XPPen Artist 13.3 Pro V2 ‎BH13.3ProV2JPを検証レビュー！液タブの選び方も紹介

XPPenの「Artist 13.3 Pro V2 BH13.3ProV2JP」は、アナログの鉛筆に近い描画体験を求める人におすすめです。えんぴつの再現性は高くありませんが、筆圧検知の精度は満点評価に。力の入れ具合で線の濃淡や細かなタッチを忠実に再現できるため、繊細なイラスト制作やデザイン作業に適しています。初心者から上級者まで、魅力的なイラストを描きたい人におすすめです。

描き心地も良好で、実際に使用したモニターからは「強い筆圧をかけても、ペン先のグラつきがなく安定していた」「ペンの引っかかりがなく、とてもなめらか」という声が挙がっています。ペン先を画面に近づけても芯が上下することなく、非常に安定していました。描画面はサラサラしており、手が滑り描きやすいことも魅力です。

画面はフルラミネーション加工を採用しており、視差はほとんど感じられません。ペンのタッチ位置の調整もできるため、ペン先のズレは気になりにくいでしょう。13.3インチのディスプレイ解像度はフルHDで、色域も88％と広め。視野角も比較的広く、快適な環境で作業できるでしょう。

付属ペンのファンクションキーは2個、本体には8個ついており、ショートカットキーが使いやすいことも特筆すべき点。消しゴムや取り消しなどよく使う機能を割り当てれば、作業効率もアップするでしょう。付属品も豊富で、ペンホルダー・画面スタンド・替え芯がついており、追加購入の手間やコストを抑えられますよ。

スムーズな描き心地や優れた筆圧検知機能があり、価格は4万円台とそれほど高くありません。手に取りやすい価格ながら視差もほとんど感じられず、直感的に描きやすいでしょう。アナログイラスト感覚で描きたい人は、ぜひ検討してください。