温かみのある木のデザインと高級感が人気のファーバーカステル エモーション ボールペン。ネット上でも高評価のレビューが並びますが、中には「筆圧が強いと書きにくい」「ペン先が細くて長時間の筆記には向かない」などの口コミもあり、購入を迷っている方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は口コミの真偽を確かめるべく、ファーバーカステル エモーション ボールペンを含む高級ボールペン26商品を実際に使って、書き心地・グリップの握りやすさ・インクの乾きやすさを比較検証レビューしました。購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
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すべての検証は
マイベストが行っています
エモーション ボールペンの購入はおすすめしません。経年劣化を楽しめる天然木で、デザインもかわいらしいものの、太くて持ちにくいのが難点です。また、木製部分を持つと紙面までの距離があり、書きにくいと感じるのも残念でした。
芯が太いため、インクの速乾性にも欠けます。天然木ならではの温かさは素敵ですが、実用性が低いので、他の商品を選びましょう。
この商品は梨の木を使用したグリップが特徴的な、エモーション ウッド&クロームシリーズのボールペンです。中央のウッドは、ブラウン・ダークブラウン・ブラックの3色から選べます。使い続けると木の色が変わってくるので、愛着のある1本になりますよ。
ひねって芯を出すツイスト式なので、芯出しの音を気にせず使えます。ツイスト式ならではのスマートな所作は、ビジネス・フォーマルシーンにも最適です。持ち歩いているときに、バッグやポケットの中で芯が出る心配もありません。
ファーバーカステル社はリフィルを販売しているので、インクが切れてしまっても取り替えれば長期間愛用できます。リフィルはブルー・ブラックの2色。芯の太さも中字(M)・太字(B)の2種類から選べます。
しかし、商品の情報がわかっても、実際の書き心地はどうなのか気になりますよね。今回は、ファーバーカステルのエモーション ボールペンを含む高級ボールペン26商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
まずは、書き心地の検証です。文房具専門家の寺西廣記さんにボールペンで文字を書いてもらい、ストレスなく書けるのかをチェックしてもらいました。
がたつかずなめらかな書き心地ですが、芯の太さが気になりました。やや太めなので、もう少しサラッと書ける細めの芯が欲しいところ。また、グリップの木の部分を握ると、紙面までの距離が長く感じるのも惜しい点です。
次は、グリップの握りやすさの検証です。この検証でも文房具専門家の寺西さんにボールペンを使用してもらい、長さ・重さ・太さが適切なのか評価してもらいました。
12.3mmと全体の長さは良好ですが、ペン先の金属部分の長さがネックです。木の部分を握ったときに紙面までの距離が長くなるため、適切な位置とはいえません。少しペンを縦にして書く必要があり、書きにくさを感じました。
見た目はかわいらしいものの、グリップが太めなのも気になるところ。実用性を重視するなら、もう少し細めのグリップにするのがベターです。重さは32.7gと比較した商品の中では重めですが、実際に書いてみると特に気になりませんでした。
最後は、インクの乾きやすさの検証です。ボールペンで線を書いた直後に擦り、インクがかすれないかをチェックしました。
書いた直後に擦ると、少しかすれてしまいました。記入後5秒以上経過すれば問題ありませんが、太字が影響してかすれが少し目立ちます。
書き心地を重視するなら、パイロットのTIMELINEがおすすめ。アクロボールインキを採用しており、書き始めからインクがきれいにでるのが特徴です。少し太めのグリップではありますが、重さを感じず、なめらかに書けます。男女問わず使いやすいデザインなのも魅力です。
また、グリップの握りやすさにこだわるなら、パーカーのアーバン ボールペンも要チェック。グリップがくびれているので、人によってベストな持ち位置を探せます。少し重めのボールペンですが、ペン先のほうに重心があるため、重さは感じません。インクもかすれにくい商品です。
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