
エアコンの室外機が動かない!原因と対処法を徹底解説
いつものようにエアコンの電源を入れても室外機が動いていないと、故障しているのでは?と心配になるもの。急に動かなくなると暑さ・寒さ対策ができなくて困りますよね。
そこで今回は、エアコンの室外機が動かない原因と対処法を解説します。すぐに修理が必要なのか、買い替えを検討すべきなのかも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
エアコンの室外機が動かない原因8つ
エアコンの室外機が動かない原因は主に8つあります。まずは原因の特定ができないか、チェックしてみましょう。
送風運転になっている

エアコンは、送風運転だと室外機が動きません。送風運転は室内の空気を循環させる機能だからです。
夏場の冷房時に室外機が動いていないときは、意図せず送風運転に設定されていないか確認しましょう。冷房モードに切り替えて室外機が動けば、故障ではありません。
電気系統の不具合

電源系統の不具合は、専門の修理業者に点検を依頼しましょう。自己修理を試みると、保証が無効になることがあるので注意が必要です。
制御基板の故障

室内機の電源が入っても室外機が動かないときは、制御基板の故障かもしれません。自分で交換作業をするのは難易度が高いため、専門の技術者に依頼することをおすすめします。
自動制御機能が働いている

エアコンの自動制御機能が作動している場合、エアコンの運転を最適に調整するため、室外機を一時的に停止させることがあります。温度や湿度が変化すると再稼働するのであれば、故障ではありません。
冷媒ガス漏れやコンプレッサーの故障

冷媒ガスとは、室内機に熱を運ぶためのもの。室外機が転倒したり無理に移動させたりすると、接続不良などが起きてガス漏れする場合があります。
冷媒ガスを圧縮させる役割があるコンプレッサーの故障も、室外機が動かなくなる原因の1つです。室外機が動かない以外にも、異音が聞こえる・冷暖房の効きが悪くなるといった症状があるときは、コンプレッサーの故障が疑われます。
ガス漏れやコンプレッサーの故障の可能性があるときは、専門業者に修理を依頼しましょう。
ファンモーターの故障

経年劣化が原因で故障することが多いので、ファンモーターが壊れているかもしれないときは業者に交換を依頼しましょう。
室外機の周りに障害物がある

室外機の排気や吸気が妨げられると、うまく放熱されずエアコンの運転効率が低下し、最終的には動かなくなることも。まずは室外機の周りに十分なスペースを確保しましょう。通気性のよい状態にしても室外機が動かないときは別の原因があるかもしれません。
室外機に汚れが溜まっている・雪や霜で覆われている

汚れが室外機に詰まると運転効率が悪くなりかねません。雪や氷が室外機の内部に入り込み、ファンが回らなくなることもあります。吹き出し口の前に雪が積もっているときも、空気の循環が悪くなってうまく動作しません。
室外機が凍り付いたときは自然解凍されるのを待ちましょう。汚れの詰まりや雪で覆われていることで動かなくなっているときは、空気の通り道をしっかり確保すれば稼動する場合があります。
室外機が動かないときの6つの対処法
室外機が動かないときは、修理を依頼する前に対処法を試してみてください。掃除をしたり、設定を変えたりするだけで改善する場合があります。
コンセントを差しなおす

差し直しても動作しない場合は、専門の技術者に点検を依頼しましょう。
エラーコードを確認する

たとえば、ダイキンのエアコンで「E1」のエラーコードが表示されたときは、運転を制御する基盤が正常に動作していません。機種やメーカーによってエラーコードが異なるので、公式サイトや取扱説明書で対処方法を確認しましょう。
必要に応じて修理業者に連絡してください。修理を依頼する際は、エラーコードを伝えるとスムーズです。
運転モードや温度を確認する

エアコンの運転モードが送風になっていないか、温度設定が高すぎたり低すぎたりしないかどうかの確認も重要です。
送風モードだと室外機は動かないので、冷房・暖房に切り替えて動作するかチェックしましょう。室温と温度設定が同じになっているときも室外機は動作しません。温度設定を変えて動作するか確認すると、室外機が故障しているか判断できます。
室外機の周りに十分なスペースを確保する

室外機は前・上部・左右を開けることを推奨しているので、説明書を確認して十分なスペースを確保してくださいね。
室外機の汚れやゴミを取り除く

吹き出し口だけでなく、裏側にある金属製のフィンの汚れも取り除きましょう。掃除する際は掃除機やホウキでホコリを落とし、細かい汚れは古い歯ブラシなどで取り除きます。フィンの掃除は力を入れすぎると故障の原因になるので注意してくださいね。
自分で掃除するのが難しい場合は、エアコンクリーニングの業者に依頼しましょう。追加料金を支払えば、室内機のクリーニングとあわせて対応してもらえます。エアコンクリーニング業者の選び方は、下記コンテンツを参考にしてください。
応急運転を試す

応急運転を試しても問題が解決しない場合、業者に点検や修理を依頼するのがおすすめです。応急運転のボタンは、メーカーや機種によって場所が異なります。取扱説明書で操作方法を確認してくださいね。
エアコンの修理はどこに依頼すべき?

メーカー保証の期間内であればメーカーに、家電量販店で保証に加入しているなら家電量販店に依頼すると修理費用を抑えられる場合がありますよ。保証期間が過ぎている場合や、10年以上経過した古いエアコンを修理したいときは、専門業者への依頼を検討してください。
修理費用の目安や修理依頼から完了までの流れは、下記コンテンツで解説しています。
10年以上経過したエアコンは買い替えを検討しよう

エアコンの寿命はおおよそ10年とされています。メーカーは製造打ち切ると10年間で部品の保有を終了するため、故障時に修理ができなくなる場合も。古い機種は修理費用も高額になることがあるので、買い替えの検討をおすすめします。
新しいエアコンに買い替えれば省エネ性能が向上し、電気代の節約にもつながりますよ。エアコンの選び方やおすすめ商品は、下記コンテンツで紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。
