Toffy スモークレス焼肉ロースター K-SY1をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

形状はプレートの下にヒーターを設置する下火式。ヒーターを製品の両サイドに配置しているため、油がヒーターに触れない仕組みです。比較したところ下火式は煙がやや充満しやすい傾向がありましたが、本商品はファンを搭載しているため、下火式のなかでも煙の発生が抑えられていました。

なお、比較したなかで上位を占めたのは、エムケー精工「無煙ロースター ヘルシーグリル HG-100K」のように上からの放射熱でプレートを温める上火式。加熱が遅いため焦げづらく、煙はほとんど出ませんでした。

ただし、上火式は本体サイズが大きいため、本商品は煙を抑えつつコンパクトさも求めたい人にぴったりでしょう。

比較したところ、アラジンのグラファイトグリラーのような上火式はにおい残りが気になりにくい傾向がありました。短時間の換気でにおいがなくなるレベルのものが多く、衣類へのにおい移りも気になりません。

一方で本商品のような下火式は、焼き肉をしたことがはっきりわかるほどにおいが充満しやすい傾向が。「においは少ないと感じる」という口コミはあるものの、定期的に換気を行い、においを逃がす必要があるでしょう。

無煙ロースターはそもそもあたたまるスピードが遅い傾向があるものの、比較したところ下火式の商品は火力が強い傾向がありました。対して本商品は下火式ながら、上火式の商品よりも加熱に時間がかかる結果に。最も予熱が速い商品は1分57秒（※執筆時点）で200℃に達しており、火力不足が否めません。

肉を焼くのに時間がかかるため、脂の水分が抜けてパサついた焼き上がりになるでしょう。「火力が弱すぎて焼けない」という口コミどおり、おいしい焼肉を楽しみたい人には不向きです。