今回はその実力を確かめるため、以下の8つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
温かさ
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のデスクヒーターとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、デスクヒーター選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
温度設定は5段階と細かく、好みにあわせて調節が可能です。操作ボタンは高めの位置にあり、座ったままでも操作できます。壁同士の固定部分はマグネット式のため、足の出し入れにも手こずりません。防水・撥水加工が施されており、汚れにくいのも魅力。付属のブランケットは取り外して洗濯機で洗えるため、清潔を保てますよ。
重量は1.15kgと軽く、設置・後片付けにも負担はほぼ感じません。比較した全商品の8割で電源コードの長さは200cm未満だった(※2025年2月時点)のに対し、本品は238.5cmとかなり長め。コンセントの位置を気にせず設置できます。使わないときは丸めて片付けられ、省スペースに保管が可能です。
ただしデスク下にも置きやすいコンパクトサイズのため、「足を置くスペースが少し狭い」との口コミどおり、内部はやや狭め。天井もついており、体型によっては足元に窮屈さを感じる可能性があります。また最強モードは熱くなりやすく、30分稼動後の温度は操作パネルが48.1℃・足元パネルが54.3℃とかなり高温でした。
内部スペースの狭さや低温やけどの恐れがある点は気になりますが、360度にヒーターを搭載した円柱型で足元をすばやく温められます。比較したなかには1時間あたりの電気代が最大6円を超えるものもあったなか、本品は最大5.6円と抑えられているのも強みです。デスク下のスペースが小さめな場合は、ぜひ購入を検討してみてください。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
Lafutureは、ファッション・生活雑貨を手がける優良國際のブランドです。同社のパネルヒーターシリーズは、累計販売数が40万枚を突破しています。
今回ご紹介するロイヤルパネルヒーター レギュラーは、足元を360度囲う円柱型を採用したデスクヒーター。熱伝導率が高いとされるグラフェンと、蓄熱保温性を高めるハニカム反射シートを使用した専用のブランケットが付属しているのが特徴です。
床面も発熱するため、ブランケットと組み合わせることで内部に熱をしっかり閉じ込められます。温度は60〜40℃の範囲で5℃刻みに設定が可能です。
検証で使用したレギュラーサイズの大きさは幅38×奥行43×高さ52cm・重量は1.3kg(※公称値)。狭めの机の下にも置けるようなサイズに設計しています。
ファブリック調の生地を採用した上品なデザインも魅力です。カラーはファブリックグレー・ファブリックベージュ・モロッカンロゼの3色が用意されているので、お部屋の雰囲気に合うものを選んでくださいね。
温かさ
温かさでは、比較した全商品のなかでもトップクラスの評価を獲得(※2025年2月時点)。実際に最強モードで稼動したところ、つま先は平均1分55秒で基準温度の26℃まで上昇しました。
それ以外の部位は基準温度を28℃と定めましたが、すねは平均2分27秒・ひざは平均2分3秒で到達。とくにふくらはぎは比較した全商品の8割で基準温度に達するまでに3分以上かかった(※2025年2月時点)のに対し、平均2分3秒で温まりました。
360度にヒーターを搭載した円柱型のため、足全体包み込みながらすばやく温められます。
温度設定の段階数が多いのも魅力。比較したなかでは3段階という商品が多くありましたが、本品は5段階と細かく調節が可能です。
モードごとの温度差もはっきり出ています。最強モードと最弱モードでそれぞれを30分間稼動させたときの部位ごとの温度差は、つま先が11.1℃・すねが4.1℃・ふくらはぎが2.8℃・ひざが2.5℃を記録しました。
モードの強さに温度がしっかり連動するため、自分好みの温かさを作り出しやすいですよ。
操作ボタンに手が届きやすく、座ったまま操作しやすいのもうれしいポイントです。
比較した商品内では操作ボタンが上向きかつ高さが35cm以上だと屈まずに操作しやすい傾向があったのに対し、本品の操作ボタンは横向きながらも底面からの距離は42cmと高さは十分です。リモコンも付属しており、離れた場所からでも楽に操作できます。
足を入れる部分には25cmの壁があるものの、マグネットで固定されているためワンタッチで取り外せました。足を出し入れがしやすく、スムーズに離席できるでしょう。
口コミにて「リモコンがうまく作動しなかった」と指摘されていたように、リモコンの感度はいまひとつです。操作パネルが毛布で覆われている・側面から信号を送るといった場面では、うまく反応しませんでした。
操作パネルの位置は高いため座ったままでの操作はしやすいですが、リモコンは使いづらいといえます。
設置や後片付けも簡単に済ませられました。設置時の手順は足を入れる部分のマグネットを固定し、天面のチャックにブランケットをセットするだけです。比較した全商品の8割で電源コードの長さが200cm未満でしたが、238.5cmとかなり長いため、コンセントの位置を気にせず設置できます。
重量も1.15kgと軽く、移動に手間はかかりません。展開時のサイズは幅42.5×奥行44.0×高さ51.9cm(※実測値)とコンパクトなため、デスク下のスペースが狭い場合にも置きやすいでしょう。
使わないときは丸められるうえに、収納時のサイズは幅13×奥行15×高さ53cmとコンパクトです。丸めた状態を維持できる収納袋・バンドも付属していました。収納場所をあまり確保できない人にも向いています。
お手入れにも手間はかかりません。比較した商品内には汚れを落としやすくする工夫がされていないものもありましたが、本品は側面と底面の外側・天面の内側に防水・撥水加工が施されていました。汚れてしまってもサッと拭き取れます。
天面のブランケットは、取り外して洗濯機で丸洗いが可能です。定期的に洗えるため、清潔を保ちやすいでしょう。
電気代も高すぎません。実際に最弱モードで稼動した場合の消費電力は0.05kWhと小さく、1時間使用時の電気代は3.1円でした。
最強モードでは30分稼動時の消費電力は0.09kWhを記録。比較したほかの商品には1時間あたりの電気代が6円を超えるものも多かったなか、5.6円と抑えられていました。ランニングコストがかかりにくいため、デスクワークの時間が長い人にもおすすめです。
「足を置くスペースが少し狭い」との口コミどおり、内部スペースは広いとはいえません。比較した商品内では内部スペースが幅50×奥行40×高さ55cm以上だと足の動きが制限されにくい傾向がありましたが、本品は幅40×奥行43c×高さ51cmと狭めです。
天井もついており、体型によっては足を組むと膝が出る可能性も。足を動かしながらゆったりくつろぎたい人には不向きといえます。
操作パネルや足元パネルが熱くなりすぎるのも気になります。実際に最強モードで30分間使用したところ、操作パネルの温度は48.1℃まで上昇しました。比較した全商品の7割が40℃未満に抑えられていた(※2025年2月時点)ことをふまえると、操作時には注意が必要です。
足元パネルも54.3℃とかなり高温になるため、そのままのモードで使い続けると低温やけどをする恐れがあります。
一方で、1〜9時間まで設定できるオフタイマー・転倒時オフ機能といった安全機能は備わっていました。タイマーを使わなくとも4時間稼動すると自動で電源が切れるため、つけっぱなしを防げるのはうれしいですね。
本体幅(実測値) | 42.5cm |
---|---|
本体奥行(実測値) | 44.0cm |
本体高さ(実測値) | 51.9cm |
1時間あたりの電気代 | 最弱モード:約3.1円、最強モード:約5.6円 |
電源コードの長さ | 2.385m |
転倒時自動オフ機能 |
良い
気になる
形状 | 円柱型 |
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メーカー保証期間 | 6か月 |
リモコン付き | |
過熱防止機能 | |
タイマー機能 | |
省エネ機能 | |
チャイルドロック機能 | |
温度調節可能 | |
人感センサー付き | |
入口の高さ | 33.3cm |
収納時の幅 | 13.0cm |
収納時の奥行 | 15.0cm |
収納時の高さ | 53.0cm |
Lafuture ロイヤルパネルヒーター レギュラーは、公式サイトのほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングといったECサイトにて購入できます。なお、公式サイトでの販売価格は7,980円です(※2025年2月時点)。デスク下のスペースが狭い場合でも使いやすいでの、ぜひ検討してみてください。
最後に、内部スペースが広めなデスクヒーターをご紹介します。
ゆったりくつろぎたい人には、atRise パネルヒーターがおすすめです。内部スペースは幅51.0×奥行43.5cmと広く、足の動きが制限されません。高さも66.5cmあり、足を組みやすいのも利点。ヒーターの性能も高く、つま先からふくらはぎまですばやく温められました。こたつのような温かさを感じられるでしょう。
本体幅(実測値) | 55.0cm |
---|---|
本体奥行(実測値) | 48.4cm |
本体高さ(実測値) | 67.5cm |
1時間あたりの電気代 | 最弱モード:約3.1円、最強モード:約5.0円 |
電源コードの長さ | 2.51m |
転倒時自動オフ機能 |
良い
気になる
形状 | 円柱型 |
---|---|
メーカー保証期間 | 6か月 |
リモコン付き | |
過熱防止機能 | |
タイマー機能 | |
省エネ機能 | |
チャイルドロック機能 | |
温度調節可能 | |
人感センサー付き | |
入口の高さ | 37.0cm |
収納時の幅 | 15.3cm |
収納時の奥行 | 18.9cm |
収納時の高さ | 50.8cm |
atRise パネルヒーターの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
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