自動ゴミ収集機能付きのスティッククリーナー、Shark EVOPOWER SYSTEM STD+ CS150JAE。「吸引力が高く、ペットの毛も絡みにくかった」と評判です。しかし、「音がうるさい」「腕が疲れる」という口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか。
今回はその実力を確かめるため、以下の7つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のスティッククリーナーとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、スティッククリーナー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
Shark EVOPOWER SYSTEM STD+ CS150JAEは、自動ゴミ収集ができるモデルを低コストで手に入れたい人におすすめです。Sharkの公式サイトでは自動ゴミ収集ドック付きモデルのほとんどが6~7万円台だったなか、こちらは4万円台(※2024年11月時点)と比較的安価。ゴミ捨ての手間を軽減できるので、予算を抑えつつ掃除のハードルを下げたい人にうってつけでしょう。
実際に使ってみると、お手入れのしやすさは比較したなかでもトップクラス。髪の毛を吸い込んでもヘッドブラシにはまったく絡まらなかったので、ペットの抜け毛の掃除にも活躍します。ブラシ・ダストカップ・フィルターは水洗いに対応しており、清潔を保ちやすいのもよい点です。
同社製品のなかでは控えめなものの、吸引力も申し分ありません。フローリングとカーペットに撒いたゴミは1往復でおおむね除去でき、比較したほかの商品では取りこぼしが多かった壁際の細かいゴミもすっきり吸引しました。カーペットの奥底には細かなゴミが若干残りましたが、数回往復させればきれいに取り切れるでしょう。
本体はスリムな形状で、テレビ台やソファ下にもスムーズに差し込めます。隙間用ノズルなどのアタッチメントも付属しており、ワンタッチでハンディに切り替えられるのもメリット。ただし、使用時間はスティック時で最大13分・ハンディ時で最大17分とかなり短めでした。家中まとめて掃除するより、気になった箇所をこまめに掃除するほうがよさそうです。
重量も実測値で1.94kgとかなり重め。持ち手が太くてつかみにくいうえ自走機能もなく、疲れにくさの評価も伸び悩みました。稼動音も69.7dBと非常に大きいため、使用する時間帯には注意が必要です。比較したなかには軽やかなかけ心地のモデル・音が静かなモデルもあったので、気になる人はほかの商品も検討してみてください。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
実際にShark EVOPOWER SYSTEM STD+ CS150JAEと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイスティッククリーナーと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
Shark EVOPOWER SYSTEM STD+ CS150JAEの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
東芝ライフスタイル
軽さ重視ならおすすめ。フローリングでの吸引力も申し分なし
東芝ライフスタイル
進化した吸引力と細やかな機能性。お手入れを楽にしたい人に
SharkNinja
吸引力と使い勝手を両立。ゴミ捨ては月1回でOK
SharkNinja(シャークニンジャ)は、家庭用フロアケアやキッチン家電を開発・販売するアメリカの企業。なかでも掃除機ブランド「Shark」はアメリカでシェアNo.1(※)を誇り、日本でもコードレススティック・ハンディ・スチームモップなど数多くの製品を展開しています。
The NPD Group, Inc. / Retail Tracking Service 2018/1/7-2022/1/1期間のアメリカにおける売上金額合計。データにはフルサイズ掃除機、ハンディ/スティック型掃除機、非電気カーペットスイーパー、掃除専門カテゴリが含まれます。
今回ご紹介するのは、2023年2月に発売されたEVOPOWER SYSTEM STD+ CS150JAE。スタンダード機「EVOPOWER® SYSTEM STD」に、自動ゴミ収集ドックを搭載したモデルです。約30日分のゴミをドックに溜められ、ゴミ捨ての手間を大きく減らせるとしています。
ヘッドには独自のブラシレスパワーフィンを搭載しており、フローリング・カーペット問わず高い吸引力が期待できる設計に。髪の毛やペットの毛が絡みにくいことも、自社テストで確認されています。
ワンタッチでハンディクリーナーになるのも長所。ブラシ付き隙間用ノズルのほか、マルチノズルや布団ノズルもついているので、床だけでなく布団やソファ・サッシの隙間など家中掃除できますよ。
カラーは部屋にあわせやすいホワイトの1種類。部屋に出したままでも保管しやすいスマートな形状のも魅力です。以下、そのほかのスペックをご紹介します。
今回はShark EVOPOWER SYSTEM STD+ CS150JAEを含む、人気のスティッククリーナーを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
お手入れのしやすさの検証では、トップクラスの高評価を獲得しました。比較した多くのメーカーにはない、自動収集ドックがついているのが魅力。充電と同時にゴミを収集できるので、ゴミ捨ての頻度や手間を大きく減らせますよ。
ハンディ時もワンタッチでフタが開くので、ゴミに直接触れることなく捨てられて便利です。紙パック式に比べるとゴミが舞いやすくはありますが、ダストカップ・フィルターは水洗いもできるので、いつでも清潔を保ちやすいでしょう。
ヘッドブラシに毛が絡みにくいのも利点。比較したなかには毛を巻き込みやすい商品もありましたが、こちらは実際に髪の毛を撒いて掃除機をかけても、ブラシへの絡まりは見られませんでした。
加えて、ブラシも水洗いできるのがうれしいところ。ブラシの着脱にはコインが必要ですが、毛が絡みにくいのでサッと洗えます。長い髪やペットの抜け毛を掃除することが多い人にもうってつけでしょう。
高価格帯のモデルが多いShark製品のなかでは、価格を抑えられているのも魅力です。公式サイトでは自動ゴミ収集ドック付きモデルのほとんどが6~7万円台でしたが、こちらは49,500円(※2024年11月時点)と比較的安価。ECサイトでは3万円台で買えるストアもありました。
比較したほかの商品と比べても手を出しにくい価格帯ではないため、お手入れのしやすさ重視の人は検討してみましょう。
Sharkの商品はしばしばセール価格で販売されるので、ブラックフライデーやプライムデーなどのセール時期になったらとりあえず覗いてみるのがおすすめですよ。
吸引力の高さも高評価です。フローリングの上にゴミを撒いて掃除機をかけたところ、1往復で8割程度のゴミを吸い切れました。お菓子のくずをいくつか弾いたものの、壁際や奥の壁は細かなゴミまで残さず吸引できています。
1往復で漏れなくゴミを吸引できた上位のShark製品には及ばないものの、全体で見ると十分優秀な掃除性能です。比較したなかにはかなりのゴミを取りこぼした商品もあったのに対し、本品であれば部屋全体をきれいにするのにさほど時間はかからないでしょう。
カーペットでの吸引力も高めです。奥底にうっすら細かいゴミが残るものの1往復で表面の大きなゴミはおおむね吸引でき、壁際にいたっては細かいゴミまで目視で確認できないほどきれいにできました。
比較したほかの商品にはカーペットに強く張りつき、思うようにゴミを吸えなかったものも。対して本品では数回往復させればすっきり除去できるでしょう。カーペットを掃除する頻度が高い人にもおすすめです。
使い勝手のよさも良好です。ダストカップやハンドルなどの出っ張りがないスリムな形状なので、家具の隙間に差し込みやすいのが利点。同社の上位モデルに備わっていた、パイプが曲がる「FLEX機能」はありませんが、テレビ台やソファ下の掃除も楽に行えるでしょう。
本体は自立しないものの、自動ゴミ収集ドックに立てかけるだけで収納可能。充電も同時にできるので、思い立ったときにサッと掃除を始められますよ。電池残量は3段階のインジケーターで確認でき、掃除の計画も立てやすいでしょう。
疲れにくさの検証では高評価に届きませんでした。比較した商品には1.5kg未満の軽いモデルも多かったのに対し、本体重量の実測値は1.94kgとかなり重め。手元にかかる重さも0.98kgと、比較的ずっしりとしていました。
ヘッドが自走せず、持ち手が太めでつかみにくいのもネック。吸引力の検証では1往復でもやや負担を感じたため、軽いかけ心地のものがほしい人には不向きといえます。ヘッドの幅が26.5cmと大きめで小回りが利きにくい点にも注意しましょう。
バッテリー持ちのよさもいまひとつです。連続使用時間の公称値は、スティック時で最大13分・ハンディ時で最大17分とかなり短めでした。
比較した商品の多くが30~40分使用できたなか、家中の掃除を一度で済ませたい人には物足りない可能性があります。
従来のコード付きキャニスター掃除機と同じ感覚で部屋中を掃除すると時間が足りなくなるでしょう。
せっかくスティッククリーナーを買うなら、一度に全部掃除しようと気負わずに、思い立ったタイミングで気になった箇所を掃除するスタイルに変えるのがおすすめですよ。
「音がうるさい」との口コミどおり、稼動音が大きいのもネックです。1.5m離れたところから運転中の騒音値を測定したところ、全体平均の63.2dB(※2024年11月時点)を上回る69.7dBを記録しました。
新幹線の車内ほどのうるささがあるため(参照:全国環境研協議会 騒音調査小委員会)夜に掃除したい人や、子どもやペットがいて大きな音を立てたくない人には使いづらいといえます。比較したなかには50dBほどの静かな商品もあったので、静音性重視ならそちらにも注目してみてください。
2023/02/01 発売
標準モードの連続使用時間(公称値) | ハンディ時:17分/スティック時:13分 |
---|---|
ヘッド種類 | パワーヘッド |
充電時間(公称値) | 約3.5時間 |
本体重量 | 約1.9kg |
集じん容積 | 不明 |
---|---|
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
付属品 | すき間ノズル、布団用ヘッド、ハンディ用ノズル、充電コード、収納スタンド |
本体幅(公称値) | スティック時:26.7cm/ハンディ時:6.7cm |
本体奥行(公称値) | スティック時:12.4cm/ハンディ時:8.65cm |
本体高さ(公称値) | スティック時:103cm/ハンディ時:50cm |
本体幅(実測値) | 不明 |
本体奥行(実測値) | 不明 |
本体高さ(実測値) | 不明 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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ここからは、Shark EVOPOWER SYSTEM STD+ CS150JAE以外のおすすめ商品をご紹介します。
高い吸引力と静音性を両立したものがほしいなら、シャープのRACTIVE Air EC-SR9もおすすめです。稼動音は標準モードで50.1dBと検証トップクラスの小ささ。子どもが眠っている間に掃除できるほど静かだったため、夜に掃除機をかけたい人にもよいでしょう。
肝心の吸引力も高く、フローリングのゴミは1往復で吸い切りました。カーペットのゴミも一度で大方取り切れたので、床面問わず使いやすいといえます。
本体は1.63kgと許容できる重さかつ自走式ヘッドを採用しており、取り回しにも優れていました。バッテリー持ちも最大45分と長かったので、1回で家中を掃除できますよ。
かけ心地のよさを重視する人は、HITACHIのラクかるスティック PV-BL3Lもよいでしょう。重量は1.12kgと非常に軽いうえ、自走式ヘッドを採用。実際に使って見てもスイスイ前に進み、軽やかに掃除できました。
ヘッドが軽いぶんフローリングではゴミを弾きやすかったものの、吸引力自体は申し分ありません。カーペットでも細かいゴミまでしっかりと吸い切れました。
ヘッドが床につく「ペタリンコ構造」により、家具の下にもスムーズに差し込めます。バッテリー持ちも最大30分と十分にあるため、広い部屋の掃除にも活躍するでしょう。
Shark EVOPOWER SYSTEM STD+ CS150JAEは、公式サイトのほかAmazonや楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入できます。フリマアプリには中古品の取り扱いもあったので、気になる人はそちらも覗いてみてください。
また、ヨドバシカメラなどの家電量販店でも販売を確認できました。実物を見たい人は、在庫確認のうえお近くの店舗に足を運んでみましょう。
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