プルームテックプラス 1.5をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

喫味は、比較したプルームテックプラスウィズとあまり変わりませんでした。

レギュラーは水蒸気のイガイガ感があるものの、煙をしっかりと感じられて吸いごたえがあります。味は「甘い感じのコクと深みがある」「濃くておいしい」「深みがない」と賛否両論で、香りはほとんど感じませんでした。

メンソールは、レギュラーより水蒸気に近いとの声が多数。「キックが感が物足りない」との回答が大半で、紙タバコとは別物といった印象です。普段から重いタバコを吸っている人の移行には向かないでしょう。

「鼻に抜けるスッキリ感はあまりない」「ケミカルなミント」との指摘もありますが、後味はほんのりとメンソールが残りました。

機能性の検証では、まずまずの評価となりました。比較した電子タバコの1箱あたりの総パフ数が220～280回なのに対し、本商品は250回。回数が多いとはいえませんが、加熱継続時間の制限はありません。

吸い始めるまでの手順も2STEPと多いものの、加熱を待つ必要がないため、慣れれば気にならないでしょう。60分で満充電になり、1箱すべて連続吸いもできます。大きな懸念点はなく、機能性は申し分ありません。

ほとんどのモニターが、近距離でなければにおいを感じないと回答しました。なかには「1m以内でもにおいがしなかった」というモニターもいます。

フルーティなにおいで、不快感を覚えにくいのも魅力。非喫煙者と一緒のときでも吸いやすいタバコといえるでしょう。

掃除の手間は、旧型であるプルームテックプラスと大差ない印象でした。リキッド漏れが起こるため、綿棒などを使った拭き掃除は必須。リニューアルによりデバイス部分が分解不可となり、奥深くまで掃除が必要です。

カートリッジとカプセルホルダーが汚れやすいので、丁寧に掃除しましょう。カプセルホルダーは水洗いが可能です。

スリムなペン型なので、持ち運びには困りません。重量が40gと非常に軽いのがうれしいポイント。今回比較した電子タバコの平均が約76gなので、およそ半分の重さしかありません。

ただし、ポケットに入れると先端が少しはみ出ます。高さ約14.2×直径約1.5cmと細長いので、ジャケットの裏ポケットやかばんに入れるのがおすすめ。もしくは、携帯用のアクセサリーに入れるのがよいでしょう。

対応しているフレーバーは17種類と豊富でした。レギュラー・メンソールが4種類ずつと、フレーバー系メンソールが9種類です。

今回比較した電子タバコの平均は15種類なので、選択肢は多いといえます。気分で定期的にフレーバーを変えたい人は、候補となるでしょう。

公式サイトでは、お得なトライアルセットも販売しています。

レギュラー・メンソール・フレーバー系とさまざまな味を楽しめるので、加熱式タバコデビューにおすすめです。全13種類を7,540円（税込）で楽しむことができます。

1パフあたりのコストは2.32円と高めでした。比較した電子タバコには1.92円の商品もあり、安いとはいえません。

総パフ数が250回とやや少ないため、ある程度コストがかかります。ライトスモーカーやサブ機をお探しの人におすすめです。