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インフルエンザを予防するには?対策のポイントは?

インフルエンザを予防するには?対策のポイントは?

インフルエンザは、インフルエンザウイルスが引き起こす急性の感染症で、高熱や関節痛など強い症状をともないます。毎年冬に流行するこの感染症は、重症化すると肺炎などの合併症を引き起こす可能性もあるため、効果的な予防方法を知っておくことが重要です。 


そこで今回は、インフルエンザ予防に効果的な対策から、ワクチン接種のタイミングや効果、免疫力を高める生活習慣まで幅広く解説します。インフルエンザ予防を日常生活に取り入れ、自分や家族の健康を守りましょう。

2025年12月17日更新
渡辺寛和
ガイド
元トイレタリー商品開発者/マイベスト ヘルスケア商品担当
渡辺寛和

大手製薬メーカーにて8年間、衛生用品の研究開発職とマーケティング職に従事。なかでも人のヘルスケアをサポートする新商品開発を専門とし、日本と海外を合わせて10製品以上の新製品発売に携わる。 マイベスト入社後はこれまでの開発経験や商品知識を活かし、ヘルスケア商品全般の比較検証を担当。「ユーザーが知りたいことを適切な検証に基づきわかりやすく提供する」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。

渡辺寛和のプロフィール
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目次

インフルエンザ予防の基本は、ワクチン接種と日常生活での対策

インフルエンザ予防の基本は、ワクチン接種と日常生活での対策

インフルエンザ予防には、ワクチン接種と日常的な対策を組み合わせることが最も効果的です。ワクチンは重症化防止に有効ですが、完全に発症を防ぐものではないため、手洗い・マスク着用などの生活習慣対策の併用が推奨されています。


具体的な予防策としては、以下が挙げられます。


  1. ワクチン接種
  2. 日常生活での予防
  3. こまめな手洗いとアルコール消毒
  4. マスク着用と咳エチケット
  5. 室内の適切な湿度管理(50~60%が理想的)
  6. 十分な睡眠と栄養バランスの良い食事

特に感染力の強いインフルエンザは、予防の「重ね技」が効果を高めるカギです。複数の予防策を組み合わせることで、しっかり自分と家族の健康を守れるでしょう。

ワクチンは重症化予防に効果的。適切なタイミングで受けよう

ワクチンは重症化予防に効果的。適切なタイミングで受けよう

インフルエンザの予防方法として、最も効果的な方法はワクチン接種です。ワクチンを接種するとインフルエンザウイルスに対する免疫が体内で作られるため、感染予防や重症化防止につながります。


ワクチンの予防効果は接種後約2週間で現れ始め、約5か月間持続するとされています。日本でのインフルエンザは例年12月〜3月頃に流行のピークを迎えるので、免疫がつくまでの期間を考慮すると、11月中旬までに接種を完了させることが理想的です。とはいえ、流行期に入ってからの接種でも一定の効果が期待できます。


ただし、ワクチン接種だけでは100%の予防はできません。従来のワクチンは、流行が予測される型に合わせて事前に作られることが主流であるため、ウイルスが大きく変異した場合には、免疫が十分に働かず、効果が低下する可能性があります。ワクチン接種後も、手洗いやマスク着用などの基本的な感染対策を継続することが大切です。

日常生活で始めるインフルエンザ予防。3つの基本行動を解説

日常習慣の見直しも、インフルエンザ予防には欠かせません。効果的な予防策は、手洗い・マスクの着用・適切な湿度管理と換気の3つです。ここからは、各対策の具体的な方法を詳しく解説していきます。

正しい手洗いが接触感染を防ぐ!洗い方とタイミングを要確認

正しい手洗いが接触感染を防ぐ!洗い方とタイミングを要確認

石けんを使った正しい手洗いは、インフルエンザ対策の基本です。ドアノブやつり革など、ウイルスが付着した場所に触れた手で口や鼻を触ると感染リスクが高まります。特に帰宅時・食事前・トイレの後・咳やくしゃみをした後は、必ず手を洗う習慣をつけましょう


効果的な手洗いの手順は以下のとおりです。


1.石けんをよく泡立て、手のひら・手の甲・指の間・爪の間を丁寧に洗う
2.手首まで洗い、流水でしっかりすすぐ
3.清潔なタオルやペーパータオルで水分を拭き取る

外出先で手を洗えないときは、アルコール消毒液があると手を清潔に保つことができるので便利です。おすすめの消毒液やハンドソープは以下で紹介しているので、気になる人はチェックしてくださいね。

マスク着用と咳エチケットの徹底が飛沫感染を防ぐ

マスク着用と咳エチケットの徹底が飛沫感染を防ぐ

インフルエンザの飛沫感染を防ぐために、正しいマスクの着用方法と咳エチケットを知っておきましょう。人混みや閉鎖空間ではマスク着用を心がけ、咳エチケットを徹底することで、自分と周囲の人を飛沫感染から守ることができます。


咳やくしゃみの際は、手で口を覆う行為は避けましょう。手にウイルスが付着すると接触感染の原因になります。代わりにティッシュやハンカチ、袖の内側などで口と鼻を覆い、使用後のティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。


マスクは鼻と口をしっかり覆い、隙間なく装着することが重要です。外す際は、表面に触れずゴムだけを持って取り外します。マスクの表面にはウイルスが付着している可能性があるため、外した後は必ず手を洗いましょう。なお、フィルター性能が高く付け心地のよいマスクは以下で紹介しているので、購入時の参考にしてくださいね。

室内環境を整えてさらなる予防を。湿度・換気でリスクを下げる

室内環境を整えてさらなる予防を。湿度・換気でリスクを下げる

インフルエンザウイルスは、乾燥した環境で生存率と感染力が高まります。加湿器で室内の湿度を50~60%に維持し、定期的に換気を行いましょう。換気は2方向の窓を開けて空気の流れを作ると効率的です。


なお、加湿器を使用する場合は、水の交換と内部の清掃を定期的に行いカビの発生を防ぎましょう。お手入れが簡単なおすすめの加湿器は、以下のコンテンツで紹介しています。

もしかしてインフルエンザ?風邪との違いと受診の目安

もしかしてインフルエンザ?風邪との違いと受診の目安

インフルエンザと風邪は症状が似ていますが、発症の仕方と症状の強さに明確な違いがあります。風邪は徐々に症状が出始め、喉の痛みや鼻水から始まることが多いのが特徴です。対するインフルエンザは、急な高熱と全身の強い倦怠感・関節痛が現れます


以下のような症状があれば、インフルエンザを疑い医療機関への受診を検討しましょう。


  1. 38℃以上の突然の高熱
  2. 強い全身倦怠感や関節痛
  3. 症状が急激に悪化した場合

特に高齢者や子ども、基礎疾患のある人は重症化リスクが高いため、早めの受診が重要です。呼吸困難や意識障害がある場合は緊急性が高いので、迷わず医療機関を受診してください。インフルエンザ治療には早期対応が効果的です。適切な判断と早期治療が、症状の軽減と周囲への感染拡大防止につながります。


なお、インフルエンザではなく風邪だった場合は、市販薬でも対処可能です。風邪薬や喉の痛みに効く市販薬の詳しい選び方を知りたい人は、以下のコンテンツもチェックしてください。

インフルエンザにかかったら?正しい自宅療養と感染拡大防止策を解説

インフルエンザにかかったら?正しい自宅療養と感染拡大防止策を解説

インフルエンザと診断されたら、安静と十分な水分補給を第一に考えましょう。38℃以上の発熱や倦怠感がある間は無理をせず、体を休めることが早期回復につながります。処方された抗インフルエンザ薬は指示どおりに服用し、水分はスポーツドリンクや白湯などでこまめに補給しましょう。食欲がない場合も、おかゆなど消化の良い食事を少量ずつ摂ることが回復を助けます。


学校や職場への復帰の目安は、発症から5日間経過かつ解熱後2日(幼児は3日)を経過してからです。この期間は感染力が高いため、自宅待機を徹底しましょう。なお、呼吸困難、意識障害、けいれん、39℃以上の高熱が続くなど、症状が重い場合はすぐに医療機関に相談してください。


家庭内での二次感染を防ぐには、可能な限り別室で療養すること、患者・介護者ともにマスクを着用すること、こまめな手洗いと消毒を徹底することが大切です。ドアノブやトイレといった共用部の除菌には、除菌用スプレーがあると便利でしょう。

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