スタイリッシュなデザインが目をひく、グロー ハイパー プラス。新加熱モードを搭載しており、使いやすさに配慮して作られています。しかしインターネット上では、「重いのが気になる」「メンテナンスしにくい」などの気になる口コミや評判もあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、グロー ハイパー プラスを含む加熱式タバコ全12商品を実際に使ってみて、吸いごたえ・機能性・においの少なさ・メンテナンスの楽さ・コンパクトさ・フレーバーの豊富さ・1パフあたりのコストを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
日用品・ガーデニング用品・DIY向け電動工具・喫煙具・家事代行サービス・クリーニングなど、暮らしや生活に関わる幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「一人ひとりが選んでよかったと感じる選択肢を提供すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
グロー ハイパー プラスは、さまざまなフレーバーを楽しみたい人におすすめです。フレーバーが22種類あり、今回比較したなかではトップクラスのバリエーションでした。実際に使ってみると、ほどよいキック感が感じられます。紙タバコにはおよばないものの、ほかの加熱式タバコに比べると吸いごたえは十分でした。
レギュラーは重さがあったのに対し、メンソールは刺激が強めだったので、銘柄やフレーバーによって感じ方に違いが出る傾向があります。気分や好みにあわせて味を変えてみてくださいね。重量は111gと比較内では若干重めですが、ズボンのポケットに入るので持ち運びやすさもおおむね問題ありません。
一方で、5回使うたびに掃除する必要があり、メンテナンスの頻度が高いのが気になります。また、執筆時点での本体の公式価格は税込480円と手頃ですが、1パフあたりの値段は2.45円と高め。毎日たくさん吸うと、ランニングコストがお財布の負担になってしまうかもしれません。
総パフ回数が220回とやや少ないのも惜しいところです。連続で20本吸えるのはよいものの、加熱継続時間が約4分と短いうえに、フル充電になるまでに210分もかかります。においが強すぎるわけではありませんが、「近くで吸われるときつい」と感じた人もいたので、周囲に配慮して喫煙しましょう。
100年以上の歴史を持つタバコ会社、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン。KENTやKOOLなどの人気銘柄を多数扱っており、近年は加熱式タバコの製造にも力を入れています。
今回ご紹介するのは、さまざまなカラーリングの組み合わせが選べるグロー ハイパー プラスです。
公式サイトにアクセスすると、メインボディとサイドの色をいくつかの組み合わせから選択できます。ファインマホガニー・クロームブラックなど、スタイリッシュなカラーがそろっていますよ。
本体の値段が安くて購入しやすいのも魅力の1つ。ベーシックモデルは税込480円(公式サイト参照)でした。ただし色のラインナップや値段は執筆時点のものなので、変更される可能性があります。
ボタンを押すだけで、ブーストモードと通常モードの切り替えができるのも便利です。通常モードの場合は加熱するまでに20秒かかりますが、ブーストモードでは15秒で予熱が完了します。時間が限られているときにサッと喫煙したいなら、ブーストモードを活用しましょう。
使うときはまず本体を充電し、タバコヒーターのカバーをスライドして開きます。そして専用スティックをやさしく差し込んでください。
左右に少し回しながら奥まで入れ、専用スティックがタバコヒーターの底に触れたら準備完了です。コントロールボタンを3秒長押しすると通常モードが起動し、5秒長押しするとブーストモードが起動します。吸い終わったら専用スティックの先端を持ってまっすぐ引き抜き、通常のゴミと一緒に廃棄してください。
今回は、グロー ハイパー プラスを含む加熱式タバコ全12商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:吸いごたえ
検証②:機能性
検証③:においの少なさ
検証④:メンテナンスの楽さ
検証⑤:コンパクトさ
検証⑥:フレーバーの豊富さ
検証⑦:1パフあたりのコスト
まずは、吸いごたえを検証します。
普段からタバコを吸う10人のモニターに、メンソールとレギュラーを試してもらいました。そして、喉にガツンとくるキック感があるか・味の深さや香りはどうかを評価します。
レギュラーを吸ったモニターからは、「ほどよいキック感がある」「煙に重みがあって満足感も高い」という声が寄せられています。紙タバコには及ばないものの、今回比較した商品のなかでは十分な吸いごたえが感じられました。
また、「味が強め」「オーソドックスな味で深みがある」とコメントしたモニターもいます。
次にメンソールを試してみると、「よい意味で喉がビリビリする」との意見があがりました。レギュラーのラッキーストライクは重さがあったのに対し、メンソールは刺激が強めです。銘柄やフレーバーによって感じ方に違いが出る傾向があるので、さまざまな銘柄を試して自分好みのキック感のものを見つけてみるとよいでしょう。
一方で、「加熱式タバコ特有のクセがある」という声も。慣れるまでは、紙タバコとのギャップが気になってしまうかもしれません。
次は、機能性の検証です。
以下の項目をチェックし、加点方式で評価しました。
ほかの商品のなかには、総パフ数が280回と多いものもあったのに対し、この商品は220回とやや少なめ。また、加熱継続時間が約4分間と短いのも惜しいところです。フル充電になるまでに210分もかかってしまうので、こまめに充電したほうがよいでしょう。
加熱するまでの起動時間は、ブーストモードを使っても15秒かかります。一方で、フル充電の場合に使える回数は20回で申し分なし。連続で20本吸えるのもよい点です。
続いて、においの少なさを検証します。
非喫煙者の20代女性6人に副流煙を嗅いでもらい、においの強さはどうか・近くで吸っていても不快にならないかをチェックしました。
副流煙を嗅いだ女性モニターからは、「ちょっと離れていれば我慢できる」「においが強すぎるわけではない」という声が寄せられています。しかし比較したほかの商品には、より不快感が少ないものもあったため、特別においが抑えられているわけではありません。
「近くで吸われるときつい」とコメントした人もいたので、周囲への配慮を忘れないようにしましょう。
次は、メンテナンスの楽さを検証します。
説明書どおりにメンテナンスを行い、頻度や手間を確かめました。
ブラシを差し込んで回すだけで、フラップと本体の底についた汚れが取れるため、クリーニング自体は簡単です。しかし5回使うたびに掃除する必要があり、頻度が高いのが気になります。また、20回に一度は内側をメンテナンスする手間がかるのも惜しいところです。
今回比較したなかには、メンテナンスがいらない商品もあったので、手入れを楽に済ませたい人にとっては煩わしく感じてしまうかもしれません。
続いて、コンパクトさを検証します。
本体のサイズや重量を計測しました。また、ズボンのポケットに入れたときのサイズ感もチェックします。
サイズは横幅46×奥行き22×高さ83mmで、ズボンのポケットにすっぽりと入ります。
重量は111gと、比較内ではやや重めです。ほかの商品には11gとかなり軽いものもあったので、ずっしり感が気になる可能性があります。
次は、フレーバーの豊富さを検証します。
吸える銘柄とフレーバーを確かめ、何種類あるのかを比較しました。なお、2021年12月時点の調査結果なので、現在の販売状況とは異なる可能性があります。
フレーバーは、22種類から選べます。今回比較したなかではバリエーションの豊富さがトップクラスなので、気分によってフレーバーを変えたい人にもよいでしょう。
最後に、1パフあたりのコストを検証します。
1箱あたりの総パフ数や各フレーバーの1本あたりの値段を参考に、1パフあたりのコストを算出しました。2021年12月時点の価格で計算しているため、現行価格とは差がある可能性があります。
1パフあたりのコストを算出してみると、2.45円でした。比較したほかの商品のなかには1パフあたり2円を下回るものもあったので、高めの価格帯といえます。毎日たくさん吸う人にとっては、コスト面が負担になってしまうかもしれません。
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最後に、高評価を獲得したほかの商品をご紹介します。
ランニングコストを抑えたいなら、プルームエックス スターターキットがおすすめ。1パフあたりの値段は1.92円で、今回比較したなかではトップクラスの安さでした。吸いごたえがあって喉への刺激が強いため、普段からタールが重めのタバコを吸っている人にもよいでしょう。
IQOS イルマ プライム キットは、メンテナンスが必要ないのが魅力。実際に試してみるとキック感が強く、加熱式タバコのなかでは満足感が高いのもよい点です。とくにメンソールは爽快感のバランスが取れており、上品な味わいで吸いやすく感じました。
重量 | 95g |
---|---|
加熱温度方式 | 高温加熱式 |
形状 | ボックス |
加熱方式 | ハイブリット加熱式 |
充電時間. | 約140分 |
充電ケーブルの種類 | USB TypeC |
ホルダー充電時間 | 不明 |
一度の加熱で吸える回数 | 無制限 |
フル充電時使用回数 | 23回 |
加熱温度 | 295℃ |
加熱継続時間 | 約5分間 |
連続使用回数 | 23回 |
1箱あたりのパフ回数 | 260回 |
メンテナンスフリー | |
保証期間 | ploom X CLUB にてデバイス登録が完了してから2年間 |
サイズ | 本体:幅43.5×奥行24.0×高さ88.5mm |
レギュラーの種類 | 3種類 |
メンソールの種類 | 4種類 |
フレーバー系メンソールの種類 | 8種類 |
対応銘柄 | メビウス、キャメル |
予熱時間 | 25秒 |
1パフあたりの価格 | 1.92円 |
JT プルームエックス スターターキットをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
一度の加熱で吸える回数 | 14回 |
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フル充電時使用回数 | 20回 |
加熱の待ち時間 | 20秒 |
メンテナンスフリー | |
1か月あたりのコスト(1日15本喫煙する場合) | 約11,925円(センティアを使用する場合) |
対応銘柄 | テリア、センティア |
良い
気になる
幅 | 46mm |
---|---|
奥行 | 25mm |
高さ | 117mm |
重量 | 172g |
加熱温度方式 | 高温加熱式 |
充電ケーブルの種類 | USB TypeC |
フィリップ モリス ジャパン IQOS イルマ プライム キットをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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