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ぺんてる オレンズ 0.5をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

芯をペン先から出さず、細い芯でも折らずに書けると謳うシャーペン、ぺんてる オレンズ 0.5。インターネット上でも「まったく折れない」と評判ですが、「ガリガリと紙をこする書き味」「グリップ部分が細すぎる」など気になる口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。


そこで今回は、ぺんてる オレンズ 0.5を含むシャーペン全43商品を実際に使って、書き心地のよさ・握りやすさ・芯の折れにくさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!

2024年11月29日更新
柴田真人
ガイド
マイベスト 生活雑貨チーム マネージャー
柴田真人

掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。

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本コンテンツに記載の検証結果は2023年06月までの情報です

目次

はじめに結論!強い筆圧でも折れずに書けるが、細いプラスチック製で握りづらいのがネック

芯の折れにくさ No.1

ぺんてる
オレンズオレンズXPP505-GD

293円

オレンズ

おすすめスコア

3.99
33位 / 46商品中
  • 書き心地のよさ

    3.99
  • |
  • 握りやすさ

    3.79
  • |
  • 芯の折れにくさ

    5.00
グリップの素材プラスチック(PC、PP)
重量10g
書き心地スルスル
タイムセール

ぺんてる オレンズ 0.5は、芯を折らずに筆記に集中したい人におすすめです。「折れないシャープペンシル」という謳い文句どおり、芯折れ防止機能が強い筆圧から芯を守ります。比較したなかではトップクラスの折れにくさを誇り、494gの筆圧まで耐えました。筆圧は強い人でも400gほどなので、力を込めてもぐいぐい書き進められるでしょう。


ただし、芯が金属パイプに隠れる構造のためか、書き心地は高評価には届かず。実際に試したところスルスルと筆記できましたが、モニターのなかには金属が擦れる感覚が気になった人もいました。比較したなかにはなめらかな書き心地や心地よいカリカリ感を感じられた商品も多くあり、持ち方によっては口コミどおりのガリガリ感を感じる可能性があります。


握りやすさは人によって好みが分かれました。重量は10gと軽く、本体の最大径は9mmと比較したなかでもかなり細いため、手の小さい人や力を入れずに書きたい人の満足度は高め。ただし、グリップ部分にはわずかな凹凸しかなく、プラスチック製で滑りやすい点はほぼ全員の不満点として挙げられました。


強い筆圧に耐える折れにくさは備えるものの、書き心地や握りやすさは筆圧の弱い人や手の小さい人向けだった本商品。比較したところ、シリコングリップの商品は握りやすく手にフィットするため楽に筆記できる傾向がありました。長時間疲れずに書き続けるなら、自分の筆圧に合わせてほかの商品もチェックしてみてくださいね。

ぺんてる オレンズ 0.5のデメリットが気になる人におすすめの商品を紹介

実際にぺんてる オレンズ 0.5と比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。


ぺんてる オレンズ 0.5よりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。

ベストバイ シャーペン
書き心地のよさ No.1

パイロットコーポレーション

Dr.GripTHE Dr.GripHTDG-90R-DGY
4.68
(1/46商品)
THE Dr.Grip

持ちやすく安定した書き心地!静音設計で安心して使える

握りやすさ No.1

パイロットコーポレーション

Dr.GripGスペック ソフトグリップ【0.5mm】HDGS-60R-SL5
4.60
(2/46商品)
Gスペック ソフトグリップ【0.5mm】

人を選ばないフィット感!勉強で使うなら間違いなくコレ

握りやすさ No.1
芯の折れにくさ No.1

三菱鉛筆

クルトガラバーグリップ付 M56561P.33
4.51
(3/46商品)
ラバーグリップ付

芯が尖ったままカリカリ書ける!手が滑らないラバーも魅力

芯の折れにくさ No.1

パイロットコーポレーション

PILOTドクターグリップ クラシック【0.5mm】HDG-50R-IGY
4.46
(5/46商品)
ドクターグリップ クラシック【0.5mm】

ピタッと指にフィット。なめらかに書ける勉強向けの1本

ぺんてる オレンズ 0.5とは?

ぺんてる オレンズ 0.5とは?

文具メーカーとしておなじみのぺんてる。デザインや書きやすさにこだわったシャーペンを数多く手がけています。今回ご紹介するのは、芯が折れないシャーペンと謳うオレンズ 0.5です。


ペン先が芯の減りに合わせてスライドしていく特殊な機構により、芯を出さずに書き続けられるのが特徴。1回のノックで芯が3倍長持ちする*ともいわれており、勉強など集中力をキープしたい場面でも役立つでしょう。

ぺんてるの0.5mmシャープペンシルで2回ノックした場合との筆記距離比較

オレンズはほかにも、自動芯出し機構搭載の「オレンズネロ」やグリップ部にローレット加工が施された「オレンズメタルグリップ」、低重心で疲れにくい「オレンズATデュアルグリップ」などを展開。使い心地によって選べるのも魅力です。

豊富なカラーに限定カラーも登場。さらに細い芯径も

豊富なカラーに限定カラーも登場。さらに細い芯径も
出典:pentel.co.jp
カラーバリエーションは7種類。ネイビー・チェリーレッド・ミントグリーン・ピーチピンク・ソーダブルー・ベリーパープル・ホワイトと、気分の上がる好みのカラーが選べますよ。定番カラーのほかに限定カラーが登場することもあり、何本も揃えたくなるラインナップです。

ノック部分には消しゴムつき。間違えてもすぐに修正できます。


オレンズには芯径0.5mmのほかに、0.2mm・0.3mmがラインナップ。カラーバリエーションは0.5mmとは異なるので、公式サイトや店頭でチェックしてみてくださいね。

実際に使ってみてわかったぺんてる オレンズ 0.5の本当の実力!

今回はぺんてる オレンズ 0.5を含む、シャーペン全43商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。


具体的な検証内容は以下のとおりです。


  1. 書き心地のよさ・芯の折れにくさ
  2. 握りやすさ

筆圧が強くても芯が折れない。自動芯出しで止まることなく書き続けられる

筆圧が強くても芯が折れない。自動芯出しで止まることなく書き続けられる
はじめに、書き心地のよさ・芯の折れにくさを検証しました。

筆圧が強め・普通・弱めのモニター計6人が実際に筆記し、芯の減り方やなめらかさ、芯のブレやペン先の見やすさなどの観点から書き心地についてチェック。さらに簡易的な筆圧測定器を使用し、ペンを2回ノックしたあと測定機に対して筆圧をかけ、どの程度の力で芯が折れるか測定しました。


なお、本商品は芯を出さずに使用することを推奨していますが、ほかの商品と同様にペンを2回クリックして検証しています。

筆圧弱めの人でも力を入れずに書きやすい。一度のノックで長く書ける

筆圧弱めの人でも力を入れずに書きやすい。一度のノックで長く書ける

書き心地のよさは、筆圧によって評価が分かれました。満足と回答したモニターは6人中3人で、いずれも筆圧が弱め。「文字の太さが変わりにくく、ブレも気にならない」と高評価でした。筆圧が中程度~強めのモニターからは「重心が高く、力を伝えにくい」との声も上がりましたが、10gの軽さでペン先も細く、細かい作業に対応しやすいでしょう。


加えて本商品は、1ノックで出した芯がペン先から少しずつ自動で出る、ノック式・自動芯出し式の併用型。「芯をこまめに出さずに書き続けられる」と評価した人もおり、頻繁にノックする必要がないのも利点です。


紙への当たり方は筆圧問わずスルスルとなめらか。その一方で、「金属のザラっとした感覚が気になる」との意見も複数聞かれました。比較した自動芯回転機能つきの商品に比べると、心地よいカリカリ感は控えめです。角度によって金属のペン先が当たるため、人によっては少々慣れが必要でしょう。


<書き心地についてのモニターコメント>

  1. 「書きはじめは引っかからないもののざらっとした感じ。書いていくうちになめらかさが増していく」(モニターA(弱))
  2. 「するするすべり、芯の減りが速い。すぐ面になってしまう」(モニターB(強))
  3. 「重心が高い感覚で頼りない感じ。力を入れずに書けるが、力が伝わっている感覚もあまりない」(モニターC(普通))
  4. 「芯をほとんど出さなくても書け、ノックしなくても書き続けることができて満足」(モニターD(弱))
  5. 「芯はブレないが、軽量で重心が高めなので安定感がイマイチ。金属の引っかかりのようなものを感じた」(モニターE(弱))
  6. 「紙を削っているような硬い書き心地。なめらかさが感じられず、手への振動が好みではなかった」(モニターF(強))
コメントは一部抜粋

芯折れ防止機能つきで折れにくい。力を込めてもどんどん書ける

芯折れ防止機能つきで折れにくい。力を込めてもどんどん書ける
芯の折れにくさは、比較したなかでトップクラスの評価を獲得。5回測定したところ、芯が折れた筆圧の平均値は494gでした。筆圧の強い人の筆記中は一般的に400gの力がペン先にかかるため、しっかり力を込めても折れずに書き続けられるといえます。


検証したところ、芯の太さが0.5mmのものは0.3mmに比べて芯が折れにくく、さらに芯折れ防止機能があるとほとんど折れることがありません。本商品はどちらの条件も満たし、「まったく折れない」という口コミや、折れないシャープペンシルという謳い文句どおりの性能でした。

10g・最大径9mmで軽く細い。長時間の使用には不向き

10g・最大径9mmで軽く細い。長時間の使用には不向き
続いて、握りやすさの検証です。

筆圧が強め・普通・弱めのモニター計6人が、書き心地の検証と同時にチェック。実際に筆記しながら、グリップの太さや素材、重さや長さなどに着目して評価しました。

プラスチック製グリップでフィット感はもの足りない

プラスチック製グリップでフィット感はもの足りない
プラスチック製のグリップには滑り止めとして薄い凹みがあるのみで、握りやすさはいまひとつです。モニターの好みも分かれており、10gという軽さと細さがよいという声の一方で、手の大きい人には細すぎるという意見も。満足と回答したモニターは6人中2人にとどまりました。

とくに気になるのはフィット感。大きな凹凸がなく、比較したなかでも最大径が9mmとかなり細いのが特徴です。指の形に変形するシリコングリップつきの商品は疲れにくく書きやすかったのに対し、モニターほぼ全員が「フィット感はない」と答えました。


<握りやすさについてのモニターコメント>

  1. 「ペンは細めで軽く、個人的には好きだが好みが分かれそう」(モニターA(弱))
  2. 「軽い。すっきりした見た目だが長時間は疲れそう」(モニターB(強))
  3. 「太さが一定でツルツルした質感のため、フィット感はない」(モニターC(普通))
  4. 「べたつきにくい素材で好印象。力が不要で長時間使用でも疲れなさそう」(モニターD(弱))
  5. 「軽いので長時間書けるが、少し指が痛くなる。細くて楽に持てる」(モニターE(弱))
  6. 「ペンが細すぎて、自分の大きな手にはなじみが悪く、指が余る」(モニターF(強))
コメントは一部抜粋

ぺんてる オレンズ 0.5の詳細情報

芯の折れにくさ No.1

ぺんてる
オレンズオレンズXPP505-GD

おすすめスコア
3.99
シャーペン33位/46商品
書き心地のよさ
3.99
握りやすさ
3.79
芯の折れにくさ
5.00
オレンズ 1
オレンズ 2
オレンズ 3
オレンズ 4
オレンズ 5
最安価格
293円
やや低価格
最安価格
293円
やや低価格
グリップの素材プラスチック(PC、PP)
重量10g
書き心地スルスル
自動芯回転機能
芯折れ防止機能
全長146mm
グリップの硬さハード
最大径9mm
軸の素材プラスチック軸
検証で使用した芯の太さ0.5mm
芯径のラインナップ0.5mm、0.2mm、0.3mm
芯の出し方ノック式
特徴かわいい、シンプル
消しゴム付き
クリップ付き
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ぺんてる オレンズ 0.5の価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    293円

    (最安)

    販売価格:293円

    ポイント:0円相当

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    JetPrice
    4.67

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    297円

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    販売価格:300円

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    murauchi.co.jp
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    販売価格:315円

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ぺんてる オレンズ 0.5はどこで買える?

ぺんてる オレンズ 0.5はどこで買える?
出典:pentel.co.jp
ぺんてる オレンズ 0.5は、文具売り場などの店頭のほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入できます。公式サイトによると小売価格は495円(税込/執筆時点)です。

ぺんてる製の替え芯「Ain(アイン)」や専用の替え消しゴムもあわせてチェックしてくださいね。

長時間筆記しても疲れない、握りやすい商品ならこちらもチェック

最後に、握りやすいグリップで書き味も良好だった商品をご紹介します。


パイロットのドクターグリップ Gスペック ソフトグリップは、どんな人の手にもなじむシリコングリップを採用。人間工学に基づいた太軸で、安定感のある筆記が行えます。筆圧の強弱に関わらずすらすらと書き進められ、振るだけで芯が出てくるため、長時間書き続けたい人におすすめです。


三菱鉛筆のクルトガ ラバーグリップ付は、従来のクルトガに比べフィット感をアップさせた商品。凹凸加工されたラバーはさらさらの素材感が心地よく、手が滑りにくいのがメリットです。自動芯回転機能つきで、書き心地はカリカリ。芯も折れにくく、一定の太さで書き続けたいなら要チェックですよ。

パイロットコーポレーション
Dr.GripGスペック ソフトグリップ【0.5mm】HDGS-60R-SL5

おすすめスコア
4.60
書き心地のよさ
4.58
握りやすさ
4.65
芯の折れにくさ
4.56
最安価格
462円
中価格
グリップの素材シリコンラバー
重量41g
書き心地スルスル
自動芯回転機能
不明
芯折れ防止機能
不明
全長142mm
グリップの硬さソフト
最大径14.2mm
軸の素材プラスチック(樹脂)
検証で使用した芯の太さ0.5mm
芯径のラインナップ0.5mm
芯の出し方ノック式、振り子式
特徴シンプル
消しゴム付き
クリップ付き
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Gスペック ソフトグリップ【0.5mm】

ドクターグリップ Gスペック ソフトグリップ 0.5mmをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

三菱鉛筆
クルトガラバーグリップ付 M56561P.33

おすすめスコア
4.51
書き心地のよさ
4.35
握りやすさ
4.65
芯の折れにくさ
5.00
最安価格
422円
中価格
グリップの素材ラバー
重量11.8g
書き心地カリカリ
自動芯回転機能
芯折れ防止機能
全長146mm
グリップの硬さソフト
最大径10.5mm
軸の素材プラスチック(ABS樹脂)
検証で使用した芯の太さ0.5mm
芯径のラインナップ0.5mm
芯の出し方ノック式
特徴シンプル
消しゴム付き
クリップ付き
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