




コンパクトながら多彩な機能を備えていると謳う充電式ヘッドライト、ブラックダイヤモンド スポット400-R。「すごく明るい」「夕方や夜間のランニングに使えるほど軽い」と評判ですが、実際に口コミどおりなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のヘッドライトとも比較。検証したからこそわかった、ほんとうのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較を行いましたので、ヘッドライト選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ワイドモードの最大の明るさも944cd(光軸~5mの平均)と好記録。比較したなかでも300cd以上あれば登山道全体を明るく照らせたため、「すごく明るい」との口コミが寄せられるのにも頷けます。足場が悪い山道でも木の根や岩につまづきにくく、転倒を防げるでしょう。スポットとワイドを併用して全体的に明るく照らすこともできますよ。
明るさやモードの切り替えもスムーズに行えます。スポット400と同様の仕様を備えており、スポット・ワイド・赤色の3パターンで無段階調光が可能。側面をタップするだけで瞬時に最大光量で照らせるパワータップ機能も魅力です。直前に使用した設定を記憶するメモリー機能も備わっているため、夜間にも白色を経由せずサッと赤色ライトを点灯できますよ。
ザックに入れて持ち運びやすい機能も充実。バッテリー一体型かつ点灯ロック機能もついているので、ザックのなかで断線したり、誤作動によってバッテリーが消耗したりする心配はありません。充電はハイモードで6時間以上・ローモードで24時間以上持ち、数日間の登山にも十分。側面のインジケーターでバッテリー残量を把握できるのも利点です。
唯一惜しかったのはつけ心地。「夕方や夜間のランニングに使えるほど軽い」との口コミどおり、重量は69gと軽かったものの、ベルト幅が16.2mmと狭くやや硬い素材でした。締めつけが気になる人は汎用ベルトにつけ替えるか、チェストライトとして使用するとよいでしょう。
とはいえ、総合的に見ても明るさや使い勝手のよさに隙のない1台でした。充電切れのリスクが気になる人は乾電池と兼用できるスポット400もおすすめですが、とにかくしっかり明るさを確保したい人は、本品をぜひチェックしてくださいね。
今回ご紹介するスポット400-Rは、コンパクトかつ多機能をウリにしているスポットシリーズの充電式モデル。リチウムイオン充電池(1500mAh)を内蔵し、マイクロUSBポートから事前に充電を溜めてアクティビティに臨めるアイテムです。
<仕様>
公称スペックや機能性はどちらも同じですが、検証では本品400-Rのほうが明るさに長けていたことがわかりました。したがって、バッテリー兼用がよいならスポット400・少しでも明るいものがよいなら本品400-Rがおすすめです。
以下で実際に明るさなどを検証しているので、購入の際の参考にしてみてくださいね。
スポットモードの明るさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「岩稜帯・樹林帯を問わず、夜間のルートファインディングもストレスなく可能な商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
ワイドモードの明るさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「足元に岩や木の根が散在する登山道でも、夜に快適かつ安全に歩ける明るさで照らせる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
点灯機能の豊富さが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「点灯機能が豊富でいつでも思いどおりの明るさで照らせるうえ、テントや山小屋でも使いやすい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
登山向けの機能の豊富さが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「誤動作や故障の心配がなく、暗い山の中でもストレスなく使用できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
つけ心地のよさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「ひと晩中使用しても痛みが出ず、快適に着用し続けられる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
電池持ちのよさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「1週間程度の長期山行でもバッテリーを気にせず使える点灯時間の商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
各商品を実際に使用してみたところ、ブラックダイヤモンド スポット400-Rには主に3つのよい点がありました。1つずつ紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
スポットモードの最大光量で14m離れた壁を照らしたときの明るさは、4,625cd(光軸)を記録。比較したところ2,000cd以上であれば十分明瞭に照らせたため、遠くの看板や道まで把握しやすく、道迷いを防げるでしょう。ちなみにスポット400では3,469cd(光軸)でした。
ワイドモードで5m先の壁を照らしたときの明るさは、944cd(光軸~5mの平均)。比較では300cd以上あれば登山道全体を明るく照らせたので、足場の悪い道でも障害物に気づきやすいといえます。スポット400でも667cd(光軸~5mの平均)と十分な明るさですが、こちらのほうが明るさで勝っていました。

<検証結果一覧>
バッテリーの連続使用時間は、ハイモードで6時間以上・ローモードで24時間以上。数日間の登山でも問題なく過ごせるバッテリーを備えています。本体側面のインジケーターで充電残量を把握できるのもうれしいポイントです。
ブラックダイヤモンド スポット400-Rにはたくさんのメリットがある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
一度ベルトを外す手間はかかりますが、裏側のフックを使ってチェストライトにするという手も。「夕方や夜間のランニングに使えるほど軽い」との口コミどおり、本体が69gと軽量なのはメリットですよ。
登山中のバッテリー切れにも注意したいところ。充電池・乾電池の両方を使えるスポット400などの兼用タイプとは異なり、こちらは再度充電するまで使えないのがネックです。
バッテリー切れで点灯しないといったトラブルを防ぎたい人は、必要に応じて乾電池に切り替えられる兼用タイプから選ぶようにしましょう。
| 明るさ | 1~400lm(無段階調整) |
|---|---|
| スポットモードの明るさ(実測値) | 4,625cd(光軸) |
| ワイドモードの明るさ(実測値) | 944cd(光軸~5mの平均) |
| 照射距離 | 約100m |
| 充電方法 | micro USB |
| 重量(ベルト込み・実測値) | 69g |
良い
気になる
| 最大の明るさでの連続点灯時間 | 6時間以上 |
|---|---|
| 最低の明るさでの連続点灯時間 | 24時間以上 |
| バッテリー一体型 | |
| クリップ付き | |
| 暗いモード(10lm以下)付き | |
| タッチ・ジェスチャー操作可能 | |
| メモリー機能 |
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ここでは、ブラックダイヤモンド スポット400-Rの気になった点をカバーできていた商品をご紹介します。どの商品にするか迷っている人は、あわせて検討してみてくださいね。
実際に使用すると、スポットモードでは遠くの看板やルート案内まで明瞭に照らせ、ワイドモードでも足元の明るさをしっかり確保できました。点灯機能や操作性は本品と同様で、ロック機能やメモリー機能も備わっています。使用中にバッテリー切れの心配をしたくない人はぜひ検討してくださいね。
価格は税込8,470円(※執筆時点・公式サイト参照)ですが、ECサイトによっては少しお安く手に入るところも。普段お使いのサイトを覗いてみてくださいね。
ヘッドライトのなかでは操作が複雑ですが、電源ボタンとモード切替ボタンが分かれているので、それぞれを細かく調節できるのがメリット。慣れればスムーズに扱えるでしょう。
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