子どもを楽に抱っこでき、お出かけがしやすくなったと評判の、napnap たためるヒップシートTran 台座単品。インターネット上では、腰に巻くだけと気軽に使えると高く評価される一方で、「ベルトを外す際の音が大きい」といった気になる口コミもみられ、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、napnap たためるヒップシートTran 台座単品を含むヒップシート全14商品を実際に使ってみて、安定感・着脱のしやすさ・腰への負担・収納力・機能性・携帯性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
フィットネス・マタニティ商材を担当。現役でパーソナルトレーナー活動をしつつ、2歳児のママとしても奮闘中。前職では大手フィットネスクラブで健康に関わるさまざまな業務に携わってきた。現在はマイベストにて、アスリートやパーソナルジムトレーナーとして培ってきた知見を活かし、プロテインやマッサージガンなどをはじめとしたフィットネス商材を300商品以上比較検証。また、搾乳器などのマタニティ商材も担当し、実際の育児経験を活かし、ママ目線でのコンテンツを届けている。全米ヨガアライアンスRYT200の資格を保持し、第20回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会63kg級優勝・2016年世界クラシックパワーリフティング選手権大会女子63kg級16位の実績も持つ。
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目次
結論からいうとnapnapのたためるヒップシートTran 台座単品は、使い勝手のよさを求める人におすすめです。4種類の抱き方に対応しており、月齢は最大48か月・体重は20kgまで使えます。汚れても洗濯機で丸洗いが可能なため、手軽に手入れできますよ。
センター・サイドの2か所にはポケットがあり、おむつなどのアイテムをたっぷり収納できるのも魅力。さらに比較したほかの商品には、使用時に組み立てが必要なものもあったなか、本品は装着したあと座面を広げるだけと簡単です。
座面にはずり落ち防止ストッパーも備わっており、子どもを乗せても安定感があります。ただし口コミでも指摘がみられたように、ベルトを外す際の音は大きめ。とくに赤ちゃんが寝ている場合は、起こしてしまわないよう注意しましょう。
実際に小柄女性・標準女性・男性の合計18名のモニターで試着した検証では、腰への負担・下腹部への圧迫感は少なめでした。ベルトの幅が広く、腰まわりをサポートしているような感覚があります。一方で、モニターの一部からは「あやす動作をすると下腹部に圧迫感を感じる」との意見も。体型によっては負担を感じやすい傾向にありますが、使用感はおおむね良好です。
使わないときはコンパクトに収納できます。短時間にお出かけにも対応できるほどの収納力を備えているうえ、赤ちゃんが成長しても長く使い続けられるので、ぜひこの機会に検討してみてくださいね。
そもそもたためるヒップシートTran 台座単品は、小柄な日本人の体型を考えて開発されているのが特徴です。装着時にかさばりがちな台座部分を、一般的なヒップシートに比べてひと回り小さめに設計し、より快適に子どもを抱っこできるよう工夫を施しました。
販売元は抱っこ紐やヒップシートをメインで取り扱う、napnap(ナップナップ)。腰や肩に負担がかかりにくいアイテムづくりにこだわっています。
圧力がかかりやすい台座部分・下腹部に触れる部分には、衝撃吸収性と耐久性に優れた2重の高密度EVA・ウレタン素材を組み合わせて3層構造に。さらに子どもの足が当たるところにも3層のクッションを入れ、やさしい肌触りに仕上げています。
安定して抱っこできるよう、台座に100kgの荷重をかける強度テストも実施しているのも高ポイントです。安全面に配慮がされているのはうれしいですね。
抱き方は対面・前向き・横抱き・腰抱きの4パターンに対応しており、耐荷重は20kgまでとされています。抱き方ごとの目安月齢は、下記のとおりです。
カラーは、メランジグレー・クラシックピンク・シープベージュ・リジッドデニムの4色が販売されています。どのカラーもトーンが落ち着いているので、ママ・パパ兼用で使えますよ。
今回は、napnap たためるヒップシートTran 台座単品を含むヒップシート全14商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
まずはヒップシートを選ぶうえで大切な、安定感の検証です。
生地の表面はポリエステル、内面はポリウレタンで作られています。座面に滑り止めはついていませんが、ずり落ちを防止するストッパーは備わっていました。
座面のサイズは幅21.0×奥行9.0cmで、付属のアジャストクッションを入れると奥行は13.5cmまで延長が可能です。
比較した商品のなかでは奥行が12〜14cm程度の商品ほどお尻がずれにくい傾向にあったことから、本品は安定感に優れています。子どもを座らせやすいよう、工夫が施されているのはうれしいですね。
次は実際に使用して着脱のしやすさを検証したところ、バックルは少し硬く力が必要ですが、使い方はベルトを腰に固定して座面を広げるだけと簡単でした。
比較したほかの商品には、使うたびに組み立てなければならないものもあったなか、本品は着脱に手間はかかりません。使い勝手のよさを求める人にも向いています。
しかしベルトはやや長く、小柄な人は体にフィットしづらい可能性も。
ウエストサイズは58〜110cmまで対応しているので、ベルトを腰にしっかりと腰に巻きつけ、余った部分は付属のゴムでまとめるようにしてくださいね。
また、子どもを乗せる動作もスムーズです。座面についたストッパーのおかげで、子どもと自然に密着する体勢をとれます。
ただしベルトは大きな面ファスナーで固定するタイプのため、口コミでも懸念の声が出ていたように外す際の音が気になりました。とくに赤ちゃんを寝かしつけた場合は、音で起こしてしまわないよう注意しましょう。
小柄女性6名・標準女性6名・男性6名の合計18名のモニターで、実際に各商品を試着。生後12か月ほどの赤ちゃん人形を乗せ、腰への負担・下腹部への圧迫感を確認する検証を行います。
その結果、18名のモニターのうち、腰については8名・下腹部については7名が負担のかかり具合に「満足」と回答しました。腰ベルトの幅は14cmと広めなため、赤ちゃんを抱っこしても腰まわりは安定しています。
比較したほかの商品にはベルトが細く、腰へ食い込むものありましたが、本品は装着時に大きな負担はありません。ただし一部のモニターからは「動くと座面が刺さる」「重さを感じた」との声も。体型によっては、負担を感じる可能性があります。
腰への負担感は、小柄女性・標準女性ともに「太めのベルトのおかげで負担はあまりなく、しっかりカバーされている」との声が多くあがりました。
骨盤全体に重心がのるような感覚があり、負荷が分散されています。さらに人間工学に基づいて設計されたアジャスターのおかげで、腰にフィットさせやすいのも利点です。
ただし、標準体型の女性モニターからは「ヒップシート自体が重い」「負担はないが、赤ちゃんの重さを感じる」との意見も。標準体型の女性に比べて、小柄女性の満足度のほうが高い傾向にありました。
コメントは一部抜粋
また装着した時点では、下腹部への負担も少なめです。しかし赤ちゃんをあやすなどの動作をすると、「下腹部から骨盤にかけてぐっと押される」といった意見が寄せられました。人によって、下腹部への感じ方に違いがみられます。
小柄女性からは「問題ないレベル」との回答が多かった一方で、標準体型の女性からは圧迫感を指摘する声が多くあがりました。
コメントは一部抜粋
男性モニターでも女性モニター同様に、腰への負担については意見がわかれる結果に。「安定感が物足りない」「クッション付きで腰まわりが楽」「ベルトの固定や位置の調節がしやすい」とさまざまな声が寄せられました。
<腰への負担についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
一方で、下腹部への圧迫感はおおむね高評価です。「かがむと腰にベルトが当たる」との指摘が一部あったものの、大半のモニターは「圧迫感は少ない」と回答しました。なかには「長時間使っても苦しくならなそう」とのコメントも。
性別を問わず体型によって差はあるものの、比較的小柄な女性・男性モニターから装着感は好評な傾向にあります。
コメントは一部抜粋
続いてヒップシートへ下記のアイテムを詰め、収納力を検証します。
<用意したアイテム>
おむつ2枚・おしり拭き・着替え3枚・携帯・財布・キーケース・ハンカチ・ティッシュ・除菌スプレー
実際に荷物を詰めてみると、着替え・ハンカチ・除菌スプレーの3点以外はすべて入れられました。比較したほかの商品には、携帯やキーケースといった小物類しか入らないものがあったことをふまえると、収納力は優秀です。
アイテムをたっぷり収納できるので、近場のお出かけならこれ1つでOKですよ。
快適に使うためにも、機能性は重要ですよね。そこで各商品ごとに、下記の評価ポイントをチェックする検証を行います。
<評価のポイント>
その結果、座面の角度調節以外の機能を備えており、全商品のなかでも機能性はトップクラスでした。抱き方は対面・前向き・横抱きに加えて、腰抱きにも対応しています。
さらに座面を拡張できる、アジャストクッションが付属。別売りのショルダーベルト(シングル・ダブル)も装着できるため、赤ちゃんの成長にあわせて長く使い続けられます。センター・サイドそれぞれに、ポケットがついているのもうれしいですね。
また使わないときは折りたたんでおけるので、外出先にも持ち運びが可能です。洗濯機で手入れもでき、清潔を保ちやすいですよ。あると便利な機能がそろっており、さまざまなシーンで活躍します。
最後に携帯性を検証するため重量を計測したところ、約650gと全商品のなかでも重めでした。しかし、収納時のサイズは幅23×奥行20×高さ11.5cm・体積は2,645㎤とコンパクト。
比較したほかの商品には、体積が6,000㎤近いなど本品の倍以上のものもあったことから、カバンなどにもサッと収納できます。持ち運びやすさを重視する人にもおすすめです。
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ヒップシートは正しく装着しないと、赤ちゃんの落下や腰回りの痛みの原因となる可能性があります。安全かつ心地よく使い続けるために、装着時は下記のポイントに注意しましょう。
<注意するポイント>
napnapのたためるヒップシートTranは、ベルトを装着したあとでフィットアジャスターを締めると、より体にフィットさせられます。使用中にズレを感じたときも、サッと調節できますよ。
赤ちゃんを抱っこする際は、体勢を低くし安全な場所で行います。もちろんヒップシートに乗せたあとは、走るなどの激しい動作はNGです。
必ず両手でしっかりと赤ちゃんの体を支えるようにしましょう。
napnapのたためるヒップシートTran 台座単品は、公式サイトのほか、楽天市場・Yahoo!ショッピングといったECサイトにて購入が可能です。ちなみに公式サイトでの販売価格は、税込14,300円(執筆時点)でした。
napnapではより安定して赤ちゃんを抱っこできるよう、ヒップシートに装着して使うショルダーベルトも取り扱っています。
公式サイトによると、シングルタイプは税込6,600円・ダブルタイプは税込8,800円で販売されているので、気になる人はあわせてチェックしてみてください。
なお公式サイトでの販売価格は、すべて執筆時点のものです。
最後に、ほかの魅力をもった商品を紹介します。
ラッキー工業のPOLBAN ADVANCE ヒップシートは、性別・体型問わず「負担が少ない」と好評でした。座面の奥行が13.5cmと狭めなため赤ちゃんと密着しやすく、滑り止めシート・ずり落ち防止クッションも備えています。腰や下腹部に負担なく装着できるため、家族みんなで共有するのもよいでしょう。
T&Gインターナショナルのポグネー ONEPICKヒップシート単体は、重さが330gと軽量なのが特徴です。使わないときはコンパクトに収納が可能なため、持ち運びにも適しています。実際に装着したモニターからは、男女ともに「重さが分散されて負担が軽減される」との声も。外出時はもちろん、自宅で赤ちゃんをあやす際にも活躍しますよ。
対象月齢下限 | 対面抱き、前向き抱き、腰抱き、横抱き:7か月頃(※ダブルショルダーを使用すれば4か月) |
---|---|
対象月齢上限 | 対面抱き、前向き抱き:24か月/腰抱き:36か月/横抱き:なし |
対象年齢上限 | 不明 |
体重目安下限 | 不明 |
体重目安上限 | 15kg |
本体重量 | 570g |
本体耐荷重 | 不明 |
本体幅 | 約22cm |
本体奥行 | 不明 |
本体高さ | 約21.5cm |
座面の幅 | 約22cm |
座面の奥行 | 約13.5cm |
座面にすべり止め加工 | 不明 |
座面にずり落ち防止ストッパー付き | 不明 |
腰ベルト幅 | 約14.0cm(腰) |
使用者の身長下限 | 不明 |
使用者の身長上限 | 不明 |
使用者の胴囲下限 | 不明 |
使用者の胴囲上限 | 105cm |
対応する抱き方 | 対面抱き、前向き抱き、腰抱き、横抱き |
使い方 | 不明 |
素材 | 本体:ポリエステル100%/メッシュ、ベルト:ポリエステル100% |
洗濯機対応 | |
ポケット付き | |
座面下のポケット付き | 不明 |
サイドポケット付き | 不明 |
シングルショルダー付き | 不明 |
メッシュ仕様 | |
フード付き | 不明 |
コンパクト | |
通気性 | 不明 |
速乾性 | 不明 |
UVカット加工 | 不明 |
抗菌加工 | 不明 |
防臭加工 | 不明 |
付属品 | 不明 |
着脱方法 | 不明 |
バックルの位置 | 不明 |
マグネット式バックル | 不明 |
ベルトの素材 | 不明 |
特徴 | 不明 |
保証期間 | 不明 |
安全基準 | 不明 |
タイプ | 腰ベルト |
用途 | 1人用 |
対応シーズン | 不明 |
デザイン | 不明 |
クッション性 | 不明 |
ヒップシートとして使用可能 | 不明 |
落下防止機能 | 不明 |
レンタルサービスあり | 不明 |
サイズ調整可能 | 不明 |
POLBAN ADVANCE ヒップシートをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
対象月齢下限 | 横抱き:0か月/対面抱き:4か月/前向き抱き:7か月 |
---|---|
対象月齢上限 | 36か月 |
対象年齢上限 | 不明 |
体重目安下限 | 3.5kg |
体重目安上限 | 15kg |
本体重量 | 330g |
本体耐荷重 | 不明 |
本体幅 | 21cm(実測値) |
本体奥行 | 不明 |
本体高さ | 15cm(実測値) |
座面の幅 | 21cm(実測値) |
座面の奥行 | 12.5cm(実測値) |
座面にすべり止め加工 | 不明 |
座面にずり落ち防止ストッパー付き | 不明 |
腰ベルト幅 | 10.5cm(実測値) |
使用者の身長下限 | 不明 |
使用者の身長上限 | 不明 |
使用者の胴囲下限 | 不明 |
使用者の胴囲上限 | 不明 |
対応する抱き方 | 対面抱き、前向き抱き、横抱き |
使い方 | 不明 |
素材 | ナイロン100% |
洗濯機対応 | |
ポケット付き | |
座面下のポケット付き | 不明 |
サイドポケット付き | 不明 |
シングルショルダー付き | 不明 |
メッシュ仕様 | 不明 |
フード付き | 不明 |
コンパクト | |
通気性 | 不明 |
速乾性 | 不明 |
UVカット加工 | 不明 |
抗菌加工 | 不明 |
防臭加工 | 不明 |
付属品 | 不明 |
着脱方法 | 不明 |
バックルの位置 | 不明 |
マグネット式バックル | 不明 |
ベルトの素材 | 不明 |
特徴 | 不明 |
保証期間 | 2年 |
安全基準 | 不明 |
タイプ | 腰ベルト |
用途 | 1人用 |
対応シーズン | 不明 |
デザイン | 不明 |
クッション性 | 不明 |
ヒップシートとして使用可能 | 不明 |
落下防止機能 | 不明 |
レンタルサービスあり | 不明 |
サイズ調整可能 | 不明 |
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