eスポーツ向けに設計された左右対称のデザインが特徴の、BenQ ZOWIE ZA13-C ゲーミングマウス For e-Sports。「フィット感がとてもよい」と評判です。しかし、「サイドボタンに指が届かない」など気になる口コミも存在し、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のゲーミングマウスとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ゲーミングマウス選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
5,232円
おすすめスコア
マウスの使いやすさ
エイムのしやすさ
クリック・ボタンの押しやすさ
カスタマイズ性の高さ
接続方式 | 有線 |
---|---|
重量 | 65g |
良い
気になる
BenQ ZOWIE ZA13-C ゲーミングマウス For e-Sportsは、つかみ持ちをする人で有線タイプでもよいなら候補になるアイテムです。「かぶせ持ちとつかみ持ちの両方に対応」と謳っていますが、本品は小ぶりでくびれが深く、つかみ持ち向きデザイン。比較したなかには手にフィットしにくいものもあったのに対し、商品を使ったゲーマーは「フィット感がとてもよい」とコメントし、口コミどおり好評でした。
なかには「握ったときに薬指や小指に窮屈さを感じる」と指摘したモニターもいましたが、S・M・Lの3サイズから自分の手の大きさに合わせて選べば窮屈感も気にならないでしょう。マウスを動かしたときの抵抗感も少なく、モニターは「動かしやすい」「抵抗感なく操作できた」とコメント。エイムしやすいため、FPS・TPSなどでも活用しやすそうです。
押しやすいサイドボタンもメリット。「サイドボタンに指が届かない」との口コミがあったものの、モニターからは「ボタン自体が大きいので押しやすい」とプラスの声があがりました。クリック感は重めですが浅い押し込みで反応。ホイールも扱いやすく、使いづらさは感じにくいといえます。
本体は65gと軽め。比較した商品内には150gを超えるものもあったのに対し、こちらは瞬間的な操作がしやすいでしょう。そのうえ、カスタマイズ性もおおむね良好。カーソルの動きを表すDIPは400・800・1600と3段階から選べ、カーソルの滑らかな動き関わるポーリングレートは最大1,000Hzと標準レベルです。上位商品ほど幅広く設定できないものの、ゲーム中にわずらわしさを感じるほどではないでしょう。
執筆時の価格は税込8,800円(※公式サイト参照)とリーズナブルながら、ゲームに必要な性能は備えていて、つかみ持ちをする人におすすめできます。ただし、比較したなかでは無線タイプが多かったなか、本品は有線タイプなのは気がかり。ケーブルは布製で軽いものの、ワイヤレスに慣れていると扱いづらい場合があります。ケーブルレスで使えるものをお探しなら、ほかの商品をチェックしてください。
実際にBenQ ZOWIE ZA13-C ゲーミングマウス For e-Sportsと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのゲーミングマウスと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
BenQ ZOWIE ZA13-C ゲーミングマウス For e-Sportsのデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!
ロジクール
エルゴノミクス形状で握りやすく、かぶせ持ちにおすすめ
繊細な操作に対応できるよう、マウスの丸みを高くつくり、手のひらとの接地面積をアップさせたのが特徴。ケーブルのつけ根が斜め上に向く構造にしたことで、激しく動かしてもケーブルの跳ね返りやマウスパッドとの摩擦を感じにくくさせています。24段階のスクロールホイールを搭載し、しっかりとしたホイール感覚を得やすいつくりです。デザインは左右対称で、メーカーは「かぶせ持ちとつかみ持ちの両方に対応」と謳っています。
USB ポートに繋ぐだけですぐに使え、手間のかかるドライバーインストールは不要。ボタンは底面ボタン2つを含む7つです。マウスを持ち上げやすいように、前方両端に突起状の切り欠きが設置されています。検証に使ったSサイズは、幅6.3×奥行12.1×高さ4cm。右利き用のみの販売です。
「ZA13-C」は2020年9月に発売された「ZA13-B」の使い勝手をよりよくしたモデルです。「ZA13-B」はラバーケーブルを使用していましたが、「ZA13-C」はより柔軟性のあるパラコードケーブルを採用しています。また、「ZA13-C」の重さは65gと「ZA13-B」より10g軽量化されました。両者ともサイズ・搭載センサーは同じです。
現在、「ZA13-B」は公式サイトでは販売されておらず、ECサイトで販売されている新品・中古の価格は4,500~15,000円と大きく変動しているようでした。購入するならケーブルがやわらかく軽量化された「ZA13-C」がおすすめです。
人気のゲーミングマウスを比較検証したところ、BenQ ZOWIE ZA13-C ゲーミングマウス For e-Sportsには4つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
「かぶせ持ちとつかみ持ちの両方に対応」と謳っていますが、本品はどちらかというとつかみ持ち向き。本体は小ぶりでくびれが深く、手のひらをマウスにつけて、指のつけ根を浮かせやすい形状です。
実際にApex Legends・VALORANT・フォートナイトのどれかでランクマッチに入った経験がある、PCゲーマー10人のモニターが使用。その結果、「フィット感がとてもよい」と評判だったとおり、「尻高でつかみ持ちがしやすい形状」と好評の声があがりました。
なかには、小型なことが影響して「握ったときに薬指や小指に窮屈さを感じる」と指摘した人も。とはいえ、S・M・Lの3サイズから選べるため、指があまる人は大きいサイズを選ぶのもひとつの手です。比較した商品内でサイズ展開のあるものは少なかったものの、本品は自分の手に合ったものを選びやすいでしょう。
マウスを動かしたときの抵抗感は、さほど強くありません。モニターからは「思った位置に近いところで止まれる」との声があがり、感覚的に動かしやすい様子。「初動の滑り出しは重め」との指摘もあがりましたが、多数のモニターから「動かしやすい」などとプラスの声が寄せられました。
<エイムのしやすさ(滑りやすさ・握りやすさ)についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
クリック感は重めですが浅い押し込みで反応し、不満を抱いたモニターは10人中2人と少数でした。モニターからは「反発がほどよく、連打もしやすい」とプラスの声があがり、押しづらさはあまり感じないといえるでしょう。連打するシーンでも違和感はなさそうです。
ホイールもラバー製で押しやすく、適度な引っかかりで誤操作は少ないでしょう。コロコロとした感触にやや違和感を覚えるモニターもいましたが、比較したなかにはグリップがほとんど効かず軽すぎる商品もあったのに対し、扱いやすい抵抗感でした。
<クリック・ボタンの押しやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
本体重量は65gと軽量で、瞬間的な操作がしやすいでしょう。一般的なマウスが100g前後であることと比べると、本商品は半分以下の重さ。比較したなかには150g以上の非常に重い商品もあるなかで、FPSやTPSといった素早い操作が求められるジャンルで使いやすい設計だといえます。
マウスを1インチ動かしたときにカーソルがどれだけ動くかを表すDPIの設定幅は、標準レベルです。400・800・1600の3段階から選べ、変更用のボタンはマウス裏側に配置されています。
マウスが1秒間に何回PCにデータを送信するかを示すポーリングレートは最高1000Hzまで設定可能。一般的なゲーミングマウスと同等の性能を備えています。
DPIを50単位で細かく設定できたり、ポーリングレートを最大8000Hzまで引き上げられる上位商品にはやや劣る結果に。とはいえ、ある程度の調整機能は備えていて、ゲームをしていて不便に感じるほどではありません。こだわりが強くない人であれば、満足できるでしょう。
BenQ ZOWIE ZA13-C ゲーミングマウス For e-Sportsにはたくさんのメリットがある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
とはいえ、比較したなかでラバー素材のケーブルを使った商品よりは、邪魔になりにくい印象。本商品は有線のなかでは動かしやすさに配慮されていますが、ワイヤレスに慣れている人は実物で試してから購入したほうがよいかもしれません。
<エイムのしやすさ(ケーブルの気にならなさ)についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
接続方式 | 有線 |
---|---|
重量 | 65g |
良い
気になる
接続インターフェース | USB |
---|---|
バッテリー持ち時間 | |
最大DPI | 3200dpi |
DPI変更可能幅 | 400、800、1600、3200 |
ソフトウェア付き | |
幅 | 6.3cm |
ソールの別売りあり | |
奥行 | 12.1cm |
高さ | 4cm |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
6,980円
(最安)
販売価格:6,980円
ポイント:0円相当
送料無料
(65件)
BenQ ZOWIE ZA13-C ゲーミングマウス For e-Sportsは、有線マウスのなかでは動かしやすい商品でしたが、ケーブルが気になる人・動きを細かくカスタマイズしたい人には不向き。ここでは、ワイヤレスでDPIやポーリングレートを細かく設定できたマウスをご紹介します。
Razerの「Viper V3 Pro」は、万人におすすめしやすい商品です。左右対称でくびれのあるのデザインが手にフィット。つかみ持ちやかぶせ持ちといった多様なグリップスタイルに対応します。
実際にモニターが使ったところ、エイムのしやすさで高評価を獲得。思いどおりにマウスを動かせ、モニターからは「ピタッと止めることができた」と喜びの声があがりました。余計な力を入れずに使用できるため、長時間使っていても疲れを感じにくいでしょう。バッテリーは充電式で、最大95時間の容量を持っている点もポイントです。
裏側のボタンでDPIを50単位で細かく調整でき、ポーリングレートも8000Hzまで設定可能。カスタマイズ性に優れていて、カーソルの動きにこだわりがある人にも向いています。快適にゲームプレイしたい人は、ぜひチェックしてみてください。
とにかく軽いマウスがほしい人には、LAMZUの「Maya 4K Compatible LAMZU-00006-CBLK」がおすすめ。重量はわずか45gと非常に軽量。左右対称のくびれた形状で、つかみ持ちやつまみ持ちの両方で使えます。
小型のため手が大きめな人は持ちにくいこともありますが、エイムのしやすさでは高評価を獲得。実際に使用したモニターからは「細かな操作がしやすい」と好評の声が寄せられました。適度なグリップ感があり、マウスの滑りは非常になめらか。FPSゲームで活躍しやすいといえるでしょう。
クリックは浅く、カチカチと軽い押し心地。反発が少ないため連打がしやすく、長時間のゲームプレイでも疲れにくい仕様です。2つのサイドボタンの間に親指が触れるように設計されており、押しやすさも良好。ホイールには適度なグリップ感があり、軽い力で段階的にカリカリと回せるので、ホイールで武器チェンジをする人も使いやすいでしょう。
DPIは本体裏側のボタンで50単位で調節可能。最大ポーリングレートは1000Hzですが、有料ドングルを使うことで最大4,000Hzまで変更できるようになります。ケーブルが邪魔にならない無線タイプで、軽いマウスを探している人は使ってみてください。
BenQ ZOWIE ZA13-C ゲーミングマウス For e-Sportsは、BenQ Japanの公式サイトで販売中です。執筆時点での値段は税込8,800円(※公式サイト参照)でした。
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