ティファール アプレシア エージー・プラス コントロール KO6208JPをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

本商品の沸騰時間を検証したところ、500mLで2分39秒。今回比較した全商品の平均時間が2分56秒（※執筆時点）なので、平均以上の速さでお湯が作れるといえるでしょう。

0.8L満タンまで水を入れた場合の沸騰時間は4分13秒。検証では同じ満水量のケトルで沸騰時間が6分以上かかったものもあったため、本商品はかなりのスピードでお湯を沸かせていることがわかります。

なお、本商品の消費電力は1250W。今回比較した電気ケトルのうち、もっとも消費電力の大きいモデルが1300Wなのでこちらもかなりハイパワーです。ワット数が大きいほど速くお湯が沸かせる傾向があるため、朝の支度や夕飯の準備などすぐにお湯がほしいときにも活躍するでしょう。

本商品の注ぎやすさを検証すると、6人中4人が「やや不満」と回答。注ぎ口が大きめの三角口であり、モニターからは「注いだ際に大量の水がドバッと出てしまう」という声がありました。湯量の微調節が難しいため、コーヒーのドリップや小さい器にお湯を注ぐのには不向きです。

しかし、持ちやすさは高評価。本体重量は982gと今回比較した商品のなかでは軽く、太くて丸みのある柄も「握りやすい」とモニターから好評でした。力に自信がない人でもスムーズに使えるでしょう。

＜注ぎやすさについてのモニターコメント＞

1. 「注いだ時に一気に出てくるため、コーヒーなどには向いていなさそう」
2. 「重さは軽め。柄もちょうどいい太さだった」
3. 「注ぎ口が大きく、一気に湯が出て戸惑う。柄と重さはちょうどよい」
4. 「持ち手はいい。太さもほどよく、丸みがあるのもいい」

コメントは一部抜粋

本商品を実際に操作してみると、ボタンの表記・押しやすさで懸念点がありました。沸とう・保温機能以外はアイコンで表記されているため、モニターからは「どれがどのボタンか分かりづらかった」という意見もあります。

加えて「ボタンが固くて押しにくい」という意見もあり、しっかり押さないと反応しにくい点でも評価を下げる結果となりました。

また、パネル表示の見やすさについてはモニター間で意見が分かれる結果に。文字が小さく、黒いパネルに青色で表記されているので、人によって見づらく感じるかもしれません。

＜スイッチやパネル操作のしやすさについてのモニターコメント＞

1. 「どれがどのボタンなのかわかりづらかった」
2. 「パネル内の沸騰と保温のマークの違いが判らなかった」
3. 「沸騰・保温ボタンを押すと、きちんとディスプレイに表示されるのはわかりやすくていいと思った」
4. 「スイッチが硬いのが一番気になるポイント。押しづらさを感じた」

コメントは一部抜粋