煙が少なく、手軽に焼き肉を楽しめると評判の東洋 セラロースター プレミアム アミ焼き。インターネット上では高評価の口コミが多くみられる一方で、「火力が弱い」「焼けるまでに時間がかかりすぎる」といった気になる声もあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、東洋 セラロースター プレミアム アミ焼きを含む無煙ロースター全12商品を実際に使ってみて、煙の少なさ・油はねの少なさ・火力の強さ・熱ムラの少なさ・手入れのしやすさ・焼いたお肉のおいしさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
東洋のセラロースター プレミアム アミ焼きは、快適に焼肉をしたい人におすすめです。実際に豚トロを焼いても、煙はほとんど出ませんでした。比較したほかの商品にはお肉をひっくり返す際に煙が出るものが多くあったなか、しっかりと抑えられています。
さらに、油はねがみられなかったのも高評価です。焼き上がったお肉はふっくらと柔らかい食感で、全体にはきれいな焼き色がついていました。脂のギトギト感はなく、ジューシーな肉の旨味も感じられます。
ただしプレートの端と中央では、やや熱ムラみられました。しかしメーカーが推奨するように火力の低めな中央部で野菜を調理するなど、食材にあわせて置く場所を変えることで、焼きすぎを防げるのは利点です。
また手入れ時にはプレート・水受けトレーを簡単に取り外しでき、中性洗剤を使って丸洗いできます。本体の内部も広めなため、拭き掃除がしやすいのも魅力です。おいしい焼肉を手軽に楽しめるので、ぜひ検討してみてください
今回ご紹介する東洋のセラロースター プレミアム アミ焼きは、室内でも直火焼きを簡単に行えるよう、カセットボンベで動作するのが特徴です。
熱源となるセラミックから発生する、遠赤外線・放射熱によって食材に火を通します。
調理時に食材から出た油は、プレート下の水受けトレーへ落下。
煙の発生量を抑えられるよう、油がバーナーへ直接落ちないような構造に設計しました。
サイズは幅389×奥行き193×高さ130mm、重さは3.1kgです。
本体の素材には、厚みのあるステンレスを採用しています。サビへの耐久性が高いため、衛生的に使い続けられますよ。
1本のカセットボンベで、約4時間30分の使用が可能です。少ないガスで長く使えるのはうれしいですね。
またプレートの横部分には、4か所の串置きが備えられています。焼肉や焼き魚のほか、焼き鳥などの串焼きの調理にも役立ちますよ。
脂身の多い豚トロを各商品で実際に焼き、どれほど煙を抑えられているか確認しました。なお今回は、煙が少なかったものほど高評価としています。
豚トロを焼いても、煙はほとんど発生しませんでした。一般的にお肉をひっくり返すタイミングが最も煙が出るとされていますが、本商品はその際もまったく煙が出ません。
比較したほかの商品には、目視で確認できるほど煙が発生したものもあったなか、煙の少なさは全体でもトップクラスです。ストレスを感じることなく、調理を行えます。
先ほどの検証と同様に各商品で豚トロを焼き、油はねの少なさをチェックしました。
油の多い豚トロを焼いても、油はねは気になりませんでした。
プレートの網目がほかの商品と比べて大きめなため、余分な油はすばやく下に落ちていきます。その反面、お肉の落下には注意が必要ですが、テーブルや床が汚れにくいのは大きな利点です。
熱しはじめてから1分後のプレートをサーモカメラで撮影し、ムラなく温まっているかを調査しました。なお、火力を調節できるものは最大火力に設定して検証しています。
サーモカメラをチェックすると、網部分(画像の上下部分)はしっかり温まっていましたが、中央部はやや温度が低い傾向にありました。
わずか1分でプレートの全体が均一に温められた上位商品に比べると、やや熱ムラが気になります。
ただし、メーカーの説明書には「網目部分で肉を焼き、中央部で野菜を焼く」との記載も。
今回の検証では評価は伸び悩みましたが、野菜の焼きすぎを防げるよう配慮されているのは好印象です。
使用後の各商品を実際に洗浄し、汚れを落としづらい部分がないか確認しました。
洗うパーツは、水受けトレー・プレートの2つのみと少なめです。とくに水受けトレーはスライド式のため、本体から楽に取り外せました。
さらに、中性洗剤でも洗えます。油汚れを落としやすいのはうれしいですね。
また比較したほかの商品には、プレートの裏面が凸凹とした構造で洗いづらいものもあったなか、本品のプレートはフラットなつくりをしています。細部まで擦りやすく、汚れ残りの心配が少ないのも高評価です。
本体の内部は広いうえに、ヒーターも拭き掃除の邪魔にならない場所に配置されています。総じて手入れがしやすく、手間は感じません。
各商品で焼いた豚トロを、モニター5人で試食します。ふっくらジューシーに焼き上がっているかという点を基準に評価しました。
肉は柔らかく、ふっくらとした食感に焼き上がりました。
モニターからは「香ばしさが物足りない」「カリッと感がもう少しほしい」といった声があがったものの、ジューシーな肉の旨味を感じられます。
余分な脂が下に落とされているため、ギトギトした脂っぽさがないのも高評価です。
比較したほかの商品には、肉の端のほうしか焦げ目つかないものがあったなか、本品で焼いたものは全体に網目状の焼き色がつきました。
見た目・味わいともに、仕上がりは申し分ありません。
最後に、ほかのおすすめ商品をご紹介します。
日本エー・アイ・シーのアラジン グラファイトグリラーは、温度をダイヤルで調節が可能です。上部のヒーターには熱伝導性に優れる遠赤グラファイトを採用しており、火力の強さも十分。煙や油はねも、比較的抑えれらていました。プレートもフラットで手入れが簡単なので、はじめての無煙ロースターとしても適しています。
東洋の極少煙 セラロースターは、豚トロを香ばしく焼き上げられました。プレートは網状になっているため、余分な油が下に落ちていきます。お肉の表面はカリッとしており、モニターからも好評でした。煙の上昇もプレートから10cm程度の高さにとどまったので、楽に調理を進められますよ。
幅 | 55cm |
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奥行 | 31cm |
高さ | 31.4cm |
重量 | 5.2kg(トレイ・マジックプレート・電源コード含) |
コードの長さ | 2.3m |
加熱方法 | 電気 |
最高設定温度 | 不明 |
熱源の種類 | 電気 |
消費電力 | 1,300W |
プレート種類数 | 1種類 |
電源の種類 | AC100V |
手入れの必要なパーツの数 | 不明 |
プレート加工の種類 | 不明 |
ファン付き | |
プレート裏の凹凸なし | |
付属品 | ヘルシーネット、トング、本体カバー、収納バッグ |
アラジン グラファイトグリラーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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