2019年7月13日に発売したシングルバーナー、スノーピーク ホームアンドキャンプバーナー。斬新なデザインが評判を呼んだ話題作です。ほかのメーカーのパーツと組み合わせてカスタムを楽しんでいる人もいる人気商品ですが、「重い」という口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のEPIガスやSOTOなどのシングルバーナーとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、シングルバーナー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
9,200円
おすすめスコア
携行性
火力の強さ
耐風性
使い勝手
安定感
形状 | 一体型 |
---|---|
燃料 | CB缶 |
最大出力 | 2.4kW(2,100kcal/h) |
火力調節方法 | つまむタイプ |
五徳の脚の本数 | 3本 |
重量 | 1400g |
良い
気になる
スノーピーク ホームアンドキャンプバーナーは卓上コンロとしては使いやすいものの、登山やソロキャンプに持っていきやすいとはいえません。重量は1400gと、比較した商品の平均重量301g(※執筆時点)よりもかなり重ため。「重い」という口コミは払拭できませんでした。
比較した商品のなかには手のひらに収まるシングルバーナーがあったのに対し、折りたたんでもコンパクトにはなりません。ヨコ型のCB缶を使うタイプなので、テーブル上でもある程度のスペースが必要でしょう。
一方で、カセットコンロ感覚で使える点はメリット。実際に使ったモニターからは、「家のコンロと同じように点火・火力調整できる」「つまみが大きくて使いやすい」と好意的な声が続出しました。五徳も大きいので、大きめのクッカー・土鍋・フライパンなどは安定感よく置けます。
一方、ソロキャンプで使う小~中サイズのクッカーとの相性はいまひとつ。比較した商品のなかには五徳のサイズがほどよく、クッカーの大きさを選ばないものもありました。小さくて持ち運びやすいバーナーを探している人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
実際にsnow peak GS-600BKと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイシングルバーナーと、携行性・火力の強さ・耐風性・使い勝手・安定感それぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
snow peak GS-600BKの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
Newell Brands
火力が強いうえ安定感もある。ストレスなく料理したいならこれ
そもそもシングルバーナーとは、外でコーヒータイムを楽しむのに欠かせないアイテム。持っていける荷物が限られる登山やソロキャンプで使いやすいように、携行性を考えた商品が多く展開されています。
今回ご紹介するのは、海外からも人気を博すアウトドアメーカー、snow peak(スノーピーク)のHOME&CAMP バーナー。斬新なシステムが発売日前から話題を呼んだ一品です。その名のとおり、家でもキャンプでも快適に使えるよう設計されていますよ。
卓上コンロを持ち出すというコンセプトで作られており、ガス缶と一緒に五徳も収納可能。シンプルな筒状のデザインは調理器具には見えず、おしゃれなオブジェのようです。
カラーはブラック・カーキ・シルバーの3色。家のキッチンの雰囲気に合わせて選ぶのもよいですね。
大きな鍋も難なく置けるよう、安定感にもこだわっています。五徳は格納・展開時にロックピンで固定される仕組みです。本体の足を含めた4点で全体を支え、土鍋などにも対応すると謳っています。
対応鍋径は最小φ14cm~最大φ30cmです。なお、ダッチオーブンをはじめとする鋳鉄(ちゅうてつ)製品やセラミック素材の調理器具は、輻射熱が大きくガス缶が爆発する可能性があるので使えません。
使い方は以下のとおり。公式オンラインストアでは組み立て方の動画も公開しているので、あわせてチェックしてみてください。
<使い方>
1.カバーを完全に開き、五徳を引き出す
2.ロックピンを押しながら、バーナーユニットを時計回りに回転させる
3.270度回転させたらロックピンで固定されるので、五徳を開く
4.器具栓つまみが0の位置にあることを確認し、ガス缶をセットする
気温20~25℃でのガス消費量は2.4kw。連続燃料時間は約110分です。なお、使用できるガス缶はスノーピークのギガパワーガス CB ブタン(GPC-250CB)のみ。安全に使うためにも、必ず純正品を使いましょう。
キャンプで使う燃焼器具の定番は、シングルバーナー・ツーバーナー・カセットコンロの3つ。コンパクトにまとまるシングルバーナーは登山やソロキャンプ向き。使える調理器具は限られますが、携行性重視の人には向いています。
ツーバーナー・カセットコンロは大きくてかさばる反面、さまざまな調理器具を使えるのがメリット。大勢で鍋を囲んだり本格的なキャンプ飯を作ったりするファミリーキャンプにうってつけです。
なお、焚き火を使って料理をするのも1つの手。火加減の調整が難しいものの、アウトドアらしいダイナミックさを体感できます。人気の焚き火台を知りたい人は、以下のコンテンツもチェックしてみてくださいね。
今回はスノーピーク ホームアンドキャンプバーナーを含むシングルバーナー全14商品を用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめは携行性の検証です。重量・体積を確認した結果、持ち運びの負担がやや大きいとわかりました。本体重量が1400gと、比較した商品の平均重量301g(※執筆時点)を大幅に上回っており、「重い」という口コミどおりです。
収納時のサイズは幅9×奥行12×高さ25.5cmで、体積は平均2754cm3。ほかの商品の平均体積は平均710cm3(※執筆時点)だったことを思うとザックのなかに収めやすいとはいえません。
ガス缶とバーナーを直接つなぐ一体型なのは利点ですが、タテ型のOD缶よりも置き場所をとるCB缶を使う点も気がかり。ファミリーキャンプ用のテーブルなら問題ありませんが、ソロキャンプ用の小さなテーブルには置きにくいでしょう。
200mLの常温水が90℃に達するまでの時間を計測しました。また、横から風をあてて風速4m/sの環境を再現。水の上昇温度を確認し、炎が風に煽られにくいか確かめています。
火力の強さは申し分ありません。常温水200mLを68秒で90℃まで熱することができました。比較した商品の平均時間である69秒(※執筆時点)よりわずかに速く、比較的スピーディにお湯が沸かせるといえます。
一方、耐風性はいまひとつ。風が吹く状況下では、たっぷりと時間をかけても水の温度は60℃に留まりました。比較したほかの商品の平均温度が72℃(※執筆時点)を記録するなか、風に煽られやすいといえます。
比較では、最大出力3.8kW以上の商品は、風に煽られても問題がないくらい火力が強い傾向が。最大出力2.4kWの本商品は強風時に使うにはややパワー不足といえます。湖畔など風の強い場所で使うなら、風防を用意するとよいでしょう。
モニター5人が実際に使い、点火しやすさ・火力調整のしやすさを確認しています。
家庭用ガスコンロと同じ仕組みで点火・火力調整ができ、使い勝手のよさは高評価。モニター5人中4人が点火のしやすさに満足し、「子どもでも使いやすい」「カセットコンロのように簡単に着火できた」といった声が並んでいます。
比較したシングルバーナーにはライターで着火する必要があり、火傷のリスクが気になるものも。火の点けやすさを優先したい人には魅力的な商品といえるでしょう。
<点火しやすさのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
火力調整のしやすさについても、5人全員が満足。「つまみをひねるだけで調節できた」「火力が1から3まで書いてあり、わかりやすい」といった意見が出ています。
比較したなかには針金のように細いレバーで火力を調整するものがあり、扱いにくさが気になりました。つまみが大きい本商品なら、不器用な人も難なく使いこなせますよ。
<火力調整のしやすさのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
モニター5人にクッカー小・中・大をそれぞれ乗せてもらい、五徳の安定感と全体の重心のバランスを評価しています。
3本脚の五徳は大きなクッカーなら安定しますが、小さいクッカー・中くらいのクッカーが「安定している」と感じたモニターは5人中1人のみ。「そもそも小サイズの鍋は五徳に乗せられない」「五徳が大きすぎて、クッカーが倒れる」といった声が出ています。
一方で、大きなクッカーには「大型の五徳のおかげで安定感がある」といった声が続出。そもそも土鍋などを支えやすいよう設計されているので、ソロ用の調理器具は向かないといえます。
<クッカー中の安定感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
五徳の大きさゆえに小~中サイズのクッカーとの相性はいまいちですが、どっしりした構造なので全体の安定感はあります。鍋料理・カレーといった分量のある料理を作るときは活躍するでしょう。
なお、比較では五徳が大きすぎず小さすぎず、どんなサイズの調理器具でも安定するものが高得点を獲得。小さめのクッカーを使いたい人は、ほかの商品も検討してみてくださいね。
<重心のバランスについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
形状 | 一体型 |
---|---|
燃料 | CB缶 |
最大出力 | 2.4kW(2,100kcal/h) |
火力調節方法 | つまむタイプ |
五徳の脚の本数 | 3本 |
重量 | 1400g |
良い
気になる
点火装置付き | |
---|---|
収納ケース付き |
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スノーピーク ホームアンドキャンプバーナーは公式オンラインストアや、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングといったECサイトで購入できます。税込価格は13,750円(執筆時点・公式サイト参照)です。
収納ケースや保護シートなどのオプション品も豊富なので、一緒に検討してみてください。
<オプション品>
価格は執筆時点・公式サイト参照
シングルバーナーによる事故を防ぐために、ガス缶を加熱しないよう気をつけましょう。加熱するとガス缶内の圧力が高まり、爆発を招くのでとても危険です。
最も注意するべき点は、しっかりとガス缶を装着することです。奥まで装着できていないと、漏れたガスに引火する恐れがあります。
シングルバーナーを2台並べて使うのもNG。ガス缶を覆うほど大きな調理器具(鉄板・ダッチオーブンなど)を使うことも爆発事故の原因につながります。
また、炭の火起こし・日差しの強い場所での使用・ガス缶をほかの熱源の近くに置くといった使い方も避けてください。安全にアウトドアを楽しむためにも、必ず説明書を読んで使うようにしましょう。
最後に、より携行性や耐風性に優れているほかのおすすめ商品をご紹介します。
携行性を重視する人には、EPIgasのシングルバーナーがおすすめです。実際にバッグに収納してみると、ポケットの中におさまるほどコンパクト。点火装置つきで簡単に火を点けられたので、アウトドアビギナーの人でも扱いやすいでしょう。
耐風性にこだわりたい人は、SOTOのアミカスがおすすめです。送風下でもほとんど風の影響を受けず、短時間でお湯が沸かせました。十分な火力を備えているため、風のある山や海でのキャンプにうってつけ。81gと非常に軽いのもメリットでしょう。
ブランド | EPIgas |
---|---|
形状 | 一体型 |
燃料 | OD缶 |
使用時幅 | 8.6cm |
最大出力 | 4.88kW(4,200kcal/h) |
使用時奥行 | 15.2cm |
200mLの水が沸騰するまでの秒数 | 55秒 |
使用時高さ | 不明 |
風を当てているときの水の温度 | 90℃ |
収納時幅 | 5.4cm |
火力調節方法 | つまむタイプ |
収納時奥行 | 5.2cm |
五徳の脚の本数 | 4本 |
収納時サイズ | 89×52×54mm |
収納時高さ | 8.9cm |
最大発熱量 | 4200kcal/h |
本体素材 | シンタードファイバーポーラスメタル(バーナーヘッド) |
耐荷重 | 不明 |
ダッチオーブン対応 | 不明 |
点火装置付き | |
風防付き | 不明 |
風防の取り外し可能 | 不明 |
収納ケース付き | |
重量 | 111g |
特徴 | 登山向け |
EPIgas REVO-3700 STOVE S-1028をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
形状 | 一体型 |
---|---|
燃料 | OD缶 |
最大出力 | 3.0kW(2,600kcal/h) |
火力調節方法 | レバータイプ |
五徳の脚の本数 | 4本 |
重量 | 81g |
良い
気になる
点火装置付き | |
---|---|
収納ケース付き |
SOTO アミカス SOD-320をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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