ティファール アプレシア ロック コントロール KO8401JPをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

実際にお湯を沸かすと、500mLの水がわずか2分44秒で沸騰しました。比較した全商品の平均が3分4秒（※執筆時点）であることを考えると、沸騰スピードは十分速いといえます。

比較した商品で消費電力が同じ1250Wのモデルのなかには、500mLのお湯を沸かすのに3分以上かかったものもありました。1300Wの商品には2分30秒未満で沸騰したものもありましたが、遅いと感じるほどの差はないといえるでしょう。

実際に注ぐと、「カーブしたコの字の柄が握りやすい」とモニターから好印象。比較したほかの商品のように、太すぎて握りにくいといったことはなく適度な太さです。柄の上部に親指を置く窪みもあるので、安定してお湯を注げました。

先端がシャープな三角形の注ぎ口で、カバーがついているのもポイント。狙った場所に注ぎやすく、水切れも良好です。少し傾けただけで多量のお湯が出てくるため、カップ麺やスープなど、一度にたくさんのお湯を使いたいシーンに向いています。

重量感については、見た目のコンパクトさに対して「やや重く感じる」とコメントするモニターも。電源プレートを含む総重量は1.27kgと、比較した商品のなかでそこまで重くはないものの、人によっては「本体が少し重い」という口コミのように感じるかもしれません。

＜注ぎやすさについてのモニターコメント＞

1. 「すごく重いというわけではないが、まあまあ重さは感じる」
2. 「ホコリが入らないように注ぎ口が塞がれているので、水量を確認しながら入れられない」
3. 「しっかり握れる柄の太さと質感。親指を置く窪みがあるので安定する」
4. 「先端が尖っていて、狙ったところに注ぎやすい」
5. 「すごく鋭く切れるわけではないが、問題なし」

コメントは一部抜粋

操作パネルは温度表示ディスプレイ・4つのボタンのみと、シンプルでわかりやすい設計です。比較したほかの商品にはボタンのイラストの意味がわかりにくいものもあったなか、モニターからは「直感的に操作できる」と高く評価されました。

比較した一部商品のようなボタン感度の鈍さも感じず、スムーズに操作できます。設定温度に到達すると電子音が鳴る点も、モニターから好印象でした。

＜操作しやすさについてのモニターコメント＞

1. 「パネルがとても見やすく、直感的に操作できる」
2. 「電子パネルがわかりやすい。沸騰や保温がワンタッチでできる」
3. 「各ボタンの機能がわかりやすいし、押したときの反応もよい」
4. 「液晶ボタンが日本語なので説明書を見ずとも使えた」

コメントは一部抜粋

安全面では、空炊き防止・水蒸気セーブ・ボタンロック機能のすべてを搭載していました。比較した上位商品のようにほぼ蒸気が発生しない水蒸気レス機能ではありませんが、50%セーブできると謳われています。詳しい機能一覧は以下のとおりです。

1. 沸騰時の最高表面温度｜72.4℃
2. ボタンロック機能付き｜〇
3. 空焚き防止機能付き｜〇
4. 水蒸気レス機能付き｜△（水蒸気セーブ機能を搭載）

ボタンロック機能により、本体が倒れてもお湯がこぼれにくいのはメリット。しかし、フタの隙間から蒸気が少し発生したため、そこから水漏れする可能性があると認識しておきましょう。

沸騰直後の表面温度は、最高72.4℃とかなり熱くなります。上位商品は45℃以下に抑えられていたのに対し、誤って触れるとやけどの危険性があるのはネック。小さな子どもがいるご家庭は、とくに取扱いに注意しましょう。