ソロキャンプではメイン、ファミリーキャンプではサブテーブルとして使える、UPF キャンプテーブル。「軽くて持ち運びに便利」「コンパクトながら広げると存在感がある」と評判ですが、実際に口コミどおりなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のキャンプ・アウトドア用テーブルとも比較。検証したからこそわかった、ほんとうのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較を行いましたので、キャンプ・アウトドア用テーブル選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
良い
気になる
UPF キャンプテーブルは、持ち運びやすくサッと準備できるローテーブルをお探しの人におすすめです。「軽くて持ち運びに便利」との口コミどおり、わずか2.6kgと軽量。比較した多くの商品が8~10kgほどあったのに対し、片手で軽々と持てました。本体に持ち手がついているのでそのまま持てるうえ、持ち運びに便利な収納バッグも付属しています。
広げるだけの簡単設営で、準備に手間がかからないのも利点。片づけ時にメッシュ天板を拭くのにやや引っかかった点で惜しくも上位を逃したものの、丸洗いできるので汚れが溜まる心配はないでしょう。左右にミニテーブルがあり、クッカーや調味料などのちょい置きにも便利。見た目より広々と使えて、「コンパクトながら広げると存在感がある」との口コミにも納得です。
安定感も申し分ありません。脚の構造はハの字型でしっかりと広がるタイプ。比較した直立型よりも横からの衝撃に強い傾向があり、人の足がぶつかっても転倒するリスクは少ないといえます。天板も滑りにくかったので、料理や食器が滑り落ちる心配もないでしょう。
天板の素材は大半がスチール製で、焚き火の近くでも使用可能。メッシュ部分には熱い調理器具を直置きできるので、座ったまま火をいじったり食事をとったりとロースタイルで楽しむのにうってつけなアイテムです。なお、スチール製は錆びには弱く、一部のMDF素材の天板もカビが発生するリスクはあるので、雨の日の使用は極力避けたほうが長持ちしやすいでしょう。
価格は約5千円(※執筆時点)とリーズナブル。比較したほかの商品には1~3万円を超える高級モデルもありましたが、こちらはサブ用として2台目の購入を考えている人にも手が出しやすい価格帯です。コンパクトで車載スペースもとりにくく、1台あると何かと便利なサイズなのでぜひ候補に入れて検討してみてくださいね。
今回ご紹介するUPF キャンプテーブルは、両側に2つの小さなボードを追加してスペースを広げた1台。メッシュと平面の2in1の天板を採用しており、メッシュ部分には水筒やフライパンなどの熱いものも置けるのが魅力です。
天板のサイズは幅64×奥行き42cmの若干小さめな2人向け。広げるだけのシンプルな設計でありながら頑丈なつくりで、最大耐荷重は約30kgを謳っています。丸洗いができるため、汚れをすっきり落とせて清潔を保ちやすいでしょう。
今回は、UPF キャンプテーブルを含むキャンプ・アウトドア用テーブル19商品を実際に用意して、比較検証を行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
各商品を実際に使用してみたところ、UPF キャンプテーブルには主に6つのよい点がありました。1つずつ紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
天板にクッカーを置いて10度傾けた際にも、クッカーが滑り落ちることはありませんでした。横からの衝撃によって机の上に載せた料理や食器が動きにくいのもうれしいですね。
片づけの際には、メッシュ状の天板を拭くのにやや引っかった点で惜しくも上位を逃す結果に。とはいえ、本体を丸洗いできるため、食べかすやゴミが付着していてもすっきりきれいに落とせますよ。
収納時の幅も43cmとコンパクト。幅が80~100cmの商品は、持ち運ぶ際に膝や足に当たってわずらわしく感じやすい傾向でした。対してこちらは持ったままかかんでも動きが制限されにくい大きさ。本体に持ち手があるのでそのままでも持てるうえ、付属の収納バッグがついてくるのも親切ですね。
左右にミニサイズの天板が付属しており、見た目より広々と使えるのも魅力です。面積は686cm2なので収納棚と呼ぶにはやや小さいものの、クッカーや調味料・ランタンなどを一時的に置いておくのに重宝するでしょう。比較したほとんどの商品にはなかったので、「コンパクトながら広げると存在感がある」との口コミにも頷けます。
耐熱性が高い点もポイント。比較した多くの商品が木製だったなか、本品は大半の天板の素材がスチール製なので、焚き火の近くで使用しやすいといえます。座ったまま火をいじったり食事をとったりと、ロースタイルで楽しみたい人にうってつけ。メッシュ部分に加熱後の調理器具を直置きできるのもメリットです。
UPF キャンプテーブルには複数のよい点がある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
加えて、木目調の天板には木質繊維を原料とするMDF素材が使われています。この部分は木と同様に植物由来の素材なので、カビへの耐性も強くありません。湿気の多い場所での使用や、濡れた布巾などを乗せたままにして置いておくのは避けたほうがよいでしょう。
天板の素材 | スチール、MDF |
---|---|
展開時の幅 | 64cm |
展開時の奥行 | 42cm |
展開時の高さ | 29cm |
脚部の構造 | 八の字 |
パーツの数 | 1個 |
良い
気になる
脚部フレームの素材 | アルミニウム |
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収納時の幅(実測値) | 43cm |
総重量(実測値) | 2.6kg |
収納方法 | 折りたたみ式 |
収納袋付き |
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