デロンギのコーヒーマシンのために作られたと謳う、ムセッティ パラディッソ コーヒー豆。インターネット上では「ブラックで飲むとおいしい」と評判です。しかし、本当に口コミどおりなのか気になって購入を迷っている人も多いのではないでしょうか。
今回はその実力を確かめるため、以下の観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のスターバックスなどのコーヒー豆とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、コーヒー豆選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
1,664円
おすすめスコア
コーヒーのおいしさ
味わい | 苦味タイプ |
---|---|
焙煎度 | 深煎り |
ジッパー付き |
良い
気になる
ムセッティ パラディッソ コーヒー豆は、おいしいコーヒーを飲みたいすべての人におすすめです。比較した商品には人によって好みが大きく分かれるものがあったのに対し、本商品は試飲したモニター20人のうち15人がおいしさに満足。苦味・酸味・甘味のバランスがよく、「次の一杯が飲みたくなるコーヒー」とコメントした人もいます。
苦味が主体ですがやさしい甘さも感じられ、まるでビターチョコレートのような味わいでした。なお、カップに鼻を近づけるとナッツのような香りがしますが、あまり強くは香りません。
柑橘のような酸味があるものの、さほど主張せずほのかに感じる程度。「酸味は苦手だが飲みやすい」とモニターからのコメントもあり、苦味・酸味好きモニターのどちらからも好評でした。苦味が強すぎるとの声が並んだスターバックスの「ハウスブレンド」と比較すると、万人受けしやすいといえます。
袋に豆の劣化を防ぐジッパーがないのは惜しいですが、袋をテープでしっかりとめる・コーヒーキャニスターなどの密閉容器に移すといった対策をすれば問題ありません。どんなシーンやスイーツにも合いやすいバランスのよい味わいを、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
ムセッティは、北イタリアのピアチェンツァに拠点を置くブランド。20か国以上のコーヒー豆を厳選し、イタリアの伝統的な焙煎技法を用いてコーヒー豆を仕上げています。
今回ご紹介するパラディッソは、イタリア語で「楽園」という意味を持つ一品。甘味とフルーティな風味を楽しめると謳っており、デロンギのコーヒーマシンのために作られた特別仕様です。
容量は250gで、アラビカ種の豆を80%・ロブスタ種を20%の割合でブレンド。焙煎度合いは苦味がはっきり出る傾向が強い深煎りです。
今回はムセッティ パラディッソ コーヒー豆を含むコーヒー豆全35商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
ムセッティ パラディッソ コーヒー豆を実際に試した結果、3つものメリットがあるとわかりました。購入を考えている人はぜひ最後までチェックしてくださいね!
コーヒーらしい苦味を引き立てる甘味・酸味が感じられ、飲みごたえは十分。「ブラックで飲むとおいしい」との口コミにも頷けるといえます。
<総合的なおいしさのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
味わいのバランスがよいのでコーヒー単体でも飲みやすいです。苦味もしっかりと感じられるので、甘味の強いケーキなどのペアリングもおすすめですよ。
柑橘を思わせり酸味がありますが、控えめでコクを邪魔しません。万人受けしやすい味わいなので、どのコーヒー豆にするか迷ったらまず検討してほしい一品です。
<苦味・甘味・酸味についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
実際に試飲したモニターに香りについて意見を聞くと、「ナッツ系の香ばしい香り」との声が多数。ただしあまり主張は強くなく、ふんわり香る程度です。「しっかり香りを堪能できる」という声があがった一方、「もう少し香りが強くてもいい」との意見も出ました。
比較した商品を見比べると、UCC上島珈琲の「ゴールドスペシャル 炒り豆 スペシャルブレンド」はキャラメル・ナッツ系の甘い香りがしっかり感じられる結果に。香り高いコーヒーが好きな人は候補に加えてもよいでしょう。
<香りについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
総じて高評価といえるものの、気になるデメリットも1つありました。購入に踏み切る前に、自分に合う商品なのか確認しましょう。
強いてデメリットをあげるなら、袋にジッパーがないこと。コーヒー豆は空気に触れると酸化しやすく、また、ガスの放出による劣化が進みやすい傾向があります。開封後は袋の口をテープなどでとめるとよいでしょう。
なお、せっかくのおいしさを長くキープするためにも、ジッパーつきの袋やキャニスターといった密閉容器に入れ替えるのもアリ。mybestではおすすめのコーヒーキャニスターをまとめているので、ぜひ以下のコンテンツを除いてみてくださいね。
味わい | 苦味タイプ |
---|---|
焙煎度 | 深煎り |
ジッパー付き |
良い
気になる
原産地 | ブラジル、エチオピアなど |
---|
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袋にジッパーがついており、豆の劣化を防ぎやすいのもうれしいですね。
ムセッティ パラディッソ コーヒー豆は公式サイトのほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入できます。税込価格は1,780円(執筆時点・公式サイト参照)です。
なお、本商品はデロンギの全自動コーヒーマシンとの相性を考えて作られています。自宅にデロンギのマシンがある人は、ぜひ試してはいかがでしょう。
<商品一覧>
コーヒー豆の検証で上位を獲得した商品をご紹介します。ムセッティのパラディッソ コーヒー豆以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。
味わい | バランスタイプ |
---|---|
焙煎度 | 深煎り |
ジッパー付き |
良い
気になる
原産地 | ホンジュラス、エルサルバドルなど(時期により異なる) |
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丸山珈琲のブレンド 深煎りをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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