大容量のフードタンクつきで、停電時も自動で給餌できると謳う自動給餌器、うちのこエレクトリック カリカリマシーンV2。「ペットのイタズラが減った」「パーツごとに洗えて便利」と評判です。その一方で、「ときどきフードが出ない」という気になる口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の自動給餌器とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説します。ポイントや送料を考慮した価格比較も行っているので、自動給餌器選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
うちのこエレクトリック カリカリマシーンV2はペットの盗み食いを防ぎやすく、手入れが簡単な商品です。フードタンクのフタはつまんで開ける仕様で、手動給餌ボタンの操作にはロック解除が必要。重めで安定感もあり、ペットの盗み食いは難しいでしょう。下位商品には簡単にフタが開くものも見られたなか、「ペットのイタズラが減った」との口コミにも頷けます。
手入れのしやすさも非常に優秀。「パーツごとに洗えて便利」との口コミどおり、汚れやすい受け皿やフードタンクは外して丸洗いできます。フードタンクの深さは19cmと深めですが、従来品と比べると浅く、かつ開口部は12.5cmと広めの設計です。手を入れて奥まで洗いやすいでしょう。
「ときどきフードが出ない」との口コミに反し、検証を行った3回とも予定した時刻に給餌が行われ、量の誤差は2~3g程度でした。比較した商品には予定時刻から30分以上ズレたものもあったなか、作動の正確性は悪くないといえます。一方で、給餌設定の操作が多い点や操作音がポヨポヨと鳴る点はわずらわしく感じる人もいるかもしれません。
使い始めの接続設定や給餌設定は簡単でした。給餌回数は4回、給餌量は1ポーション10gを1~10ポーションと標準的で、食事タイミングや食欲に合わせやすいでしょう。ただ、作動音は平均約78dBと大きめ。極端にうるさくはないものの、ステンレス皿にフードが当たる音も気になりました。音に敏感なペットに使う場合は、ほかの商品を検討しましょう。
発売日は2022年10月です。幅24×奥行32×高さ38cmのストッカータイプで、約1.5~2.5kg分のドライフードを収容できます。1回のフード量は10~100gまで設定可能。お手入れのしやすさに配慮し、ステンレス製のトレイを採用しています。
乾燥剤を入れるポケットつきで、フードの鮮度を保ちやすいつくり。ボイス録音機能を使えば、給餌の際に飼い主の声でご飯のお知らせができますよ。電池とコンセントの2way給電で、万が一停電になっても電池で稼動できる設計です。
決めた時間に一定量だけ給餌できるタイマー設定機能つきなので、食事管理にも役立つでしょう。手動でもボタン1つで決まった量を給餌できますよ。赤外線センサーにより、フードタンクが空になるとエラー表示される設計です。
フタにはスライドロックつきで、給餌口はペットの手が入らない構造。盗み食いが心配な人にぴったりです。噛みちぎり対策のために、抜けにくいL字型のコンセントや強化ナイロンコードを採用しています。
モーターの自己保護機能により、万が一フードが多く出すぎてもセンサーで給餌を止められる仕様。詰まりや故障のリスクは少ないといえます。
今回はうちのこエレクトリック カリカリマシーンV2を含む、自動給餌器全34商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
まずは使いやすさの検証です。
テスターが各商品をチェックし、設定が簡単か、設定できる給餌回数や給餌量が多いかをチェック。音声登録機能やカメラの有無なども確認しました。
デジタルタイマー式で、最初に時間設定をしておけば、毎日決まった時刻に給餌できます。比較したアナログタイマー式と並ぶと設定に手間がかかりますが、正確な時刻に給餌しやすい利点がありますよ。
設定できる給餌回数は4食分までと平均的。1ポーションあたり10gで、給餌量は1~10ポーションまで細かく設定できますよ。ただ、比較した商品には20ポーションまで調整できるものも多く、より細かく量を調整したい人には物足りないかもしれません。
もしものときにも役立つ付加機能も充実。電池とコンセントの2way給電で、停電時は電池給電に切り替わるため、万が一のときも問題なく給餌できます。フード残量がないときはエラー表示が出るので給餌忘れを防げますよ。
加えて、10秒間の音声登録機能つきで、外出時も飼い主の声で食事を促せます。ただ、飼い主の留守中に声が聞こえると警戒するペットもいるため、一緒にいるタイミングで音声に慣れさせておくのがおすすめです。
なお、購入日から1年間の保証が付帯するので、万が一のときはサポートが受けられます。詳しい補償範囲については製品に同梱されている保証書をチェックしてみてくださいね。比較した結果、過半数の商品に1年以上の保証期間が設けられていました。
次は、手入れのしやすさの検証です。各商品をチェックし、受け皿やフードタンクが簡単に取り外し可能か、手入れが必要なパーツは水洗いできるか、複雑なパーツがないかを調べました。
その結果、「パーツごとに洗えて便利」との口コミどおり、本体を傾ければ簡単にトレイだけ取り外せました。比較した商品には本体とトレイが一体型で取り外せないものもあったなか、毎回の手入れを気軽に行えそうです。
フードタンクは19cmと深めですが、幅が12.5cmと広いので比較的洗いやすいといえます。加えて、手入れが必要なパーツは、すべて水洗い可能。比較した水洗い不可の下位商品に対し、トレイやフードタンクを清潔な状態に保ちやすいでしょう。
続いて、作動の正確性の検証です。各商品を使用し、給餌時刻や給餌量の正確性、タイマーの種類をチェック。給電コードの挿し口が取れにくいかも確かめて評価しました。
その結果、給餌時刻に大きなズレは見られず。「ときどきフードが出ない」との口コミに反し、検証した3回とも時刻どおりに作動しました。給餌量には2~3gの誤差があったものの、比較した多くの商品と同程度の誤差で許容範囲内です。
押すたびに音が鳴る点はやや気になりましたが、正確に給餌しやすい商品といえるでしょう。加えて、充電コードはL字型で挿し込み口が隠れ、ペットの噛みちぎりを防ぎやすい仕様。「ペットのイタズラが減った」との口コミもあったように、ペットの噛み癖が気になる人にうってつけですよ。
次に、盗み食いしにくさの検証です。ペットが足を入れてもフードが出てこない設計か、ペットにとってフタが開けにくい構造か、転倒防止になる重量があるかなどをチェックしました。
検証の結果、給餌口にはカバーがついており、手を突っ込んでも奥の給餌口に触れられない設計でした。また給餌ボタンは2段階式で、給餌にはロック解除が必要。比較したロック機能のない商品に対し、ペットが自分でボタンを押して餌を食べるのは難しいでしょう。
さらに、フードタンクのフタはつまんで引き上げる必要があり、ペットには開けづらいつくり。実測値2.3kgと比較したなかでも重く、本体を倒して盗み食いするのも困難といえます。ただ、滑り止めは4個と少なめで強度がやや低いため、転倒しにくいよう設置場所などに配慮しましょう。
最後に静音性の検証です。騒音計を使用し、吐出口から50cmほどのところで給餌時の音を3回計測し平均値を求めました。日常生活で静かと感じる45dBを上限として、給餌時の音が静かな商品を評価しています。
その結果、上位商品には50dB未満のものもあったなか、3回の平均は78.57dBで、ウィーンというモーター音が気になりました。比較した全商品の平均値は74dB程度(※執筆時点)だったのに対し、音に敏感なペットは警戒心を持つ可能性があるでしょう。
ステンレス製の受け皿にフードが当たる際の高い音も気がかり。自宅で作業する機会が多い人は、やや集中しにくいかもしれません。比較した結果、ステンレス皿の商品は音が大きい傾向が。ただ、同じステンレス皿の商品には90dB以上のものもあったため、極端にうるさいとは感じませんでした。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
11,860円
(最安)
販売価格:11,980円
ポイント:120円相当
送料無料
(175件)
11,872円
(+12円)
販売価格:11,980円
ポイント:108円相当
送料無料
11,872円
(+12円)
販売価格:11,980円
ポイント:108円相当
送料無料
11,872円
(+12円)
販売価格:11,980円
ポイント:108円相当
送料無料
11,872円
(+12円)
販売価格:11,980円
ポイント:108円相当
送料別
11,980円
(+120円)
販売価格:11,980円
ポイント:0円相当
送料無料
(414件)
11,980円
(+120円)
販売価格:11,980円
ポイント:0円相当
送料無料
(414件)
11,980円
(+120円)
販売価格:11,980円
ポイント:0円相当
送料無料
(843件)
11,980円
(+120円)
販売価格:11,980円
ポイント:0円相当
送料無料
(66,448件)
14,847円
(+2,987円)
販売価格:14,983円
ポイント:136円相当
送料別
14,847円
(+2,987円)
販売価格:14,983円
ポイント:136円相当
送料別
15,199円
(+3,339円)
販売価格:15,338円
ポイント:139円相当
送料別
うちのこエレクトリック カリカリマシーンV2は公式サイトで購入可能。値段は税込11,980円(※執筆時点)です。Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなど大手ECサイトでも販売されています。
家を空けることが多い人は、V2にはないスマホ連携機能を備えた「カリカリマシーンV2C」も要チェック。カメラ機能もあり、外出中でもペットの様子を確認・撮影可能です。リアルタイムでペットに声をかける機能もついていますよ。
猫や小型犬用を考えている人は、「カリカリマシーンFR」も検討してみましょう。容量200mL×6マスのコンパクトなトレイ型で、夏場は中にアイスパック(保冷剤)を入れられる仕様です。1万円以内と手頃なので、コストを抑えたい人にもおすすめですよ。
<税込価格>
価格は執筆時点・公式サイト参照
自動給餌器を使用する前に、普段あげているフードを入れてみて、1ポーションあたり何g出てくるか測っておきましょう。
各商品ごとに1ポーションが何gか記載されていますが、フードの粒の大きさによっては1ポーションの量にばらつきが生じる可能性があるためです。適切な量を給餌してペットの健康を管理するためにも、使用前に確認してみてくださいね。
最後に、静音性がより高かった商品をご紹介します。
スマホアプリと連携させたい人は、Nutri Spin 6 Meal Pet Feederをチェック。Bluetoothで専用のスマホアプリと接続し、正確な時刻に給餌できるトレイタイプの商品です。給餌時の音はアプリでOFFに設定可能で、50dB未満と非常に静かでした。トレイ部分は取り外して洗えるので、手入れも簡単です。
ストッカータイプから選ぶなら、プラススタイル もぐもぐウォッチャーに注目。カメラや録音機能つきで、ペットの様子を確認できるつくりです。こちらも、スマホアプリから遠隔で給餌できますよ。ステンレス皿ながら給餌音はそれほど気になりませんでした。繊細なペットも、慣れれば問題なくフードを食べられるでしょう。
タイプ | トレイ |
---|---|
対応フード | ドライ、ウェット |
スマホアプリ連携 | |
受け皿の取り外し可能 | |
遠隔給餌 |
良い
気になる
幅 | 32.0cm |
---|---|
奥行 | 32.0cm |
高さ | 8.3cm |
重量 | 約1.1kg |
給電方式 | AC電源、電池 |
録音機能 | |
フード切れ警告機能 | |
乾燥剤設置 | |
電池残量の表示あり |
Petoneer NutriSpin 6 Meal Pet Feederをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
タイプ | ストッカー |
---|---|
対応フード | ドライ |
スマホアプリ連携 | |
受け皿の取り外し可能 | |
遠隔給餌 |
良い
気になる
幅 | 35.6~39.5cm |
---|---|
奥行 | 19.3~22.5cm |
高さ | 31.2~35.7cm |
重量 | 約2.2kg |
給電方式 | AC電源 |
録音機能 | |
フード切れ警告機能 | |
乾燥剤設置 | |
電池残量の表示あり |
プラススタイル もぐもぐウォッチャー PS-PEF-W01の評判・口コミは?実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー!
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。