ハサミとナイフがひとつになった断ち切りバサミ形状が特徴の、レミー ナイフなハサミ。インターネット上では「刃の角度が使いやすい」「分解して簡単に洗える」と評判ですが、実際のところ口コミどおりなのか気になりますよね。
そこで今回は、レミー ナイフなハサミを含むキッチンバサミ全36商品を実際に使ってみて、切れ味のよさ・使いやすさ・手入れのしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
レミー ナイフなハサミは、ナイフとしても使える切れ味のよい商品をお探しの人におすすめです。切れ味に優れたステンレス刃で、実際に試すとどんな食材もスムーズにカット。比較した商品には、鶏もも肉のカット時に皮と身が滑って苦戦していたものもあったなか、ギザ刃加工を施した刃が食材をしっかり捉えていました。
カーブ刃によって小回りが利きやすいため、万能ネギも細かく刻めます。3枚に重ねた昆布を切る際にはやや力がいりましたが、硬い食材のカットも問題なし。「刃の角度が使いやすい」という口コミどおりの結果です。分解してナイフとして使えば、さらに活用できる幅が広がりますよ。
ワンタッチで分解できるため、お手入れも簡単です。比較した商品には分解できず、交差部分に汚れや水気が溜まりやすいものもあったなか、「分解して簡単に洗える」という口コミどおり。衛生面が気になる人にもうってつけです。
樹脂製のハンドルのフィット感も良好。比較したなかには、200gと重く手に負担を感じやすい商品もあったのに対し、約73gと軽量で長時間でも使いやすいですよ。ただし、全体的に小ぶりなサイズのため、手が大きい人だと扱いにくいでしょう。簡単に分解できる反面、使用中に外れやすい点も気がかりです。
1本でハサミ・ナイフの2通りの使い方ができ、バーベキューやキャンプでも重宝するアイテムですが、手が大きめの人はほかの商品もチェックしてみてくださいね。
レミー(remy)は、人気料理家の平野レミさんがプロデュースするメーカー。画期的なアイデアで使いやすさにこだわったキッチンアイテムを数多く展開しています。
今回ご紹介するナイフなハサミは、その名のとおりナイフとハサミが一緒になったキッチンバサミ。分解するとナイフとしても使えます。刃はステンレス製で、食材を捉えるためのセレーテッドエッジ(ギザ刃)加工済み。刃物の町として知られる、岐阜県関市の技術が活用されています。
裁縫用の断ち切りバサミの形状から着想を得た「カーブ刃」も特徴。お皿やトレーの上でも食材を切りやすいよう工夫されています。デザイン性と機能性を兼ね備えたつくりが評価され、発売と同年の2018年にはグッドデザイン賞に輝きました。
本体サイズは全長18.5cm、重量約73g。包丁とハサミをそれぞれ用意する必要がないため、キャンプなどのアウトドアにも便利です。本体は分解できるため、すみずみまで洗いやすく衛生的に使用できるでしょう。
今回は、レミー ナイフなハサミを含むキッチンバサミ全36商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証の内容は以下のとおりです。
最初に、切れ味のよさの検証です。
形状や硬さの異なる鶏モモ肉・万能ネギ・3枚重ねた昆布を実際にカットし、ストレスなく切れ、食材の切り口がきれいなものを高評価としました。
実際に使用したところ、切れ味はおおむね良好。やわらかい鶏モモ肉は、ギザ刃加工によってしっかりと刃が入りました。比較した商品には皮が滑ってしまうものもあったなか、メーカーの謳い文句どおり食材を捉えて離しません。
万能ネギも細かく切れます。「刃の角度が使いやすい」と口コミにあったように、カーブ刃によって小回りが利きやすい点も魅力。細かいものを切る作業にもうってつけでしょう。
刃の素材は、今回の比較で切れ味がよい傾向があったステンレス。本体が華奢なつくりなので、昆布を切る際は少し力が必要でしたが、さほど苦労せずカットできました。刃に力をこめやすく切れ味もよいため、食材との相性を選びにくいですよ。
続いて、使いやすさの検証です。
本商品を正しい持ち方で持ち、鶏モモ肉・万能ネギ・昆布をカットしたときの握りやすさや、開閉のしやすさをチェックしました。
実際に使用すると、指3本がハンドルの穴にちょうどよく収まり、フィット感は良好でした。
比較した商品にはハンドルまで金属製で、重量200gを超えるものもあったなか、約73gと軽いのも魅力。樹脂製のハンドルはさほどやわらかくないものの、手への負担が少なく、長時間使っても疲れにくいでしょう。
サイズは、全長18.5cm・刃渡り9.5cmと小ぶり。小回りが利きやすいのは利点ですが、手が大きい人だと窮屈に感じる場合があります。手の大きさ・用途によって自分の使いやすいサイズを選んでみてくださいね。
最後は、手入れのしやすさの検証です。商品を実際に洗浄し、洗いにくい箇所がないかチェックしました。
ワンタッチで上下の刃が外せるため、「分解して簡単に洗える」との口コミどおり、すみずみまで楽に洗えました。比較した商品のなかには、交差部分のネジに汚れが溜まりやすいものも。本商品は交差部分もシンプルな形状で洗いにくい箇所もなく、清潔を保ちやすいでしょう。
簡単に分解できる分、調理中に外れてしまわないよう注意しながら使ってくださいね。
レミー ナイフなハサミは、公式サイトで購入できます。価格は執筆時点で、税込3,047円(公式サイト参照)。ナイフとハサミの2wayで使えて便利なので、ぜひチェックしてみてください。
また、楽天市場・Amazonなどの大手ECサイトでも販売されています。普段使い慣れている、利用しやすいサイトから購入するのもよいでしょう。
キッチンバサミを長く使うためには、使用後に必ず洗うことが大切です。水気をそのままにしておくとサビの原因となるので、洗い終わったあとは水気をしっかりふき取り、風通しのよい場所で乾かしましょう。
引き出しに収納しておくと湿気が原因でサビてしまう可能性もあるため、フックなどに吊り下げて収納するのがおすすめですよ。
最後に、手の大きい人でもフィットしやすいサイズのキッチンバサミをご紹介します。
金鹿工具製作所 みまつ キッチン鋏は、金属製ハンドルでありながらフィット感の高い商品。全長20.5cmと汎用性が高く、分解して丸洗い・煮沸消毒可能で手入れも簡単。切れ味にも優れており、包丁の代わりとしても使用できるため、すべての人におすすめできる優秀な一品です。
開閉がとてもなめらかで扱いやすいのは、ビクトリノックスのキッチンハサミ。全長20.2cmと食材を問わず切りやすいサイズで、実際に使うと、安定した切れ味を発揮。鶏肉も硬い昆布にも、スッと刃が入りました。分解はできませんが、洗いにくい箇所がなく、お手入れも簡単です。
分解可能 | |
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食洗機対応 |
良い
気になる
幅 | 8.7cm |
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全長 | 20.5cm |
厚さ | 0.8cm |
重量 | 145g |
刃の素材 | ステンレス鋼 |
持ち手の素材 | 亜鉛ダイカスト(クロムメッキ) |
栓抜き機能 | |
ボトル開閉機能 | |
缶開け機能 | |
うろこ取り機能 | |
皮むき機能 | |
くるみ割り機能 | |
カーブ刃 |
金鹿工具製作所 みまつ キッチン鋏 取り外しをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
サイズ | 約20.2×7×1.5cm |
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重量 | 88g |
刃渡り. | 9.5cm |
刃の素材 | ステンレススチール |
持ち手の素材 | ポリプロピレン(PP),ポリアミド |
分解可能 | |
栓抜き機能 | |
ボトル開閉機能 | |
缶開け機能 | |
うろこ取り機能 | |
皮むき機能 | |
くるみ割り機能 | |
ギザ刃 | |
カーブ刃 | |
食洗機対応 | |
対応している利き手 | 不明 |
両利き用 |
ビクトリノックス キッチンハサミをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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