厳冬期や高所登山向けに開発されたハイエンドな寝袋、ナンガ AURORA light 900 DX。「薄着で寝てもポカポカ暖かい」「コンパクトに収納できる」と評判ですが、実際のところ口コミどおりなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の寝袋とも比較。検証したからこそわかった、ほんとうのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較を行いましたので、寝袋選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
59,800円
寝心地のよさも侮れません。充填量が多いためか、ダウン素材にしてはモコモコとしたクッション性があり、包み込まれるようなフィット感を味わえました。使用したモニターも「今すぐに眠りにつけそうなぐらい心地よい」「普段から家で使いたいと思えるほど柔らかかった」と絶賛。フードつきで頭まで覆えて、背中の底付き感もありませんでした。
それでいて収納時には小さくたためるのもうれしいところ。「コンパクトに収納できる」との口コミどおり、バックパックにも入るので登山での活用にもうってつけです。重量も1.4kgと軽く、移動中の負担になりにくいでしょう。撥水加工つきで天候や湿気を気にせず使いやすいのも魅力です。
一方、レギュラーサイズでは窮屈に感じたモニターが多かったのは惜しい点。「ほとんど身動きが取れない」「寝返りがスムーズにできず、目が覚めることがありそう」との指摘も散見されました。体格が大きな人は1段階大きいロングサイズを選ぶか、体に沿わないつくりの封筒型の寝袋を検討するとよいでしょう。
連結や分離機能がなく、用途が限られる点もネック。広さを拡張して子どもと一緒に寝たい人・暖かい時期に掛け布団として使いたい人には向きません。寒いシーズンには1つあると安心なアイテムではありますが、家族みんなで使えてさまざまなシーンに対応できる寝袋を探している人は、ほかの商品をチェックしてくださいね。
<サイズ展開>
今回は、ナンガ AURORA light 900 DXを含む寝袋28商品を実際に用意して、比較検証を行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
比較したなかでも封筒型の商品は枕のような部分がなく、包み込まれる感覚が薄い傾向でした。対して本品は頭まですっぽり覆えるマミー型なので、首元の寒さが気になる人にもおすすめです。
肩にもドローコードがついており、絞ることで顔・肩と二重で冷気を遮断できます。
<頭のフィット感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
モニターからも「生地が分厚いので、背中が包まれている感覚があった」「普段から家で使いたいと思えるぐらい柔らかいフィット感」と満足するコメントが多く見られました。
コメントは一部抜粋
快適使用温度は-10℃・下限温度は-19℃と冬場の使用を想定して作られているため、寒い季節でも問題なく使用でき、底冷えもしにくいでしょう。
関東であれば、冬場でもテントなしの野ざらしで寝られるほど暖かく感じました。
数泊用の登山用バックパックにも収納できる大きさです。
比較した半数近くの商品が洗濯不可だったなか、洗濯機の毛布洗いコースで洗えるため、長く衛生的に使い続けたい人にもうってつけ。脱水はせず手で絞って干し、乾いたら叩いて羽毛をよくほぐしてくださいね。
足先に向かって形状が細くなっているマミー型なので、比較した封筒型のように広々と寝たい人には不向きです。検証ではレギュラーサイズを使用しましたが、体格が大きい人はひとまわり大きいロングサイズを検討するとよいでしょう。
コメントは一部抜粋
比較したなかでは封筒型のほうが寝袋内で自由に体を動かしやすかったため、横向きで寝たい人や布団のようにゆったりくつろぎたい人は、封筒型の商品を選んでくださいね。
コメントは一部抜粋
分離機能がないのも惜しい点。上下セパレートタイプで敷布団と掛け布団のように使える商品もあったなか、暖かいシーズンでの活用は難しいでしょう。ファミリーキャンプで年中使いたい人よりも、寒い時期のソロキャンプ・登山に使用したい人に向いているアイテムといえます。
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実際に寝てみると両手両足を自由に動かせるほど広々としたゆとりがあり、窮屈さはまったく感じませんでした。フードはないため頭部のフィット感は薄いものの、家の布団のように大きく寝返りを打ちたい人にもおすすめです。
上下完全分離型で敷き布団と掛け布団のように使える汎用性の高さも魅力。暖かい季節やほかの寝具と併用する際も活用しやすいでしょう。収納サイズも片手で抱えられるほどコンパクトなので、持ち運びの負担もそこまで大きくありません。
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