足ブレを防ぐ樹脂の壁、DYNAWALL(ダイナウォール)をサイドに搭載した、アシックス GEL-RESOLUTION 8。口コミでは「軽くて丈夫でグリップ力も高い」というプラスの声がある一方、「小さめで締め付け感が強い」「硬くて履きにくい」など気になる評判も存在し、購入に踏み切れない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、アシックス GEL-RESOLUTION 8を含むオールコート用テニスシューズ全12商品を実際に使って、フィット感・グリップ力・動きやすさを比較してレビューします。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
フィットネス・マタニティ商材を担当。現役でパーソナルトレーナー活動をしつつ、2歳児のママとしても奮闘中。前職では大手フィットネスクラブで健康に関わるさまざまな業務に携わってきた。現在はマイベストにて、アスリートやパーソナルジムトレーナーとして培ってきた知見を活かし、プロテインやマッサージガンなどをはじめとしたフィットネス商材を300商品以上比較検証。また、搾乳器などのマタニティ商材も担当し、実際の育児経験を活かし、ママ目線でのコンテンツを届けている。全米ヨガアライアンスRYT200の資格を保持し、第20回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会63kg級優勝・2016年世界クラシックパワーリフティング選手権大会女子63kg級16位の実績も持つ。
すべての検証は
マイベストが行っています
アシックス GEL-RESOLUTION 8は、ホールド力の高さが魅力です。足をしっかり固定することで、素早い動きをサポートします。
外側はやや硬い素材でできていますが、内部は柔らかい質感です。弾力性も十分。実際に試したモニターからは「足全体にフィットする」「体が跳ねるような感覚がある」と好評でした。
とくにハードコートとの相性がよく、思いどおりに動けます。力強いグリップのおかげで、急ブレーキや切り返しもたいへんスムーズ。一方、オムニコートでは、走り出しのスリップがやや気になりました。
また、足幅がやや狭く、つま先は長めです。幅が広い人や、足指が短めの人は要注意。圧迫感や、内部でのずれが気になる可能性があります。購入前には、試し履きをすることをおすすめします。
アシックスとは、日本のスポーツ用品メーカーです。スポーツによる健全な青少年の育成を目指し、1949年に創業。幅広いジャンルのスポーツシューズや、ウェア・アクセサリーなどを展開しています。
そんなアシックスのGEL-RESOLUTION 8は、安定性とホールド力を追求したオールコート用テニスシューズ。ベースラインでのラリーなど、素早い切り返しにもにも対応できると評判です。
最も注目すべき特徴は、ミッドソールから上へ伸びる「DYNAWALL(ダイナウォール)」です。
樹脂パーツを壁のように配置し、左右の動きによる足ブレを抑制。パワーロスを抑制し、俊敏なフットワークを強力にサポートします。
靴紐を締める動作に、アッパー全体が連動。包み込むようなホールド性と、なめらかなフィット感が生まれる構造です。
足の甲を覆うシュータン上部には、靴紐を収納できるポケットを配置。激しいフットワークによる紐切れを防止します。プレイ中に、靴紐の揺れが気になる人にも好適です。
サイズは、0.5cm刻みで25.0~30.0cm。足幅はSTANDARDと表記されています。検証で使用した26.5cmの重量は、実測値で376gでした。
執筆時の価格は、税込1,1000円です(公式サイト参照)。
今回は、アシックス GEL-RESOLUTION 8を含むオールコート用テニスシューズ全12商品を用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:フィット感(ハードコート)
検証②:グリップ力(ハードコート)
検証③:動きやすさ(ハードコート)
検証④:フィット感(オムニコート)
検証⑤:グリップ力(オムニコート)
検証⑥:動きやすさ(オムニコート)
足を入れる際に硬さが気になったモニターもいましたが、内部は柔らかい質感です。「足にすんなりなじむ」「全体的にフィット感がある」といった声があがりました。
ただし、「締め付けが強い」「やや小さめに感じる」という意見も。いつも履くサイズより、少し大きめを選んだほうがよさそうです。
5人4人が「止まりたいところで止まれる」と回答。「全方向にブレーキが効く」「切り返しがスムーズ」といった、プラスコメントが多くあがりました。
足に加えた力がすぐに伝わり、誤差なく動ける印象です。「筋力のフォローがいらない」という声もあったので、テニス初心者でも素早い動きがかなうでしょう。
各シューズを履いたモニター5人が、コート内でランニングや素振りを実施。足の収まり具合などをチェックしました。
ハードコートとの相性がよく、動きやすさはトップクラスの高評価を獲得しました!とくに好評だったのは、ソールの弾力感。クッション性に優れており、「走ると体が跳ねる」という声があがりました。
足の収まりもよく、思いどおりの動きがかないます。シューズ内部で足がずれにくいため、一つひとつの動作がたいへんスムーズです。
ただし、強いホールド力があるため、「長時間履くのはつらい」という意見も。大事な試合など、ここ1番というときに使ってほしいシューズです。
次に、オムニコートにおけるフィット感を検証。
人工芝に砂を撒いたオムニコートは、ハードコートよりも滑りやすいといわれています。ここでも5人のモニターが、各シューズの履き心地をチェックしました。
ハードコートと同様に、内部のフワフワした質感がモニターから好評です。足首の素材も柔らかく、履き心地は上々。つま先部分のスペースが広く、「親指に力を入れやすい」という声もありました。
一方で、5人中2人が「足幅が狭い」と感じています。部分的に圧迫感があり、痛みを感じた人も。足幅が広い人は、必ず試着でサイズ感を確かめてください。
各シューズを履いたモニターが、ランニングやボール打ちのしやすさをチェックします。足の収まりがよく、快適に動けるものを高評価にしました。
動きやすさもまずまずです。モニターの半数が、「安定感がある」「軽くて動きやすい」と回答。高評価をつけています。
しかし、ハードコートで感じたような弾力性は、それほど感じられません。また、「足にぴったりついてくる感覚が少ない」という意見も。オムニコートとの相性は、あと一歩です。
最後に、幅がゆったりしたつくりのテニスシューズをご紹介します。
足幅の広い人には、パワークッションソニケージ2ワイドACがおすすめです。ワイズはゆとりのある4Eサイズ。柔らかくもホールド感のある素材が、足全体にぴったりフィットします。また、インソールの反発力もお見事。急ブレーキや素早い切り返しなど、さまざまな動きに対応できます。
パワークッションチームACは、インソールの柔らかさが魅力です。アッパーがシームレス構造のため、フィット感も良好。均等な締め付け感によって、足の動きに合わせて吸い付くような感覚が得られます。とくに、オムニコートと好相性です。ワイズは3E。幅広・甲高の人でも履きやすいでしょう。
アッパー素材 | 合成繊維、合成樹脂 |
---|---|
アウトソール素材 | ゴム底 |
重量(片足) | 307g |
丈長さ | ローカット |
---|---|
ヒール高さ | 4.5cm |
ミッドソール素材 | 合成樹脂 |
固定方法 | 紐 |
インソール取り外し可能 | |
対象 | ユニセックス |
検証で使用したサイズ | 26.5cm |
ヨネックス パワークッション ソニケージ2 ワイドACをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
アッパー素材 | 合成繊維、合成樹脂 |
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アウトソール素材 | ゴム底 |
重量(片足) | 298g |
丈長さ | ローカット |
---|---|
ヒール高さ | 4.5cm |
ミッドソール素材 | 合成樹脂 |
固定方法 | 紐 |
インソール取り外し可能 | |
対象 | ユニセックス |
検証で使用したサイズ | 26.5cm |
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