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カフェイン気になる、でもコーヒー飲みたい。その最適解は"味わい本格派"な「ブルーボトル」でした【15商品比較】

カフェイン気になる、でもコーヒー飲みたい。その最適解は"味わい本格派"な「ブルーボトル」でした【15商品比較】

残業終わりで帰宅して、あたたかいコーヒーでリフレッシュ……したいけど明日も朝早いからカフェインはちょっと……。


こんな「コーヒーは飲みたいけど、カフェインは摂りたくない」というシチュエーション、ありますよね。


でも、あの香りが、苦みが、疲れた体を何度でも蘇らせてくれるんです。

そんなとき注目したいのが、カフェインを極限まで除去したカフェインレスコーヒー。ですが「独特な味がある……」「なんだか薄く感じる……」とその味わいがネックでハマれないという人も多いでしょう。


そこで商品比較サービス『マイベスト』では、15商品を飲み比べ。そこで見つけたのがいつものコーヒーと変わらず飲める1杯、人気コーヒーショップ「BLUE BOTTLE COFFEE」のコーヒー豆です。


カフェインレスでありながら、香りがよく苦みもあり、普通のコーヒーよりおいしいかも!?コーヒーの味は諦めたくない、そんな人は要チェックです。


本コンテンツの情報は公開時点(2024年10月25日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。
2024.10.29
マイベマガジン編集部
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世の中には「まだ知らない良いもの」がたくさん。マイベマガジン編集部は、商品比較サービス「マイベスト」の情報をベースに、知ると暮らしがより便利になるアイテムや情報をお届けしていきます。

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各社が続々参戦、カフェインレスコーヒーが進化中!

各社が続々参戦、カフェインレスコーヒーが進化中!

最近、“カフェインレス”や“デカフェ”といった言葉を目にする機会が増えていると思いませんか? コーヒー好きのなかにも「カフェインを摂りたくない」という需要が高まっているようで、カフェインレスコーヒーの市場が拡大しています。


カフェのメニューにカフェインレスコーヒーが加わってきているだけでなく、UCC上島珈琲・ネスレ日本・キーコーヒー・ドトールコーヒーなどが、カフェインレスタイプのコーヒー粉やインスタントコーヒーを販売外出先でも家でも、いつでも手軽に飲むことができるようになってきたんです。


カフェインレスコーヒーといえば、以前は「コーヒーの風味がしない」「苦みがもの足りない」というように、ネガティブな声が聞かれました。しかし、各社が力を入れて商品開発を行ってきた結果、いまでは「普通のコーヒーと変わらない」と味わいを評価される商品まで登場しています。

商品が充実したことで、“豆・粉・ドリップバッグ・インスタントと、普通のコーヒーと同じく淹れ方を選ぶこともできるようになりました。味わいにこだわるなら豆か粉、手軽さを求めるならドリップバッグかインスタントを選びましょう。

カフェイン除去方法は2種類。実は、味わいの差はほぼありませんでした

カフェイン除去方法は2種類。実は、味わいの差はほぼありませんでした
カフェインレスコーヒーは、カフェインが“90%以上除去”されたコーヒーのことを呼びます。

ちなみに、日本で流通しているカフェインレスコーヒーのおもなカフェイン除去方法は、上の図で紹介している2種類。

  1. ウォータープロセス:コーヒー豆を水に浸し、成分が溶け出した水をろ過してカフェインを除去します。スイスウォーター製法と、さらに加熱・加圧を加えるマウンテンウォーター製法の2方式があります。

  1. 超臨界二酸化炭素抽出方法:超臨界状態の二酸化炭素にコーヒー豆をつけることで、カフェインだけが除去されます。国内にも工場があります。

ともに薬品を用いない、安全な除去方法です。


一般的には、新しい技術である超臨界二酸化炭素抽出方法のほうが、より普通のコーヒーに近い味わいになるといわれています。しかし、今回の検証では除去方法による差は感じられず、どちらもおいしいコーヒーが見つかっているので、あまり気にしなくていいのかも。


  1. 寝るまえにコーヒーを飲みたいけど目が覚めるのは困る
  2. 最近カフェインを摂りすぎかも、な自覚がある
  3. カフェインを摂ると体調が悪くなる
  4. 子どもがカフェオレ好きだけどカフェインが気になる

カフェインレスコーヒーはこんな人たちにおすすめです。


ちなみに、最近広まりつつある“カフェイン・マネジメント”が気になっている人にも、ぜひ試してほしいです。なお、カフェインの過剰摂取については農林水産省の注意喚起を参照してください。

相野谷大輔
バリスタ・焙煎士/マイベスト キッチン・食品担当
相野谷大輔

検証を行っていて感じたことは、市販されているカフェインレスコーヒーも近年レベルが上がってきているということです。一部には通常のコーヒーよりおいしい商品もありました。


素直に感動し、カフェインレスコーヒーの認識を改めました。カフェインレスでもコーヒーは楽しめます!

カフェインレスコーヒーのマストバイ:Blue Bottle Coffee「ナイトライト ディカフェ」/約2,000円

カフェインレスコーヒーのマストバイ:Blue Bottle Coffee「ナイトライト ディカフェ」/約2,000円
  1. おすすめスコア:★4.65(1位 / 15商品中)
    1. カフェインレスコーヒーのおいしさ:★4.63(1位)
    2. カフェイン除去率の高さ:★4.85(4位)

Blue Bottle Coffeeは、2002年にアメリカ・カリフォルニアからスタート。豆の生産工程からこだわり、ハンドドリップで淹れる“サードウェーブコーヒー”の代表格で、いまや世界に100店舗以上を展開する人気カフェです。


日本には2015年に上陸し、現在は28店舗(※)まで増えています。

季節限定営業店舗も含む、期間限定出店は除きます。

そんなBlue Bottle Coffeeが提供するカフェインレスコーヒーが「ナイトライト ディカフェ」(販売価格:2,041円)です。

試飲ではコーヒー好きのモニター12人中11人が、そのおいしさに「とても満足」「満足」と回答。評価は2位以下を大きく引き離しました。

コーヒーの香りや苦みが楽しめるのはもちろん、Blue Bottle Coffeeらしいフルーティーな甘い香りも特徴的です。


粉やドリップバッグではなく豆の状態で販売されているので、挽き方からこだわって自分だけの一杯を楽しめるのも、コーヒー好きにはたまりません。

それでいてカフェイン除去率は99%という高い数字。カフェイン除去はウォータープロセスのマウンテンウォーター製法で行っています。

カフェインを摂りたくないけど、おいしいコーヒーは飲みたい」という欲求を満たしてくれる、これ以上ないカフェインレスコーヒーです。
相野谷大輔
バリスタ・焙煎士/マイベスト キッチン・食品担当
相野谷大輔

本商品はスーパーなどでの取り扱いはなく、店舗またはWebショップ(公式/楽天市場)での販売になります。Webショップの場合、1点のみの購入だと送料がかかってしまうため、ほかの商品などとのまとめ買いがおすすめ。


また、店舗限定のサービスとして、購入時に豆を挽いてもらうことができます。ただし、Webショップで購入した商品を持ち込んで挽いてもらうことはできないので注意しましょう。

15商品を比較してわかった!Blue Bottle Coffee「ナイトライト ディカフェ」がマストバイな3つの理由

15商品を比較してわかった!Blue Bottle Coffee「ナイトライト ディカフェ」がマストバイな3つの理由
ここからは、おいしさやカフェイン除去率の高さなどの検証結果をもとに、Blue Bottle Coffee「ナイトライト ディカフェ」をおすすめする3つの理由を深堀りしていきます。

理由①:本当にカフェインレス?言われないとわからない、本格コーヒーの味わい

理由②:カフェイン除去率99%で「カフェインを本気で摂りたくない」人にも

理由③:"濃いめ"も、"浅め"も!豆タイプだから、挽き方を変えられる


詳しい検証方法やランキング、ほかのおすすめ商品も知りたいという人は、「マイベスト」のカフェインレスコーヒー検証コンテンツもチェックしてください。

理由①:本当にカフェインレス?言われないとわからない、本格コーヒーの味わい

理由①:本当にカフェインレス?言われないとわからない、本格コーヒーの味わい
カフェインレスコーヒーであっても、多くの人が求めるのは“コーヒーならではの味わい”です。


ただ、香りや苦みにはカフェインが影響を与えているといわれています。それを抜くことでコーヒーとしての味わいが弱くなり、商品によっては独特のクセが出てしまい、「カフェインレスコーヒーはおいしくない」と評価される原因になっていました。


しかし、Blue Bottle Coffee「ナイトライト ディカフェ」は、“香り・苦み・酸味・コク・後味”という5つの要素すべてでコーヒー好きのモニターからトップの評価を得ました。


こちらがモニターによる総合評価の一部。

  1. 苦味と酸味のすべてのバランスが取れていて、とにかくおいしい!カフェインレスといわれないと気づかない。(20代女性)
  2. すべての要素において満足度は高く、構成のバランスも素晴らしく、本当においしいと思う。日常的に飲みたい。(20代女性)
  3. コーヒーの香ばしい苦味やコクがしっかりと感じられ、まろやかな酸味とのバランスがよくとても満足。(30代女性)

コメントを読んでいるだけで飲みたくなってきますよね。


加えて、“甘み”にも注目。Blue Bottle Coffeeではフルーツなどを感じる甘みをコーヒーのテイスティングに欠かせない要素として挙げていますが、本商品も香りやコクに甘みを感じられました。


日常的にBlue Bottle Coffeeを楽しんでいる人なら、「ナイトライト ディカフェ」にも満足できそうです。

相野谷大輔
バリスタ・焙煎士/マイベスト キッチン・食品担当
相野谷大輔

Blue Bottle Coffeeは、フルーティで苦味が強すぎない味わいが特徴ですが、この商品はカフェインレスでありながら、その系統に近い味わいを楽しめます。


やさしい甘さと果実味のあるフルーティさを感じられる香り。やや弱めではありますが、後味にもほんのり甘さが残ります。全体的な味わいのバランスが取れていて、飲みやすい1杯でした。

理由②:カフェイン除去率99%で「カフェインを本気で摂りたくない」人にも◎

理由②:カフェイン除去率99%で「カフェインを本気で摂りたくない」人にも◎

そもそもカフェインレスコーヒーは、カフェイン除去率が90%以上の場合に限り、名称として記載が可能です。


今回検証したなかでは15商品中13商品が、95%以上のカフェインを除去しており、商品によって大差はありませんでした。でも、可能な限りカフェインの摂取を抑えたいなら、除去率は高ければ高いほどよし


なかでも、この商品はカフェインレス除去率が99%と高めで、本気でカフェインを抜きたい人にもってこいです。カフェインによる体への影響はほとんどないと考えられます。

相野谷大輔
バリスタ・焙煎士/マイベスト キッチン・食品担当
相野谷大輔

「マウンテンウォーター製法」という薬品を使用しない製法でカフェインを除去しているため、なるべく成分にこだわりたいという人も飲みやすいでしょう。

睡眠のためには、夕方4時からコーヒー断ちが必要…!?

睡眠のためには、夕方4時からコーヒー断ちが必要…!?
出典:store.bluebottlecoffee.jp

カフェインの効果として、よく知られている“覚醒効果”。眠気の緩和になりますが、飲む時間によっては、逆に睡眠の妨げになることも。カフェインによって睡眠の質が下がることで、体の疲れがとれないなど悪影響を及ぼします。


しかも、カフェインの効果が半分になる半減期までは4〜8時間(※)と長く、夕方からはコーヒー絶ちをしなくては上質な睡眠がとれないといわれています。24時に寝るなら、夕方4時にはコーヒーが飲めないということに……。

研究機関によって諸説あります。また、カフェインの作用には個人差があります。

「そんな長時間ガマンできない!」

「仕事後にひと息つく1杯が楽しみなのに……」


コーヒー好きならこんな風に叫びたくなるのもごもっとも。


カフェインレスでも美味しいコーヒーがあれば、睡眠への影響が気になっていても、コーヒーの香りや苦みは楽しめる。贅沢な夜を楽しみましょう。

理由③:"しっかりめ"も、"すっきりめ"も!豆タイプだから、挽き方を変えられる

理由③:"しっかりめ"も、"すっきりめ"も!豆タイプだから、挽き方を変えられる

ミルで豆を挽く音、漂ってくる香り、お湯が沸騰する音、お湯を注ぐと立ち昇る香り、ひと口飲めばわかる心地よい苦みと酸味。


そのひとつひとつを感じられる“ていねいなコーヒータイム”は、コーヒー好きにとっては至高のひととき。豆で提供されている「ナイトライト ディカフェ」なら、こんな贅沢な時間がいつでも楽しめます。

何より、「今日は細かく豆を挽いて、いつもよりちょっと苦みを楽しもう」というように自分でコーヒーの味わいを詳細に調節できるのも、豆で購入するメリットです。


おすすめは、豆は中挽き、抽出はフィルターで淹れるハンドドリップ。Blue Bottle Coffeeの特徴であるフルーティーな甘さと繊細な味わいが存分に楽しめます。

相野谷大輔
バリスタ・焙煎士/マイベスト キッチン・食品担当
相野谷大輔

挽き方を変えるなら、しっかりさせたいときは細かく、すっきりさせたいときは粗くが基本です。また、そのままで飲むのはもちろんですが、カフェオレにして飲むのもおすすめです。

もっとラクに"淹れたて"を楽しみたいなら「全自動コーヒーメーカー」を

毎回手で挽くのはちょっとめんどう……という人には、ツインバードの「全自動コーヒーメーカー CM-D465B」がおすすめ。ぜひ、全自動コーヒーメーカー比較コンテンツをチェックしてみてください。

まとめ:コーヒーらしい味わいを諦めたくない、でもカフェインは控えたい。その最適解がコレでした

まとめ:コーヒーらしい味わいを諦めたくない、でもカフェインは控えたい。その最適解がコレでした

Blue Bottle Coffee「ナイトライト ディカフェ」の最大の特徴は、“コーヒーとしておいしい”ことに尽きます。


コーヒーを飲んですぐ眠りたい日に、カフェインを摂るとどうも体調が悪くなる人に、子ども用のカフェオレに。


味わいに妥協することなく、カフェインレスの“本物のコーヒー”を楽しみましょう。


なお、Blue Bottle Coffeeは鮮度を重視しているためか、品切れしていることもあることは覚えておきましょう。Webショップなら、入荷を知らせてもらうこともできます。


手軽に淹れられる粉やインスタントが気になる人は、こちらからほかの商品もチェックしてみてください!

(執筆/マイべマガジン編集部・ハナゾノゴウ)


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