高機能フィルターとストリーマで部屋中の空気をきれいにできると評判のダイキン MCK-70W。シンプルな機能で説明書がなくても使いやすいと高く評価される一方で、「脱臭に時間がかかる」「お手入れが面倒」といった気になる口コミも見られ、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ダイキン MCK-70Wを含む空気清浄機全17商品を実際に使ってみて、集塵力・脱臭力・手入れの簡単さを比較してレビューしたいと思います。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
今回検証したダイキン MCK-70Wは、フィルター掃除の頻度が高めで、お手入れにやや手間がかかります。
プレフィルターは2週間に1度、掃除機と水洗いでお手入れしなければならず、頻度の高さが気になりました。加えてレンズは、3か月に1回程度の拭き取りが必要です。しかし、フィルターの交換頻度が10年と長い点は好印象です。
一方、脱臭力には優れています。運転開始から8分程度で、くさや独特のニオイを完全に脱臭。さらに線香の煙を1分ほどでほとんど除去し、集塵力において高い性能を備えていました。
脱臭力・集塵力の高さは魅力ですが、お手入れの手間をできるだけ減らしたい人は、ほかの商品も検討してみてください。
今回ご紹介するダイキン MCK-70Wは、ニオイをしっかり分解できるよう従来品の2倍にあたるツインストリーマユニットを搭載しています。
フィルターにストリーマが効率よく照射される構造を取り入れ、脱臭フィルターが吸着したニオイを分解するのが特徴。さらにストリーマは集塵フィルターの除菌でも活躍し、本体内部を清潔に保つ役割を担っています。
また撥水・撥油の高い素材を用いた、TAFUフィルターを採用。集めた汚れが広がりにくく、アレル物質などを引き寄せる静電力が低下しづらいのもポイントです。
さらに空気清浄に加え、加湿機能も装備しています。650ml/分のパワフルな加湿量で、浄化機能を落とすことなく、部屋を加湿できるのが魅力です。
加湿モードは高め・標準・低めの3段階に加えて高い湿度をキープする、のど・はな運転も備えています。
加湿フィルター・タンク内の水もストリーマによって除菌されるため、細菌の抑制が期待できるのもメリットですね。
専用のアプリと連携することで、お部屋のPM2.5・ホコリ・ニオイの状態を6段階で判定。空気の状態をひと目で把握できます。
さらにアプリを使用すれば、離れた場所からでも電源のオンオフ・タイマーの設定が可能です。
またAmazon Alexa・Googleアシスタントといった、スマートスピーカーにも対応しています。手が離せないときなど、音声で操作できるのは便利ですね。
カラーはホワイト・ビターブラウンの2色が販売されています。洗練されたシンプルなデザインなので、どんなお部屋にもなじみやすいですよ。
今回は、ダイキン MCK-70Wを含む空気清浄機全17商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。検証では1〜5点の評価をつけています。
検証①:集塵力
検証②:脱臭力
検証③:手入れの簡単さ
まずは、集塵力の検証です。
幅1.1×奥行1.1×高さ1.3mのアクリルボックスの中に空気清浄機を設置し、ボックス内で20本の線香を8分間燃やして煙を充満させます。その後、最も集塵力の強いモードにて3分間運転し、線香の煙を完全に集塵するまでの時間を計測しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
集塵力の検証では、4.0点と好成績を獲得。
運転開始から15秒時点では、ボックス全体にもやがかかっていたものの、1分経過頃には天井部分がほんのり白い程度にまで集塵できていました。3分後には集塵が完了し、高い集塵力を備えています。
次に、脱臭力の検証です。
先ほどの検証と同様のアクリルボックス内に、強烈なニオイを放つ魚の干物であるくさやを入れます。ニオイがボックス内に充満するように扇風機をあてて5分間放置したあと、空気清浄機を15分間稼働させ、ニオイの変化を臭気判定士の石川英一さんに評価してもらいました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
脱臭力においては、4.5点と高評価となりました。
電源を入れてから8分後にはくさや独特のニオイを完全に脱臭。まったくニオイを感じませんでした。今回の検証では、焼き魚のようなニオイが残ってしまう商品もあったなかで、優れた脱臭力をもつといえます。
最後に、手入れの簡単さの検証です。
各商品の取扱説明書を確認し、フィルターの手入れ頻度・交換頻度・掃除に手間がかからないかどうかの3点をチェックしました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
プレフィルターは2週間に一度掃除機をかけて水洗いをしなければならず、やや手間に感じます。空気の取り入れ口は掃除機でのお手入れ、レンズは3か月に1回程度の拭き取り掃除が必要です。
フィルターの取り外しについては、前のパネル部分はやや取り外しにくいものの、問題なく着脱できます。加えてシンプルな構造で、お手入れもしやすい印象です。
さらにフィルターの交換頻度は10年ごとと、寿命が長い点は評価を伸ばしました。ランニングコストもほぼかからないでしょう。
ダイキン MCK-70Wは、フィルターのお手入れ頻度の高さが気になりました。そこで、最後にほかのおすすめ商品をご紹介します。
お手入れの手間を減らしたい人には、Airdog X5sがおすすめ。交換不要のTPAフィルターを搭載し、お手入れも2か月に1回の水洗いと、頻度が少ないのも魅力。パーツにつまみがついており、掃除しやすい工夫が施されています。集塵力・脱臭力もトップクラスの性能です。
またエレクトロラックス Pure A9は、手入れするパーツ数の少なさが特徴。フィルターの交換は約2年ごとが目安ですが、本体の掃除はエアクオリティセンサー内に溜まったホコリを掃除機で吸い取るのみ。お手入れ頻度は月に一度と平均的ではあるものの、分解が必要なく掃除に時間を取られませんよ。
タイプ | 空気清浄機 |
---|---|
最大適用畳数 | 不明 |
加湿最大適用畳数 | 不明 |
設置方法 | 床置き |
適用床面積 | 不明 |
適用床面積. | 42畳 |
水式 | 不明 |
ペット向けフィルターあり | |
集塵フィルター | TPAフィルター |
脱臭フィルター | 不明 |
除去可能な物質 | 浮遊ウイルス、浮遊細菌、PM2.5、浮遊カビ、浮遊花粉アレル物質、アンモニア、酢酸、アセトアルデヒド |
幅 | 30.6cm |
奥行 | 31.6cm |
高さ | 65cm |
コードの長さ | 不明 |
重量 | 11.1kg |
充電方式 | 不明 |
清浄時間 | 30分/42畳 |
連続稼働時間 | 不明 |
運転モード | 不明 |
フィルター交換頻度. | 交換不要 |
フィルター交換頻度 | 不明 |
別売りフィルター | 不明 |
集塵方式 | 不明 |
対応センサー | 空気の汚れ |
加湿機能 | |
加湿方式 | 不明 |
除湿機能 | 不明 |
除湿方式 | 不明 |
加湿時適用畳数 | 不明 |
最大加湿量 | 不明 |
定格除湿能力 | 不明 |
加湿タンク容量 | 不明 |
稼動音 | 不明 |
稼動音(弱モード) | |
稼動音(強モード) | |
最強モード運転音 | 不明 |
最弱モード運転音 | 不明 |
最大風量 | 不明 |
最大消費電力 | 不明 |
スマートスピーカー対応 | |
自動お掃除機能 | |
除菌機能 | |
脱臭機能 | 不明 |
チャイルドロック機能 | |
タイマー機能 | |
スマホ連携可能 | |
キャスター付き | |
アロマ機能 | |
扇風機一体型 | 不明 |
ハンドル付き | 不明 |
LEDライト搭載 | |
ヒーター機能 | |
2WAY給水 | 不明 |
イオン発生機能 | 不明 |
オゾン発生機能 | 不明 |
オゾン出力量 | 不明 |
1か月あたりの電気代(実測値) | |
特徴 | おしゃれ |
用途 | 家庭用 |
タイプ | 空気清浄機 |
---|---|
最大適用畳数 | 37畳 |
加湿最大適用畳数 | |
設置方法 | 床置き |
適用床面積 | 37畳 |
適用床面積. | 37畳 |
水式 | |
ペット向けフィルターあり | |
集塵フィルター | HEPAフィルター |
脱臭フィルター | 活性炭フィルター |
除去可能な物質 | ウイルス、細菌カビ、ニオイ、ガス、ハウスダスト、花粉、PM2.5、ペット用トイレ臭、体臭、タバコ臭、生活臭、ホルムアルデヒド、VOC |
幅 | 31.5cm |
奥行 | 31.5cm |
高さ | 59cm |
コードの長さ | 2m |
重量 | 7.9kg |
充電方式 | |
清浄時間 | 8分/8畳 |
連続稼働時間 | |
運転モード | スマートモード、マニュアルモード |
フィルター交換頻度. | 2年 |
フィルター交換頻度 | 2年 |
別売りフィルター | 不明 |
集塵方式 | ファン式 |
対応センサー | PM10、PM2.5、PM1、TVOC、湿度、温度 |
加湿機能 | |
加湿方式 | 不明 |
除湿機能 | |
除湿方式 | |
加湿時適用畳数 | 不明 |
最大加湿量 | 不明 |
加湿タンク容量 | 不明 |
稼動音 | 17~48dB |
最強モード運転音 | 48dB |
最弱モード運転音 | 17dB |
最大消費電力 | 26.1W |
スマートスピーカー対応 | |
自動お掃除機能 | |
除菌機能 | |
脱臭機能 | |
チャイルドロック機能 | |
タイマー機能 | |
スマホ連携可能 | |
キャスター付き | |
アロマ機能 | |
扇風機一体型 | |
ハンドル付き | |
LEDライト搭載 | 不明 |
1か月あたりの電気代(実測値) | 不明 |
特徴 | おしゃれ |
用途 | リビング |
Electrolux Pure A9をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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