コンパクトで持ち運びやすいと評判の、JT プルームテックプラスウィズ スターターキット。インターネット上では高評価な口コミが多い一方で、「タバコ感が弱い」「コストがかかりすぎる」などの気になる声もあり、購入するべきか迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、JT プルームテックプラスウィズ スターターキットを含む加熱式タバコ全12商品を実際に使ってみて、吸いごたえ・機能性・においの少なさ・メンテナンスの楽さ・コンパクトさ・フレーバーの豊富さ・1パフあたりのコストを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
日用品・ガーデニング用品・DIY向け電動工具・喫煙具・家事代行サービス・クリーニングなど、暮らしや生活に関わる幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「一人ひとりが選んでよかったと感じる選択肢を提供すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
JT プルームテックプラスウィズ スターターキットは、タバコのにおいを抑えたい人におすすめです。30cmほどの距離でにおいをチェックしたモニターからは、「フルーティさがあって不快感は気にならない」という声が寄せられました。
低温加熱式なので温まるまでの待ち時間がなく、充電が切れるまで連続で吸い続けられます。充電時間が60分と比較的短いのもよい点です。かなりコンパクトで軽いため、ズボンのポケットに入れておけば邪魔にならずに持ち運べます。
フレーバーは17種類と豊富なランナップがあるので、好みの味わいを見つけてみてください。実際に吸ってみると、甘い香りが強くて好みがわかれそうですが、ほどよいキック感がありました。水蒸気に近くて紙タバコとは異なるものの、口が寂しいときに役立ちそうです。メンソールは爽快感や吸いごたえが弱いため、キック感がほしいならレギュラータイプを選ぶとよいでしょう。
しかしパフ数が250回とほかの商品に比べて少ない分、コストがかかるのは惜しいところです。またリキッドが漏れる可能性があり、メンテナンスの手間がかかります。喫煙量が多い人にとってはコスト面が気になりそうですが、周囲への迷惑になりにくい加熱式タバコがほしいなら、ぜひ候補に入れてみてくださいね。
タバコの生産会社として、高い知名度を誇るJT。紙巻タバコだけでなく、近年は無煙タバコや加熱式タバコの製造にも力を入れています。
数ある商品のなかから今回ご紹介するのは、コンパクトさにこだわって開発されたプルームテックプラスウィズです。
リキッドから発生した蒸気をタバコ葉に通過させる、低温加熱式を採用しています。吸い口の真横にはディスプレイがあり、充電やカプセルの残量がひと目でわかるのも便利です。
充電には、付属しているUSB Type C™ケーブルを使ってください。充電が満タンの状態では、タバコカプセルが約5本吸えます。
ただし室温やバッテリーの劣化によって、本数は変動する可能性があることを覚えておきましょう。
使い方はとてもシンプルです。まずはカートリッジの金属部分を下にして本体に装着したあと、タバコカプセルを差し込みます。アクションボタンを2秒以内に連続で3回押すとデバイスが振動するので、ロックが解除されたのを確認して吸いはじめましょう。
使い終わったら、アクションボタンを2秒以内に3回押してロックしてください。万が一アクションボタンを押し忘れても、6分間操作しないと自動的にロックされます。
時期によっては限定色が販売されることもあり、2021年4月にはテンダーブルーなどのポップな3色が、そして2021年12月にはバイカラーがおしゃれなニュアンスカーキなどの3色が登場しました。今回は、テンダーブルーを実際に使ってみます。
ECサイトであれば限定色を扱っていることもありますが、JTのオンラインショップで購入できるのは執筆時点ではブラックとホワイトのみでした。公式サイトでの値段は、税込2,980円です。
今回は、JT プルームテックプラスウィズ スターターキットを含む加熱式タバコ全12商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:吸いごたえ
検証②:機能性
検証③:においの少なさ
検証④:メンテナンスの楽さ
検証⑤:コンパクトさ
検証⑥:フレーバーの豊富さ
検証⑦:1パフあたりのコスト
まずは、吸いごたえの検証です。
メンソールとレギュラーの2種類を10人のモニターに吸ってもらい、キック感・味の深さ・香りなどを評価しました。
まずは、メビウスのレギュラータイプを吸ってみました。一部のモニターからは「物足りない」という声があったものの、「ほどよいキック感がある」というコメントが多数寄せられています。
味が特別深いとはいえず「水蒸気のようで紙タバコとは別物」などの意見もあがりましたが、口が寂しいときには役立つでしょう。しかし香りは甘さが強く、「ラムレーズンみたい」「クセがある」と感じた人もおり、好みがわかれるかもしれません。
次にメビウスのメンソールを試してみました。吸いごたえが弱く、鼻に抜けるようなスッキリ感は感じられません。
「爽快感がない」「メンソールの味がほんのり後味に残る程度」というコメントが多く寄せられています。ケミカルなミントの味や甘ったるさがあり、満足度はいまひとつでした。
次は、機能性の検証です。
1箱あたりの総パフ回数や加熱継続時間などをチェックし、総合的に評価しました。
低温加熱式のため温まるまで待つ必要がなく、充電が切れるまで連続で吸い続けられます。今回比較したなかには充電時間が100分を超えるものが多かったのに対し、この商品は60分で充電が終わるのもよい点です。
しかし、総パフ回数がほかの商品に比べると少なめなのは惜しいところ。フル充電の状態から吸える回数は250パフだけでした。
続いて、においの少なさの検証です。
非喫煙者である20代の女性6人を集め、喫煙中の副流煙を嗅いでもらいました。そしてにおいの強さや、近くで吸っていても不快にならないかどうかをチェックします。
女性モニターにチェックしてもらうと、「フルーティなにおいで強すぎない」「とくに気にならない」という声が寄せられました。
30cmほどの距離まで近づくとややタバコのにおいが感じられますが、「不快感はない」「彼氏が吸っていても嫌だとは思わない」などのコメントも。今回試した高温加熱式タイプのものに比べると、においはかなり抑えられていました。
次に、メンテンナンスの楽さを検証します。
説明書に沿ってメンテナンスを行い、手間がかからないか、どれくらいの頻度でメンテナンスする必要があるかを確かめました。
リキッド漏れの可能性があり、定期的にメンテナンスが必要です。カプセルホルダーやデバイスの内側はリキッドカートリッジと接しているため、リキッドが付着したら綿棒などで丁寧に拭き取りましょう。
カプセルホルダーは水洗いできますが、水気が残った状態で使うと故障の原因になることがあります。お手入れ後は、しっかり乾燥させてから使ってください。今回比較したなかにはお手入れが必要ないものもあったので、掃除がわずらわしく感じる人には向いていません。
続いて、コンパクトさの検証です。
本体のサイズや重量をチェックし、ズボンのポケットに入れて持ち運びやすいかを評価しました。
幅約40mm・奥行き約18mm・高さ約78mmとかなりコンパクトで、ズボンのポケットに入れても邪魔になりません。
また、本体の重量は約37gでした。今回比較したなかには、100g近くの重さのものもあったことを考えると、持ち運びに適していることがわかります。
次は、フレーバーの豊富さの検証です。
それぞれの機種の銘柄とフレーバーの種類を調査しました。
レギュラーが4種類・メンソールが4種類・フレーバー系メンソールが9種類あり、合計17種類から選べます。
ほかの商品のなかには20種類以上のフレーバーが選べる機種もありましたが、17種類あれば好みの味わいが問題なく見つかりそうです。
最後は、1パフあたりのコストの検証です。
1箱あたりの総パフ数と各フレーバーの価格をもとに、1パフあたりのコストを算出して評価しました。
1パフあたりの値段を計算してみると、2.32円でした。比較したほかの機種のなかには、1パフあたり2円を下回るものもあったので、安いとはいえません。
長い目で見るとコストがかさみやすいため、喫煙量が多い人は注意が必要です。
最後に、高評価を獲得したほかの商品をご紹介します。
IQOS イルマ プライム キットは、メンテナンスの手間がかかりません。実際に試してみると、ほどよく喉にガツンとくるキック感がありました。メンソールは爽快感のバランスがよく、上品で吸いやすいのも魅力。紙タバコの吸いごたえには負けるものの、加熱式タバコとしては十分な満足感が感じられるでしょう。
コストが気になるなら、プルームエックス スターターキットがおすすめ。1パフあたりの値段は1.92円でした。メンソール・レギュラーともに重めの吸いごたえがあり、タバコに慣れていない人が使うと咳き込んでしまうかもしれません。高温加熱式ではあるものの、一旦加熱したあとは5分以内であれば無制限で吸えるのもよい点です。
一度の加熱で吸える回数 | 14回 |
---|---|
フル充電時使用回数 | 20回 |
加熱の待ち時間 | 20秒 |
メンテナンスフリー | |
1か月あたりのコスト(1日15本喫煙する場合) | 約11,925円(センティアを使用する場合) |
対応銘柄 | テリア、センティア |
良い
気になる
幅 | 46mm |
---|---|
奥行 | 25mm |
高さ | 117mm |
重量 | 172g |
加熱温度方式 | 高温加熱式 |
充電ケーブルの種類 | USB TypeC |
フィリップ モリス ジャパン IQOS イルマ プライム キットをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
重量 | 95g |
---|---|
加熱温度方式 | 高温加熱式 |
形状 | ボックス |
加熱方式 | ハイブリット加熱式 |
充電時間. | 約140分 |
充電ケーブルの種類 | USB TypeC |
ホルダー充電時間 | 不明 |
一度の加熱で吸える回数 | 無制限 |
フル充電時使用回数 | 23回 |
加熱温度 | 295℃ |
加熱継続時間 | 約5分間 |
連続使用回数 | 23回 |
1箱あたりのパフ回数 | 260回 |
メンテナンスフリー | |
保証期間 | ploom X CLUB にてデバイス登録が完了してから2年間 |
サイズ | 本体:幅43.5×奥行24.0×高さ88.5mm |
レギュラーの種類 | 3種類 |
メンソールの種類 | 4種類 |
フレーバー系メンソールの種類 | 8種類 |
対応銘柄 | メビウス、キャメル |
予熱時間 | 25秒 |
1パフあたりの価格 | 1.92円 |
JT プルームエックス スターターキットをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。