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Zepp Health Amazfit Cheetah Proを検証レビュー!ランニングウォッチの選び方も紹介

距離測定の正確さ(ランニングコース)や距離測定の正確さ(トラック)、心拍数測定のズレのなさが気になるZepp Health Amazfit Cheetah Pro。実際に購入しないとわからず、迷っている人もいるのではないでしょうか?


そこで今回は、実際にZepp Health Amazfit Cheetah Proを徹底検証しました。ランニングウォッチ16商品の中で比較してわかったZepp Health Amazfit Cheetah Proの実力をレビューしていきます。ランニングウォッチの選び方も紹介しているので、購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!

2025年09月02日更新
八幡康平
ガイド
元ガジェットメーカー営業/マイベスト 家電・カーバイク用品担当
八幡康平

新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」を心がけて、コンテンツ制作を行っている。

八幡康平のプロフィール
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マイベストが行っています

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目次

結論!ランニングはもちろんほかの機能が充実。日常でも使いやすい

距離測定の正確さ(トラック) No.1
ワークアウトの使いやすさ No.1

Zepp Health
Amazfit Cheetah Pro

2023/07/19 発売

19,800円

Amazfit Cheetah Pro

おすすめスコア

4.58
4位 / 16商品中
  • 距離測定の正確さ(ランニングコース)

    4.34
  • |
  • 距離測定の正確さ(トラック)

    4.97
  • |
  • 心拍数測定のズレのなさ

    4.29
  • |
  • ワークアウトの使いやすさ

    5.00
  • |
  • 使いやすさ

    4.50
  • |
  • 本体の軽さ

    4.65
稼動時間最大336時間(最大14日間:標準的な使用)
GPS使用時の稼動時間最大44時間(自動GPSモード)
ディスプレイタイプ有機EL
重量約34g(バンドなし)、約43g(バンドあり)

良い

    • 距離測定の精度がよく、運動ペースを正確に把握しやすい
    • ワークアウト画面はカスタマイズでき、1画面に7つまで項目を表示できる
    • 色鮮やかな大きめの画面で視認性がよい

気になる

  • 特になし

大手スマートデバイスメーカー、Zepp Healthの「Amazfit Cheetah Pro」。2023年7月に発売された同ブランド初のランナー向きスマートウォッチの上位モデルで、ボディには耐久性の高いチタン合金ベゼルとCorning®Gorilla®Glass3が採用されています。


距離測定の正確さの検証では、ランニングコースで平均誤差約2.3%。トラックでは平均誤差約0.5%と高い精度で距離を記録できました。運動パフォーマンス分析に欠かせない運動ペースをほぼ正確に把握できるでしょう。


心拍数測定のズレのなさの検証では、専門機器との平均誤差は約0.7%。180bpm時は約1.5%誤差があったものの、120~160bpm時は誤差1%未満と高精度でした。運動強度を正確に把握できるため、セルフコーチングをしたい人におすすめです。


ワークアウトメニューは、初期設定で右下の「BACKボタン」を1回押すだけで開けるように設定されています。また、盤面によっては画面の「GO」や「ワークアウトアイコン」をタップして開くことも可能です。メニューの一番上にはランニングが設定されているため、ホーム画面から「SELECTボタン」を3回連打するだけでランニングデータの測定を開始可能。ワークアウト中は「SELECTボタン」で一時停止・再開の操作ができます。


ワークアウト画面の表示は充実しており、心拍数・距離・タイム・速度・高度などさまざまな情報を確認できます。画面のカスタマイズもでき、1画面に最大7つの項目を表示可能。ランニング中でも必要な情報をひと目で確認しやすいでしょう。


画面には1.45インチのAMOLED(有機EL)タッチディスプレイを搭載。色鮮やかで画面も大きく、視認性は良好です。スマホのようにタッチ操作が可能で、はじめてランニングウォッチを触る人でも直感的に操作できるでしょう。竜頭型の「SELECTボタン」は回転させることで画面のスクロールが可能です。汗や砂で手が汚れていても、画面を触らずに操作できます。


スマホで再生されている音楽のコントロールができるほか、音楽を直接保存可能です。事前にスマホから専用アプリへの音楽のアップロードが必要でやや手間を感じますが、ランニング中はスマホを持たなくていいので身軽に走れます。また、通知確認やウォッチ単体での通話、Alexaとの連携などスマートウォッチとしての機能も豊富で日常生活でも使いやすいでしょう。


各測定精度が高く、大きな画面で運動データを把握可能。スマートウォッチとしての機能も豊富で、ランニング中だけでなく日常でスマートウォッチとしても使用したい人におすすめです。

Zepp Health Amazfit Cheetah Proのデメリットが気になる人におすすめの商品を紹介

実際にZepp Health Amazfit Cheetah Proと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。


Zepp Health Amazfit Cheetah Proよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。

ベストバイ ランニングウォッチ
ワークアウトの使いやすさ No.1

Garmin

Forerunner 165 Music010-02863-80
4.78
(1/16商品)
Forerunner 165 Music

機能が豊富で測定精度も高い。上級者から初心者まで使える

タイムセール
ワークアウトの使いやすさ No.1
使いやすさ No.1

Garmin

Forerunner 965010-02809-60
4.75
(2/16商品)
Forerunner 965

機能や測定精度はトップクラス。本格アスリートにおすすめ

ワークアウトの使いやすさ No.1
使いやすさ No.1

Garmin

Forerunner 265010-02810-40
4.70
(3/16商品)
Forerunner 265

測定精度が高く機能も充実。隙が見当たらない超優等生モデル

ワークアウトの使いやすさ No.1

Zepp Health

Amazfit Cheetah
4.56
(5/16商品)
Amazfit Cheetah

心拍数測定はトップクラスに正確。操作しやすく、機能も豊富

距離測定の正確さ(トラック) No.1
心拍数測定のズレのなさ No.1

Apple Japan

Apple Watch Ultra 2(GPS+Cellularモデル)
4.46
(6/16商品)
Apple Watch Ultra 2(GPS+Cellularモデル)

距離・心拍数の測定精度が高く、音楽再生や決済など機能が充実

Zepp Health Amazfit Cheetah Proは他のランニングウォッチとどう違うの?

マイベストが検証してわかったZepp Health Amazfit Cheetah Proの特徴は、ひとことでまとめると「ランニングはもちろんほかの機能が充実。日常でも使いやすい」です。


実際、たくさんあるランニングウォッチの中で、距離測定の正確さ(ランニングコース)や距離測定の正確さ(トラック)、心拍数測定のズレのなさは商品によってどのくらい差があるのか気になりますよね。ここからは、Zepp Health Amazfit Cheetah Proを含むランニングウォッチの検証方法や、自分に合ったランニングウォッチを選ぶためのポイント、検証で高評価を獲得した商品を紹介していきます。

Zepp Health Amazfit Cheetah Proの評価方法は?売れ筋の人気ランニングウォッチ16商品を徹底比較検証

Zepp Health Amazfit Cheetah Proの評価方法は?売れ筋の人気ランニングウォッチ16商品を徹底比較検証

今回は、Zepp Health Amazfit Cheetah Proを含むランニングウォッチ16商品を実際に用意して、比較検証を行いました。


以下のコンテンツで行われた具体的な比較検証のポイントはこちらです。


検証①:距離測定の正確さ(ランニングコース)

検証②:距離測定の正確さ(トラック)

検証③:心拍数測定のズレのなさ

検証④:ワークアウトの使いやすさ

検証⑤:使いやすさ

検証⑥:本体の軽さ

検証① 距離測定の正確さ(ランニングコース)

検証① 距離測定の正確さ(ランニングコース)

ランニングコースにおける距離の測定精度が高い商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「一切のズレがなく、測定距離が正確な商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

スコアリング方法

事前にホイール型距離計で1,000m計測したランニングコースを、ランニングウォッチを装着し屋外ランニングモードで実際に走り距離のズレを計測しました。体の中心から腕までの距離を加味した0.4%を上限に、ズレが少ないものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。

検証条件

  • 検証機器:ホイール型距離計(Laserliner「ロールパイロット D12」)
  • 検証場所:日比谷公園
  • ワークアウト設定:ランニング、屋外ランニング

検証② 距離測定の正確さ(トラック)

検証② 距離測定の正確さ(トラック)

トラックにおける距離の測定精度が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「一切のズレがなく、測定距離が正確な商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

スコアリング方法

1周400mのトラックを5周(2,000m)、ランニングウォッチを装着し屋外ランニングモードで実際に走り距離のズレを計測しました。体の中心から腕までの距離を加味した0.4%を上限に、ズレが少ないものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。

検証条件

  • 検証場所:町田GIONスタジアム(公益財団法人日本陸上競技連盟・第三種公認陸上競技場)
  • ワークアウト設定:ランニング、屋外ランニング

検証③ 心拍数測定のズレのなさ

検証③ 心拍数測定のズレのなさ

心拍数測定の精度が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「常に専門機器と同等の精度で、心拍数の測定結果を完璧に信じられる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

スコアリング方法

心拍センサーとランニングウォッチを装着した状態で、ランニングマシンを走行。指定の心拍数を30秒間維持し、心拍センサーとランニングウォッチの計測結果を比較しました。計測結果が心拍センサーの結果と近いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。

検証条件

  • 検証機器:ランニングマシン(ホライズン「【家庭用ホライズン】トレッドミル TR 5.0」)
  • 検証機器:ランニングマシン(DAIKOU「家庭用ルームランナー 電動傾斜 DK-5101CA」)
  • 検証機器:心拍センサー(POLAR「Polar H10 N」)
  • ワークアウト設定:ランニングマシン、トレッドミル
  • 測定心拍数:120bpm、140bpm、160bpm、180bpm

検証④ ワークアウトの使いやすさ

検証④ ワークアウトの使いやすさ

ワークアウトが使いやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「操作が直感的で、知りたいすべてのデータが運動中でもとても見やすく、誤動作のリスクもない。かつレベルアップに活用しやすい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

スコアリング方法

テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。

チェックしたポイント

  • ワークアウトの開始方法
  • ワークアウト中の操作方法
  • ワークアウト中の画面をカスタマイズできるか
  • ワークアウト中の画面で心拍数を確認できるか
  • ワークアウト中の画面で心拍ゾーンを確認できるか
  • ワークアウト中の画面でスプリットタイムを確認できるか
  • ワークアウト中の画面でラップタイムを確認できるか
  • ワークアウト中の画面で時刻を確認できるか

検証⑤ 使いやすさ

検証⑤ 使いやすさ

使いやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「画面が見やすく操作性に優れており、音楽再生機能・決済機能・外部連携機能が備わっている商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

スコアリング方法

テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。

チェックしたポイント

  • 画面の見やすさ
  • タッチスクリーンに対応しているか
  • 竜頭(クラウン)があるか
  • 音楽再生機能があるか
  • 音楽を本体に保存できるか
  • 音楽アプリをインストールできるか
  • 決済機能があるか
  • 外部アプリとデータの連携ができるか

検証⑥ 本体の軽さ

検証⑥ 本体の軽さ

本体が軽い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「つけていることをまったく意識させないほど軽い商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。

スコアリング方法

スケールを使用し各商品のバンドを除いた本体重量を計測。一般的な小型腕時計より軽い20gを上限に、軽量なものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。

検証条件

  • 検証機器:スケール(IDAODAN「‎DZC-003」)
  • バンドは外してランニングウォッチ本体のみの重さを計測

Zepp Health Amazfit Cheetah Proの詳細情報

距離測定の正確さ(トラック) No.1
ワークアウトの使いやすさ No.1

Zepp Health
Amazfit Cheetah Pro

2023/07/19 発売

おすすめスコア
4.58
ランニングウォッチ4位/16商品
距離測定の正確さ(ランニングコース)
4.34
距離測定の正確さ(トラック)
4.97
心拍数測定のズレのなさ
4.29
ワークアウトの使いやすさ
5.00
使いやすさ
4.50
本体の軽さ
4.65
Amazfit Cheetah Pro 1
Amazfit Cheetah Pro 2
Amazfit Cheetah Pro 3
Amazfit Cheetah Pro 4
Amazfit Cheetah Pro 5
Amazfit Cheetah Pro 6
Amazfit Cheetah Pro 7
最安価格
19,800円
低価格
最安価格
19,800円
低価格
稼動時間最大336時間(最大14日間:標準的な使用)
GPS使用時の稼動時間最大44時間(自動GPSモード)
ディスプレイタイプ有機EL
重量約34g(バンドなし)、約43g(バンドあり)
対応GPSの種類
GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、みちびき(QZSS)、NAVIC
接続できる外部サービス
Strava、adidas Running、Apple HealthKit、Google Fit、Komoot、Relive
タッチディスプレイ
ワークアウト中の誤タッチ防止機能
通知機能
心拍ゾーン表示機能

良い

    • 距離測定の精度がよく、運動ペースを正確に把握しやすい
    • ワークアウト画面はカスタマイズでき、1画面に7つまで項目を表示できる
    • 色鮮やかな大きめの画面で視認性がよい

気になる

  • 特になし
盤面直径47.0mm
材質チタン合金ベゼル、繊維強化ポリマー製ミドルフレーム、Corning®Gorilla®Glass3
アプリ連携可能
GPS機能
防水機能
心拍計機能
消費カロリー計算機能
Gセンサー機能
ナビゲーション機能
音楽再生機能
音楽保存機能
対応音楽アプリ
対応決済機能
血中酸素濃度測定機能
上下動・上下動比計測機能
バンド交換可能
全部見る

Zepp Health Amazfit Cheetah Proの価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    19,800円

    (最安)

    販売価格:19,800円

    ポイント:0円相当

    送料無料

  2. 2

    26,910円

    (+7,110円)

    販売価格:26,910円

    ポイント:0円相当

    送料無料

  3. 3

    27,182円

    (+7,382円)

    販売価格:29,900円

    ポイント:2,718円相当

    送料無料

  4. 3

    27,182円

    (+7,382円)

    販売価格:29,900円

    ポイント:2,718円相当

    送料無料

  5. 5

    29,629円

    (+9,829円)

    販売価格:29,900円

    ポイント:271円相当

    送料別

そもそもどう選べばいい?ランニングウォッチの選び方

ランニングウォッチを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「6つのポイント」を以下のコンテンツから抜粋してご紹介します。

① ランニング記録の要!GPS精度を重視して選ぼう

運動パフォーマンスを把握するうえで、重要なデータの1つである「運動ペース」。これを計測するためのGPS精度がとても重要です。以下では、GPS精度の高いランニングウォッチの選び方を解説します。

GPSで距離を算出!正しいデータには高精度なGPSが必要

GPSで距離を算出!正しいデータには高精度なGPSが必要

ひとくちにランニングウォッチといっても、商品によってGPSの精度には差が生まれることも。また、「GPS」や「みちびき(QZSS)」など対応している衛星測位システムにも違いがあります。


しかし、商品の見た目や仕様を見ただけではGPS精度はわからないので、建物や樹木などの障害物があるランニングコース1,000mと、長距離ランニングを想定した陸上競技場2,000mを実際に走って精度を検証しました。

商品によってGPSの精度は大違いだった!おすすめはGarmin・Apple・Zepp Health

商品によってGPSの精度は大違いだった!おすすめはGarmin・Apple・Zepp Health

検証の結果、精度が高かったのはGarminの「Forerunner 165 Music」。ランニングコースでは誤差わずか1%、陸上競技場では誤差0%で正確に2,000mの距離を測れました。障害物の有無や距離の長さに関わらず、ほとんど誤差なく距離の記録を計測できるといえます。


一方、POLARの「Polar Pacer」はランニングコースでは誤差9%、陸上競技場では10.5%もズレがありました。測定精度は低く、フルマラソンで換算すると4km以上の差が生まれてしまう計算になります


距離のデータが正しくないと、運動記録を正しく分析できません。運動パフォーマンス向上のためにもGPS精度が高いものを選びましょう

② 運動パフォーマンスを正確に把握するには、GPS精度だけでなく心拍数の精度も大事

GPSと同等に大切なのが心拍数の測定精度。心拍数を正しく測れれば、「運動強度」を正確に把握できます。以下では、心拍数の測定精度が高いランニングウォッチの選び方を解説します。

心拍数のデータがあれば運動強度が可視化できる

心拍数のデータがあれば運動強度が可視化できる

運動強度とは、運動時に体にかかる負荷やきつさに相当します。運動強度の表し方にはいくつか種類がありますが、そのうちの1つが心拍数です。


運動強度は心拍数に比例するので、心拍数が高いほど運動強度が強いことがわかります。心拍数がわかれば、きつい運動をしたい場合は心拍数を高く上げて運動強度を高めたり、コンディションが悪く体力を温存したい場合は心拍数を抑えて運動強度を低くしたりと、運動の内容をコントロール可能です。


また、心拍数から自身の成長やコンディションを把握することもできます。例えば、1か月前に心拍数130で走っていたコースを、現在同じタイムで心拍数110で走れていたら運動強度を抑えられており、成長していることがわかります。一方で、心拍数140と上がっていたら運動強度が高くなっており、その日のコンディションが悪かったことがわかります。


成長の実感やコンディションの把握、運動の内容をコントロールするためにも心拍数が正確に測れるかはとても重要です。

心拍数の測定精度にほとんど差はなかった。大切なのは装着位置

心拍数の測定精度にほとんど差はなかった。大切なのは装着位置

各商品の心拍数の測定精度の高さを比較するために、実際に走って検証しました。


心拍数測定の専門機器とランニングウォッチを装着して、一定時間指定の心拍数を維持しながらトレッドミルを走行。結果は、ほとんどの機種が誤差1%未満でした。どれも測定精度は高く、正しく心拍数を測定できるといえます。


しかし、測定精度が高いからといって正しい位置にランニングウォッチを装着しないと正確に心拍数を測れません。正しい位置は手首から指1本分。また、機種によっては腕の左右の設定もあるので、本体設定やアプリから装着する腕の向きを登録しましょう。

③ ランニング中に使いやすいものを選ぼう

測定精度の高さをチェックしたら、次に画面の見やすさや操作性の高さなど、ランニングウォッチの使いやすさに注目しましょう。

見やすい画面はマスト!有機ELディスプレイがおすすめ

見やすい画面はマスト!有機ELディスプレイがおすすめ

屋外で時計を見る際、日中は太陽が明るすぎて、夜は周りが暗すぎて画面が見えにくいことがあります。そんなときはディスプレイがいつでも画面が見やすい有機ELのものを選びましょう。


有機ELディスプレイは画面が明るく、日中の明るい屋外や日が落ちた暗い環境でも、ランニング中のデータをはっきりと確認できました。また、有機ELは色鮮やかで視認性が高いうえ、応答速度も速いためサクサクと快適に画面を操作できます。


一方、液晶ディスプレイは画面が暗く視認性がよくありません。日中の明るい屋外では画面が暗く、表示内容を読み取れませんでした。暗い場所でも、バックライトがないとほとんど画面は見えないでしょう。また、カラーが乏しく反応も遅めで、ランニング中にパッと情報を確認するには不向きといえます。


ランニングにおいて、見やすい画面は非常に重要です。周りの明るさに影響されず、色鮮やかで情報がわかりやすい有機ELのものを選びましょう。

タッチスクリーンに対応していれば、直感的に操作ができる

タッチスクリーンに対応していれば、直感的に操作ができる

スマホが普及した今、デバイスの操作は指で行うのが一般的。数年前までは、ランニングウォッチはタッチスクリーン非対応のものがほとんどでしたが、最近では対応のものが多く販売されています


タッチスクリーンに対応していれば、メニューをスワイプ・スクロールできたり、タップするだけで選択できたりと操作が簡単。スマホと同じように直感的に操作できるので、機械に不慣れな人にはとくにおすすめです。


一方、タッチスクリーン非対応のランニングウォッチは、本体サイドに配置されたボタンでの操作が必要です。メニューを選ぶのにボタンを連打する必要があり、操作がわずらわしいと感じる人も多いでしょう。また、ボタンの配置や機能も機種によって異なるので、慣れるまでは操作に戸惑う可能性があります。


慣れるまでに時間がかからず、直感的に操作できるタッチスクリーン対応のランニングウォッチを選びましょう

ランニング中に音楽を聴きたい人は、ウォッチ本体に音楽を保存できるものを選ぼう

ランニング中に音楽を聴きたい人は、ウォッチ本体に音楽を保存できるものを選ぼう

ランニング中に音楽を聴きたいけど、スマホは荷物になるから持っていきたくないと思うことはありませんか。そんなときは、ウォッチ本体に音楽を保存できるものを選びましょう


事前にスマホの専用アプリからウォッチに音楽をインストールして、ウォッチとイヤホンをペアリングすれば、スマホなしでも音楽を聴けます。スマホを持っていく必要がないため、身軽にランニングできますよ。


なかには「Spotify」や「Amazon Music」といった音楽アプリに対応しているものも。音楽アプリをインストールすれば、普段スマホで聴いているプレイリストをそのままウォッチで楽しめます

八幡康平
元ガジェットメーカー営業/マイベスト 家電・カーバイク用品担当
八幡康平

ランニングウォッチのなかには、音楽機能があってもスマホの再生中の音楽を操作する「リモコン機能」しかないものも。このようなモデルは音楽を聴くのにスマホが必要になります。


手ぶらでランニングしたい人は、「音楽保存機能」があるものや「音楽アプリ」に対応したものを選びましょう。

④ フルマラソンに参加する人は、バッテリーの稼動時間が長いものを選ぼう

④ フルマラソンに参加する人は、バッテリーの稼動時間が長いものを選ぼう

長距離を走るフルマラソンに参加する予定なら、バッテリーの持ちがよいランニングウォッチを選びましょう。


長時間にわたって走るフルマラソンでは、出発時に満充電にしていても途中でバッテリーが切れてしまう可能性があります。GPSをオンにしたワークアウトは通常使用時よりも電力消費が激しくなるので、よりバッテリー切れの恐れがあるでしょう。


一般的に日本人のフルマラソンの平均記録は、男性で約4時間半、女性で約5時間。また、国内で開催される多くの大会には制限時間があります。 一般的には6時間に設定されている大会が多いので、移動・準備時間を考慮して8時間稼動するものがよいでしょう。


また、バッテリーの稼動時間が長いと充電の手間も少なくなります。8時間以上稼動するものであれば、毎日30分のランニングと日常使用をしても1週間に1回の充電で十分なほど長持ちするでしょう。

⑤ 専用アプリとの連携は全機種対応。ただし、外部アプリと連携できるのは一部なので注意

⑤ 専用アプリとの連携は全機種対応。ただし、外部アプリと連携できるのは一部なので注意

StravaやNike Run Clubなどのランニングアプリとデータ連携をしたい人は、各アプリに対応したモデルを選びましょう


ランニングアプリではランニングウォッチの専用アプリと同様に、ランニングの記録やデータの蓄積・分析ができます。専用アプリとの最大の違いは、オンラインで他のユーザーとランニングデータを共有できること。仲間とグループを作ってデータを共有したり、アプリ上で開催されているチャレンジに参加することもできます。辛くて長続きしないランニングも、仲間との共有や具体的な目標があるとモチベーションを維持できますよ。


メーカーによって連携できるランニングアプリが異なるので、自分が使っている・使いたいランニングアプリと連携できるメーカーのモデルを選びましょう。

⑥ ウォッチだけで飲み物が買える!Suica対応なら便利

⑥ ウォッチだけで飲み物が買える!Suica対応なら便利

ランニング後に水分補給のために飲み物を買いたいけど、スマホや財布は荷物になるから持っていきたくないと思うことはありませんか。そんなときは、Suicaに対応したものを選びましょう


電子決済のなかでもSuicaは普及率が高く、コンビニや自動販売機など至るところで使用できます。スマホや財布がなくても、ウォッチだけで買い物ができますよ。

マイベストおすすめ!ランニングウォッチの検証評価上位の商品も紹介

ランニングウォッチの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。Zepp Health Amazfit Cheetah Pro以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。

ベストバイ ランニングウォッチ
ワークアウトの使いやすさ No.1
使いやすさ No.1

Garmin
Forerunner 165 Music010-02863-80

最安価格
38,000円
中価格
稼動時間約264時間(約 11 日間:スマートウォッチモード)
GPS使用時の稼動時間約19時間(GPSモード)、約17時間(マルチGNSSモード)
ディスプレイタイプ有機EL
重量 約24g(バンドなし)、39g(バンドあり)
対応GPSの種類
GPS、GLONASS、Galileo、みちびき(QZSS)
接続できる外部サービス
Strava
タッチディスプレイ
ワークアウト中の誤タッチ防止機能
通知機能
心拍ゾーン表示機能

良い

    • 距離の測定が正確で、運動ペースを精緻に把握できる
    • 心拍数の測定精度が高めで、運動強度を精緻に把握できる
    • 音楽機能が充実しており、ランニングウォッチ単体で音楽を楽しめる

気になる

  • 特になし
盤面直径43.0mm
材質レンズ:化学強化ガラス、ベゼル:FRP
アプリ連携可能
GPS機能
防水機能
心拍計機能
消費カロリー計算機能
Gセンサー機能
ナビゲーション機能
音楽再生機能
音楽保存機能
対応音楽アプリSpotify、Amazon Music、LINE Music
対応決済機能Suica
血中酸素濃度測定機能
上下動・上下動比計測機能
バンド交換可能
全部見る
Forerunner 165 Music

Garmin Forerunner 165 Music 010-02863-80を検証レビュー!ランニングウォッチの選び方も紹介

ワークアウトの使いやすさ No.1
使いやすさ No.1

Garmin
Forerunner 965010-02809-60

おすすめスコア
4.75
距離測定の正確さ(ランニングコース)
4.71
距離測定の正確さ(トラック)
4.92
心拍数測定のズレのなさ
4.50
ワークアウトの使いやすさ
5.00
使いやすさ
4.79
本体の軽さ
4.63
最安価格
69,800円
やや高価格
稼動時間 約552時間(約23日間:スマートウォッチモード)
GPS使用時の稼動時間約31時間(GPSモード)、約22時間(SatIQ(衛星自動選択モード)モード)、約19時間(マルチGNSSマルチバンドモード)
ディスプレイタイプ有機EL
重量約35g(バンドなし)、約53g(バンドあり)
対応GPSの種類
GPS、GLONASS、Galileo、みちびき(QZSS)
接続できる外部サービス
Strava
タッチディスプレイ
ワークアウト中の誤タッチ防止機能
通知機能
心拍ゾーン表示機能

良い

    • 距離測定が正確で、運動ペースをかなり正確に把握できる
    • 心拍数測定のズレが少なく、運動強度を正確に測定できる
    • 有機ELのタッチディスプレイで、視認性が高く直感的に操作できる

気になる

  • 特になし
盤面直径47.2mm
材質レンズ:Corning Gorilla Glass DX、ベゼル:チタン
アプリ連携可能
GPS機能
防水機能
心拍計機能
消費カロリー計算機能
Gセンサー機能
ナビゲーション機能
音楽再生機能
音楽保存機能
対応音楽アプリSpotify、Amazon Music、LINE Music
対応決済機能Suica
血中酸素濃度測定機能
上下動・上下動比計測機能
バンド交換可能
全部見る
Forerunner 965

Garmin Forerunner 965 010-02809-60を検証レビュー!ランニングウォッチの選び方も紹介

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