物撮りに便利なフォーカス機能があり、映像も鮮明できれいだと評判のDMM.make リングライト付きWEBカメラ DKS-CAM3。ネット上ではコスパのよさも評価されていますが、一方で「オートフォーカスの精度はイマイチ」などの気になる声もあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、DMM.makeのリングライト付きWEBカメラ DKS-CAM3を含むWEBカメラ全18商品を実際に使ってみて、画質のよさ・音質のよさ・撮影範囲の広さ・使いやすさを比較してレビューしたいと思います。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。
すべての検証は
マイベストが行っています
DMM.make リングライト付きWEBカメラ DKS-CAM3は、ビジネス用のWEBカメラをお探しの人におすすめです。
画質が鮮明でオートフォーカスの精度も高く、書類の文字や数字をくっきりと映し出せました。画角が水平87度と広めなので、複数人での会議にも対応できますよ。リングライトの効果で顔映りがよく見えた点も、モニターから高く評価されました。
設置方法も非常に簡単です。三脚を別途用意して直置きしても、パソコンモニターにクリップで留めてもOK。首の角度も上下左右自由に調整できるので、きれいに映る角度を探したい人にもうってつけです。
内蔵マイクにはノイズリダクション機能がありませんが、音質もまずまず良好でした。販売価格が税込6,600円(執筆時点・公式サイト参照)と安いので、迷ったらまずこちらを検討してみてくださいね。
インターネットサービス事業を行うDMM.com。その家電ブランドであるDMM.makeは、独自の観点から利便性にこだわったモニターやWEBカメラ・ノートPCスタンドといった周辺機器を販売しています。
今回ご紹介するDKS-CAM3は 最大1080pの高画質・最大60fpsのフレームレートに対応したWEBカメラです。リングライトの光を調整することで、肌をきれいにしたり、部屋をきれいに見せたりすることができます。
最大の特徴は、本体上部にあるタッチボタンで簡単に光色と明るさを調整できること。光色は電球色・昼光色・白色の3色から選べ、明るさは無段階で調整が可能です。
被写体が動いてもブレないよう、自動でピントを合わせるオートフォーカスにも対応しています。ホワイトバランスや露出も自動調整で、難しい設定が必要ないのがうれしいですね。
セッティング方法は2パターンです。固定クリップで挟んで固定するか、別売りの三脚で立てれば準備完了となります。首の角度を左右方向360度・上下90度まで調整できるので、置き場所が限られていても使いやすいですよ。
OSは、Windows 10~/Mac OS 10.6~に対応しています。付属のUSB-Type Aをパソコンにつなぐだけで、自動でドライバーのインストールを開始します。面倒な初期設定がないので、パソコン操作が苦手な人も迷わず使いやすいですよ。
マグネット付きのプライバシーカバーが付属されているのも利点。ホコリからレンズを守ることができるほか、ハッキングによるのぞき見防止にも役立ちます。
動作は、Skype・LINE・Zoom・Google Meet・Microsoft Teams・Cisco Webexで確認済みです。購入から1年間は製品保証もついていて、丁寧なサポートが受けられます。
今回はDMM.makeのリングライト付きWEBカメラ DKS-CAM3を含むWEBカメラ全18商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:画質のよさ
検証②:音質のよさ
検証③:撮影範囲の広さ
検証④:使いやすさ
まずは、画質のよさの検証です。
5人のモニターがZoomアプリを使用し、相手のパソコン画面から見たときの肌のキメや色味の美しさ・文字の鮮明さ・映像の滑らかさなどをチェックしました。
検証の結果、画質が鮮明で顔映りがよく見えると高評価を獲得。モニターからは、「肌の色味が自然に見えた」「色の再現度が非常に高い」などと好評です。ライトがついているので、映像を明るく映し出せますよ。
映像のなめらかさも問題ありません。ブレやガタつきがなく、はっきりと映せていました。
オートフォーカスの精度も申し分ないレベルでした。「フォーカスするまでにややタイムラグはある」との意見は出ましたが、一時的に遅れるだけで、基本的には動きに追従します。
文字の読み取りの検証でも、用紙に書かれた大小さまざまなサイズの文字・数字がはっきり読み取れました。モニターからは、「一番文字が鮮明に読み取れた」「細かく小さい文字まではっきり見えた」といった意見が。WEB会議などでも活躍するでしょう。
続いて、音質のよさを検証します。
内蔵されているマイクを使って通話を行い、声にこもりやノイズがなく、クリアに届いているかを調査しました。
モニターの評価は分かれましたが、検証した全商品と比較すると聞き取りやすい印象です。雑音や生活音を流して検証した結果、数名は「ノイズが聞こえる」と回答。周りに人がいるような雰囲気は相手側に伝わりました。
ただし、音声自体はクリアに聞こえていて、会話が困難だと感じる場面はありません。騒がしい場所でWEB会議をするのでなければ、全く問題はないでしょう。
次に、撮影範囲の広さの検証です。
カメラをPCに設置し、どのくらいの範囲までを映せるのか調べました。
撮影範囲の広さは申し分ありません。画角が水平87度と広いので、複数人を映したい場合にも使用できます。
最後は、使いやすさを検証します。
5人のモニターが実際にWEBカメラを使用。取りつけやすさ・設置方法の多様さ・調整できる角度の広さ・持ち運びやすさをポイントに評価を行いました。
使いやすさの検証では、設置方法がわかりやすいと高評価を獲得。パソコンモニターに引っかけて挟むだけで設置でき、角度も上下左右にフレキシブルに動かせます。とくに左右は可動域が360度と広く、自由度が高いですよ。
接触部分のシリコンがあることで安定感もありました。しっかりと固定されるため、上下の微調整は片手でOK。カメラ起動中にちょっと角度が気になるときも、サッと調整できます。
手のひらに収まるコンパクトなサイズなのも魅力です。場所を取らずに設置できて、持ち運びもしやすいですよ。
三脚は別売りですが、ネジで取り付けられるので平置きにも対応できます。ケーブルの長さ・太さもほどよく、「設置の邪魔にならない」とモニターから好評でした。
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最後に、ノイズリダクション搭載のおすすめ商品をご紹介します。
ロジクールのHD PRO ウェブカメラ C920nは、画質も音質も優れた商品です。被写体の輪郭がくっきりしていて、ピントも多少動く程度ならズレません。左右の角度調整はできないものの、画角は78度とかなりワイド。複数人を映す場合にも使えます。
ノイズリダクション搭載で、周囲の雑音を軽減できるのも魅力です。完全には除去できませんが、騒がしい場所でも話しやすいですよ。クリップ・スタンド・三脚と設置方法も複数あり、使う場所を選びません。価格も比較的リーズナブルなので、チェックしてみてくださいね。
解像度 | 1920×1080p |
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フレームレート | 最大30フレーム/秒 |
フォーカスタイプ | オート |
最短撮影距離 | 不明 |
画角 | 不明 |
画角. | 78度 |
設置方法 | クリップ式、スタンド式、三脚式 |
接続端子 | USB-Type A |
内蔵マイクあり | |
マイクタイプ | ステレオ |
ノイズリダクション機能 | |
角度調整 | 上下 |
自動光調整機能 | |
ズーム機能 | |
自動オフ機能 | |
プライバシーシャッター搭載 | |
WindowsHello対応 | 不明 |
対応OS | Windows、macOS |
保証期間 | 2年 |
付属品 | 取扱説明書、保証書、保証規定 |
特徴 | 高画質 |
本体幅 | 9.4cm |
本体奥行 | 7.1cm |
本体高さ | 4.33cm |
重量 | 162g |
ケーブルの長さ | 1.5m |
USB端子数 | 不明 |
自動追尾機能 |
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