スマホで操作ができる自動給餌器、Homerunpet スマートペットフィーダー。「タイムラグなく給餌される」「全部が分解できて洗いやすい」と評判ですが、実際のところ口コミどおりなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のNutriSpinやテイクワンなどの自動給餌器とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、自動給餌器選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
Homerunpet スマートペットフィーダーは、ペットの食事管理を徹底したい人におすすめです。実際に使用したところ、給餌量の誤差はわずか1g前後。給餌時刻も「タイムラグなく給餌される」との口コミどおり、ほぼ設定した時間に出ました。比較したなかには30分以上遅れたものもあるのに対し、高い正確性です。また、給餌量は1日8回分まで、1回あたりの量を1~20食分まで調整できます。
タンクのフタが開けづらい構造なのに加え、給餌ボタンはスマホでオフ設定にできるため、盗み食いがしにくいのも利点です。本体の重量は、比較したなかには1kg未満のものもあったのに対し、約2kgと重め。4個の滑り止めもついており、軽くあたった程度では倒れにくいといえます。
給餌スケジュールはスマホで簡単に設定可能。給餌回数は8回まで、給餌量は10〜200gで設定できますよ。また、手入れも非常にしやすく、タンクは簡単に取り外しが可能。口コミに「全部が分解できて洗いやすい」とあるとおり、隅々まで洗えるうえ、受け皿も取り外せるため衛生的です。
作動音は60〜70dB程度で特段大きくないものの、給餌時フードがステンレスの受け皿にあたる音は大きめ。比較した全商品の平均が75.25dB(※執筆時点)なのに対し、平均83.9dBと上回りました。警戒心を与えないよう、はじめは飼い主さんがいる環境で使用してくださいね。
周波数帯が2.4GHzのWi-Fiにしか接続できないため注意が必要ですが、最初の設定さえすればスマホで簡単に操作できます。周波数帯を確かめる方法は、この後説明するのでチェックしてくださいね。正確な給餌ができるので、ダイエット中の愛犬・愛猫にもよいでしょう。留守中も決めたとおりの量・時間でフードを与えたい人は、ぜひ検討してみてください。
実際にHomerunpet スマートペットフィーダーと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
Homerunpet スマートペットフィーダーよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
Vesync
給餌は正確でいたずらも防止。音の大きさには注意が必要
そもそも自動給餌器とは、外出中でもペットに食事を与えらえるアイテムのこと。カメラつきの商品や、多頭飼いにも便利なストッカータイプなど、さまざまな商品が販売されています。
今回ご紹介するHomerunpet スマートペットフィーダーは、アプリを使えば簡単にスマホで操作ができると謳う商品。外出先からでも1日8回分まで、1回の量は1食分(10g)〜20食分(200g)の間で細かく調整できます。
販売元は、ペットの家電や日用品を販売する、Homerunpet。ペットと楽しく快適に過ごすためのアイテムを多数取りそろえています。
フードが詰まらずスムーズに出るようにした点もこだわりのひとつです。3段階の詰まり防止システムを採用しており、連続225時間稼働中一度もフードが詰まらなかったとアピール。どんなタイプのドライフードにも対応しています。
フードタンクは、3層のシリコンパッキンによりほぼ真空状態に。タンク内には乾燥剤のセットも可能で、フードが湿気るリスクを軽減できます。給餌後はすぐに内蔵のカバーが給餌口を塞ぎ、空気の侵入だけでなくいたずらも防止しますよ。
タンク容量は4Lで約2kgのフードをセット可能です。サイズは幅18.5×奥行32.8×高さ35.3cm。給電方法は、コンセントにつなぐAC電源ですが、給電がとまると乾電池モードに自動で切り替えられます。最長6か月の連続運転ができるため、停電時や災害時にも役に立つでしょう。
周波数帯が2.4GHzのWi-Fiにしか繋ぐことができない本品ですが、確認方法は簡単。
そもそも2.4GHzとはWi-Fiの周波数帯の種類のひとつ。自分の使っているWi-Fiが2.4GHzに繋がっているは、以下の方法で確認できます。
<確認手順>
Wi-Fiルーターが手元になくても、SSIDのみから2.4GHzに繋がっているかを確認できるメーカーも。メーカーによって確認方法は異なるため、取扱説明書をチェックしてみてくださいね。
自動給餌器は、飼い主さんが外出中や就寝中でも食事を与えられるだけでなく、ペットにとっても退屈しのぎやストレスの軽減につながるメリットがあります。毎回決まった量を給餌できるため、食事管理にもぴったりでしょう。
日頃から自動給餌器に慣れておけば、災害時にも役に立ちますよ。
自動給餌器は、犬・猫どちらにも使えます。ただし、商品によって1回の給餌量が異なるため、飼っているペットにあったものを選びましょう。
いつもどおりの時間にいつもと同じ量のフードを与えたい場合は、普段の量が最大給餌量内におさまっているかをチェック。ダイエット中で食事を数回に分けて少量ずつ与えたい場合は、最小給餌量を確認し細かく調整できるかを確認してくださいね。
今回は、Homerunpet スマートペットフィーダーを含む自動給餌器全27商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、使いやすさの検証です。
実際に開封から給餌までを行い、給餌設定を簡単にできるか・使いやすいかをチェックしました。
アプリの初期設定がやや手間なうえ、2.4GHzのWi-Fiでないと接続できないのはネックですが、一度設定すればその後の給餌設定はスマホで簡単にできます。
設定できる給餌回数は8回、給餌量は1〜20食分(10〜200g)まで細かく調整できるため、ダイエット中のペットにもよいでしょう。
なお、今回の検証では自動給餌器を、トレイタイプとストッカータイプの2つに分類。比較したトレイタイプの商品は5~6食を準備可能なのに対し、ストッカータイプの本品は容量4Lタンク内にフードをストックできます。家を空けることが多い人にうってつけですよ。
ただし、どんなフードにも対応しているトレイタイプと違い、ストッカータイプはドライフードにしか対応していません。半生・ウェットフードをあげている人は気をつけてください。
フードや電池の残量はランプでひと目で確認可能。さらに、比較したなかでも約4割の商品にしか備わっていなかった、乾燥剤を設置する場所がフタ裏に搭載されています。メーカーが謳うとおり新鮮な状態をキープできそうです。
カメラは装備されておらず、音声案内も非搭載。とはいえ、説明書・アプリともに日本語でわかりやすく、保証期間が1年間ついているのもメリットです。
次は、手入れのしやすさの検証です。手入れのしやすさに関わる項目をチェックし、ペットが衛生的にフードを食べられるかをチェックしました。
すると、受け皿が簡単に取り外せるうえタンクも細かく分解して洗える点が高評価に。手入れ必須のパーツもなく、「全部が分解できて洗いやすい」との口コミどおりの結果でした。
比較したほかの商品では、フードタンクを取り外せず水洗いができないものもあるなか、ボタンをスライドするだけで簡単に取り外せました。フードタンクは17〜18cmとやや深いものの広さは18cm以上あるため、容易に洗えます。
次は、作動の正確性の検証です。設定時刻に給餌するか・設定した給餌量が出るかなど、正確に作動するかをチェック。
結果、給餌量はわずか1gの誤差だったうえ、フードが出た時間はほとんど設定した時刻どおりで、高い正確性を発揮しました。比較したほかの商品では30分以上遅れて出たものも。「タイムラグなく給餌される」との口コミどおり、時間も量もほぼ正確に出るため、食事管理をしたい愛犬・愛猫にぴったりでしょう。
インターネット経由で時刻を自動取得するため、時間やタイマーにずれが生じにくいのもうれしい点。また、給電コードの挿し口が下に収納できるため、知らぬ間にコンセントが抜けていたというようなリスクも回避できるでしょう。
次は、盗み食いしにくさの検証です。盗み食いを防止する工夫が備わっているかを確認しました。
確認したところ、吐出口は給餌が終わるとカバーされ手が入らない構造に。フタ部分も親指と人差し指を使わないと開けられず、猫が開けにくい構造でした。給餌ボタンはスマホで無効にできるため、ボタンを押される心配も少ないでしょう。
本体の重量は約2kgと、比較したほかの商品では1kg以下のものもあったなか重め。滑り止めが4個ついているため、転倒のリスクも少ないといえます。
最後は、静音性の検証です。吐出口から50cm離れたところで給餌時の音を騒音計を使って3回測定。平均値を算出し、給餌時の音の静かさをチェックしました。なお、日常生活で静かと感じるのは45dB以下といわれています。
結果、作動音は60〜70dB程度でとくにうるさいと感じるほどではありませんが、ステンレスの受け皿にフードがあたる音は大きめ。騒音計での数値は、平均83.9dBと比較した全商品の平均約75.25dB(※執筆時点)を上回りました。
ペットがびっくりしてしまう可能性があるので、はじめのうちは飼い主さんがいる環境で使用し、警戒心を解くことをおすすめします。
タイプ | ストッカー |
---|---|
対応フード | ドライ |
スマホアプリ連携 | |
受け皿の取り外し可能 | |
遠隔給餌 |
良い
気になる
幅 | 18.5cm |
---|---|
奥行 | 32.8cm |
高さ | 35.3cm |
重量 | 約2.4kg |
給電方式 | AC電源、電池 |
録音機能 | |
フード切れ警告機能 | |
乾燥剤設置 | |
電池残量の表示あり |
Homerunpet スマートペットフィーダーは、公式サイトのほか、Amazon・楽天市場などのECサイトで購入できます。価格は、税込 ¥15,800(※公式サイト参照・執筆時点)です。
ECサイトでは送料がかかる場合も多いので、購入前に確認してくださいね。
ストッカータイプの自動給餌器を使用する前に、1回で何g出てくるかを確認しましょう。1回分がだいたい何gかは商品ごとに明記されているものの、フードの種類によってはバラつきが出ることも。
ペットの健康を管理するためにも、使用する前に必ずチェックしてくださいね。
最後に、静音性が高く違う魅力があった商品をご紹介します。
ウェットフードに対応しているものがよいなら、PETONEERのNutriSpin 6 Meal Pet Feederがおすすめです。トレイタイプで飼い主さんが軽量した分だけの給餌が可能。Bluetoothで簡単に接続でき、感覚的に操作を行えました。作動音も約46.2dBと静かです。
給餌中のペットを様子を確認したい人は、テイクワンのペット自動給餌器をチェック。専用のスマホアプリから遠隔操作が可能なうえ、搭載されている広角カメラでその様子を確認できます。ステンレス受け皿の音が気になるものの、約75.8dBと作動音も気になりません。
タイプ | トレイ |
---|---|
対応フード | ドライ、ウェット |
スマホアプリ連携 | |
受け皿の取り外し可能 | |
遠隔給餌 |
良い
気になる
幅 | 32.0cm |
---|---|
奥行 | 32.0cm |
高さ | 8.3cm |
重量 | 約1.1kg |
給電方式 | AC電源、電池 |
録音機能 | |
フード切れ警告機能 | |
乾燥剤設置 | |
電池残量の表示あり |
Petoneer NutriSpin 6 Meal Pet Feederをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
タイプ | ストッカー |
---|---|
対応フード | ドライ |
幅 | 22.0cm |
奥行 | 22.0cm |
高さ | 27.5cm |
重量 | 1.9kg |
タンク容量 | 2.8L |
給電方式 | AC電源、電池 |
タイマーの種類 | 不明 |
製造国 | 不明 |
メーカー所在地 | 不明 |
用途 | 不明 |
設定可能給餌時刻数 | 10以上 |
1回あたりの最大給餌量 | 約40g |
1ポーションあたりの量 | 約5g |
スマホアプリ連携 | |
カメラ搭載 | |
タンク丸洗い可能 | |
受け皿の取り外し可能 | |
録音機能 | |
フード切れ警告機能 | |
食器部分の二重構造 | 不明 |
遠隔給餌 | |
乾燥剤設置 | |
電池残量の表示あり | 不明 |
ペット自動給餌器 Take-One P1をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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