【おひとり様こたつ】つま先からヒザまで3分でぽっかぽか!大進化のデスクヒーターで「冬の底冷え問題」をほっこり解決【10商品比較】
寒さが厳しい日が続くと、エアコンやヒーターの温度を上げてもなかなか体があたたまりません。できることなら“こたつ”がほしい、でも部屋にはもう置き場所がない!そんな悩みをかかえる皆さんに、朗報です。
いまあるデスクやソファの足元に設置できて、こたつ並みにあたたまる暖房を発見しました。それがパネルタイプの「デスクヒーター」です。
足全体が包まれるようなあたたかさで、特に冬場にありがちなつま先の冷えが気になる人などにおすすめの商品。まだあまりメジャーな存在ではありませんが、商品比較サイト「マイベスト」があたたまりかたをテストした結果、その効果は絶大でした。
“おひとり様こたつ”として今後バズる可能性大!はたしてどのような暖房なのか、その特徴やデスクヒーターならではのメリットをチェックしていきましょう。
本コンテンツの情報は公開時点(2025年1月9日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。

世の中には「まだ知らない良いもの」がたくさん。マイベマガジン編集部は、商品比較サービス「マイベスト」の情報をベースに、知ると暮らしがより便利になるアイテムや情報をお届けしていきます。
大手メーカーが参入していないから微妙?いえいえ、安くてあたたかい!掘り出しものの宝庫です
「ほんとうにあたたかいの?」
ちょっと不安になるのも仕方ありません。でも、感度の高いユーザーによってすでにSNSでは静かな話題になっているんです。
あたたかさとコンパクトさを兼ね備えた暖房であることがその理由。
デスク下に設置することで、仕事や勉強、読書やゲームなどイスに座っての作業中に、特に冷えが気になりがちなヒザから下を効率よくあたためてくれます。もちろん、ソファに座っているときも利用可能です。
セラミックヒーターのように温風が出るわけではありませんが、円柱型やボックス型のように前面以外も発熱する商品が増えてきたことで、足元があたたかさで包まれる感覚に。
商品比較サイト「マイベスト」では10商品のあたたかさを検証しましたが、上位の商品は約2分でヒザ下があたたまっており、その実力は想像以上です。
熱を逃さないようにブランケットなどでフタをすれば、「まるでこたつ!?」という感想も大げさではありません。
足元を“包みこむ”のが新しい
- ヒザから下を効率よくあたためられる
- 温風が出ないので肌が乾燥しにくい
足元への設置に向いている暖房としてはセラミックヒーターや遠赤外線ヒーターがありますが、ともに前後左右のいずれか一方向からあたためるもの。そのため、どうしても全体はあたたまりませんでした。
対してデスクヒーターは、円柱型やボックス型の商品が登場したことで、足元を包むようなあたたかさを実現。これにより、主にヒザ下全体がしっかりあたたまります。さらにフタをしたりブランケットなどをかぶせることで、熱を閉じ込めて効果を高めることも可能です。
温風で室温をあげるタイプの暖房ではないため、部屋全体の相対湿度が下がらないのも特徴です。

部屋の温度をいつもより下げることで、頭が冴えるといわれる「頭寒足熱」状態をつくるのにも最適です。部屋全体をあたためるとどうしても眠くなってしまう人は、ぜひ試してみてください。
デスクヒーターのマストバイ:ライズクリエイション「atRise パネルヒーター」/約8,000円
- おすすめスコア:★4.70(1位 / 10商品中)
- あたたかさ:★5.00(1位)
- 温度調整のしやすさ:★4.26(1位)
- 座ったままでの使いやすさ:★4.80(1位)
- くつろぎやすさ:★4.75(1位)
- 設置・片付けのしやすさ:★4.44(4位)
- 電気代の安さ:★4.67(5位)
- 安全性への配慮:★3.86(8位)
- お手入れのしやすさ:★4.87(2位)
現在の人気10商品中、足元をもっとも効率的かつしっかりとあたためてくれたデスクヒーターが、ライズクリエイション「atRise パネルヒーター」(販売価格:7,980円)です。
パネルが足元を囲むように配置する円柱型で、天板とブランケットも付属。こたつのように包みこまれ、ヒザより下が短時間であたたまりました。
セラミックヒーターのように温風が広がって熱が逃げてしまうことがなく、遠赤外線ヒーターのようにふれるのが危険なほど熱くなる心配があまりないのもアドバンテージ。
足元を囲む商品のなかではサイズが大きめで、大柄な男性でも足を動かすことができるほど窮屈感がなくくつろげるのも評価。
マグネット式で開閉が容易、手を伸ばせば操作できるボタン配置など、座ったままでも使いやすい実用性の高さも群を抜いていました。
仕事にゲームに、特にデスクでの作業中に感じる足元の冷えの解消に一役買ってくれること間違いなし。これ1台で冬ごもりの準備は万全です。
なお、ライズクリエイションは奈良県に本社を構えるD2Cメーカー。無名の海外メーカーに比べると、連絡先も明確で安心感があります。
10商品を比較してわかった!ライズクリエイション「atRise パネルヒーター」がマストバイな3つの理由
理由①:極寒の「デスク下」にこたつがあらわれた!
理由②:実はめっちゃ重要、足元が自由になるほどよいサイズ感
理由③:電気代が安めだから家計にやさしい
詳しい検証方法やランキング、ほかのおすすめ商品も知りたいという人は、「マイベスト」のデスクヒーター検証コンテンツもチェックしてください。
理由①:極寒の「デスク下」にこたつがあらわれた!
「atRise パネルヒーター」の最大の強みは、ヒザから下がしっかりとあたたまることです。
「つま先」「すね」「ふくらはぎ」「ひざ」の4カ所が一定の表面温度に達するまでの時間を測定したところ、すべて3分以内でクリア。
検証したデスクヒーターのなかには、1〜2カ所だけなら3分以内であたたまった商品もありました。しかし、4カ所全部は「atRise パネルヒーター」だけです。
素早くあたたまる理由として考えられるのが、足元を包みこむ円柱型であること。前後左右にヒーターが配置されているのは大きな強みといえるでしょう。
それを裏付けるように、前面や左右ヒーターの開放型には、あたたまるまでに30分以上かかった商品もあったほどです。
加えて、足の裏からあたためてくれるマットと、円柱内に熱を閉じこめる天板とブランケットが付属するのも見逃せません。特にヒザまわりがあたたまっていないと相対的に冷たさを感じるため、天板とブランケットは意外と重要。
これらの特徴より、まるでこたつに入っているかのようにあたたまります。人によっては、上半身を羽織で防寒しておけば、部屋自体をあたためなくてもすごせるほど。
温度は45℃〜65℃の5段階で調整が可能です。
なお、遠赤外線ヒーターのようにふれた瞬間「熱っ」とはなりませんが、高温のまま使用を続けると低温やけどになる可能性はあるので注意しましょう。

子どもだけでなく、大人でも使用時に低温やけどをする可能性があります。一番あたたかいモードで長く使いすぎることはおすすめしません。
ちなみに、本商品にかぎらずデスクヒーターをつけっぱなしにしたまま離席すると、“ねこが立てこもっていた”という報告がSNSでもちらほら。公式ではペットの使用自体を禁止していないものの、飼い主の目の届く範囲で使用するようにしましょう。

多少入りこむくらいなら飼い主がちゃんと見ておけば大丈夫だと思いますが、ペット用としては温度調整の面や爪・歯で傷つくリスクをふまえるとあまりおすすめできません。
こちらのように明確にペット向けを謳った商品を選びましょう。
理由②:実はめっちゃ重要、足元が自由になるほどよいサイズ感
でも、「atRise パネルヒーター」は内部の直径が51cmという余裕のサイズ(マイベスト実測値)。身長189cmという大柄な男性でも、窮屈さを感じなかったのはポイントが高いです。
内部の高さも最大66.5cm(マイベスト実測値)あるうえ、天板は山なりにふくらんでいるため、足が長めでも収まります。

仕事中ずっと気をつけの姿勢でいるわけじゃないので、広めのほうがいいです。この商品は189cmある自分でも足こそ組めないものの窮屈には感じませんでした。
一見すると変わった形状に思える上向きの操作ボタンも、実際に使ってみれば納得。軽く手を伸ばせば座ったままで操作しやすいんです。液晶でモードやタイマーの設定も確認できます。
パネル面に操作ボタンがある商品は、最悪の場合は一度外側に出ないと表示が確認できないこともあるため、この差は大きいです。
ちなみに、検証した商品では唯一リモコンが付属したので、設定を確認する必要がなければよりラクに操作できます。外側にリモコン用のポケットが備わっているのもかなり親切。
タイマーは30分〜4時間の6段階で設定が可能で、消し忘れを防げます。なお、安全機能として表面温度が65℃以上になったときと、転倒した際には電源が自動でオフになるのも安心です。
表面の不織布は、こぼれたコップの水を弾いてくれました。デスクの下に設置するとうっかりコップの飲みものをこぼしてしてしまうこともあると思いますが、濡れてもすぐに拭き取れば故障の原因になることもなさそうなのは心強いです。
また、95cmの延長コードが付属しているため、電源が離れていても使えます。
理由③:電気代が安めだから家計にやさしい
「atRise パネルヒーター」の消費電力は170Wですが、足元を囲む円柱型かつ天板とブランケットもあるため、しっかりと熱を閉じこめることができます。
そのため、1時間あたりの電気代は最弱(45℃)モードで約3.1円、最強(65℃)モードで約5.0円(ともにマイベスト実測値※)と高くありません。
検証時点、電力量料金単価は31円/kWhで計算しています。
デスクヒーターと同様に、足元のあたためにも使われるセラミックヒーターなどは約15.5〜37.2円(マイベスト実測値)と、倍以上。
セラミックヒーターは「室温が一定値になったら出力を弱める」ような機能は考慮せずに電気代を算出しています。
エアコンを使用する場合でも、デスクヒーターを併用することで設定温度を下げることができ、電気代の節約にもつながります。
なお、使用後はコンパクトに丸められるため、セラミックヒーターなどに比べると場所を取りません。デスクヒーターなら省エネだけでなく、使わない時期には省スペースも叶うんです。
まとめ:冬場の冷えこむデスク下に欠かせない存在になります!
「こんな便利な暖房があったの!?」というのが円柱型のデスクヒーターの第一印象。
実際に、夜間の仕事中に足元の冷えとエアコンのあたたかさによる眠気に悩まされていた筆者にとって、ベストな暖房であることは間違いありません。
電気代も節約できるので、夜食におやつを一品増やせるかも!?ともあれ、同じような境遇の人がいれば、ぜひ試してみてください。
こたつのようにあたたまりますが、横になって亀になることはできないので、ついダラダラしてしまったり、うっかり眠ってしまう心配もなし!
なお、今回紹介しているのは【2025年最新モデル】です。同メーカーの同名商品でも、以前のモデルは開閉の機構や操作ボタンの形状が異なるため、購入時には気をつけましょう。
(執筆/マイべマガジン編集部・ハナゾノゴウ)
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