複数人でも使用しやすい広角レンズや360度集音マイクが内蔵された、TAWARON WebカメラSXT0HDHE。「鮮明な画像を映し出せる」と評判です。しかし、「安定しにくい」「画像が実際より赤みがかっている」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、TAWARON Webカメラ SXT0HDHEを含むWEBカメラ全28商品を実際に使って、画質のよさ・音質のよさ・撮影範囲の広さ・使いやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。
すべての検証は
マイベストが行っています
TAWARON Webカメラ SXT0HDHEは、複数人でも使いやすいWEBカメラを探している人におすすめです。比較した商品の多くが60~90度と1人向けの画角だったなか、複数人でも余裕をもって映せました。実際には公称値の120度よりもやや狭く感じたものの、複数人で使っても見切れるリスクは低いでしょう。
実際に使ったモニターからは、設置がしやすい点も好評。スタンドをパソコンに引っ掛けるだけで簡単に設置できました。比較した商品にはパソコン取りつけのみのタイプもあったなか、設置方法が選べるのも魅力。パソコンに挟む・卓上に置く・別売りの三脚に取りつけるといった3タイプから選べます。
一方、「安定しにくい」という口コミどおり、半数以上のモニターが固定力の弱さを指摘しました。角度調節の際にややグラつくため、カメラを両手で支える必要があります。片手でなめらかに角度を変えられた上位商品には、一歩届かない結果でした。
画像がカクついており、音声に少し追いついていないのも惜しい点です。モニターの約半数から「画像と音のズレを感じる」との指摘がありました。画質は書類の文字が見える程度には鮮明だったものの、口コミ同様に「赤みが強い」という意見が複数。「スムーズな動きと明確なディテールを伝えられる」いう謳い文句とはやや異なります。
音質もクリアとはいえない結果に。周囲の雑音を軽減するノイズリダクション機能が搭載されているものの、サーというノイズと雑音が聞こえました。執筆時点で3,000円前後と値段はお手頃ですが、価格帯を上げれば画像も音もより自然なWEBカメラがあります。ぜひあわせてチェックしてみてくださいね。
そもそもWEBカメラとは、主にパソコンに接続し、リアルタイムで顔や資料を画面越しの相手に伝えられるアイテムです。画質はフルHD以上が主流で、Zoomなどを使ったオンライン会議やセミナー、動画配信などでスムーズなコミュニケーションが取れるようにきれいな画像を届けられます。
今回ご紹介するTAWARON Webカメラ SXT0HDHEも、最大解像度1080pのフルHD画質に対応。一般的なYouTubeなどでの動画配信にも使われる30fpsのフレームレートで、スムーズな動きと明確なディテールを伝えられると謳っています。
複数人で使用するシーンを想定した120度の画角と360度集音マイクを採用。角度は左右に360度・上下に180度調整できます。マイクには周囲の雑音を軽減するノイズリダクション機能を内蔵。カフェやオフィスなどの騒がしい場所でも、相手との会話に集中できるでしょう。
被写体に合わせて自動でピンとを合わせるオートフォーカス、色補正を行う光補正機能も搭載されています。
OSはWindows(XPからWindows10)・mac(10.4.8以後)・Android(4.0以後)に対応。カメラをUSBでパソコンに接続するだけでドライバーが自動インストールされるので、機械操作が苦手な人にもぴったりです。
WEB会議でよく使われるSkype・MicrosoftTeams・Zoom・Webex・iMeeting・Wechatなどのソフトにも対応しています。
サイズは高さ3.0×幅7.1×奥行き3.3cm(カメラ部分のみ)、重さは約117gとコンパクトで軽量。ブラックで統一されたシンプルなデザインのため、ビジネスシーンでも悪目立ちせず使いやすいでしょう。
ケーブルは1.5mとパソコンに設置するには十分な長さです。直置き・三脚での設置にも対応していますが、パソコン以外に設置する際はケーブルが届くか確認しておきましょいう。
今回は、TAWARON Webカメラ SXT0HDHEを含むWEBカメラ全28商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
モニター5人がZoomアプリでWEBカメラを使用し、相手のパソコンの画面にどのように映るかチェック。肌のキメや色味・文字や数字が読み取れるか・映像の滑らかさなどを確認しました。
しかし、「画像が実際より赤みがかっている」という口コミどおり全体的に赤みが強いのは気になるところ。比較した商品でフルHD以上のものは自然な顔映りになる傾向でしたが、本商品はフルHDでありながら実際より赤ら顔に見えてしまいました。
約半数のモニターからは、「画像と音のズレを感じる」という指摘も。フレームレートは30fpsと申し分ない性能ながら、映像の滑らかさがいまひとつ。画像が音声に若干追いついていない感じがしました。
<画質についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、音質のよさの検証です。
WEBカメラのマイクを実際に使用して、話し声がクリアに聞こえるか、声のこもりやノイズなどはないかをチェック。さらに、生活音や雑音のなかでも相手にクリアな音を届けられるか確認しました。
実際に会話したところ、音質のよさはまずまず。相手の声はしっかり聞き取れるものの、若干サーというノイズ音が気になりました。比較した上位商品にはノイズがほとんどなかったことを考えると、音質がクリアとはいえません。
加えて、モニターから「雑音を拾っている」との指摘も。ノイズリダクション機能が搭載されていながら、騒がしい場所で使うにはやや力不足です。しかし、比較したほかの商品で気になった音質の歪みの指摘はなかったため、静かな場所で使うなら許容範囲内でしょう。
<音質についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、撮影範囲の広さの検証です。
WEBカメラをノートパソコンに設置し、カメラから体を50cm離した状態での水平方向の広さをチェック。さらに、周囲に歪みがないかも確認しました。
画角は120度と、複数人でも余裕をもって映せる広さです。比較したなかで画角が90度より広いものは3人以上で使うのに向いている傾向がありました。
実際には公称値の120度よりもやや狭く感じたものの、複数人でのWEB会議や講義でも見切れることは少ないでしょう。
最後に、使いやすさの検証です。
5人のモニターが実際にWEBカメラを使用し、パソコンへの取りつけやすさや角度調整のしやすさを確認しました。
取りつけのしやすさは高評価を獲得。複雑な作業はなく、スタンドをパソコンに引っ掛けるだけで簡単に設置できます。実際に試したモニターからも「引っ掛けやすい」と好評でした。
卓上に置く・別売りの三脚に取りつけるといった置き方も可能。比較した商品のなかには、パソコンにしか設置できないものもあったことをふまえると、設置方法が選べるのはうれしいポイントですね。
しかし、「安定しにくい」という口コミどおり、固定力が弱いのが惜しいところ。可動域が広いのは魅力ですが、角度を変える際は手でカメラを押さえる必要があります。片手でスムーズに角度調節できた上位商品には一歩届きませんでした。
<使いやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
最後に、顔映りがよく音声もクリアに聞こえた商品をご紹介します。
肌のトーンを常に明るく保ちたいなら、ロジクールのBRIO 500がおすすめ。明るさ調整・ノイズカット性能に優れており、きれいな画質とクリアな音を実現。映像もなめらかでピント合わせも機敏なため、資料を接写で見せる際にも活躍します。値段は高めですが、持っておくと便利ですよ。
予算を抑えつつ画質・音質にこだわるなら、DMMのリングライト付きWebカメラがおすすめ。複数人が映るほど画角が広いうえ、手元の資料の文字が見えるほど鮮明でした。リングライトで顔周りを明るく照らせるのも魅力です。音声もまずまずのクリアさで、動画配信・ビジネスと用途を選びません。
解像度 | 1920×1080p |
---|---|
フレームレート | 60fps(720p) |
フォーカスタイプ | オート |
最短撮影距離 | 不明 |
画角 | 不明 |
画角. | 不明 |
設置方法 | クリップ式 |
接続端子 | USB-Type C |
内蔵マイクあり | |
マイクタイプ | ステレオマイク |
ノイズリダクション機能 | |
角度調整 | 不明 |
自動光調整機能 | |
ズーム機能 | 不明 |
自動オフ機能 | 不明 |
プライバシーシャッター搭載 | |
WindowsHello対応 | 不明 |
対応OS | Windows、macOS、ChromeOS |
保証期間 | 1年 |
付属品 | USB-Cケーブル、マウントクリップと取り外し可能なアダプター、保証書、保証規定 |
特徴 | 高画質 |
本体幅 | 不明 |
本体奥行 | 不明 |
本体高さ | 不明 |
重量 | 121g(マウントクリップとケーブルを含む) |
ケーブルの長さ | 1.5m |
ロジクール BRIO 500をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
解像度 | 1920×1080p |
---|---|
フレームレート | 最大60フレーム/秒 |
フォーカスタイプ | オート |
最短撮影距離 | 不明 |
画角 | 不明 |
画角. | 水平87度 |
設置方法 | クリップ式、スタンド式 |
接続端子 | USB-Type A |
内蔵マイクあり | |
マイクタイプ | 不明 |
ノイズリダクション機能 | 不明 |
角度調整 | 360度回転 |
自動光調整機能 | 不明 |
ズーム機能 | 不明 |
自動オフ機能 | 不明 |
プライバシーシャッター搭載 | |
WindowsHello対応 | 不明 |
対応OS | Windows、macOS |
保証期間 | 1年 |
付属品 | 取扱説明書、マグネット付きプライバシーカバー |
特徴 | 高画質 |
本体幅 | 5.5cm |
本体奥行 | 6.2cm |
本体高さ | 7.9cm |
重量 | 約157g |
ケーブルの長さ | 約1.7m |
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