atrise パネルヒーターは、温まりやすくゆったりとした使い心地のヒーターがほしい人におすすめです。実際に運転したところ、足回りの温度はわずか10分で平均8℃アップ。足置きパッドにも電熱線が通っており、つま先周辺の温度は20℃から29.3℃まで上昇しました。比較した商品の上昇温度の平均3.7℃(※執筆時点)と比べても、速暖性はかなり高め。「パワフルで温まりやすい」との口コミどおり、足先の冷えが気になる人にも使いやすいでしょう。温度調節は5段階・タイマーも6段階と、機能性も充実しています。リモコンがついているので、屈みこんで操作しなくてよいのもメリット。運転4時間で自動オフになる機能もついているので、消し忘れの心配も少ないでしょう。比較した商品にはタイマーがないものや自動オフ機能がないものも複数あったのに対し、安全性に配慮しながら使えるのもよいですね。使用時の幅は50cmと広め。デスクヒーターは足元全体を包むような構造が多く、その分窮屈な傾向がありますが、こちらは体格が大きい人やくつろぎながら座りたい人にも使いやすい印象です。天板の引っかかりを懸念する口コミもあったため、51.5cmの高さがデスクに収まるかどうか、事前に確認してくださいね。ただし消費電力は、比較したなかでは若干高めです。10分間の使用では、全体平均の150w(※執筆時点)を上回る167.5wもの消費電力がかかります。平日8時間使用した場合の電気代は、月あたり980円ほど。セラミックファンヒーターなどに比べると安く済みますが、節電重視なら月々約580円で済む「Delmac 遠赤外線デスクヒーター」もチェックしましょう。収納時にかさばりやすいのもネック。小さく丸めても縦51.5×厚み15.5cmと厚みが出てしまいます。比較した「勝者 遠赤外線パネルヒーター」は厚み5cmほどに畳めるため、収納場所に限りがある人にはこちらもおすすめですよ。とはいえ、高い暖房性能と豊富な機能を備えた、使い勝手のよい商品です。デスクワークや学習の際に足が冷えて困るという人は、ぜひ購入を検討してみてください。
LaFuture ロイヤルパネルヒーター ワイドサイズ
Lafuture ロイヤルパネルヒーター ワイドは、軽量で温かいデスクヒーターをお探しの人におすすめです。実際に最強モードで使うとふくらはぎは少し時間がかかりましたが、つま先・すね・ひざは1分半〜3分ほどで26〜28℃に到達。比較したなかには30分以上かかるものもあったなか、足を包み込む円柱型のためすばやく温められました。温度設定は5段階と細かく、自分好みの温かさに調節できます。1時間あたりの電気代も最大5.0円と控えめです。ただし「液晶部分が結構高温になる」との口コミどおり、最強モードで30分間使用すると操作パネルは44.3℃・足元パネルは45.8℃と熱くなりました。温まったらモードを弱めるなど工夫して、低温やけどになるのを防ぎましょう。内部スペースは広く、足の動きはほぼ制限されません。操作ボタンは床から42cmと高めの位置にあるうえに、リモコンも付属しています。座ったまま操作しやすいのはうれしいですね。壁同士の固定部分はワンタッチで外れるマグネット式のため、足の出し入れもスムーズです。転倒時オフ・オートオフなどの安全機能も備わっていました。設置・後片付けも簡単です。電源コードは238cmと長く、コンセントの位置を気にせず置けます。比較した商品内には重量が2kgを超えるものが多かったのに対し、1.42kgと軽量で楽に移動できるのも利点です。収納時は丸められますが、まとめてもサイズは大きめなため、ある程度の収納スペースが必要になります。防水・撥水加工がされており、汚れをサッと拭き取れるのも強み。付属のブランケットも取り外して洗濯機で丸洗いが可能です。軽量ながらもしっかり温かく、ゆったりくつろげるのが魅力のアイテムなので、この機会のぜひ購入を検討してみてください。<おすすめな人>電気代を抑えたい人足元の動きを制限されたくない人<おすすめできない人>安全性を重視する人
Delmac 遠赤外線デスクヒーターは、電気代を気にせず、冷える足元をしっかり温めたい人におすすめです。実際に10分間使用したところ、足回り周辺の温度は平均6.43℃上昇。足裏のパッドにも電熱線が入っており、つま先周辺の温度は27.4℃まで温まりました。比較した商品の多くが1~3℃の上昇にとどまったなか、「すぐに温まる」との口コミどおり足の冷えが気になる人にぴったりです。電気代が安い点もポイント。1時間あたりで算出した電気代は、全体平均の4.6円(※執筆時点)を下回るわずか3円。検証の結果、デスクヒーターは総じて電気代が低い傾向がありましたが、こちらはそのなかでもとくに低く、気兼ねなく使えます。週5日・8時間使用したとしても約588円で済むので、ほかの暖房機器との併用もしやすいでしょう。使用時の幅は38cmとスリムで、使い勝手も良好です。操作ボタンは側面にあるので、目で見ながら設定を変えられます。温度調整は3段階・タイマーも3~9時間の3段階あり、日常的に使う分には困ることはないでしょう。また、45度以上傾くと電源がオフになる転倒時オフ機能が備わっています。スイッチを入れると自動で3時間タイマーが設定されるので、切り忘れてしまう心配もありません。比較したなかにはどちらの機能もついていない商品もありましたが、これなら小さなお子さんやペットがいる家庭でも使いやすい印象です。一方、畳んだ際に幅が17.5cmと分厚くなってしまうのがネック。本体が円柱型でクルクル巻いていくタイプのため、事前に収納スペースをチェックしておきましょう。比較したなかでは勝者 遠赤外線パネルヒーターのようなコの字タイプだと、厚みが5cm以下に収まるため、収納場所が気になる人はヒーターの形状にも注目してください。とはいえ、かなり安い電気代で十分な温かさを感じられるのは大きな魅力です。機能面も充実しているため、デスクヒーター選びに悩んだら一度検討してみてください。
Orthland デスクヒーターは、仕事や作業中に足元をしっかり温めたい人におすすめです。脚を360度包み込む円柱型で、実際に10分間使用すると、すね・つま先の温度が7~8℃上昇。比較した多くの商品が3~5℃の上昇にとどまったなか、「足湯のように温かい」との口コミどおりでした。フタつきタイプに比べてひざが温まりにくかったものの、付属のブランケットをかければ冷気をしのげるでしょう。フタがない分、脚を出し入れしやすいというメリットもありますよ。5段階の温度調節ができる点も魅力。体感に合わせて温度を変えられるため、作業に集中しやすいうえ省エネ効果も期待できます。2~8時間で2時間おきにタイマーを設定できるのもうれしいポイント。タイマーなしでも4時間で自動オフになるため、作業に集中してうっかり電源を切り忘れた...といったことも起こりにくいでしょう。それでいて消費電力も145Wと比較的控えめです。上位の円柱型の商品より電熱線が少ないためか、1時間あたりの電気代は4.5円ほどに抑えられていました。多くの商品が5~8円かかっていたのに対し、足元をしっかり温めつつ電気代も節約したい人にぴったりなアイテムといえます。使用サイズは高さ50×幅38.5cm。「ボタンが下にあり操作しづらい」との口コミどおりボタンに手が届きにくいのは惜しいものの、大きすぎないサイズなので使用するデスクも選びません。ロックを外して広げれば、床に座って背中を温めるのにも重宝しますよ。比較した商品の半数にしかなかった転倒時オフ機能も搭載。本体が45度以上傾くと自動で電源が切れるため、子どもやペットが倒してしまってもやけどのリスクを低減できるでしょう。操作部は48.1℃とやや熱くなるので、長時間肌が触れないように注意してくださいね。収納時には丸めて付属のバンドで留める必要があるため、パタンと折りたたむだけのニトリのコの字型ヒーターなどに比べていくらか手間がかかります。頻繁に出し入れして使う予定の人には向きません。とはいえ、常に出しっぱなしで使いたい人には有力な候補となる1台。しっかり温まれる円柱型のデスクヒーターをお探しなら、ぜひチェックしてみてくださいね。
日本遠赤外線 サンルミエ・エクセラ7 N700L-GRは、コンパクトで持ち手やキャスターもあり、移動しやすいのが魅力。しかし、消費電力は抑えられたものの、部屋全体を暖めるにはパワー不足だったのが惜しいところです。大型で出力も大きいデロンギなどの商品に比べると、使用する環境や用途は限られるでしょう。実際に2畳ほどの空間で10分間稼働させたところ、「暖まるまで時間がかかる」との口コミどおり室温は2.1℃のみ上昇とあまり暖まりません。全商品の平均値約5℃(※執筆時点)も下回っています。出力も部屋全体を暖められた1200Wほどの商品に対し、最大でも700Wと低めでした。また、シンプルな機能で操作しやすいものの、「温度やタイマーが小刻みに調整できればよかった」との口コミもあるように細かな設定をしたい人には機能不足。強・中・弱のモードを自動調節しながら暖房する自動モードは、8時間後に自動で電源をオフしますが時間変更には非対応です。用途にあわせてタイマー機能やエコモードなど、必要な機能のある商品を選んでくださいね。安全機能については、チャイルドロック機能に対応していなかったものの、転倒時自動オフ機能・温度過昇防止機能を搭載。しかし、比較したなかには稼働後の本体の表面温度を30℃前後に抑えられる商品もあったなか135℃と高温になるため、やけどには注意が必要です。一方で、暖房性能は低かったものの、そのぶん消費電力は小さめでした。口コミどおり節電しながら使用できるでしょう。さらに比較したなかでもコンパクトな本体の使い勝手は非常によく、キャスター・持ち手つきで、片手でも楽に移動できます。脱衣所やデスク周りなど寒さが気になる場所に持ち運んで使用したい人にもおすすめですよ。とはいえ、パネルヒーター選びで重視すべき暖まりやすさは、高出力の上位商品にはおよびません。また、やけどのリスクも高いため、小さな子どものいる人はほかの商品をチェックしてみてくださいね。
デロンギ コンベクターヒーター HXJ60L12-WHは、パネルヒーターを検討しているすべての人におすすめです。実際に稼働させたところ、10分で室温を7.8℃も上げ、比較したなかでもトップクラスの暖房性能を発揮しました。「思ったほど暖まらない」という口コミに反し、最大1,200Wのハイパワーでメイン暖房としても活躍するでしょう。パワーがあるぶん消費電力も大きめですが、電力レベルを自動調整するエコモードを活用すれば、強モードに比べて電気代を抑えることも可能です。比較したなかでも珍しい凍結防止モードを搭載するなど、機能面も充実していました。16〜32℃の温度設定機能や、最大24時間のオン・オフタイマーも備えていますよ。安全性にも十分配慮されています。上部の通気口の穴が小さく、異物が入りにくい設計。稼働中の表面温度も、比較したなかには80℃を超えたものもあったのに対し、56.6℃と低めでした。チャイルドロック機能や転倒時自動オフ機能もあり、子どもやペットのいるリビングでも使いやすいでしょう。使い勝手も良好です。サイズは大きめですがキャスターと持ち手の両方がついており、楽に移動できます。なお、キャスターは付属のドライバーとネジを使って、最初に取り付け作業が必要です。ストッパーはついていないので、物や体が当たるとコロコロと動いてしまう点には注意しましょう。公式サイトの値段は、税込42,350円(※執筆時点)。比較したなかには1〜2万円台の商品が多く、やや高価ですが、パワフルな暖房能力と充実の機能性は価格に見合っているといえます。8〜10畳用の大きめサイズなので、部屋全体をしっかり暖められるパネルヒーターをお探しなら、ぜひ手に取ってみてくださいね。