クオリティにとことんこだわって仕上げられている、川口水産 国産うなぎ 長焼き。インターネット上には高評価な口コミが多い一方で、「骨が多くて身を味わえない」「少し臭みがある」という気になる評判もあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、川口水産 国産うなぎ 長焼きを含む通販で買えるうなぎ全15商品を実際に用意して、おいしさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
結論からいうと、川口水産 国産うなぎ 長焼きは、うなぎをガッツリ食べたい人におすすめです。
比較したほかの商品には身が薄くて物足りないものもあったなか、脂がしっかりのっており、こってりとした風味が口の中に広がります。若干皮や骨が気になったものの、肉厚で箸を入れるとホロッと身がほぐれました。
蒸してから焼き上げる関東風の加工方法で仕上げられているためか、ふっくらとした柔らかさが引き立っているのもよい点。焼きの工程のみで仕上げる関西風に比べるとパリッとした香ばしさは控えめですが、モニターからは「調理した直後のような食感」という声も寄せられました。
ご飯にのせると、脂がお米に絡みつき旨味がよりアップ。うな丼やひつまぶしにして食べるのもよいでしょう。公式サイトでの値段は、執筆時点では150gサイズが1本税込2,850円でした。1本から購入できるので、少し贅沢したい日の家族の夕ご飯として、ぜひ選んでみてくださいね。
そもそも川口水産 国産うなぎ 長焼きは、和歌山県に拠点を構える川口水産から販売されている、ニホンウナギを使用したボリューム感のあるサイズが魅力の商品です。
焼きあげる際には3つの秘伝ダレが使い分けられており、「外はサクッとなかはふっくら」で、食べるときに使う付属のタレはご飯にあう仕上がりと謳われています。
徳島・高知・宮崎・鹿児島など主に西日本から、時期によって厳選したうなぎを仕入れ。袋には産地を表すロット番号が印刷されており、川口水産の産地検索システムを使えば、手元に届いたうなぎがどこの産地のものかを確認できます。
加工前の品質チェックにもこだわりが。川魚特有のにおいを消すための「泥抜き」と呼ばれる工程のあと、実際に何本かのうなぎを蒲焼にして、味覚が敏感な職人5人が試食検査を行っています。職人が1人でもにおいに違和感を感じたときは、そのうなぎは調理されません。
湯煎でそのまま食べることもできますが、おいしさを引き出したいなら網焼きがおすすめですよ。
袋から出したうなぎを食べやすい大きさにカットし、熱した網の上にのせて中火〜強火で焼いてください。オーブントースターや魚焼き器で焼くこともできます。皮の面から焼きはじめ、身くずれに注意しながら2〜3回ひっくり返したら完成です。
国産のうなぎは天然物と養殖物の2種類がありますが、実はお店やお取り寄せで食べている国産うなぎのほとんどが養殖物です。
天然物は非常に希少で、市場全体の0.3%ほどしか流通していないといわれています。ただし、必ずしも天然物のほうがおいしいわけではありません。
養殖物はきちんとした管理下で生産されているぶん、天然物よりも脂がのっているうえに、個体差が少なく味や品質のバラつきが少ないとされています。
今回は、川口水産 国産うなぎ 長焼きを含む通販で買えるうなぎ全15商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
本当においしいのかどうか、謳われている特徴どおりなのか気になりますよね。
そこで五味識別テストで味覚を鍛えている企画担当者と、20〜50代の男女5人を合わせた計6人のmybestスタッフで実際に試食。風味・食感・ふっくら感を軸として評価しました。また、うな丼にしてご飯と合わせたときのおいしさもチェックしています。
実際に食べてみると、脂がしっかりのっており、こってりとした風味が口の中に広がりました。香り立つような上品さもあります。
モニターからは、「イメージどおりのうなぎの味に一番近い」という意見も。一部の人は「やや骨や皮が気になる」とコメントしたものの、肉厚で箸を入れるとホロッと身がほぐれました。
比較した商品には、大きく分けると焼き工程のみで仕上げる関西風のものと、蒸して焼き上げる関東風のものがあります。こちらは蒸しの工程がある関東風の加工方法が採用されているためか、ふっくらとした柔らかさが引き立っていました。
関西風のパリッとした香ばしさは控えめですが、モニターのなかには「調理した直後のものを出されたような食感」「見た目からも1つ1つの身を見て取れる」と感じた人もいました。
うな丼にしたところ、脂がお米に絡みついてコクが増し、相乗効果でおいしさがアップ。食べるときにかける添付のタレは、ご飯との相性を重視していると謳われているのもうなずける味わいでした。
身が薄くて柔らかさが物足りないほかの商品もあったことを考えると、ボリュームのあるうなぎをガッツリ食べたい人でも満足できそうです。
<おいしさについてのコメント(一部抜粋)>
川口水産 国産うなぎ 長焼きは、公式サイトまたは楽天市場やYahoo!ショッピングなどのECサイトで購入できます。今回検証で使用した150gサイズのほか、120g・170g・200gサイズも販売中です。
さらに川口水産ではうなぎの肝吸いが付いたギフトセットや、ひつまぶしと肝吸いセットなどもラインナップ。熨斗やプレゼント包装にも対応しているので、お中元や贈り物にもぴったりですよ。好みや用途に合わせて選んでみてください。
最後に、高評価を獲得したほかの商品をご紹介します。
おいしさで選ぶなら、鰻楽 国産うなぎ蒲焼 切身もおすすめ。口に含むと濃厚な脂が広がり、飲み込んだあとの後味はすっきりしています。身がふっくらと詰まっているので、食べごたえも十分。タレの主張が強すぎず、うなぎの風味がしっかり味わえるのも魅力といえます。
香ばしい味わいのものがほしいなら、TEAM 岐阜鰻たむろ極をチェック。焼きの工程のみで仕上げる関西風の加工方法が採用されており、炭で焼いた皮のパリッとした食感が楽しめます。箸を入れるとホロホロとくずれるほど身が柔らかく、甘みのあるタレはご飯との相性もぴったりでした。
内容量 | 500g(切身10枚) |
---|---|
種類 | 国産品(養殖) |
産地 | 宮崎県、鹿児島県 |
水揚げ時期 | 不明 |
味付け | 蒲焼き |
配送形態 | 冷凍 |
加工方法 | 関東風 |
原材料 | うなぎ蒲焼:うなぎ(九州産)、醤油(小麦、大豆を含む)、みりん、発酵調味料、砂糖/増粘剤(加工澱粉)/添付タレ:醤油(小麦、大豆を含む)、みりん、砂糖、酒 |
風味 | あっさり |
ギフト対応 |
鰻楽 国産うなぎ蒲焼 切身をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
内容量 | 300〜600g |
---|---|
種類 | 国産 |
産地 | 岐阜県 |
水揚げ時期 | 不明 |
味付け | 蒲焼き |
配送形態 | 冷凍 |
加工方法 | 関西風 |
原材料 | うなぎ蒲焼:うなぎ(岐阜県産)、醤油、ぶどう糖加糖液糖、砂糖、水あめ、澱粉、酒精、カラメル色素、調味料(アミノ酸)、米、米麹、酸味料/添付タレ:醤油、砂糖、清酒、黒糖蜜、澱粉(一部に小麦、大豆を含む) |
風味 | こってり |
ギフト対応 |
岐阜鰻たむろ極 ギフト用をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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