AQUA 冷凍庫 AQF-GF20CJをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

今回検証したなかでも、庫内温度はトップクラスに安定しています。検証では-18℃に設定していましたが、霜取り機能の稼働中を除いて、まったく温度がブレませんでした。

適切な冷たさをしっかりとキープできるので、生鮮食品などの長期保存にも適しています。

ドア開閉時の温度維持力も優秀です。1分間ドアを開けっぱなしにしても、わずか4分ほどで元の温度に戻りました。

冷却スピードが速いので、頻繁に開け閉めする場合でも食品の劣化を抑えられるでしょう。

鮮度保持力も高評価を獲得。冷凍すると水分が失われやすいとされるナスでも、重量変化をわずか-3.34%に抑えられました。検証では-12%以上水分が減ってしまった商品もあるなかで、その差は歴然です。

レタスは-5.78％減少しましたが、ブロッコリーやトマト・ほうれん草も水分減少率は0～2％程度。大幅に水分が失われた野菜はありませんでした。野菜の種類を問わず、しっかりと鮮度を保てています。

操作性は申し分ありません。ドアがやや重いのは気になりますが、タッチパネル式なので操作はスムーズ。急冷機能・ドアのロック機能・開けっぱなし防止のドアアラームなど、あると便利な機能も備っています。

温度調節は-24〜-16℃・0〜5℃まで幅広く対応しており、食材にあわせて温度を変えられるのもうれしいポイント。冷蔵庫としても使えて便利ですね。

収納性も良好です。上・中段で使えるバスケットが計4つ付属しており、細々とした食品や小分けにした食材もきれいに収納できました。バスケットを取り外せば、庫内を一気に見渡せます。

一番下には移動可能な仕切りプレートがついており、大きめのピザや袋物の食品を立てて収納するときに便利。195Lと大容量ながら、庫内を整理しやすいのが魅力です。

電気代は年間8,640円とやや高めでした。全体平均が約8,042円*だったので、600円ほど上回っています。

今回検証したなかで最も料金が安かった商品（執筆時点）は年間5,200円ほどでしたが、容量102Lとコンパクトなモデルです。一般的に冷凍庫の電気代は容量に比例するため、195Lと大容量の本商品はどうしても高くなります。容量からみれば妥当な金額でしょう。