オレンズ AT デュアルグリップタイプをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

また、自動芯出し機構が搭載されているのもうれしいポイント。ペン先を紙から離すたびに芯が出てくるつくりのため、ノックは最初の1回のみで書き続けられます。芯の出を気にすることなく使用できるでしょう。

一方、芯が尖ったままつぶれにくい傾向があった自動回転式のものと比較して、本品は書き続けると文字が薄く太くなってしまうのが気になりました。芯の減りが遅く、やわらかいタッチが好みの人にはおすすめです。

＜書き心地のよさについてのモニターコメント＞

1. 「なめらかに書けるがなめらかすぎて力がうまく伝わらず、文字が薄めになってしまう」（モニターA（弱））
2. 「軽やかで、ヌルヌルとすべるような書き心地。本体のほどよい重さによって、さほど力を入れずとも書きやすい」（モニターB（強））
3. 「尖り方は丸みを帯びることはなく比較的尖っているほうだが、紙に引っかからず細く繊細なタッチになるので好み。書き心地はほかの商品に比べると力を入れる必要がある。芯はぶれないので安心」（モニターC（普通））
4. 「芯の減り具合は少なめ。紙をひっかくような感覚はないが筆圧が低いので薄くなってしまう」（モニターD（弱））

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芯の折れにくさはそこそこの結果に。筆圧測定器で計測したところ、ノック2回で302gの力まで耐えられました。芯の太さが0.3mmのものと比較すると折れにくいものの、比較した同じ0.5mmの商品では500gの力まで耐えたものもあったのに対し、本品は折れやすいといえます。

ただし、1回のノックであればほとんど芯は折れませんでした。本品は芯折れ防止機能であるオレンズシステムを搭載。ペン先のパイプで芯を守るつくりです。芯を出し過ぎなければ、芯が折れるのを気にすることなく使えるでしょう。

一方で、グリップの素材がラバー付き金属製のため「長時間使用するにつれて痛くなる」との指摘が。口コミどおり「滑る感覚がある」との声もありました。やわらかくフィット感のあるソフトタイプの商品と比較すると長時間握るには向いていないといえます。

＜握りやすさについてのモニターコメント＞

1. 「本体が細身なので握りやすいが、グリップ部分が突起状なので、つぶつぶ感は気になる。本体の重さはちょうどよく長時間書いていても疲れなそう」（モニターA（弱））
2. 「握りやすさはさほど感じないが、不満を感じるほどでもない。握って力が入る箇所にも工夫がされているので、そこそこ長時間の使用にも耐えられそう。ほどよい重みが心地よい」（モニターB（強））
3. 「ペンが太すぎず細すぎずでフィット感があり非常に持ちやすい。またグリップが効くので重心が均等になり長時間使用しても疲れにくい」（モニターC（普通））
4. 「鉛筆のような六角形、そして金属のグリップは長時間持つと痛くなる。全体的な重さはあるが重心が低くないのでちょっと扱いづらい」（モニターD（弱））

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