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値上げ中のまとめ買いで冷凍庫がパンパン…その悩みは「スリム系セカンド冷凍庫」が救ってくれますよ!

値上げ中のまとめ買いで冷凍庫がパンパン…その悩みは「スリム系セカンド冷凍庫」が救ってくれますよ!

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「世にあふれる数々の商品のなかから一体どれを選べばいいの?」という疑問に答えるべく、"1番いいもの"を探して日々検証している『マイベスト』。のべ3万2000点もの商品を使い比べたなかから、テーマ別にベストバイ・アイテムを紹介していくのが本特集です。


今回は「#キッチン」をテーマに、冷凍庫13商品の比較検証で上位になった商品をピックアップ。


物価高騰で家計が逼迫するなか、「食品を特売でまとめて買って保存しておきたい」「道の駅で買った安くて新鮮な野菜でお惣菜を作り置きしたい」など、「いまの冷凍室だけじゃ容量が全然足りない!」すべての人に注目してほしいアイテムです。


本コンテンツの情報は公開時点(2025年10月15日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。
2025.10.15
マイベマガジン編集部
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世の中には「まだ知らない良いもの」がたくさん。マイベマガジン編集部は、商品比較サービス「マイベスト」の情報をベースに、知ると暮らしがより便利になるアイテムや情報をお届けしていきます。

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冷凍庫13商品を集めて徹底検証しました!

冷凍庫13商品を集めて徹底検証しました!

今回紹介するのは、パンパンになっている冷蔵庫の冷凍室の容量不足を補う「セカンド冷凍庫」に最適な商品。


急激な物価高対策に「冷凍食品を特売やタイムセールでまとめ買いしたい!」「キロ単位の精肉をコストコやふるさと納税で仕入れて保存したい!」と考えている人にはぴったりです。


そこで冷凍庫の検証では人気13商品を集めて、「冷凍力の高さ」「お手入れのしやすさ」「出し入れのしやすさ」「電気代の安さ」の4項目を比較しました。


その結果わかったのは、比較した13台の冷凍庫の「冷凍力の高さ」はほとんど差がないということ。


では、自分に最適な1台を見つけるにはどうすればいいのか?その答えは「容量」と「冷却方式」


ここからは、その理由をわかりやすくお伝えします。

【選び方①】「小型・中型・大型」冷凍庫のサイズを必要な容量で決める

【選び方①】「小型・中型・大型」冷凍庫のサイズを必要な容量で決める

現在のセカンド冷凍庫のトレンドは省スペースの「スリム」タイプ。だからといって、闇雲にスリムさだけを求めては、買ってから「思っていたより使い勝手がよくない……」となる可能性も。


大切なのは、用途に合った容量を見極めることです。どのくらいの量を保存したいのか、家のどこに置きたいのかをイメージしながら、暮らしに合ったサイズを選びましょう。


ここでは保存する量をイメージしやすいように、冷凍食品を20個/30個/40個保存するのに最適な3つの容量に分けて紹介します。


保存しておきたい量が20個程度なら、容量100L未満の小型タイプ。家のどこにでも置きやすく、飲みもの用の氷やアイスを手軽に保存するのにも便利なサイズです。


セカンド冷凍庫として使いやすいのが、30個程度入る100〜130L。冷凍食品に加えて、作り置きのお惣菜をストックするのにもちょうどいい容量といえます。このサイズでもスリムタイプの商品は多いので、設置場所を見つけやすいでしょう。


40個以上、多ければ多いほどいいという人は容量131L以上の大きい冷凍庫。コストコで大容量の冷凍食品や精肉を買ったり、積極的にふるさと納税を利用している人にも心強い容量です。 ただ、スリムさは諦める必要がありそう……。


今回検証した13商品だけでも、容量は60L〜161Lと大きな幅があります。家族構成などもふまえて、どれだけ必要か検討しましょう。

【選び方②】「お手入れ」と「電気代」に差が出る冷却方式選びも重要

【選び方②】「お手入れ」と「電気代」に差が出る冷却方式選びも重要

冷却方式には「ファン方式(間冷式)」と「直冷式」がありますが、なぜ重要かといえば「お手入れのしやすさ」と「電気代の安さ」に大きく関係するため。しかも、このふたつは基本的に両立しません。


まずは、それぞれの特徴を見ていきましょう。


「ファン方式(間冷式)」は、昨今の冷蔵庫と同様に自動霜取り機能が備わっており、霜取りが不要なのが大きなメリット。そのため「お手入れのしやすさ」は今回検証した全商品★4.90以上です。


一方で消費電力は高く、年間の電気代の目安が10,000円を超える商品もありました。


対する「直冷式」は電気代の安さが特徴。メーカー公表の年間消費電力量から導き出した年間の電気代目安は4,000円台と「ファン方式(間冷式)」の半額程度で、評価は文句なしの★5.00です。


ただ、自動霜取り機能が備わっていないため、3〜4週間に1回は霜取りが必要になります。冷凍庫の中身をすべて取り出す必要があるためなかなかの作業量で、「お手入れのしやすさ」は高くても★3.30。


たくさんの冷凍食品を気軽に保存したいなら「ファン方式(間冷式)」、とにかく節約をメインに考えるなら「直冷式」というように、どちらを優先するかで選ぶべき冷却方式は変わります。


なお、「直冷式」は容量100L未満の商品がほとんどのため、大容量を選ぶなら必然的に「ファン方式(間冷式)」になりがちです。

“上”のスペースを活用したいなら耐熱トップテーブルの有無を確認

“上”のスペースを活用したいなら耐熱トップテーブルの有無を確認

省スペースはスリムだけでなく、背が低い商品でも叶います。


ただし、冷凍庫の上に電子レンジやオーブントースターといった熱を持つ商品を置くには、トップテーブルが耐熱仕様になっている必要あり。


背が低い商品=耐熱トップテーブルではないため、必ず事前にスペックを確認しましょう。

【総合評価NO.1】アクア「AQUA 冷凍庫 AQF-SFA11R」(販売価格:45,769円)

【総合評価NO.1】アクア「AQUA 冷凍庫 AQF-SFA11R」(販売価格:45,769円)
  1. おすすめスコア:★4.92(1位 / 13商品中)
    1. 冷凍力の高さ:★5.00
    2. お手入れのしやすさ:★5.00
    3. 出し入れのしやすさ:★4.95
    4. 電気代の安さ:★4.54

4項目すべての評価が★4.50を超えており、「迷ったらこれを買っておけばOK」な1台といえるのがアクア「AQUA 冷凍庫 AQF-SFA11R」(販売価格:45,769円)です。


冷却方式は「ファン方式(間冷式)」なので、自動霜取り機能付き。霜取りが不要なのに加え、ガラス製の棚は汚れを拭き取りやすく、「お手入れしやすさ」は文句なしの★5.00。


横幅はたった36cmしかなく、省スペースで置き場所を見つけやすくなっています。


ただ、細くても定格内容積は106Lあり、各段の引き出しの深さは24cmを超えていたため、「出し入れのしやすさ」は★4.95の高評価となりました。


年間電気代の目安も7,316円と、「ファン方式(間冷式)」にしては比較的安価。セカンド冷凍庫としては理想的です。

【大量の食材を保存するNO.1】ツインバード「TWINBIRD 1ドア冷凍庫 HF-E916B」(販売価格:59,800円)

  1. おすすめスコア:★4.88(2位 / 13商品中)
    1. 冷凍力の高さ:★5.00
    2. お手入れのしやすさ:★5.00
    3. 出し入れのしやすさ:★4.95
    4. 電気代の安さ:★4.35

ツインバード「TWINBIRD 1ドア冷凍庫 HF-E916B」(販売価格:59,800円)のウリは、定格内容積が161Lという大容量。「ファン方式(間冷式)」のため、霜取りは不要です。


5段階温度切替や急冷モードも搭載され、使い勝手のいい1台といえるでしょう。


庫内は上に2段のガラス棚、下に3段の引き出しを備えています。特に引き出しは600mlのペットボトルを立てられるほどの深さがあり、収納力は十分。


横幅は54cmとやや大きめなので、事前に設置スペースがあるかは要チェックです。


なお、年間電気代の目安は7,967円と、思ったよりは安価な印象。「電気代の安さ」は★4.35と決して高くありませんが、アクアとの約55Lの容量差を考えると納得の金額といえそうです。

【耐熱トップテーブル搭載No.1】ハイアールジャパンセールス「ハイアール 107L 前開き式冷凍庫 JF-UFS11A-K」(販売価格:29,555円)

  1. おすすめスコア:★4.80(3位 / 13商品中)
    1. 冷凍力の高さ:★5.00
    2. お手入れのしやすさ:★5.00
    3. 出し入れのしやすさ:★4.28
    4. 電気代の安さ:★4.52

冷凍庫の上を電子レンジやオーブントースターの置き場にしようと考えている人には、ハイアールジャパンセールス「ハイアール 107L 前開き式冷凍庫 JF-UFS11A-K」(販売価格:29,555円)がおすすめです。


トップテーブルは耐熱100℃、耐荷重30kgという仕様。大抵の商品は設置できるでしょう。高さは127.5cmと低めになっているので、操作も問題なさそうです。なお、横幅は45cmあります。


冷却方式は「ファン方式(間冷式)」のため、霜取りは不要。年間の電気代の目安は7,440円と、ハイアールともほとんど差がありません。


切り替えスイッチによって冷蔵庫にもなる、使い勝手のいい1台。ただ、引き出しの深さがあまりなく、全段ペットボトルを立てて入れられなかったのは気になりました。

【電気代の安さNO.1】山善「スリム冷凍庫 YF-SU70」(販売価格:49,800円)

  1. おすすめスコア:★4.39(9位 / 13商品中)
    1. 冷凍力の高さ:★5.00
    2. お手入れのしやすさ:★3.30
    3. 出し入れのしやすさ:★4.95
    4. 電気代の安さ:★5.00

「直冷式」らしく、山善「スリム冷凍庫 YF-SU70」(販売価格:49,800円)は年間電気代の目安が4,898円と超お得。


霜取りが必要な手間はありますが、それを割引いてもこの安さは魅力的です。とにかく節約を優先するならファーストチョイスになるでしょう。


幅33.5cmはハイアールより細く、設置性は抜群。ただ、定格内容積は70Lと小さいため、「冷凍食品も作り置きも……」となんでも入れたい人には向かないかもしれません。

全13商品を使い比べた検証コンテンツも要チェック!

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「おいしく急速冷凍できる機能がほしい!」「もっと背が低い商品はないの?」と思ったら、検証コンテンツも要チェックです。全13商品を使い比べたランキングも掲載しています。

(執筆/マイべマガジン編集部・ハナゾノゴウ)

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