【徹底比較】ソーラー式の防犯カメラのおすすめ人気ランキング【2025年】

TP-Linkの「Tapo ソーラー給電パンチルトセキュリティカメラキット Tapo C660 KIT」は、360度の広範囲を移動追尾できる屋外用防犯カメラ。配線不要で、バッテリーやソーラー充電に対応している点も特徴です。

ソフトウェア面では、パンチルト操作やズーム、アラート音の発信、双方向通話などがアプリからスムーズに使え、AlexaやGoogleとの連携も可能でした。クラウドも1台あたり月400円で1か月の保存期間に対応しており、スマホ中心での運用には十分な機能性が整っています。

さらに、検知直前に遡って記録できる点が魅力です。一方で、画質は昼間でも細部の文字までの識別は難しく、夜間は性別や服装などだいたいの人物像がわかる程度。設置にはビスを5本以上使う必要があり、ほか商品と比べてやや手間がかかるでしょう。

スマート操作を重視したい人や、スマホを中心に遠隔から管理したい人に向いています。画質よりも、利便性や動体検知機能を重視する人におすすめです。

Ankerの「Eufy SoloCam S340 T8170521」は、設置時の配線が不要で、アプリから遠隔操作できるものがほしい人におすすめ。充電がソーラーでできるため、面倒な配線工事をしなくて済みます。

アプリを使えば、撮影角度・範囲の調整のほか、双方向通話の操作が可能。動体検知など、カメラの状況をスマホに通知できる機能も搭載しています。GoogleアシスタントやAmazon Alexaにも対応しており、スマートホーム化を目指す家庭でも使いやすいでしょう。

画質のよさの検証では、昼間は歩行者や自転車に乗った人の人相まで認識できました。車の4桁ナンバーも確認できたので、対自動車とのトラブルがあった際も重宝するでしょう。夜間はナンバープレートの内容がわからなかったものの、人の性別や服装など大まかな人物像はわかったため、不審者探しの手がかりとしては十分役立ちそうです。

水平画角は103度と広く高評価に。しかし動体検知の精度が低めで、カメラの真下から5m離れたところで手を小さく動かすだけでは録画を始めず、頭の上で大きく手を振る必要がありました。動きを検知した直後からしか記録しないので、直前の映像も見落としたくない人には物足りないといえます。

クラウドサービスがないため、動画の保存は8GBの内蔵メモリーのみ。容量が物足りない人は、別売りのHomeBase S380と接続すれば、最大16TBまで保存容量を拡張できますよ。

Ankerの「Eufy SoloCam E30 T8171321」は、屋外の広範囲を配線レスで見守りたい人に向けたバッテリー式防犯カメラです。ソーラー充電やWi-Fi接続にも対応し、設置の自由度が高いモデルとして展開されています。

撮影範囲の広さは96度と広く、間取りによっては複数の入口や窓を画角内に入れて見守れるでしょう。設置にはビス固定の手間はあるものの、電源や配線まわりの煩わしさがなく、設置場所の選択肢が広がる点が魅力です。

画質においては明所ではシャツの文字など細かい部分の識別はできないものの、人相はわかるという結果に。一方で、人が横切るような大きな動きがないと動体検知をしない点には注意が必要です。また、クラウド保存には非対応で、microSDカードを用意する必要があります。

広い範囲をカバーでき、配線工事なしで使いたい人におすすめ。一方で、動体検知精度やクラウド連携を重視する人は別の商品も検討したほうがよいでしょう。

Ankerの「Eufy eufyCam S330 2-Cam Kit T8871521」はソーラーパネル充電とバッテリー駆動に対応し、充電不要で使い続けられる商品。データはローカルストレージに保存されるのでクラウドの使用に不安がある人にもおすすめです。

撮影範囲は95度と広いため、複数の出入口を見渡したい場合や、敷地の広い住宅に設置したい人に向いています。さらに、アプリを通じた警告音や通知機能、音声通話機能、AlexaやGoogleとの連携にも対応しており、スマートホームとの親和性も高い点が特徴ですよ。

データはローカルストレージに保存され、アプリ内での映像の確認やリアルタイム映像のチェックも可能なため、データを保存しつつ簡単に確認することができます。一方で、クラウド保存には非対応で、映像は内蔵ストレージへの保存に限られます。また、設置には台座へのビス固定やLANケーブルが必要であるため、設置に苦手意識がある人は注意が必要でしょう。

クラウド保存を重視する人には物足りなさがありますが、広範囲の映像確認とスマート連携機能を求める人にとっては有力な選択肢になり得ます。

Ankerの「Eufy Solar Wall Light Cam S120 T81A0311」は、配線や充電の手間がかからないものがほしい人におすすめです。設置には合計4つのビスで固定する必要があるものの、電源がバッテリー式で配線が必要ありません。カメラ上部にソーラーパネルがついているため、定期的な充電も不要なのがメリットです。

撮影範囲は95度と十分な広さがあります。明るい昼間の画質も悪くなく、歩行者や自転車に乗っている人の人相まで確認が可能です。夜間は昼間ほどの鮮明さはなく、人相まではわからなかったものの、性別や服装など大まかな人物像は把握できました。動体検知の範囲は昼夜問わず7mと広め。しかし小さな動作では検出できず、人や車が横切らないと検知できませんでした。

Ankerの「Eufy eufyCam S330 2-Cam Kit T8871521」は、映像から顔を認識して人ごとに動画を分析したい人におすすめです。顔認識AI技術により、デバイスに登録した人と見知らぬ人を判別可能。誰が来たかをひと目で確認できる商品です。

昼間は歩行者や自転車に乗っている人の人相をしっかり確認できました。夜間は人相がわからなかったものの、おおまかな服装や性別を判別可能。昼夜問わず不審者の様子を記録するのに十分な性能といえます。しかし、5mの距離から動体検知モードを使用したところ、手を振るなどの小さい動きではなく、人や車が横切るような大きな動きがないと録画が開始されなかった点はいまひとつでした。

設置は、付属のブラケットをネジ2本で固定する方式。給電方法はバッテリー式で配線工事が必要なく、ソーラーパネルを使って充電の手間なく使用し続けられる点がメリットです。

アプリとの連携が可能で、警告音や双方向通話に対応。動体検出時は通知がくるため、万が一不審者が侵入しても離れた場所から威嚇できます。クラウドサービスはなく、動画の保存は16GBの内蔵メモリのみですが、別売りのハードドライブを追加すれば、最大16TBまで容量の拡張が可能です。

スマホアプリから動画をチェックでき、ダウンロードも可能なので重要な映像を残しておくのに困ることはないでしょう。比較した同じAnkerの商品と比べると動体検知の精度は低めですが、顔認識機能を使って動画を分類したい人は、ぜひ検討してみてください。

設置のしやすさは、ネジやアンカーで固定する必要があり若干の手間を要します。とはいえ、設置後はソーラーパネルを使った充電ができるので、電源の配線や定期的な充電は必要ありません。