atRise パネルヒーターは、足元を温めつつくつろぎたい人におすすめです。360度ヒーター・足裏ヒーター・屋根・ブランケットを装備しており、足を包み込むように温められます。実際に最強モードで運転すると、比較したほかの商品には30分経っても25℃以下と温度が低いものもあったなか、つま先は1分55秒で26℃・すね・ふくらはぎ・ひざは2分前後で28℃まで上昇しました。温度は5段階に調整でき、適温をキープしやすいのも利点です。転倒時オフ機能・オートオフ機能・オフタイマーも搭載しており、安全面にも配慮されています。ただし「足の裏が結構熱くなる」との口コミとおり、最強モードで30分間使用すると足元パネルは50.7℃とかなり高温になりました。スリッパを着用するなどして、低温やけど防ぎましょう。また内部スペースは広く、足まわりに窮屈さは感じません。比較した商品内にはかがまないと操作ボタンに手が届かないものもありましたが、本品はふくらはぎ側の真上に配置されており、座ったままでも操作が可能。リモコンが付属しているのもうれしいポイントです。入口部分はワンタッチで外せるマグネット式のため、足の出し入れもスムーズに行えました。設置・片付けも簡単です。電源コード(延長コードを含む)は2.51mとかなり長く、近くにコンセントがない場所でも設置に困りません。大型のためある程度の設置スペースは必要ですが、片付け時には丸めてコンパクトに収納できます。丸めた状態を保つバンド・収納バッグも付属しており、省スペースにしまっておけますよ。1時間あたりの電気代は最大5.0円と、比較したほかの商品と比べても高すぎません(※2025年1月時点)。手入れの面では、防水・撥水加工により汚れを拭き取りやすい点が評価されました。温度管理に注意は必要ですが、温かさ・使い勝手のよさを兼ね備えたアイテムです。足元の冷えが気になる人は、この機会にぜひ購入を検討してみてください。<おすすめな人>こたつのように足元を温めたい人足元が窮屈になるのが苦手な人収納しやすいものがほしい人<おすすめできない人>安全性を重視する人設置スペースを広く確保できない人
Orthland デスクヒーターは、仕事や作業中に足元をしっかり温めたい人におすすめです。脚を360度包み込む円柱型で、実際に10分間使用すると、すね・つま先の温度が7~8℃上昇。比較した多くの商品が3~5℃の上昇にとどまったなか、「足湯のように温かい」との口コミどおりでした。フタつきタイプに比べてひざが温まりにくかったものの、付属のブランケットをかければ冷気をしのげるでしょう。フタがない分、脚を出し入れしやすいというメリットもありますよ。5段階の温度調節ができる点も魅力。体感に合わせて温度を変えられるため、作業に集中しやすいうえ省エネ効果も期待できます。2~8時間で2時間おきにタイマーを設定できるのもうれしいポイント。タイマーなしでも4時間で自動オフになるため、作業に集中してうっかり電源を切り忘れた...といったことも起こりにくいでしょう。それでいて消費電力も145Wと比較的控えめです。上位の円柱型の商品より電熱線が少ないためか、1時間あたりの電気代は4.5円ほどに抑えられていました。多くの商品が5~8円かかっていたのに対し、足元をしっかり温めつつ電気代も節約したい人にぴったりなアイテムといえます。使用サイズは高さ50×幅38.5cm。「ボタンが下にあり操作しづらい」との口コミどおりボタンに手が届きにくいのは惜しいものの、大きすぎないサイズなので使用するデスクも選びません。ロックを外して広げれば、床に座って背中を温めるのにも重宝しますよ。比較した商品の半数にしかなかった転倒時オフ機能も搭載。本体が45度以上傾くと自動で電源が切れるため、子どもやペットが倒してしまってもやけどのリスクを低減できるでしょう。操作部は48.1℃とやや熱くなるので、長時間肌が触れないように注意してくださいね。収納時には丸めて付属のバンドで留める必要があるため、パタンと折りたたむだけのニトリのコの字型ヒーターなどに比べていくらか手間がかかります。頻繁に出し入れして使う予定の人には向きません。とはいえ、常に出しっぱなしで使いたい人には有力な候補となる1台。しっかり温まれる円柱型のデスクヒーターをお探しなら、ぜひチェックしてみてくださいね。
LaFuture ロイヤルパネルヒーター レギュラーサイズ
Lafuture ロイヤルパネルヒーター レギュラーは、温かくコンパクトなデスクヒーターをお探しの人におすすめです。実際に最強モードで使用すると、つま先からふくらはぎまで3分ほどで26〜28℃まで上昇。温かさでは、比較した全商品のなかでもトップクラスの評価を獲得しました(※2025年2月時点)。電気代も最大5.6円と高すぎず、長時間使いやすいでしょう。温度設定は5段階と細かく、好みにあわせて調節が可能です。操作ボタンは高めの位置にあり、座ったままでも操作できます。壁同士の固定部分はマグネット式のため、足の出し入れにも手こずりません。防水・撥水加工が施されており、汚れにくいのも魅力。付属のブランケットは取り外して洗濯機で洗えるため、清潔を保てますよ。重量は1.15kgと軽く、設置・後片付けにも負担はほぼ感じません。比較した全商品の8割で電源コードの長さは200cm未満だった(※2025年2月時点)のに対し、本品は238.5cmとかなり長め。コンセントの位置を気にせず設置できます。使わないときは丸めて片付けられ、省スペースに保管が可能です。ただしデスク下にも置きやすいコンパクトサイズのため、「足を置くスペースが少し狭い」との口コミどおり、内部はやや狭め。天井もついており、体型によっては足元に窮屈さを感じる可能性があります。また最強モードは熱くなりやすく、30分稼動後の温度は操作パネルが48.1℃・足元パネルが54.3℃とかなり高温でした。内部スペースの狭さや低温やけどの恐れがある点は気になりますが、360度にヒーターを搭載した円柱型で足元をすばやく温められます。比較したなかには1時間あたりの電気代が最大6円を超えるものもあったなか、本品は最大5.6円と抑えられているのも強みです。デスク下のスペースが小さめな場合は、ぜひ購入を検討してみてください。<おすすめな人>足元をすばやく温めたい人コンパクトに収納できるものがほしい人デスク下のスペースが狭い人<おすすめできない人>安全性を重視する人足に窮屈さを感じたくない人
atrise パネルヒーターは、温まりやすくゆったりとした使い心地のヒーターがほしい人におすすめです。実際に運転したところ、足回りの温度はわずか10分で平均8℃アップ。足置きパッドにも電熱線が通っており、つま先周辺の温度は20℃から29.3℃まで上昇しました。比較した商品の上昇温度の平均3.7℃(※執筆時点)と比べても、速暖性はかなり高め。「パワフルで温まりやすい」との口コミどおり、足先の冷えが気になる人にも使いやすいでしょう。温度調節は5段階・タイマーも6段階と、機能性も充実しています。リモコンがついているので、屈みこんで操作しなくてよいのもメリット。運転4時間で自動オフになる機能もついているので、消し忘れの心配も少ないでしょう。比較した商品にはタイマーがないものや自動オフ機能がないものも複数あったのに対し、安全性に配慮しながら使えるのもよいですね。使用時の幅は50cmと広め。デスクヒーターは足元全体を包むような構造が多く、その分窮屈な傾向がありますが、こちらは体格が大きい人やくつろぎながら座りたい人にも使いやすい印象です。天板の引っかかりを懸念する口コミもあったため、51.5cmの高さがデスクに収まるかどうか、事前に確認してくださいね。ただし消費電力は、比較したなかでは若干高めです。10分間の使用では、全体平均の150w(※執筆時点)を上回る167.5wもの消費電力がかかります。平日8時間使用した場合の電気代は、月あたり980円ほど。セラミックファンヒーターなどに比べると安く済みますが、節電重視なら月々約580円で済む「Delmac 遠赤外線デスクヒーター」もチェックしましょう。収納時にかさばりやすいのもネック。小さく丸めても縦51.5×厚み15.5cmと厚みが出てしまいます。比較した「勝者 遠赤外線パネルヒーター」は厚み5cmほどに畳めるため、収納場所に限りがある人にはこちらもおすすめですよ。とはいえ、高い暖房性能と豊富な機能を備えた、使い勝手のよい商品です。デスクワークや学習の際に足が冷えて困るという人は、ぜひ購入を検討してみてください。
TOHOの両面パネルヒーターは、場所を移動させながら使いたい人におすすめです。重量は約2.9kgと比較したなかではかなり軽く、側面には持ち手・脚にはキャスターが4つついています。楽に動かせるので、窓際への設置を検討している人や部屋をまたいで使う際に便利ですよ。暖まりやすさも高評価でした。最大出力で稼働したところ、開始1分で足元がじんわり温まり、10分後には室温が12.3℃から17.1℃上昇。比較した商品の平均上昇温度を2℃近く(※執筆時点)上回りました。部屋全体を温めるには若干パワー不足ですが、そばに置いて使う分には十分といえます。一方、最大出力の消費電力は実測993Wと、やや大きめでした。とはいえ、温まりやすさに優れた商品はどれも消費電力が大きかったため、本商品だけ消費電力が大きいわけではありません。電気代を抑えるには強:600W・弱:400Wの2段階の出力をうまく使い分けましょう。また、安全性への配慮はやや物足りない結果に。とくに稼働10分後の本体表面温度は156℃とかなり熱くなるため、やけどに注意が必要です。チャイルドロックやキャスターロック機能もなく、小さなお子さんがいるご家庭には不向きでしょう。タイマー機能・エコモード・凍結防止モードなどもなく、機能性もあまりよくありませんでした。最大出力の設定方法など、説明書を見ないとわからない操作があるのも懸念点です。1万円台で購入できるのは魅力ですが、機能的なものがほしいなら、より上位の商品もチェックしてみてくださいね。
デロンギ コンベクターヒーター HXJ60L12-WHは、パネルヒーターを検討しているすべての人におすすめです。実際に稼働させたところ、10分で室温を7.8℃も上げ、比較したなかでもトップクラスの暖房性能を発揮しました。「思ったほど暖まらない」という口コミに反し、最大1,200Wのハイパワーでメイン暖房としても活躍するでしょう。パワーがあるぶん消費電力も大きめですが、電力レベルを自動調整するエコモードを活用すれば、強モードに比べて電気代を抑えることも可能です。比較したなかでも珍しい凍結防止モードを搭載するなど、機能面も充実していました。16〜32℃の温度設定機能や、最大24時間のオン・オフタイマーも備えていますよ。安全性にも十分配慮されています。上部の通気口の穴が小さく、異物が入りにくい設計。稼働中の表面温度も、比較したなかには80℃を超えたものもあったのに対し、56.6℃と低めでした。チャイルドロック機能や転倒時自動オフ機能もあり、子どもやペットのいるリビングでも使いやすいでしょう。使い勝手も良好です。サイズは大きめですがキャスターと持ち手の両方がついており、楽に移動できます。なお、キャスターは付属のドライバーとネジを使って、最初に取り付け作業が必要です。ストッパーはついていないので、物や体が当たるとコロコロと動いてしまう点には注意しましょう。公式サイトの値段は、税込42,350円(※執筆時点)。比較したなかには1〜2万円台の商品が多く、やや高価ですが、パワフルな暖房能力と充実の機能性は価格に見合っているといえます。8〜10畳用の大きめサイズなので、部屋全体をしっかり暖められるパネルヒーターをお探しなら、ぜひ手に取ってみてくださいね。