調理時の煙や油はねのストレスが少ないと評判の、ダイアモンドヘッド ROOMMATE RM-103TE。インターネット上ではシンプルなデザインも高く評価される一方で、「洗いづらい」「熱ムラがある」といった気になる口コミもみられ、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
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ダイアモンドヘッドのROOMMATE RM-103TEは、すばやくお肉を焼き上げたい人におすすめです。温度は最大250℃まで調整でき、パワフルな火力で調理できます。実際に豚トロを焼いてもひっくり返すとき以外は煙がほどんど出ず、煙によるストレスはありません。
さらにプレートの全面に穴が開いているため、油が下の受け皿に落ちやすいのも高評価です。比較したほかの商品には、油がプレート上に残ってパチパチと飛んだものもあったなか、油はねをしっかりと抑えられていました。
またプレートに大きな熱ムラもなく、お肉にも均等に香ばしい焼き目がつきます。脂も適度に残り、肉の旨味を感じました。一方で、手入れの面では洗うパーツが3つと多いうえ、プレートの裏側には電熱線が組み込まれ、凸凹しています。
フラットなつくりだったものと比べると洗いづらいため、洗剤をつけて念入りに擦るようにしましょう。手入れに手間がかかりますが、煙を気にせず高火力で食材にすばやく火を通せるので、ぜひこの機会に検討してみてください。
ダイアモンドヘッドが手がける家電ブランド「ROOMMATE」は、暮らしを豊かにするデザイン性にこだわった製品を数多く取り扱っています。
今回ご紹介するRM-103TEは、煙やニオイを気にせず食材を調理できるよう、本体に吸煙ファンを内蔵しているのが特徴です。
フタを含んだ本体サイズは幅49.5×奥行き32.0×高さ19.0cm、重さは約7kg。熱源にはパワーにこだわり、消費電力1200Wの電気ヒーターを搭載しました。
温度は、保温モードである80℃〜220℃まで20℃刻みで調節が可能です。220℃を超えたあとは、最大250℃まで温度が上昇しますよ。
また、タイマー機能を備えているのも魅力。
20〜120分まで5分ごとに時間を設定できるため、蒸らしが必要な調理にも使えます。
本体の側面には、デジタルディスプレイを装備しました。
温度やタイマーの残り時間を、ひと目で確認できるのは便利ですね。
焼肉はもちろん、焼きそばや餃子など幅広い調理に活用してみてください。
検証①:煙の少なさ
検証②:油はねの少なさ
検証③:火力の強さ・熱ムラの少なさ
検証④:手入れのしやすさ
検証⑤:焼いたお肉のおいしさ
まずは、煙の少なさの検証です。
各商品で脂身の多い豚トロを実際に焼き、どの程度煙が押さえられるかチェックしました。
実際に使用してみると、豚トロをひっくり返す際にはやや煙が上がりましたが、それ以外はほとんど気になりませんでした。
比較したほかの商品には、目で見えるほどの煙が出たものがあったことをふまえると、量はしっかり抑えられています。250℃の高火力を備えながら、煙が発生しにくいのはうれしいですね。
次は、油はねの少なさの検証です。
検証①と同じく各商品で脂身の多い豚トロを焼き、油はねの状態を確認します。今回は、油はねの少ないものほど高評価としました。
実際に豚トロを焼いたところ、プレート全体にまんべんなく開いた穴から、下の受け皿へスムーズに油が落ちていきました。
比較したほかの商品には、バチバチと油が飛んだものもあったなか、油はねは十分抑えられています。油でテーブルや床が汚れる心配も少ないですよ。
続いて、火力の強さ・熱ムラの少なさの検証です。
各商品を最大火力で熱し、1分後のプレートの様子をサーモカメラで撮影します。全体がムラなく温まっているかを確認しました。
サーモカメラで撮影すると、熱源のある部分は高温になりやすいものの、大きな熱ムラはみられませんでした。
比較したほかの商品にはプレートの端と中央で温度差が出たものもあったなか、本品はプレート全体が温まっています。火力も250℃と強いため、すばやくお肉を焼きたい人におすすめです。
続いて、手入れのしやすさの検証です。
使用後の各商品を実際に洗い、細かいところまで汚れが落とせるかを調査しました。
手入れが必要なパーツは、油受けカバー・水受け皿・プレートの3つと多めです。
さらに水受け皿は、本体の上から引き上げて取り外さなければなりません。検証に参加したコンテンツ制作チーム員からは「水をこぼしそう」との声も。
さらにプレートの裏面には電熱線が組み込まれており、つくりが凸凹しています。プレートの構造がフラットだった商品と比べると、洗いづらさを感じました。
ただし3つのパーツともに台所洗剤で洗浄が可能なため、油汚れを洗い流しやすいのは利点といえます。
最後は、焼いたお肉のおいしさの検証です。
各商品で焼いた豚トロをモニター5人で試食し、ふっくらジューシーな仕上がりかといった軸で評価しました。
焼き色はきれいとまではいえないものの、全体が香ばしく焼き上がっています。
比較したほかの商品には、表面の焼き目に物足りなさを感じるものも多かったなか、できた焼き肉の表面はカリッとしていました。
さらに脂もほどよく残っており、モニターからは「肉の旨味が活かされていておいしい」との声も。
ただし噛みきれないほどではありませんが、食感にはやや硬さを感じます。噛みごたえのある焼肉が好きな人にはとくに向いているでしょう。
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最後に、ほかの魅力的な商品をご紹介します。
洗いやすさを重視する人には、日本エー・アイ・シーアラジン グラファイトグリラーがおすすめです。パーツはトレー・プレートの2つと少なく、プレートはフラットなつくりをしています。さらに水受けトレーには深さがあり、水をこぼす心配が少ないのも高評価です。調理時の煙や油はねも気にならないので、ロースター初心者にも扱いやすいですよ。
東洋のセラロースター プレミアム アミ焼きは、お肉がふっくらジューシーに焼き上がりました。プレートの網目が大きめなため油が下のトレーに落ちやすく、お肉にもギトギト感はありません。調理中にも煙はほとんど出ず、快適に焼肉を楽しめます。無煙ロースター選びで迷ったら、ぜひ候補に入れてほしい1台です。
幅 | 55cm |
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奥行 | 31cm |
高さ | 31.4cm |
重量 | 5.2kg(トレイ・マジックプレート・電源コード含) |
コードの長さ | 2.3m |
加熱方法 | 電気 |
最高設定温度 | 不明 |
熱源の種類 | 電気 |
消費電力 | 1,300W |
プレート種類数 | 1種類 |
電源の種類 | AC100V |
手入れの必要なパーツの数 | 不明 |
プレート加工の種類 | 不明 |
ファン付き | |
プレート裏の凹凸なし | |
付属品 | ヘルシーネット、トング、本体カバー、収納バッグ |
アラジン グラファイトグリラーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
重量 | 3.1kg |
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コードの長さ | 不明 |
加熱方法 | 遠赤外線 |
最高設定温度 | 不明 |
熱源の種類 | ガス(カセットボンベ) |
消費電力 | 不明 |
プレート種類数 | 1種類 |
電源の種類 | 不明 |
プレート加工の種類 | 不明 |
ファン付き | |
付属品 | ‐ |
東洋 セラロースター プレミアム アミ焼きをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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