猫が飽きずに食べてくれると、飼い主たちから絶賛されている「銀のスプーン 三ツ星グルメ パウチフレーク」。香りまで贅沢で、魚の美味しさが詰まっていることを謳っていますが、本当なのでしょうか。
そこで今回は真偽を確かめるべく、銀のスプーン 三ツ星グルメ パウチフレークを実際に用意して、原材料の信頼度とこだわり・食いつきの期待度・価格の手ごろさを検証レビューしました。購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
銀のスプーン 三ツ星グルメ パウチフレークについて3項目の検証を行った結果、食欲が落ちたときやおやつに適した商品であることが分かりました。猫たちに食べてもらった検証でも食いつき度抜群。いつものフードに飽きたときなどは混ぜて与えるといいですね。
ツナ缶のようにしっかりと香るので、猫の食欲を刺激してくれるでしょう。原材料もシンプルで減点になるようなポイントもなく、比較的安心して与えられますよ。
100キロカロリー当たりのコストはかなり割高な部類になってしまったものの、ごくたまに与える程度であれば気にならないでしょう。嗜好性が非常に高いので、与え過ぎに気を付ければ愛猫を喜ばせられるウェットフードです。
銀のスプーンは、ユニ・チャームのキャットフードブランド。赤ちゃんが生まれたら「食事の喜びがある人生を送れますように」と願いを込めて銀製のスプーンを贈る欧州の習慣にならい、愛猫にも美味しいものを食べて欲しいという思いを込めて名付けられました。では、どんな特徴があるのかご紹介していきます。
銀のスプーン 三ツ星グルメ パウチフレークは、トッピングやご褒美向けの猫用一般食です。素材の美味しさがギュッと詰まったウェットタイプのフードで、たっぷりの魚のフレークをゼリー仕立てにしてあるため、香りまで濃厚。「愛猫の食いつきが違う」と飼い主たちからも評判です。
柔らかくなっている魚の身はほぐしやすくなっており、高齢の猫やドライフードが食べられない猫でも食べやすいのがメリット。フレッシュな美味しさをキープできるパウチタイプで、いつでも鮮度の高い状態で与えることができます。
1食分が40gと少量のため、余すことなく一度で食べきれることもポイント。おやつならこれ1つでちょうど良い分量になっており、いつものフードに混ぜ込むのにもぴったりです。ウェットフードは余ってしまうと保存が難しいため、この点は非常に便利ですよね。
しかも、50gあたり21キロカロリーと、ウェットフードの中では比較的ヘルシーなタイプ。少々肥満気味の猫でも、カロリーオーバーせずに与えやすいところも魅力です。
猫の年齢に合わせて選べるところも魅力です。例えば12ヵ月までの子猫用では、一般食ではなくメインとして与えられる総合栄養食タイプになっています。フレークはさらに細かくしてあり、カルシウムやたんぱく質のバランスまで考えられているので、子猫の成長サポートにぴったりです。
また20歳以上の老猫用では、高齢猫の健康を考慮してビタミンEやB群、カリウムの量を調節。大切な愛猫のことを思って食べさせてあげられます。10歳から・15歳からなど年齢別の種類も豊富なので、愛猫にぴったりなものをチョイスできますよ。
同じパウチシリーズには他にもいろいろなタイプが揃っています。
旨味が溶け込んだ「ジュレ」・食べやすさがアップした「とろみ仕立て」・水分たっぷりの「スープ」・風味豊かな「ポタージュ」、そして今回ご紹介した「フレーク」の全5種類。それぞれ味わいや舌触りが異なるので、より愛猫の好みにマッチしたものを見つけやすいでしょう。
食欲低下時や飽きたときなどは、フレーク・ジュレで美味しさを高めるのがおすすめ。水分補給も考えるのなら、スープ・ポタージュが最適です。老齢猫や病気療養中などで食べにくそうであれば、とろみ仕立てが良いでしょう。タイプ別に上手に使い分けて、愛猫の健康のためにより良い食事を与えてみてくださいね。
香りまで美味しいことを謳っている商品ですが、果たして本当なのでしょうか。実際に多くの猫がよく食べてくれるのか、気になっている方もいることでしょう。
そこで、銀のスプーン 三ツ星グルメ パウチフレークを実際に用意して、mybestが以下の3項目について検証を行います。検証するにあたって実際に猫に食べてもらうために、保護ネコカフェにも協力していただきました。
検証①:原材料の信頼度とこだわり
検証②:食いつき
検証③:価格の手ごろさ
愛猫に向けたフードを選ぶとき、飼い主として最も気になるのが原材料ではないでしょうか。猫の身体に悪いものを避け、安心して与えられるものを選びたいですよね。そこで商品のパッケージをチェックして、「原材料の詳しさ」「製品へのこだわり」を評価してみます。
原材料にあいまいな部分がなく、含有量や産地などを明確に表記しているものは、信頼性が高いと判断。また、その商品独自の特徴がある場合は、1項目ごとに加点します。なお、根拠のない効果を記載するなど表記ガイドラインへの違反があった場合は減点し、これらを総合して5段階で評価しました。
まぐろ入りかつおフレークの原材料は、4種類。魚介類(かつお・まぐろ・フィッシュエキス)・肉類(チキンエキス)・コーンスターチ・増粘多糖類と非常にシンプルで、総合評価は3.5点となりました。
合成着色料・合成香料・酸化防止剤など、避けておきたいものは含まれておらず、添加物は食材にとろみをつける増粘多糖類のみ。天然由来の原料を使用していると表記されているも加点対象でした。
しかし、原材料名が記されているだけで、やや詳細さに欠けるのが残念。配合されている割合や原料の産地の記載があれば、もう少し評価を上げられたかもしれません。
商品独自のこだわりとして加点対象となったのは、「たっぷりの身とうまみで抜群の美味しさ」と表記されている点。シンプルですがこのキャットフードイチオシの特徴であることが明確で、これこそが銀のスプーン 三ツ星グルメ パウチフレークならではの魅力だということが良く分かります。
パッケージは鮮度を保ちやすいパウチタイプですから、商品のウリである美味しさも損なわれにくいでしょう。減点対象となる根拠のない効果なども謳っていないため、安心して与えやすいキャットフードと言えそうです。
続いては、フードへの食いつきを検証します。口コミでは愛猫の食いつきが違うと非常に評判が良い商品ですが、本当かどうか確かめてみました。
商品の匂い、保護ネコカフェ協力のもとで実際に猫に食べてもらった結果を踏まえて評価します。
銀のスプーン 三ツ星グルメ パウチフレークは、開封したとたんにかなり強く香りました。持っていた手に臭いが残るほどですから、猫の食欲をそそる効果は非常に高いと言えるでしょう。
保護ネコカフェで猫達に食べてもらった結果、他のフードを途中でやめてあっという間に平らげてしまうほど。口コミ通り、食いつきは抜群に高いことが分かりました。食べ終えた後もお皿を舐めていた猫もおり、メーカーが謳う美味しさも本当のようです。
いつものフードに飽きてしまったり、体調不良などで一時的に食欲がなくなったときでも、メインフードに混ぜてあげれば食事をとってくれるかもしれません。食欲の落ちてしまった猫には、非常におすすめできるフードです。
せっかくの良質なフードでも、コストが高すぎると気軽に与えにくくなってしまいますよね。そのため選ぶ際はコストもしっかり確かめておきたいものです。
そこで、各商品の100キロカロリー当たりのコストを計算して比較してみました。なお検証時の販売価格で計算しているため、現在とは異なる場合があります。
銀のスプーン 三ツ星グルメ パウチフレークの100キロカロリー当たりのコストは、505.8円でした。かなり高コストな部類であると言えます。
1パウチ当たり40g/17キロカロリーで約85円と、単体で見れば手ごろに思えるものの、総合栄養食と合わせて定期的に与えると出費がかさんでしまいそうです。食欲が落ちたときの一時的な使用やおやつとして、ごくたまに与えるくらいがちょうど良いでしょう。
なお、銀のスプーン 三ツ星グルメ パウチフレークは、おやつやご褒美向けの一般食です。いくら食いつきが良くてもこれだけを与えるのはNG。与える際は栄養バランスに気を付けてあげましょう。
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