OGK KABUTO REZZA-2は、とにかく軽くて快適に使えるヘルメットをお探しの人におすすめです。重量は実測値で215gと非常に軽く、比較した全商品のなかでも最軽量(※執筆時点)でした。実際に被ったモニターからは「首や頭がまったく痛くならない」との声が聞かれ、通勤・通学はもちろんレースなど長時間の使用でも負担を感じにくいでしょう。日本人の頭に合わせて設計されており、適度なフィット感もモニターから好評。海外モデルには、幅が狭く窮屈さを感じるものもありました。本品は「大きすぎてズレてしまう」という口コミ同様の声があったものの、幅広い人に合いやすい形状といえます。アジャスターは操作に戸惑う人が一部いましたが、コツをつかめば問題ないでしょう。使い心地を向上させる機能も豊富。内側のパッドは取り外して洗えるうえ、比較したなかでは半数ほどしかなかった虫よけネットを搭載。反射材つきで車から気づかれやすく、安全性も考えられた設計です。ベンチレーションがあり内部の通気性が高く、涼しさの評価も優秀です。実際に扇風機の風を当てて内部の温度変化を計測すると、元の温度から2.2℃低下。通気性の妨げとなる虫よけネットがありながら、比較した商品内では涼しさをより体感できました。蒸し暑い夏でも使いやすいといえます。安全性の規格であるJCF認証を受けており、国内レースで使えるのも利点です。カラー展開も全15色と豊富で、好みに合うものが見つかりやすいでしょう。軽さ・涼しさ・使いやすさを兼ね備えた欠点の少ない商品なので、はじめて使う人からレースに参加する人までぜひ検討してみてください。
Bryton Rider 15Neoは、基本的な項目を計測したい人や初心者におすすめです。GPS以外にもGalileoやみちびきなどを含むGNSSに対応しており、比較したマグネット計測の商品に比べると初期設定も簡単。走行ログなどのデータは専用アプリやSTRAVAなどの交流サービスに自動的に同期されるので管理しやすく、SNSでデータ共有するなどの楽しみ方もできますよ。画面サイズは比較したなかでは大きめの2インチで、口コミどおり画面が見やすく高評価に。メイン項目の数字も大きく表示できるので、走行中もひと目で確認しやすく、前方不注意によるケガ防止にも役立つでしょう。専用アプリで表示内容のカスタマイズもでき、暗い環境でも確認しやすいバックライトつきで機能的です。また、走行記録の正確性も優秀でした。発進・停車時の計測ラグがともに2秒以内と小さく、比較した一部の商品にしか搭載されていなかった気圧高度計もついています。GPS以外にもGNSSにも対応しており、口コミどおり山の中や建物などの障害物がある環境でも使用できそうです。ただし、モニターが実際に走行した結果、走行記録が短めに算出された点は気になりました。一方で、比較したなかには75項目以上表示できるものもありましたが、こちらは距離・速度・標高・心拍数など基本的な内容が中心。さらに連続使用時間は最大16時間と短めなので、ロングライドではバッテリー切れ対策としてモバイルバッテリーを用意しておく必要があります。本格的にサイクリングしたい人は物足りなさを感じてしまいそうです。とはいえ、使い勝手のよいGPS計測で走行記録の正確性も高く、スマホとの連携で快適にサイクリングを楽しめるでしょう。サイクルコンピューター選びに悩んだら、購入を検討してみましょう。
OGK KABUTO RECTはリーズナブルで被り心地のよいヘルメットがほしい人におすすめ。実際に被ったモニターからは「快適なつけ心地」「いつまでも被っていられそう」との声が続出しました。比較した海外メーカーのヘルメットよりも、きつく感じたり頭にあたったりといった違和感が少ないのが魅力です。対応する頭囲は57~60cm。少し大きめに作られているので、人によっては緩いと感じるかもしれません。「アジャスターでうまく調整できる」との口コミどおり、締めつけ感を細かく変更できるので、ズレないようにぴったりフィットさせてくださいね。通気性のよさもポイント。サイクルキャップのうえに被って扇風機の風をあてると、キャップの表面温度が2.3℃も下がりました。比較した商品は平均で2.05℃の変化にとどまっていたことを思うと、「通気性がよい」との口コミどおり。ベンチレーションがよく風を通し、夏場も快適といえます。重量は約250g。同社のREZZA-2の215gという軽さには及びませんが、極端に重いわけではありません。慣れれば問題ないレベルでしょう。機能面も充実していました。インナーパッドは取り外して洗え、虫の侵入を防ぐネットもついています。比較したなかでは半数以下の商品にしかなかった反射材がついている点も魅力。夜間も安全に走れるよう配慮が感じられます。上位モデルのREZZA-2は税込11,800円で販売していますが、RECTなら税込10,120円(執筆時点・公式サイト参照)で購入可能。はじめてのヘルメットでも性能に妥協せず選びたいなら、ぜひ検討してみてくださいね。
CANOVER UARNOS Car-015-CCは、街乗りメインでスタイリッシュなロードバイクがほしい初心者には候補となる商品。しかし、口コミに「車体が重い」とあるように14kgと重めです。実際の試乗ではハブのなめらかさに欠け、高速域に達するのに力が必要でした。比較したなかには軽い力で走行できた商品があったのに対し、上り坂や信号のストップ&ゴーでは重さを感じるでしょう。フレームサイズが1種類しかなく、自分の体型に合わない可能性があるのもネックです。ブレーキは効きがよい傾向があるデュアルピボットですが、変換機との位置が別々でした。「離れていてちょっと怖い」と口コミにあるように、慣れていない人は操作しにくいでしょう。シマノ製の変速器を使用している以外に、ほかのパーツが無名ブランドなのも惜しい点でした。日常使いはある程度しやすい仕様です。変換機周辺を保護するディレーラーガードと泥除けはありませんが、比較したなかで搭載していたのは少数です。スタンドがあるため、街で店に立ち寄るときなどでも置き場所に困らないでしょう。ペダルの反射材で車から認識されやすいのもよい点です。今後カスタムしたい人にも向いています。ハンドル・サドル・ホイールは主流規格で、ロードバイク用のパーツと交換できます。比較したなかには特殊なサイズで選択肢が限られる商品もありました。乗り心地や走行性を変えて楽しみたい人にはぴったりでしょう。ダボ穴はダウンチューブのみですが、ボトルやハンディポンプ・小物バッグなどが装着できますよ。本格的なライドやロング走行には不向きですが、値段は35,000円ほど(※執筆時点)と比較したなかでも手頃。見た目にこだわる人にもぴったりです。とはいえ、上位商品には無理のない姿勢で走行できるものもありました。より快適な走りを求める人は、ほかの商品を検討してみてはいかがでしょうか。
21テクノロジー ロードバイク 700cは、街乗りメインで格安のロードバイクがほしい人には候補となる商品です。しかし、実際に走行するとハブの回転にひっかかりがあり、なめらかさに欠けました。比較した商品には約10kgと軽く爽快に走れたものもあったのに対し、実測13.8kgと重たいのもネックです。ギアは2×7段変速のため、街乗りを楽しむには十分でしょう。「適正身長(164cm以上)だが乗りにくい」と口コミにあるように、体勢に違和感があるのも気がかりです。フレームサイズとハンドルの位置に対してサドルがあまり上がらず、パーツを交換しないと無理な姿勢になります。ブレーキは効きがよいとされるデュアルピボットを採用していますが、変換機以外のパーツは無名ブランドです。日常使いに便利な機能は、ある程度搭載しています。変速機や周辺パーツを保護するディレーラーガードはありませんが、比較したなかでも搭載していたのは少数。こちらはスタンドがあるため倒れにくく、駐輪場所に困ることは少ないでしょう。ペダルに反射材もあり、夜間も車から認識しやすいですよ。カスタムがしやすいのはメリットです。ハンドル・ホイールは主流サイズで、ロードバイク用パーツと交換できます。ダボ穴はダウンチューブにしかありませんが、ボトルゲージが装着可能です。ただし、サドルの高さを調節するシートポストは28.6mmとやや特殊なサイズ。比較した27.2mmのなど主流サイズの商品と並べると、選べるサドルは限られるでしょう。値段は2万円台と比較したなかでも非常にお手頃ですが、本格的なライドや長時間の走行には不向きです。自然な前傾姿勢で走行でき、爽快感を楽しみたい人は、ほかの商品を検討してみてはいかがでしょうか。
キャットアイのVELO WIRELESS+は、マグネット計測のサイコンがほしい人にはおすすめです。表示項目は走行距離や速度など基本的な10項目のみとかなり限定的なものの、実際にコースを走ると発進・停車の誤差も少なくほぼ正確でした。比較したなかには実際にチェックした走行距離が0.67kmもズレていたものもあったのに対し、本商品はわずか0.07km。ホイールの回転数でデータを計測するため、初期設定でタイヤ周長を細かく設定すれば正しい記録を取得できますよ。ただし、GPSは非搭載で、走行ログは取得できません。比較したGPS計測のBryton「Rider 420」のように専用アプリや外部サービス・PCと連携する機能もなく、アクティビティを管理しにくいのはネックです。ほかのサービスへログを投稿したり友人とデータを共有したり、交流のツールとしての活用したい人には物足りなさがあるでしょう。画面の視認性は良好です。ディスプレイサイズは1.8インチと大画面とはいえませんが、数字が大きく表示されるので走行中でもパッと表示を確認できます。「走行した時間と距離がわかりやすい」との口コミどおりの結果です。バックライトつきなので、夜間走行時でも使いやすいでしょう。電池式を採用しており、バッテリーの持ちが非常によい点も強みです。比較した充電池タイプの商品のなかには半日程度しかバッテリーが持たないものもあったのに対し、本商品は少なくても数か月は使用できます。電池代はかかりますが、長寿命のためコストも気にならないでしょう。公式サイトのメーカー小売希望価格は税込6,380円(※執筆時点)と、比較したなかでは中価格帯です。「反応が鈍い」との口コミに反して走行記録は正確で、マグネット計測のサイコンがほしい人にはぴったりですよ。豊富なデータを取得したい人やアクティビティを管理したい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。