印刷のランニングコストは1枚あたり約4.1円と安く、経済的なのも利点。複雑な漢字を印刷しても掠れや滲みはほとんどなく、文書印刷も得意です。クラウドプリント・スマホ・QRコードプリントなど機能面も十分。液晶モニターを搭載しているため、エラー対応がしやすいでしょう。
加えて、印刷スピードも許容範囲。稼働音もさほど気にならないため、家庭用のプリンターを求めている人にはよい候補となりますよ。
本体価格もランニングコストも抑えたいなら、ブラザー DCP-J928Nをチェック!

比較した商品内では珍しくNFCに対応しているため、対応するスマホがあれば交通系ICのようにタッチするだけで印刷が可能。液晶モニターはタッチ操作が可能で、A4用紙やはがきの自動両面印刷にも対応しています。効率的に印刷できるうえに、印刷速度もスピーディでした。
価格面でも操作面でも、手軽に使える点が魅力です。文字の印刷では「鷹」の漢字に掠れや滲みが見られたものの、読み取りは問題なく行えます。ただし写真印刷では、鮮やかな発色だった一方で、解像度がやや低めでした。写真印刷メインで使うには物足りなさを感じる可能性があります。
CANON PIXUS TS5430はどこで買える?
CANON PIXUS TS5430は、公式オンラインショップで販売中です。価格は税込13,750円(※2024年9月時点)。カラーは、検証で使用したホワイトのほかにブラック・ピンクから選べます。
また、楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazonなどの大手ECショップでも販売中です。ポイントなどを使うとよりお得に買える場合もあるので、よく使うサイトがある人は検索してみてはいかがでしょうか。
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