キーコーヒー インスタントコーヒー スペシャルブレンドをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
手頃な価格でおいしく飲めると話題の、キーコーヒーのインスタントコーヒー スペシャルブレンド。インターネット上でも高評価の口コミが多い一方、「香りがうすい」「うま味がない」という気になる評判も存在し、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか？
そこで今回は、キーコーヒーのスペシャルブレンドを含むインスタントコーヒー18商品を実際に飲んで、コーヒーのおいしさ・溶けやすさ・一杯当たりの価格を比較してレビューしたいと思います。購⼊を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね！
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
【総評】香りと酸味のクオリティはあと一歩だが、一杯当たりの価格の安さは魅力
キーコーヒーのスペシャルブレンドは、一杯当たり8円と手頃な価格で飲める点が魅力。1日に何杯も飲むという人や、コスト重視の人に好適です。
お湯にさっと溶け、粉残りも問題ありません。時間のない朝も手早く飲めるのはうれしいですね。
味は、全体のバランスがよく比較的飲みやすいといえます。しかし、本格的なコーヒーの風味を求める人には、やや物足りない印象です。香りと酸味の質が上位商品には及ばず、評価は伸び悩みました。
また、開封して2週間経ったものは酸味が目立ちます。香りもコーヒーらしさが低減し、どこか味気なく感じました。開封後は早めに飲み切るのがおすすめですよ。
キーコーヒー インスタントコーヒー スペシャルブレンドとは
キーコーヒーは、創業100年を迎えた日本のコーヒーに関する総合企業です。製造・販売だけではなく農園事業なども行い、日本のコーヒー文化の発展に大きく貢献してきました。
今回ご紹介するスペシャルブレンドは、酸味と苦みのバランスのよさを売りにしたインスタントコーヒーです。
原料には、ベトナムとメキシコのコーヒー豆を使用。
さらにフリーズドライ製法で、コーヒーの豊かな香りを逃さないよう工夫しています。
おいしく淹れるための割合は、コーヒー2gに対しお湯約140mlです。
またカフェオレを作る際には、お湯と温めた牛乳の割合を1:1にするとよいですよ。
容量は90g。1瓶で約45杯抽出可能です。
詰め替え用も販売されているので、2回目以降はそちらも検討してみてください。
スペシャルブレンドはインスタント以外にも、レギュラーコーヒーやドリップタイプなどを展開しています。
手軽さ・味わい・コストなど、何を重視するかで選ぶとよいでしょう。
さらにキーコーヒーはほかにも、コク深い深煎りタイプや水や冷たい牛乳に溶かせるタイプなど、数種類のインスタントコーヒーを展開しています。
ぜひあわせてチェックしてみてくださいね。
実際に使ってみてわかったキーコーヒー インスタントコーヒー スペシャルブレンドの本当の実力！
今回は、キーコーヒーのスペシャルブレンドを含むインスタントコーヒー全18商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。それぞれの検証で1～5点の評価をつけています。
検証①：コーヒーのおいしさ
検証②：溶けやすさ
検証③：一杯当たりの価格
検証① コーヒーのおいしさ
まずは、おいしさの検証を行います。
開封後すぐに淹れたコーヒーと、開封後2週間保管したあとに淹れたコーヒーをそれぞれ試飲。香り・甘み・苦み・酸味・コクを軸に、味わいの全体的なバランスをチェックしました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
- バランスが悪い
- ややバランスが悪い
- 普通
- ややバランスが良い
- バランスが良い
バランスは悪くないが、香りと酸味の質があと一歩
おいしさの評価は2.1点でした。香りは比較的強めで、かすかに醤油を思わせるような風味が特徴です。
全体的にバランスがよく誰でも飲みやすい味わいですが、香りと酸味に上位商品ほどのクオリティが感じられないという結果に。評価は伸び悩んでしまいました。
また、開封して2週間経ったものは、酸化によって酸味が目立ちます。香りに関してもコーヒーらしさが低減し、少々残念な印象です。
開封後はできるだけ早く、飲み切ることをおすすめします。
検証② 溶けやすさ
次は、溶けやすさの検証です。
カップにコーヒーを入れ、沸騰したてのお湯を注ぎます。その後10秒ほどかき混ぜたあと、どれくらい底に粉が残っているかをチェック。検証商品の平均沈澱量を3点とし、そこから加点・減点する方式で評価しました。
溶けやすさは問題なし。簡単かつスピーディにコーヒーが淹れられる
溶けやすさの評価は3.0点です。検証した商品はどれもきれいに溶けたため、すべて同じ点数になりました。
お湯でさっと溶かすことができ、粉残りも特段気になりません。時間に余裕がないときでも、素早くコーヒーを淹れられますよ。
検証③ 一杯当たりの価格
最後は、一杯当たりの価格を検証します。
メーカー推奨のレシピから一杯当たりの価格を算出しました。なお今回は、2021年5月時点の価格で計算しています。
この検証での評価は、以下のようにつけました。
- 30円以上
- 30～21円
- 20～11円
- 10～5円
- 5円未満
1杯8円とリーズナブルなので、コストが気になる人におすすめ
価格の評価は、4.0点。比較したもののなかには一杯56円と高価なものもありましたが、この商品は一杯当たり8円です。手頃な価格で、高評価を獲得しました。
コストを重視する人におすすめです。また、家族みんなで飲むという人にもよいでしょう。
キーコーヒー インスタントコーヒー スペシャルブレンドの価格比較
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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味わい重視なら、こちらをチェック
最後に、おいしさの評価が高かった商品をご紹介します。
ちょっと贅沢な珈琲店 スペシャルブレンドは、より本格的なコーヒーらしさを求める人におすすめです。ナッツのような香ばしさと苦みのバランスのよさが特徴。レギュラーコーヒーにも劣らない味わいでした。価格も比較的リーズナブルで、全体的に満足度の高い一品といえます。
さまざまな飲み方を楽しみたいという人は、職人の珈琲 ほろ苦い味わいをチェックしてみましょう。味と苦みのバランスがよく、ブラックはもちろんミルクや砂糖とも好相性です。開封後は味の変化も少なく、おいしさが持続しますよ。さらに、一杯当たり7円という価格の安さも魅力です。
味の素AGFちょっと贅沢な珈琲店 ｜ ちょっと贅沢な珈琲店 スペシャルブレンド
| 形状 | 粉 |
|---|---|
| 内容量 | 80g |
| 焙煎度 | 不明 |
| 原材料 | コーヒー豆 |
| 味わい | マイルド |
| 有機JAS認定 | |
| 味の特徴 | ナッツチョコ系 |
| 産地 | ベトナム、ブラジル（他） |
| パッケージタイプ | パウチ |
| 製法 | フリーズドライ |
| 品種 | アラビカ種 |
| パック種類 | 不明 |
| 1パックあたりの内容量 | 不明 |
| カフェイン除去方法 | 不明 |
| 内容量 | 80g |
| カフェイン除去率 | 不明 |
| 砂糖入り | |
| オーガニック | 不明 |
| ギフト対応 | 不明 |
| 水・牛乳でアイスコーヒーを作成 | 不明 |
| ミルク | |
| 杯数 | 40杯 |
| パックサイズ | 不明 |
ちょっと贅沢な珈琲店 インスタントコーヒー スペシャルブレンドをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
| 形状 | 豆 |
|---|---|
| 内容量 | 90g |
| 焙煎度 | 浅煎り |
| 原材料 | コーヒー豆 |
| 味わい | 苦味 |
| 有機JAS認定 | |
| 冷水で溶ける | 溶けない |
| 有機JAS認定工場製造 | 不明 |
| 味の特徴 | |
| カフェインあり | |
| 産地 | ベトナム、インドネシア |
| ブレンドあり | |
| パッケージタイプ | 瓶 |
| 製法 | 不明 |
| 減塩タイプ | |
| 品種 | 不明 |
| 無塩タイプ | |
| パック種類 | |
| 温冷両用タイプ | |
| 1パックあたりの内容量 | 90g |
| 生産国 | 日本 |
| カフェイン除去方法 | |
| 内容量 | 90g |
| カフェイン除去率 | 不明 |
| 砂糖入り | |
| オーガニック | |
| ギフト対応 | |
| 水・牛乳でアイスコーヒーを作成 | |
| ミルク | |
| 杯数 | 45杯 |
| パックサイズ | 不明 |
UCC 職人の珈琲 ほろ苦い味わいをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
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