ゴトクの高さを調整できて便利と評判の、EPIgasのSPLIT STOVE S-1026。インターネット上では高評価の口コミが多くみられる一方で、「着火しないことがある」「炎の出方にムラがある」という声もあり、購入をためらっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、EPIgasのSPLIT STOVEを含むシングルバーナー15商品を実際に使ってみて、携行性・使い勝手・火力の強さ・耐風性を比較してレビューしました。購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
今回検証したEPIgasのSPLIT STOVE S-1026は、アウトドア初心者の方にはおすすめできません。
点火・火力調節がしづらく、使い勝手がいまひとつ。点火装置は付いていますが、スムーズに着火するにはライターを使う必要がありました。さらに、とろ火の安定感に欠け、細かい火力調節が難しい印象です。
一方、上位商品には一歩及ばないものの送風下であっても十分な火力を発揮しました。またチタン製のため軽く、持ち運びの際もそこまで不便に感じないでしょう。軽くて火力があるバーナーをお探しの方には向いています。
よりコンパクトで使いやすい商品をお探しの方は、レビューを参考に他の商品もチェックしてみてくださいね。
安全性の高い製品づくりにこだわり、登山家からも人気のアウトドアブランド、イーピーアイガス(EPIgas)。
今回紹介するシングルバーナーは、ガス缶とバーナー本体がホースで繋がれた分離型です。2〜3人に最適なサイズなので、少人数でのキャンプ・グループ登山に向いています。
調理器具の大きさにあわせて、ゴトクの広さを2段階調整できるのが魅力。また、最大10mmまで高さを調節できるので、地面の傾きを気にぜずに調理が可能です。
さらに付属の補助リングを装着すれば、より安定した使い心地で料理が楽しめますよ。
4200kcalの高火力を実現するために、炎口表面を細かく設計しています。バーナーヘッドには、特殊金属繊維を圧縮した独自の素材を採用。
専用の230gのガス缶を使用すれば、約65分の燃焼が可能です。
バッグの中で他の荷物を傷付けないよう、ハードケースが付いているのもうれしいですね。
今回は、EPIgasのSPLIT STOVEを含むシングルバーナー全15商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証の内容は以下のとおりです。各検証にて1点〜5点の評価をつけています。
検証①:携行性
検証②:使い勝手
検証③:火力の強さ
検証④:耐風性
まずは、携行性の検証です。
男女3人のモニターがシングルバーナーを実際にバッグに収納し、コンパクトにおさまるか・重すぎないかをチェックしました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
携行性は、3.3点とやや平均を上回る結果となりました。
かさばりがちな分離型ですが、チタン製のため234gと軽量です。非常にコンパクトとはいえないものの、12×85×12.1cmまで小さく収納できます。
バッグに入れてもそこまでスペースを取らず、持ち運びやすさは合格ラインです。
次に、使い勝手の検証です。
mybestの男女3人が、実際にシングルバーナーを使用します。点火はしやすいか・細かい火力調節はできるかを評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
使い勝手は、3.4点と低めの評価となりました。
点火装置が本体の脚部分に付いているため、押しづらさを感じます。また点火装置ボタンが固く、ライターを使用しないとうまく着火できません。
さらにガス調節のつまみの遊びが大きいため、ガスの音が聞こえるまで少し時間がかかりました。
また、細かい火力の調整もしづらい印象です。ガス調節のネジを回してみても、炎の変化があまり感じられません。とろ火を出すことはできますが、炎がいまひとつ安定しないのもデメリット。
炎の音が静かな点は好感が持てるものの、総合的にみても、使い勝手に少し劣る結果となりました。
続いて、火力の強さの検証です。
実際にシングルバーナーで使用して200mlの水を沸かします。100℃に到達するまでの時間を計測し、どの程度火力があるのか評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
火力の強さの検証では、3.8点を獲得。約3分でお湯を沸かせることができました。
しかし、1分半ほどで沸騰させた商品もあったため、評価は今一歩といったところ。時間をかけずに調理したい方には少し物足りない印象ですが、それほど不便には感じないでしょう。
最後に、耐風性の検証です。
実際にシングルバーナーを使用して、送風下で200mlの水を加熱します。100℃に到達するまでの時間を計測し、風が吹いても問題なく使用できるかを評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
耐風性については、評価は3.8点とまずまずの評価です。
通常時と同様に、3分程度でお湯を沸かせました。山や海辺などの風がある場所でも、十分な火力を発揮してくれます。
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EPIgasのPLIT STOVE S-1026は、快適な使い心地にこだわる方にはおすすめできません。最後に、他のおすすめ商品もご紹介したいと思います。
ビギナーの方におすすめなのが、EPIgasのREVO-3700 STOVE。ガス調節のつまみが大きく、簡単に火力調整ができます。さらにお湯をわずか1分半で沸騰させ、火力も申し分なし。バーナー選びに迷ったら、ぜひチェックして欲しい商品です。
携行性を重視する方は、コールマンのファイアーストームがおすすめ。一体型で構造もシンプルなため、手のひらサイズにまとまります。また、バーナーヘッドに風防が付いているのも魅力。耐風性にも優れているので、海辺や山でのレジャーに活躍しますよ。
ブランド | EPIgas |
---|---|
形状 | 一体型 |
燃料 | OD缶 |
使用時幅 | 8.6cm |
最大出力 | 4.88kW(4,200kcal/h) |
使用時奥行 | 15.2cm |
200mLの水が沸騰するまでの秒数 | 55秒 |
使用時高さ | 不明 |
風を当てているときの水の温度 | 90℃ |
収納時幅 | 5.4cm |
火力調節方法 | つまむタイプ |
収納時奥行 | 5.2cm |
五徳の脚の本数 | 4本 |
収納時サイズ | 89×52×54mm |
収納時高さ | 8.9cm |
最大発熱量 | 4200kcal/h |
本体素材 | シンタードファイバーポーラスメタル(バーナーヘッド) |
耐荷重 | 不明 |
ダッチオーブン対応 | 不明 |
点火装置付き | |
風防付き | 不明 |
風防の取り外し可能 | 不明 |
収納ケース付き | |
重量 | 111g |
特徴 | 登山向け |
EPIgas REVO-3700 STOVE S-1028をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
形状 | 一体型 |
---|---|
燃料 | OD缶 |
最大出力 | 3.8kW(3,300kcal/h) |
火力調節方法 | レバータイプ |
五徳の脚の本数 | 3本 |
重量 | 150g |
良い
気になる
点火装置付き | |
---|---|
収納ケース付き |
コールマン ファイアーストームをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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