強い吸いごたえが楽しめると評判の、グロー プロ。ブーストモードを搭載しており、加熱スピードが選べるのも便利です。しかしインターネット上では、「吸いごたえがあまりない」「においが強い」などの気になる口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、グロー プロを含む加熱式タバコ全12商品を実際に使ってみて、吸いごたえ・機能性・においの少なさ・メンテナンスの楽さ・コンパクトさ・フレーバーの豊富さ・1パフあたりのコストを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
日用品・ガーデニング用品・DIY向け電動工具・喫煙具・家事代行サービス・クリーニングなど、暮らしや生活に関わる幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「一人ひとりが選んでよかったと感じる選択肢を提供すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
グロー プロは、吸いごたえがありつつもにおいが気になりにくい高温加熱式タバコがほしい人におすすめ。低温加熱式タバコにはおよばないものの、今回比較したなかではにおいが控えめです。副流煙を嗅いだ女性モニターからは、「気になるほどではない」との声が寄せられています。
実際にレギュラーを吸ってみると、重めの煙が肺に入っていくのが感じられました。吸っていくうちに味が薄くなる傾向があるものの、キック感は十分。メンソールはほどよい爽快感があり、モニターからは「紙タバコに比べても負けない」とのコメントもあがりました。
細い専用スティックのみに対応しているので、普段からスリムタイプのタバコを吸う人に向いています。フレーバーは11種類あるため、好みのものを見つけてみてください。20回に一度は内部を掃除する必要があるものの、メンテナンス自体は手間がかかりません。98gとやや重めですが、ズボンのポケットにすっぽりと入ります。
一方で、1パフあたりのコストが2.27円とやや高いのは惜しいところ。またほかの商品のなかにはパフ回数が280回と多いものもあったのに対し、この商品はパフ回数が220回と少なめでした。喫煙回数が多い人には不向きですが、周囲に配慮した高温加熱式タバコを選びたいなら、ぜひ候補に入れてみてくださいね。
100以上の銘柄のタバコを取り扱っている、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン。近年は、紙巻タバコだけでなく加熱式タバコなどの生産にも力を入れています。
今回ご紹介するのは、吸いごたえにこだわって開発された加熱式タバコのグロー プロです。
グロー プロシリーズからはグロー プロ スリムも販売されており、この2機種の大きな違いはサイズにあります。グロー プロ スリムは厚みが15.5mmなのに対し、グロープロは厚みが21mmです。
また、型番G203以降のグロー プロは充電時間が約210分に変更されており、フル充電になるまでの時間がグロー プロ スリムよりも長め。なおデバイスの型番は、デバイス本体の裏面またはデバイス外箱の裏面で確認できます。
ほかにも連続使用回数などにも細かな違いがありますが、値段を重視するならグロー プロを選ぶとよいでしょう。グロー プロの公式サイトでの値段は税込980円で、グロー プロ スリムよりも1,500円安く購入できます。
ただし、この価格は執筆時点のものなので、変動する可能性があることを覚えておいてください。
グロー プロの機能面での特徴は、インダクション・ヒート・テクノロジーを搭載していること。超高速で加熱することにより、深みのある味わいを瞬時に引き出すと謳われています。
また、通常モードのほかにブーストモードがあるのも注目ポイント。通常モードでは加熱に20秒かかりますが、ブーストモードの場合は10秒で予熱が完了します。限られた時間のなかでサッと喫煙したいときにもよいでしょう。
使うときは、まず付属のケーブルで充電してください。そしてタバコヒーターのカバーをスライドして開け、専用タバコスティックをやさしく差し込みます。スティックがタバコヒーターの底に触れたら、準備完了です。
コントロールボタンを3秒長押しすると通常モードが起動し、コントロールボタンを5秒長押しするとブーストモードが起動します。スタンダードモードは連続加熱時間が4分、ブーストモードは連続加熱時間が3分なので、好みやシーンにあわせて選んでみましょう。
今回は、グロー プロを含む加熱式タバコ全12商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:吸いごたえ
検証②:機能性
検証③:においの少なさ
検証④:メンテナンスの楽さ
検証⑤:コンパクトさ
検証⑥:フレーバーの豊富さ
検証⑦:1パフあたりのコスト
はじめは、吸いごたえの検証です。
普段からタバコを吸うモニター10人に、各機種に対応する銘柄のメンソールとレギュラーを吸ってもらいました。そして、喉にガツンとくるキック感があるか・味の深さや香りはどうかをチェックします。
今回比較したなかには、よりキック感が強いものもありましたが、加熱式タバコとしては満足できるレベルといえます。しかし「最初のひと口以降は刺激が足りない」とのコメントもあり、吸っていくうちに味が薄くなる傾向があるようです。
次にメンソールを試してみると、「吸っている感がある」「ダイレクトにメンソールの味が入ってくる」という声が寄せられました。爽快感がほどよく、「バランスがよい」「スーッとする感じがちょうどよい」とのコメントも。
レギュラーについては「紙タバコのほうがよい」という意見がほとんどでしたが、メンソールについては「紙タバコと比べても負けない」と感じたモニターも多数います。細い専用スティックのみに対応しているので、普段からケントなどのスリムタイプのタバコを吸っている人によいでしょう。
次に、機能性の検証です。
下記の項目をチェックし、加点方式で評価しました。
比較したなかには、パフ回数が280回と多いものもあったのに対し、この商品はパフ回数が220回と少なめ。1回の喫煙回数が多い人にはあまり向いていません。また、加熱継続時間が4分と短いのも惜しいところです。
一方で、フル充電の状態だと20回使えるのはよい点といえます。今回用意したのは型番がG203以前のものなので、充電にかかる時間は約90分とスピーティでした。
続いて、においの少なさの検証です。
非喫煙者の20代女性6人に、喫煙中の副流煙を嗅いでもらいます。そして、においの強さはどうか・近くで吸っていても不快にならないかを確認しました。
副流煙を嗅いだ女性モニターからは、「気になるほどではない」「煙を直接浴びなければ我慢できる程度」という声があがっています。低温加熱式タイプにはおよばないものの、高温加熱式タイプのなかでは比較的においが抑えられていました。
ただし、「同じ空間にいるのはきつい」と感じた人もいたので、喫煙するときは周囲への配慮を忘れないようにしましょう。
次に、メンテナンスの楽さの検証です。
説明書に沿ってメンテナンスを行い、手入れが楽で頻度が少なく済むかを評価しました。
20回使ったら内部を掃除する必要がありますが、スティックの差し込み口にブラシを入れて回すだけなので、手間はとくにかかりません。
今回比較したなかには、リキッドが漏れやすくて拭き取るのが面倒な商品もあったことを考えると、メンテナンスが煩わしく感じるほどではないでしょう。ただし、付属のブラシをなくさないよう注意してください。
次に、コンパクトさの検証です。
本体のサイズ・重量を計測しました。またズボンのポケットに入れ、持ち運びやすいかをチェックします。
サイズは高さ8.2×幅4.3×厚み2.1cmと大きすぎず、ズボンのポケットにすっぽり入ります。
重量は98gです。ほかの商品には、本体が11gとかなり軽いものもあったので、やや重みが気になるかもしれません。
次に、フレーバーの豊富さの検証です。
各機種の銘柄とフレーバーを調査し、多いものほど高評価としました。なお、2021年12月時点での結果なので、現在の販売状況とは異なる可能性があります。
フレーバーは11種類が販売されています。今回比較したなかには20種類以上から選べる機種もあったので、特別多いわけではありません。とはいえ、これだけの数があれば好みのものが問題なく見つかるでしょう。
最後は、1パフあたりのコストの検証です。
1箱あたりの総パフ数・各フレーバーの1本あたりの価格を参考に、1パフあたりの価格を算出しました。なお、2021年12月時点での価格で計算しているため、現行価格と差がある可能性があります。
1パフあたりの値段を計算してみると、2.27円でした。
比較内には、1パフあたり2円以下の商品もあったことを考えると、若干高めといえます。長い目で見るとコストがかさみやすいので、吸う本数が多い人は注意が必要です。
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最後に、高評価を獲得したほかの商品をご紹介します。
1パフあたりのコストを抑えたいなら、プルームエックス スターターキットがおすすめ。1パフあたりの値段は1.92円で、今回比較したなかではトップクラスの安さでした。強い吸いごたえが感じられるため、普段からタールが重めのタバコを吸っている人にも向いています。
IQOS イルマ プライム キットは、手入れが必要ないのが魅力です。吸ってみると喉にガツンとくる刺激があり、吸いごたえも申し分なし。デザインが洗練されているうえに、ホルダーはカスタマイズできるので、ファッションとしても楽しめそうです。
重量 | 95g |
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加熱温度方式 | 高温加熱式 |
形状 | ボックス |
加熱方式 | ハイブリット加熱式 |
充電時間. | 約140分 |
充電ケーブルの種類 | USB TypeC |
ホルダー充電時間 | 不明 |
一度の加熱で吸える回数 | 無制限 |
フル充電時使用回数 | 23回 |
加熱温度 | 295℃ |
加熱継続時間 | 約5分間 |
連続使用回数 | 23回 |
1箱あたりのパフ回数 | 260回 |
メンテナンスフリー | |
保証期間 | ploom X CLUB にてデバイス登録が完了してから2年間 |
サイズ | 本体:幅43.5×奥行24.0×高さ88.5mm |
レギュラーの種類 | 3種類 |
メンソールの種類 | 4種類 |
フレーバー系メンソールの種類 | 8種類 |
対応銘柄 | メビウス、キャメル |
予熱時間 | 25秒 |
1パフあたりの価格 | 1.92円 |
JT プルームエックス スターターキットをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
一度の加熱で吸える回数 | 14回 |
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フル充電時使用回数 | 20回 |
加熱の待ち時間 | 20秒 |
メンテナンスフリー | |
1か月あたりのコスト(1日15本喫煙する場合) | 約11,925円(センティアを使用する場合) |
対応銘柄 | テリア、センティア |
良い
気になる
幅 | 46mm |
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奥行 | 25mm |
高さ | 117mm |
重量 | 172g |
加熱温度方式 | 高温加熱式 |
充電ケーブルの種類 | USB TypeC |
フィリップ モリス ジャパン IQOS イルマ プライム キットをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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