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エレコム 4Kオートズーム対応Webカメラ UCAM-CX80FBBKをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

会議や商談で役立つ独自機能を搭載したと謳うWEBカメラ、エレコム(ELECOM) 4Kオートズーム対応Webカメラ UCAM-CX80FBBK。「画質がとてもよい」「画角が広いのに四隅が歪まない」と評判です。しかし、「画面が暗い」という口コミもあるため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?


今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。


  • 画質のよさ
  • 音質のよさ
  • 撮影範囲の広さ
  • 使いやすさ

さらに、人気のロジクールやDMM.makeなどのWEBカメラとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、WEBカメラ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2024年11月29日更新
片岡優
ガイド
マイベスト アウトドア・スポーツ用品・PC・PC周辺機器・ネットワーク担当/キャンプインストラクター
片岡優

アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。

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本コンテンツに記載の検証結果は2023年11月までの情報です

目次

はじめに結論!複数人でのWEB会議に!広範囲を映し出せ、顔映りもよく明るく見える

エレコム
4Kオートズーム対応WebカメラUCAM-CX80FBBK

14,613円

4Kオートズーム対応Webカメラ

エレコム 4Kオートズーム対応Webカメラ UCAM-CX80FBBKは、複数人でのWEB会議におすすめです。実際の画角を確認すると、対角130度と広範囲を映せました。比較した商品には70~80度前後のものが多かったなか、ゆがみ補正ありでも100度と十分な広さ。「画角が広いのに四隅が歪まない」との評判どおり、3人以上でのWEB会議にもぴったりです。


4Kらしい精細な画質も魅力。「画面が暗い」という口コミに反して、「鮮やかな映像体験」との謳い文句どおり明るく自然で、被写体の肌がきれいに映りました。商品を使用したモニターからは、「ラグやカクつきもまったく感じなかった」との声も。小さな文字はぼやけるものの、紙資料を使わないのであれば支障ないでしょう。


フォーカス性能も優秀です。オートフォーカスは非搭載ですが、撮影範囲を自動調整するオートズーム機能を搭載。モニターからは、「前後に動いてもきちんとフォーカスがあっている」と評されました。メーカーが謳うとおり、常に画角を合わせて撮影できそうです。


内蔵マイクの音質も良好でした。「話すたびにノイズ音が入る」「キンキンと響く異音が気になる」との指摘はあったものの、話し声はクリアです。しかし、比較したなかには自然に話せるほどノイズを低減できていた商品もありました。1人で使う場合は、ヘッドセットを用意するなどの工夫をするのもよいでしょう。


気になったのは、取りつけにくさ。引っかけるだけの構造ですが、モニターからは「ディスプレイが下がりやすいかも」という指摘がありました。上位商品は上下左右に角度調整ができたのに対し、レンズが動かせないのも惜しい点です。三脚への取りつけができるので、うまく活用してくださいね。


公式ストアの値段は税込23,800円(※執筆時点)。比較したなかでは高価格ですが、高画質・ワイドな映像で会議や商談で使うのにもぴったりです。カメラの切り忘れやレンズの傷・汚れを防げるレンズカバーもあり、利便性の高い一台ですよ。音質や角度調整のしやすさも重視したい人は、ほかの商品をチェックしてみてくださいね。

エレコム 4Kオートズーム対応Webカメラ UCAM-CX80FBBKとは?

エレコム 4Kオートズーム対応Webカメラ UCAM-CX80FBBKとは?

そもそもWEBカメラとは、主にパソコンに接続して映像の撮影・配信ができる機器です。顔や資料をリアルタイムに配信できるうえ、マイクが搭載されているモデルも多いのが魅力。Zoomを使ったWEB会議をはじめとしたビジネスシーンから、動画配信・オンラインゲームでの通話などでも活躍するでしょう。


エレコム 4Kオートズーム対応Webカメラ UCAM-CX80FBBKは、「表情をあざやかに。印象をよりよく」をコンセプトとしたWEBカメラです。4Kに対応した830万画素の高画質カメラと、最適な明暗に調整するDOL-HDR技術を搭載。明るく鮮明な映像を映し出すと謳っています。


販売元のエレコムは、個人・法人向けのパソコン周辺機器を手掛ける日本のメーカー。会議用のスピーカーつきモデルや顔認証対応モデルなど、リモートワークから動画配信まで、幅広いシーンで活躍するWEBカメラを開発しています。

ゆがみ補正機能とオートズームを搭載。人物を検知して画角に収める

ゆがみ補正機能とオートズームを搭載。人物を検知して画角に収める
出典:elecom.co.jp

本体のカメラには、最大130度の広角レンズを採用。複数人での撮影やホワイトボードや資料を使ったWEB会議などでも、見切れることなく広く映せる設計です。最大解像度は3840×2160pで、4Kに対応。ゆがみ補正機能も搭載されているため、画面端の映像まで鮮明に映すと謳っています。


最短撮影距離は30cm~無限遠。固定フォーカスですが、AI技術を活用したオートズーム機能も搭載しています。人物を検知して撮影範囲を自動調整し、常に最適な画角での撮影が可能。専用のソフトウェアを使えば、ズームの追従感度・撮影範囲の広さの調整もできます。


最大フレームレートは60fpsで、USB Type-A端子でパソコンに接続した場合は30fpsに制限されます。動画配信にも使いやすいでしょう。

高音質ステレオデジタルマイクを内蔵。話者を識別して円滑な通話をサポート

本体には、低ノイズ・高音質のステレオデジタルマイクを内蔵。ノイズキャンセリング機能を搭載しているため、周囲のノイズやスピーカーからのエコーを抑えつつ、立体感のある音声を配信できると謳っています。


メーカーオリジナルのAI技術によって、話者の識別ができるのも特徴です。誰かの発言中には「発言中マーク」を表示することで、発言のタイミングがわかりやすくなります。WEB会議・オンライン通話でのやり取りを円滑にサポートしてくれるでしょう。

場所を取らないコンパクトボディ。マルチスタンドで設置場所も選ばない

場所を取らないコンパクトボディ。マルチスタンドで設置場所も選ばない
出典:elecom.co.jp

本体サイズは幅7.2×奥行5.01×高さ3.05cmで、重量は約125g。省スペースで設置できるコンパクトボディです。本体下部の三脚対応マルチスタンドを使えば、パソコンのディスプレイや机の上など、使用スタイルに合わせて自由に設置できます


本体には着脱可能なプライバシーシャッターを搭載。カメラを使わないときにはレンズを物理的に遮断できるので、カメラの消し忘れによる放送事故を防げるでしょう。


Windows・mac OSに対応。付属品は、SB Type-C to USB-Type-Cケーブル・USB Type-C to USB Type-Aケーブルの2種類です。接続したい端末の端子の形状に合わせて柔軟に対応できます。

実際に使ってみてわかったエレコム 4Kオートズーム対応Webカメラ UCAM-CX80FBBKの本当の実力!

今回はエレコム 4Kオートズーム対応Webカメラ UCAM-CX80FBBKを含む、WEBカメラ全28商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。


具体的な検証の内容は以下のとおりです。


  1. 画質のよさ
  2. 音質のよさ
  3. 撮影範囲の広さ
  4. 使いやすさ

被写体に合わせて画角を自動調整できる。小さな文字は読めないが、肌色がきれいに見える

被写体に合わせて画角を自動調整できる。小さな文字は読めないが、肌色がきれいに見える

まずは、WEBカメラを選ぶうえで最も重要な画質のよさを検証しました。


各商品を用いてZoomアプリを使用した際に、相手側のパソコンの画面にどのように映像が映っているかを5人のモニターがチェック。画面に映る被写体の肌のキメや色味はきれいか、5つのサイズの異なる文字や数字は読み取りやすいか、映像は滑らかかを評価しています。

4Kならではの精細な画質で高評価を獲得。「画面が暗い」という口コミに反して、明るく自然な色味でした。肌の色がきれいに映りますよ。最大フレームレートは60fpsで、映像のカクつきもなく滑らか。比較した30fpsの商品のなかには、被写体が動いた際に残像感が気になるものもありました。


フォーカス性能も好評です。焦点を自動で合わせる機能はないものの、人物の撮影範囲を自動調整するオートズーム機能を搭載。モニターからは「前後に動いてもきちんとフォーカスがあっている」という声が聞かれました。謳い文句どおり、常にぴったりな画角で撮影できるでしょう。


ただし、書類の視認性はいまひとつ。モニターからは「文字は読み取れるがピントがあっていない」という指摘がありました。文字が小さい書類だとうまく映せない可能性があるため、画面を共有するなど工夫するとよさそうです。


画質についてのモニターコメント

  1. 「やや明るめで顔がはっきり見える。肌色も健康的に見えた」
  2. 「高画質で肌がきれいに見える。少し白っぽいがやや自然」
  3. 「特に問題なく顔にフォーカスされ続けていた。自動で画角が変わる機能も高評価」
  4. 「前後に動いてもきちんとフォーカスがあっている」
  5. 「至近距離になると文字がぼやけてしまっていた」
  6. 「文字は読み取れるがピントはあっていない」
  7. 「動きがそのまま反映されていてとてもよい。ラグやカクつきもまったく感じなかった」
  8. 「動きは滑らかでカクつきはない」
コメントは一部抜粋

話す声がクリアに聞こえる。周囲の雑音はあまり抑えきれなかった

話す声がクリアに聞こえる。周囲の雑音はあまり抑えきれなかった

続いて、各WEBカメラに内蔵されているマイクの音質のよさの検証です。


スマートフォンで生活音などの雑音を流した状態で、各商品のマイクを使って実際に通話をしました。話し声が鮮明に聞こえるか・声のこもりやノイズはないかをチェックしています。

実際に通話したところ、音声はクリアでした。モニターからは「声がよく聞こえる」「話す声はクリア」といった意見が寄せられています。


一方で、会話中のノイズは抑えきれず。比較した上位商品は雑音を気にせず会話ができたものもあったなか、「終始ノイズがひどい」といった回答も見られました。「キンキンと響く異音が気になる」との声もあったので、1人で使うときはヘッドセットを使うのもありでしょう。


音質についてのモニターコメント

  1. 「周辺のノイズは大分カットされており、声もよく聞こえる。キンキンと響く異音が気になる」
  2. 「終始ノイズがひどくて話している内容が入ってこない」
  3. 「はっきりと聞こえるが少し外の声が聞こえるときがある」
  4. 「ノイズがカットされており、声がしっかり聞こえる」
  5. 「話す声はクリアだが、話すたびにノイズ音がかなり入っていて耳障りでつらい」
コメントは一部抜粋

複数人での撮影にもぴったりな広角カメラ。ゆがみ補正機能つき

複数人での撮影にもぴったりな広角カメラ。ゆがみ補正機能つき

続いて、撮影範囲の広さを検証しました。


検証では、ノートパソコン本体のキーボードでタイピングしながらWEB会議を行うシーンを想定しています。体とカメラの距離を50cmに統一し、定点での水平方向の広さのみを評価。映像の周囲に歪みがないかもチェックしました。

対角画角は130度と非常に広く、広範囲を撮影できました。比較したほかの商品には70~80度前後のものが多かったなか、撮影範囲はトップクラスです。3人以上映すには90度以上ほしいところですが、本商品ならさらにワイドに映せます。複数人でのWEB会議にぴったりな一台ですよ。


ゆがみ補正時の画角も100度と十分な広さです。「画角が広いのに四隅が歪まない」という口コミや、「画面端の映像まで鮮明に映す」との謳い文句どおりといえるでしょう。

取りつけは簡単だが、角度調整はしづらい。レンズカバーがあるのは魅力

取りつけは簡単だが、角度調整はしづらい。レンズカバーがあるのは魅力

最後は、使いやすさの検証です。


5人のモニターに各商品を実際に使ってもらい、パソコンに取りつけやすいか・角度調整はしやすいかなどの観点から評価しました。

取りつけは簡単ですが、重量があるのが気になるところです。設置自体はマルチスタンドを引っ掛けるだけだったものの、モニターからは「ディスプレイが下がりやすいかも」という指摘が。「薄いパソコンだとつけにくい」との意見も出たので、三脚をうまく活用するとよいでしょう。


比較したほかの商品のように、上下左右の角度調整ができないのもネックです。レンズを動かせないため、撮影場所によってはやや使いにくいかもしれません。「コードが太めで取り回しづらい」といった声も聞かれました。


一方で、レンズカバーがあるのは魅力的。カメラの切り忘れによる映り込みや、レンズの傷・汚れを防ぎやすいですよ。


使いやすさについてのモニターコメント

  1. 「ディスプレイへの取りつけは容易だが、重量があるためディスプレイが下がりやすいかも。安定感はよい」
  2. 「ひっかける部分の幅が大きいので、薄いパソコンだとつけにくい」
  3. 「ほかのWEBカメラとは違った特殊な形状のため、角度調整はしづらい」
  4. 「レンズの部分だけを動かせないので、角度調整はかなりしづらい」
  5. 「上下は少し調整できるが、左右の角度調整は不可」
  6. 「コードが太めで取り回しづらい。レンズカバーがあるのはよいが、ケーブルバンドがない」
  7. 「レンズカバーがついていてよい。平置きの安定感がある。少し重みを感じる」
コメントは一部抜粋

エレコム 4Kオートズーム対応Webカメラ UCAM-CX80FBBKの価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

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高音質で使いやすいWEBカメラはこちら!

最後に画質・音質ともによく、設置も簡単だった商品をご紹介します。


クリアな音質を重視するなら、ロジクールのBRIO 500がおすすめです。実際に使うとマイクが自動でノイズをカットし、鮮明で自然な音声を届けられました。引っかけるだけで設置でき、使用中でもカメラの角度調整が可能です。手元を映せるので、ゲーム動画の配信でも活躍するでしょう。


調光可能なライトつきの、DMM.makeのリングライト付きWebカメラもチェック!三脚の取りつけが可能で設置方法が豊富なため、シーンに合わせられます。カメラの画質もよく、被写体が自然に映りました。画角が水平87度と広めなので、複数人での会議にも使いやすいですよ。

ロジクール
BRIO 500C940RO

BRIO 500 1
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BRIO 500 5
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解像度1920×1080p
フレームレート60fps(720p)
フォーカスタイプオート
最短撮影距離不明
画角不明
画角.不明
設置方法クリップ式
接続端子USB-Type C
内蔵マイクあり
マイクタイプステレオマイク
ノイズリダクション機能
角度調整不明
自動光調整機能
ズーム機能不明
自動オフ機能不明
プライバシーシャッター搭載
WindowsHello対応不明
対応OSWindows、macOS、ChromeOS
保証期間1年
付属品USB-Cケーブル、マウントクリップと取り外し可能なアダプター、保証書、保証規定
特徴高画質
本体幅不明
本体奥行不明
本体高さ不明
重量121g(マウントクリップとケーブルを含む)
ケーブルの長さ1.5m
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BRIO 500

ロジクール BRIO 500をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

DMM. com
DMM.makeリングライト付きWebカメラDKS-CAM3

参考価格
5,308円
解像度1920×1080p
フレームレート最大60フレーム/秒
フォーカスタイプオート
最短撮影距離不明
画角不明
画角.水平87度
設置方法クリップ式、スタンド式
接続端子USB-Type A
内蔵マイクあり
マイクタイプ不明
ノイズリダクション機能不明
角度調整360度回転
自動光調整機能不明
ズーム機能不明
自動オフ機能不明
プライバシーシャッター搭載
WindowsHello対応不明
対応OSWindows、macOS
保証期間1年
付属品取扱説明書、マグネット付きプライバシーカバー
特徴高画質
本体幅5.5cm
本体奥行6.2cm
本体高さ7.9cm
重量約157g
ケーブルの長さ約1.7m
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リングライト付きWebカメラ

DMM.make リングライト付きWEBカメラ DKS-CAM3をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

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