軽さと動きやすさにこだわったテニスシューズ、ミズノ ブレイクショット3 AC。口コミでは「丈夫なつくりで足元が安定する」というプラスの声がある一方、「硬い」「伸縮性が物足りない」など気になる評判も存在し、購入に踏み切れない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ミズノ ブレイクショット3 ACを含むオールコート用テニスシューズ全12商品を実際に使って、フィット感・グリップ力・動きやすさを比較してレビューします。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
フィットネス・マタニティ商材を担当。現役でパーソナルトレーナー活動をしつつ、2歳児のママとしても奮闘中。前職では大手フィットネスクラブで健康に関わるさまざまな業務に携わってきた。現在はマイベストにて、アスリートやパーソナルジムトレーナーとして培ってきた知見を活かし、プロテインやマッサージガンなどをはじめとしたフィットネス商材を300商品以上比較検証。また、搾乳器などのマタニティ商材も担当し、実際の育児経験を活かし、ママ目線でのコンテンツを届けている。全米ヨガアライアンスRYT200の資格を保持し、第20回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会63kg級優勝・2016年世界クラシックパワーリフティング選手権大会女子63kg級16位の実績も持つ。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
軽くて柔らかい素材を使用しており、履き心地はおおむね良好。足全体を均等にホールドするため、体重が流れにくい構造になっています。履いてランニングやボール打ちをしたところ、違和感なく快適に走れました。
ただし、やや細身でコンパクトなつくりのため、横も縦もあそびがありません。足全体を柔軟に使いたい人は、やや窮屈さを感じるでしょう。いつもより大きめサイズを選ぶのもひとつの手です。
グリップ力は、オムニコートで高評価を得ました。足に負担をかけにくく、ピタッと止まることが可能。ハードコートでは、滑りを活かしたプレイが向いています。踏み込む際のスリップには注意してくださいね。
実際にミズノ ブレイクショット3 ACと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
ミズノ ブレイクショット3 ACよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
ヨネックス
足全体をしっかりホールド!グリップ力も十分なワイドモデル
Wilson Sporting Goods
アッパーの伸縮性がポイント!足を入れた瞬間からフィット
はじめてテニスをする人でも使いやすいように、軽さと屈曲性を追求。アッパーの素材には、人工皮革と合成繊維を使用しています。
シューズの幅は2Eサイズ相当。内蔵のカップインソールは取り外し可能です。
執筆時の価格は、税込6,930円(公式サイト参照)。比較したなかには15,000円を超えるシューズも多いなか、かなりお手頃といえます。
また、ユニセックスモデルのため、サイズは19〜28.5cmという幅広い展開です。検証で使用した26.5cmの重量は、実測値で289gでした。
カラーバリエーションは以下の2種類。どちらも白を基調とした、さわやかなデザインです。
今回は、ミズノ ブレイクショット3 ACを含むオールコート用テニスシューズ全12商品を用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:フィット感(ハードコート)
検証②:グリップ力(ハードコート)
検証③:動きやすさ(ハードコート)
検証④:フィット感(オムニコート)
検証⑤:グリップ力(オムニコート)
検証⑥:動きやすさ(オムニコート)
つくりはやや細身です。5人中2人が、「締め付け感がある」と回答。しかし、そのおかげで足がブレにくく、「上半身が安定する」という声もあがりました。
また、内部の質感も「柔らかい」「使っているうちになじんでいきそう」と好評です。伸縮性よりも、ホールド力を重視する人に向いています。
ある程度のスピードまでは、切り返しもブレーキもまずまずスムーズです。しかし、「全力で走ったあとのブレーキがかかりにくい」「走り出しの踏み込みが滑る」という意見がありました。
グリップ力はあと一歩といったところでしょう。その原因として、「ソールに弾力がない」という指摘も。細かく切り返すようなプレイより、滑りを活かしたプレイに向いています。
内部の柔らかさが、ここでもプラスに働きました。5人中2人が、「足のどこにもほとんど負荷を感じない」「楽に走れる」とコメント。足全体を、均等に支えるような働きが期待できます。
一方で、やや強いホールド感が気になるモニターもいました。5人中3人が、「締め付け感がある」「足指が圧迫される」「長時間の使用は避けたい」と回答。やや好みが分かれる着用感といえます。
モニターからの評価は、ハードコートの検証とほぼ同じです。質感については、「軽くて柔らかい」「足全体をしっかり包まれている感覚」といったコメントがほとんどでした。
ただし、「足幅ぴったりで履きやすい」という声の一方で、「サイドも足先もあそびがない」「やや窮屈に感じる」という意見も。幅の広い人やゆとりがほしい人は、大きめのサイズを選択しましょう。
スリップが気になったのは、5人中1人のみ。ほかのモニターからは、「地面をつかむような感覚がある」「狙いどおりに止まれる」と、おおむね好評でした。
足を置いた場所でグッととどまれて、「シューズ内で足が動かない」という声も。また、「足への負担が気になりにくい」というコメントもありました。
ハードコートよりも、グリップを活かしたプレイができるでしょう。
こちらも、ハードコートより高い評価を獲得。「足の収まりがよくて動きやすい」「初心者から上級者まで扱いやすい優等生」といった、好意的なコメントが多くあがりました。
一方で、「きつくて足を自由に動かせない」という意見もあります。やはり、足幅のフィット感がキーになりそうです。
アッパー素材 | 人工皮革、合成繊維 |
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アウトソール素材 | 合成底 |
重量(片足) | 289g |
丈長さ | ローカット |
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ヒール高さ | 4cm |
ミッドソール素材 | 不明 |
固定方法 | 紐 |
インソール取り外し可能 | |
対象 | ユニセックス |
検証で使用したサイズ | 26.5cm |
最後に、ハードコートでグリップが効くテニスシューズをご紹介します。
ハードコートで俊敏に動きたいなら、RUSH PRO 3.5 ACがおすすめです。アッパーには、伸縮性のある素材を使用。ワイズはEと狭めですが、圧迫感はほぼ感じません。靴下のように全方向からフィットするので、足裏で地面をしっかり捉えられます。前後の動きが多い、シングルスのプレイに好適です。
アシックスのGEL-RESOLUTION 8は、やや細身でホールド力が強いタイプ。足が左右にブレるのを防ぐ、独自開発のソールを使用しています。サイドから足を固定し、急ブレーキや切り返しなどの細かい動作をサポート。また、ソールのクッション性も高く、「跳ねるように走れる」と好評でした。
アッパー素材 | Sensifeel2.0(Engineered mesh)、Endofit |
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アウトソール素材 | DURALAST |
重量(片足) | 325g |
丈長さ | ローカット |
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ヒール高さ | 4cm |
ミッドソール素材 | Dynamic Fit 2&R-DST+、4D SUPPORT CHASSIS TECHNOLOGY |
固定方法 | 紐 |
インソール取り外し可能 | |
対象 | メンズ |
検証で使用したサイズ | 26.5cm |
ウィルソン ラッシュプロ 3.5 ACをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
対応コート | オールコート |
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丈長さ | ローカット |
ワイズ | STANDARD |
ヒール高さ | 3.5cm |
アッパー素材 | 合成繊維、合成樹脂、人工皮革 |
ミッドソール素材 | 不明 |
アウトソール素材 | ゴム底 |
重量(片足) | 376g |
固定方法 | 紐 |
インソール取り外し可能 | |
対象 | メンズ |
検証で使用したサイズ | 26.5cm |
アウトソール枚数 | 1枚 |
アシックス GEL-RESOLUTION 8をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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