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【徹底解説】自動車保険の新車割引で新しい車の保険料は安くなる?

【徹底解説】自動車保険の新車割引で新しい車の保険料は安くなる?

契約自動車が新車である場合に受けられる新車割引。「新車は事故の確率が低い」という統計データに基づいて各保険会社が独自に設定している制度で、割引の有無や内容は会社ごとに異なります。


そこで今回は、どのような車に対して適用されるのかなど、新車割引について詳しく解説。新車を購入した方や購入予定がある方は、ぜひ参考にしてください。

2024年02月29日更新
古田拓也
監修者
1級FP技能士/株式会社オコスモ 代表取締役CEO
古田拓也

法人向けの資産相談業務やグループ企業の経営管理、分散金融市場における資産運用事業を手がける。その他、大手のビジネス系メディア「マネー現代:講談社」「ITmediaビジネスオンライン」「四季報オンライン」等で執筆も行っている。 OKOSUMO(公式サイト):https://okosumo.com/ Twitter:https://twitter.com/full_tangent

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大島凱斗
ガイド
元銀行員/マイベスト クレジットカード・ローン・証券・保険担当
大島凱斗

大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。

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本コンテンツは情報提供を目的としたものであり、特定の保険商品についての勧誘や契約の推奨を目的としたものではありません。弊社が内容について正確性を含め一切を保証するものではないため、個別商品については各保険会社にお問い合わせください。

目次

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新車割引とは?

まずは、新車割引とはどのような制度なのか、詳しく見ていきましょう。

新車の定義を確認!対象となる車の範囲は?

新車の定義を確認!対象となる車の範囲は?
新車割引とは、契約する車が新車として登録された日から、一定期間内である場合に受けられる割引です。ここでいう「新車として登録された日」とは、車が製造され初めて運輸支局に登録された年月(=年式)のこと

車検証の「初度登録年月」欄に記載されており、自動車保険の新車割引はそれを元に適用されます。軽自動車の場合は、「初度検査年月」を初度登録年月として扱うのが一般的です。


新車割引の対象となるのは、一般的には初度登録年月から25ヶ月以内の車ですが、保険会社によっては49ヶ月以内の場合も。新車割引という名前ではありますが、中古車を購入した場合でも、初度登録年月からの期間がこの範囲内であれば割引を受けられます。

新車割引を受けられる車種は、主に自家用普通乗用車と自家用小型乗用車です。軽自動車も新車割引を受けられる場合もありますよ


なお、保険会社によってはそもそも新車割引がないことも。新車で保険加入を検討している場合は、保険会社に事前に確認しておくといいでしょう。

割引額はどれくらい?

割引額はどれくらい?
新車割引の割引額は、保険会社によって異なります。また、車種による違いのほか、自動車保険の対人賠償・対物賠償・人身傷害・車両保険などの補償ごとに割引率が異なる場合もあるので、一概には言えません。大まかな目安としては保険料の合計額から1割程度割引かれることが多いと思っておけばいいでしょう。

なお、49ヶ月以内まで新車割引が適用できる保険会社の場合、26ヶ月目以降は車両保険のみが新車割引の対象となり、車両保険をつけていない契約では新車割引が適用されません。

新車割引によってどの程度の割引があるかを比較したい場合は、一括見積で多くの保険会社の見積りを取って比較してみることをおすすめします。

25か月目で乗り換えをするのは得なのか?

新車割引のメリットを最大限に享受するためには、25か月目に保険会社を乗り換えるのがお得だと言われることがあります。しかし、必ずしもそうとは言えない場合もあるので、慎重に考えましょう。

そもそも、乗り換えの必要はない場合もある

そもそも、乗り換えの必要はない場合もある

1年契約で保険に加入する場合、新車割引の適用開始から25ヶ月目の月内に契約更新ができれば、3年目も新車割引が適用され、割引を最大限活用できます。「25か月目に新たな保険に契約しなおした方が得」だと言われることがありますが、必ずしもそうとは言えないので、鵜呑みにしないことが大切です。


例えば、保険の始期月に車両入替を行った場合や、新車購入時に新規に保険に入った場合は、その契約のままでも3年目も新車割引が適用される可能性があります。乗り換えを検討する前に、保険会社に相談してみましょう。

乗り換えると損をする場合もあるので注意

25か月目に保険を乗り換えて新車割引が3年間適用されたとしても、トータルな保険料で見ると損をしてしまう場合もあるので気を付けましょう。事例を挙げて説明していきます。

事例1:乗り換えによって等級が上がるのが遅くなる場合

事例1:乗り換えによって等級が上がるのが遅くなる場合
よく考えるべきポイントは、等級による割引との兼ね合いです。状況によっては、新車割引よりも等級による割引額の方が大きく、新車割引にこだわらず等級が上がるのを待ったほうが得な場合もあるので、慎重に考えましょう。

このように、乗り換えた方が得かどうかはケースバイケースということになるので、じっくり検討してみてくださいね。

事例2:解約により損をする場合

事例2:解約により損をする場合
途中で他の自動車保険に入り直すには、もともと入っていた自動車保険の解約が必要になります。その場合の解約払戻金は、支払った金額よりも少ないことが多く、保険料が無駄になる場合がほとんどです。

また、インターネット型の自動車保険の場合は、途中で解約して入り直そうとしてもインターネット上で手続きができず、インターネット割引が使えなくなる可能性もあります。トータルな保険料負担がかえって大きくなりかねないので、慎重に検討してみてください。

自分にあった自動車保険を見つけてみましょう!

自動車保険の新車割引について理解することはできましたか?少しでも保険料を抑えるためにも、正しい知識を身につけることが大切です。

理解が深まったものの、実際にどの自動車保険に加入しようか迷っているという方も多いのではないでしょうか?

そこで、雑誌やネットで人気の自動車保険を徹底的に調査し、最もおすすめの自動車保険を決定しました。専門家の方に監修していただき、自動車保険の選び方についてもご紹介しています。ぜひ、参考にしてみてください。

自動車保険おすすめ5選

セコム損保

セコム安心マイカー保険
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事故対応は24時間。保険料も割安なダイレクト型の自動車保険

楽天損保

ドライブアシスト
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