パナビア Shino Carbon Grill IBT-CH18を検証レビュー！無煙ロースターの選び方も紹介

パナビアの「Shino Carbon Grill IBT-CH18」は、焼肉だけでなく、ピザの温めやトーストなどさまざまな用途で使いたい人向き。上下ヒーターによる加熱と遠赤外線調理で、食材に火が通りやすいのが魅力です。

煙の少なさも特筆すべきメリット。上部にはファンもあるので煙が充満しにくく、ほとんど生じませんでした。におい残りも少なく、肉を焼いたことがわかる程度で、強い油臭はしませんでした。おうちで焼肉を頻繁に楽しみたい人も使いやすいでしょう。

ただし、火力には物足りなさを感じる可能性もあります。検証ではプレートが200℃になるまでに6分7秒かかったためすぐに焼き始めたい人は、あらかじめ早めに予熱を始めておく方が安心です。上下にヒーターがあるとはいえ、食材によっては調理時間がかかることがあるかもしれません。

手入れのしやすさも評価が伸び悩む結果に。洗うパーツはプレート、油受け皿の2つのみで、気になるときだけ本体を洗えばOKです。しかし細かい油がいくつもはねていたのに加え、プレート裏は全体に凹凸があるため洗いづらく感じました。火力不足や手入れが面倒な点は気になりますが、まさに「無煙」ロースターらしい煙の少なさはポイント。服や壁紙へのにおい残りが気になる人はぜひ検討してみてください。