パイロット ドクターグリップ ソフトをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
長時間使っても疲れにくいと人気のパイロット ドクターグリップ ソフト。インターネット上では高評価の口コミが多い一方、「軽い」「太くて持ちにくい」というネガティブな評判もあり、購入をためらっている人も多いのではないでしょうか？
そこで今回は、パイロット ドクターグリップ ソフトを含むシャーペン35商品を実際に使って、握った時のフィット感・書き心地・芯の折れにくさを比較してレビューしました。購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください！
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
【総評】購入の価値あり！軽やかな書き心地と握りやすいソフトグリップで疲れない
パイロット ドクターグリップ ソフトは、グリップがほどよいやわらかさでフィット感が抜群でした。
握り方に合わせてソフトグリップが変形するため、どんな握り方でも疲れにくいのが特徴。また、人間工学に基づいて設計された太めの軸で安定感もあります。
動かしやすさを追求したという謳い文句の通り、重さを感じず軽やかに書くことができました。振って芯が出る機能も搭載しているので、持ち換える手間がないのもうれしいですね。
書く際に余計な力を必要としないので手への負担が少ないのも好評でした。勉強などで長時間筆記する方・ソフトグリップで探しているという方におすすめの1本です。
パイロット ドクターグリップ ソフトとは
ドクターグリップシリーズは太軸のシャーペンのパイオニア的存在。疲れを軽減する筆記具として1991年に開発されました。
今回紹介するのは、ドクターグリップの動かしやすさをさらに追求したGスペックタイプです。
筆記の際のペンの動きに焦点を当て、慣性モーメントにも注目して実験を重ねながら開発されました。
両端を軽くして中央部分に重心を持ってくることで、小さな力でペンを動かせるように工夫されています。
また、パイロット独自のフレフレメカも搭載。軸を振ることで芯を出せるため、持ち替えずに書き続けることができますよ。
実際に使ってみてわかったパイロット ドクターグリップ ソフトの本当の実力！
具体的な検証内容は以下の通りです。それぞれの検証で1～5点の評価をつけています。
検証①：握った時のフィット感
検証②：書き心地
検証③：折れにくさ
検証① 握った時のフィット感
最初に、握った時のフィット感の検証です。
今回の検証では、文房具の専門家 寺西廣記さんにご協力いただきました。グリップの仕様や重心、軸の太さなどをチェックし5段階で評価しています。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
- フィット感がない。持ちたくない
- あまりフィット感がない。持ちにくいが我慢できる
- 持ちやすくも持ちづらくもない
- フィット感はあるが、気になる点がある
- 非常にフィット感がある。持っていたくなる
ソフトグリップがどんな持ち方でもぴったりと手にフィット
フィット感の検証は、4.5点と高評価を獲得。やわらかすぎないソフトグリップが握りやすく、手にフィットしてくれます。人間工学に基づいたという太めの軸はしっかりと握れ、安定感もばっちり。
グリップは二重構造になっているので、ほどよい硬さもあります。強く握っても手に合わせて変形してくれ、どんな握り方でも負担がないのが好印象でした。
検証② 書き心地
次に、書き心地の検証です。
実際にシャーペンを使ってみて、ストレスなく使えるかを確認。機能面・芯の出し方・ペン先のコントロールのしやすさなどに着目しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
- ストレスを感じる。書きたくない
- ややストレスを感じる。書きにくいが我慢できる
- 快適さもストレスも感じない
- 快適に筆記できる。気になる点がある
- 非常に快適に筆記できる。書き続けていたくなる
重さを感じさせない、軽やかな書き心地
実際に書いてみると、書き心地は4.4点と高く評価されました。動かしやすさに注目して開発されているためか、ほとんど重みを感じずに書き進められます。
また、余計な力を使わず書けるので長時間の筆記にも向いていそうです。振ることで芯が出るフレフレ機能も搭載され、持ち換えずに書き続けられるのも便利です。
検証③ 折れにくさ
最後に、芯の折れにくさの検証です。
秤の上にノート紙を一枚敷いておよそ45度の角度から筆圧をかけた場合、どの程度の力で芯が折れるのかを計測しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
- 頻繁に折れる、使用するには問題がある。1ノック時でも力をかけるとすぐに折れる
- 折れやすいが、我慢できる。1ノック時でも折れやすい
- 普通に使用する分には1ノックでは折れない。2ノック時には700g程度の力で折れる
- 1ノック時では折れない。2ノック時でもあまり折れない
- 力をかけても折れない、2ノック時でも折れない。芯折れ防止機能を搭載
芯折れ防止機能はない。折れにくさは平均的
折れにくさの検証では、3.0点と平均的な結果でした。
2ノック時に705g程度の力で折れてしまいましたが、筆圧をかけすぎなければストレスなく使うことができるでしょう。
パイロット ドクターグリップ ソフトの価格比較
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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より折れにくいシャーペンを探している方には、こちらの商品もおすすめ
パイロット ドクターグリップ ソフトは折れにくさにおいては平均的な評価。最後に、より折れにくいと評価されたシャーペンもご紹介します。
ぺんてる オレンズネロは、芯折れ防止機能搭載で折れにくさがトップクラスの評価でした。軸はハードタイプですが、12角形のグリップで抜群のフィット感です。ポジションが分かりやすい長めのグリップも◎。自動芯繰り出し機構も搭載し、書き心地と機能性を兼ね備えています。
クルトガ アドバンス アップグレードモデルは、パイプスライド機構搭載で芯が折れにくく長く書けるのが魅力。パンチング加工のグリップはフィット感とデザイン性に優れていました。さらに自動で芯が回転するので、均一な太さで文字が書けます。ノートをきれいにまとめたい方にもぴったりですよ。
ぺんてるオレンズ ｜ オレンズネロ【0.5mm】 ｜ PP3005-A
| グリップの素材 | ナイロン、鉄 |
|---|---|
| 重量 | 18g |
| 書き心地 | スルスル |
- 自動芯回転機能
- 芯折れ防止機能
| 全長 | 143mm |
|---|---|
| グリップの硬さ | ハード |
| 最大径 | 10mm |
| 軸の素材 | プラスチック軸 |
| 検証で使用した芯の太さ | 0.5mm |
| 芯径のラインナップ | 0.2mm、0.3mm、0.5mm |
| 芯の出し方 | 自動芯出し式、ノック式 |
| 特徴 | シンプル、かっこいい |
| 消しゴム付き | |
| クリップ付き |
ぺんてる オレンズネロ PP3005-Aをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
三菱鉛筆クルトガ アドバンス ｜ アップグレードモデル 【0.5mm】 ｜ M510301P.43
| グリップの素材 | 金属 |
|---|---|
| 重量 | 15.9g |
| 書き心地 | カリカリ |
- 自動芯回転機能
- 芯折れ防止機能
| 全長 | 141mm |
|---|---|
| グリップの硬さ | ハード |
| 最大径 | 10.7mm |
| 軸の素材 | プラスチック |
| 検証で使用した芯の太さ | 0.5mm |
| 芯径のラインナップ | 0.5mm、0.3mm |
| 芯の出し方 | ノック式 |
| 特徴 | シンプル、かっこいい、おしゃれ |
| 消しゴム付き | |
| クリップ付き |
クルトガ アドバンス アップグレードモデル 0.5mm M510301P.43をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
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